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3校合同学習会の取組を報告しました!(廿日市高等学校・五日市高等学校・廿日市西高等学校)

 廿日市高等学校・五日市高等学校・廿日市西高等学校の3校の生徒が,他校の仲間と協働して,『インバウンドを自分ごとに!』を共通テーマに課題を設定し,解決策を考える活動に取り組みました。
 12月19日(火),代表の1グループが教育長を訪問し,学習の成果を報告しました。

廿日市高等学校五日市高等学校廿日市西高等学校

2年 下前 ほのか(したまえ ほのか)さん

2年 吉岡 真央(よしおか まお)さん

2年 岡 佳乃(おか よしの)さん

1年 神田 拳児(じんだ けんじ)さん

1年 山根 紗愛(やまね さら)さん

1年 上山 翼(うえやま たすく)さん

第1回第2回

第1回合同学習会 課題設定

第2回合同学習会 発表用資料作成

 生徒たちは,
 「31名の生徒が5グループに分かれ,それぞれ課題を設定しました。情報収集をしたり,課題によっては実地調査を行いました。」
 「あるグループでは,日本への長期滞在者にインタビューをしたところ,穴場スポットを知りたいという意見があったため,QRコードを貼り付けた観光マップを作るアイディアを提案しました。」
 「他のグループでは防災について考え,安心・安全を伝えるため,地震が少ないことをグラフ化したり,防災マップの外国語化に取り組むというアイディアが出ました。」
等と各グループでの取組について報告しました。
 

懇談1懇談2

 また,自らのグループの解決策について,英語の劇を交え教育長に発表しました。
 「旅行を楽しんでもらいたいという思いから,手作りの地図つきフォトブックの作成を考えました。宮島での実施調査では,10組中5組の外国人観光客がGoogleマップを活用していることがわかりました。」
 「記念に持って帰ってもらえるように,文字を省き写真をメインにして,分かりやすいフォトブックにします。何度も宮島を訪れてみたくなるように,季節ごとの写真を掲載することを計画しています。」
 「資金集めについては,クラウドファンディングや廿日市市役所にチラシを置いてもらうことを考えています。」
 「学校で参加者を募り,高校生ガイドを務めます。外国人との交流の機会も増え,高校生ならではのお土産の紹介など高校生の視点で考えていきたいです。」
と,具体的な解決策を発表しました。

説明劇1劇2

 そして,今回の活動について生徒たちは,
 「最初はインバウンドについてあまりよく知りませんでしたが,課題をたくさん発見することができました。」
 「自分たちが課題を見つけ,それを改善するためにアイディアを出しあうことはとてもいい勉強になりました。」
と振り返りました。

 教育長は,
 「課題を考えることやフィールドワークを行うことは大切なことです。これからは世界中のいろいろな人と一緒に仕事をしたり協議をしたりするグローバルな時代になります。今回はいい経験をしましたね。」 
 「クラウドファンディングとはいいアイディアですね。これからはこういう時代になっていくかもしれませんね。」
 「いろいろな人と協働して行ったことは明日は自分の力になり,自分で理解してできるようになります。これからも頑張ってください。」
 と,生徒たちの活動を称え,自筆の色紙をプレゼントしました。 

集合

 ⇒廿日市高等学校ホームページ
 ⇒五日市高等学校ホームページ
 ⇒廿日市西高等学校ホームページ

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