五日市高等学校とインドネシア・チカル校の生徒が国際交流の広がりについて報告
両校の出会いは,五日市高等学校の姉妹校であるマレーシア・ゴンバック校に東南アジア5カ国から生徒が集まり,スピーチコンテストやプレゼンテーション,自国の伝統音楽や文化発表,ブース展示会等の交流を行うILC(International Linkage Community)でした。
そこから交流は続き,この度,生徒23名と校長を含めた引率教諭3名の計26名の交流団が五日市高等学校を訪問しました。交流団は五日市高等学校内のセミナーハウスに滞在することで,交流をより一層深いものにしました。
10月27日(金曜日),チカル校の交流団6名と五日市高等学校の生徒等3名が教育長を訪問し,交流の成果や新たに培われた両校の信頼関係について報告しました。
交流団の生徒たちは
「日本での交流はとても楽しく,いい思い出がたくさんできました。」
「畳と布団で寝たのは初めての経験で,とても新鮮でした。」
「書道の授業にも参加し,日本の文化を学ぶことができました。」
「インドネシアと日本でとてもいい関係を築くことができたと思います。」
「特に,昨日のグローバルシチズンシップワークショップ(地球市民研修)が印象に残っています。日本とインドネシアの生徒で,それぞれの国の問題や平和についてディスカッションを行うなど,よい経験になりました。」
「広島に来たのは初めてで,宮島観光が特に印象に残っています。」
と滞在中の様子や感想を話しました。
五日市高等学校の生徒たちも
「英語を話すのは苦手だったのですが,チカル校の皆さんがやさしく聞いてくれたので,とても話しやすかったです。」
「チカル校の生徒とペアを作って授業に臨んだので,より交流を深めることができました。」
と交流の様子を報告しました。
教育長は,
「広島県でもチカル校と同じようにグローバルリーダーの育成に力を入れています。これからもますます交流を深めていただいて,お互いに切磋琢磨し合える関係を築けたらいいですね。」
と話し,両校の交流がより一層深まるようにとプレゼントの交換をしました。
最後に,教育長から「友好親善」,「夢は叶う」と自筆した色紙をプレゼントし,記念撮影をしました。