点字カレンダー贈呈の交流活動を29年間行っています(東城高等学校)
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東城高等学校は,昭和59年から広島県立広島中央特別支援学校へ点字カレンダーを送り,交流活動を続けています。カレンダーの表紙や毎月の絵柄は毎年異なり,各クラスから選出された点字カレンダー作成委員が話し合って決めたテーマをもとにして決めていきます。今年の点字カレンダーのテーマは,今年広島で開催される「ひろしま菓子博2013」に因んだ「全国の銘菓」。9月下旬から準備を始め,1枚約15分かかるものを1人10枚ずつ点字を打ち込んでいき,20部作り上げました。
1月15日(火),東城高等学校の2年生石岡 舞子(いしおか まいこ)さん,名越 友紀(なごし ゆき)さん,宮 充土(みや しゅうと)さんが教育長を訪問し点字カレンダーをプレゼントして,1月7日に広島中央特別支援学校に行き,点字カレンダーを贈呈して喜んでもらえたことや一緒に風船バレーをしたことを報告しました。
![]() 気をつけないと,どこに打ったのか分からなくなるそうです。 集中,集中。 | 「大変だったことは点字を打ったあとの確認作業です。目に見えるものではないので,さわって確かめました。」と言いながら,生徒たちは教育長へ点字を打つ方法を実際に見せてくれました。 教育長が「プリンターを使わず手で打つから,気持ちが伝わるのだと思います。伝統をしっかり受け継いで,そして次の後輩へは『これよりうまく描いて』とバトンタッチですね。」と言うと,生徒たちは「だんだんハードルが上がっていくので大変です。」と笑顔で答えていました。 |
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