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特色ある取組み 地域とともにダルマガエル保護!

三次市立安田小学校

平成20年度野生生物保護実績発表大会発表校
日本鳥類保護連盟会長賞受賞

校長
長谷川 文雄

住所
〒729-4203 広島県三次市吉舎町安田1742

電話
0824-43-2301

環境教育の取組み

活動の概要

 絶滅危惧種に指定されているダルマガエルが校区に生息しており,本地域は日本の生息西端地である。平成3年に発見されてから,学校としてダルマガエルの保護活動を地域と連携して継続してきている。
 特に,平成16年に地域に「安田絶滅危惧種保護の会」が結成されてからは,地域の方の協力を得ながら,生息調査や保護活動を進め,校内にダルマガエルの生息環境を検証するためのビオトープ「ダルマランド」を作り,もち米等を栽培しながらダルマガエルの生態調査や保護の取組みに生かしている。

野生生物保護に関する活動と効果

年度野生生物保護に関する活動の内容野生生物保護のために果たした効果
16・ビオトープ「ダルマランド」建設。

生態等の調査活動を行うための環境を整えることができた。
 教育活動(総合的な学習の時間)に位置付けて,研究を進める基盤を整えることができた。

17・ビオトープ「ダルマランド」にダルマガエルのオタマジャクシを放流し,観察を行う。稲刈り後,生息調査を行う。
・地域の田んぼでダルマガエル等の生息調査を地域の方と合同で行う。

 地域に「安田絶滅危惧種保護の会」が発足し,他地域の専門家による保護活動から,地域が主体となった保護活動への転換点となった。
 地域と合同で,定期的な生息調査を開始し,継続的に個体数を調査する基盤が整った。

18・ダルマランドにダルマガエルを放流し,観察を行う。
・地域の田んぼでも生息調査を行う。(地域の方と合同)
 地域に本格的なダルマガエルの育成池が整備され,個体の増加を確実に見込めるようになった。これにより,ダルマガエルの生息環境について,定点観察を行うことができるようになった。
19・ダルマランドにダルマガエルを放流するとともに,数匹を飼育観察し,生態を調査する。
・地域の田んぼでも生息調査を行う。(地域の方と合同)
・地域に環境保護ポスターを掲示。

 まとまった数の個体を放流し,生息環境を調査することができた。
 地域の田んぼでの生息調査で,確実にダルマガエルの個体数が増加し,自然繁殖が継続していることがわかった。

20・ダルマガエルとトノサマガエルのオタマジャクシ及び成体を飼育観察し,比較調査を行う。
・地域に環境保護ポスターを掲示。

 地域の自然を独自に教材化した「安田カリキュラム」の核として総合的な学習の時間に位置付ける。
 ダルマガエルの産卵の様子が分かった。トノサマガエルとの違いについてオタマジャクシのときからまとめることができた。

活動において特に工夫したこと
  • ダルマガエルは絶滅危惧種に指定されている希少生物であることから,扱いや飼育観察については,専門家から指導を受けながら取組みを進めた。
  • ダルマガエルをはじめとする安田の豊かな自然を教育活動に取り入れ,独自の「安田カリキュラム」として教材化し,「論理的な思考力」や「科学的な見方・考え方」の育成につなげた。
  • 「安田自治振興会」や「安田絶滅危惧種保護の会」の方と連携してダルマガエルの生息調査や飼育観察等を行い,情報の共有化を図りながら,ダルマガエルの生育環境の整備を進めた。
  • ダルマガエル保護活動を基に,広く地域の環境保全活動へと取組みの枠を広げた。具体的には,身近な環境保護の学習
  • 実践や環境保全啓発ポスターの地域掲示,地域の環境整備清掃活動等を行い,日常の生活の見直しが保護活動の原点であることを児童一人一人が自覚するとともに,広く学校便りや学校ホームページ等でも情報発信を行っている。
注意・注目したこと
  • 県内には,ダルマガエル生息地が本地域の他に世羅町に1ヶ所ある。その地域にある世羅町立伊尾小学校の教育活動にも学び,本校の自然素材を取り入れた実践に生かしている。
アピールしたいこと
  • 希少生物保護活動の一つのモデル例となること。
  • 児童にとって,スパイラルで全員参加型の実践となっていること。
  • 多様な環境保護活動にむすびつけていること。
学校のHP

http://www.miyoshi-yasuda-e.hiroshima-c.ed.jp/

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