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平成28年6月24日(金) 下崎教育長が可部高等学校を訪問しました

 県立可部高等学校外部リンクは,地元に愛される・地元に生きる・社会の変化と国際化に対応できる生徒を目指す姿とし,「行って良かった,行かせてよかった,勤めて良かったと思える学校づくり」を推進しています。

 玄関から入ってすぐのスペースには,定期的に,生徒の作品が展示・紹介されています。
 訪問日は,さらに,書道部,美術部,写真部の作品展示,書道部生徒による歓迎の横断幕を掲げ,お迎えをしてくれました。
可部高校生徒書道作品可部高校生徒絵画作品2可部可部高校書道部作品

 はじめに授業を参観しました。 授業開始の少し前に教室へ移動しましたが,第2学年の選択授業の美術の教室では,すでに全員が着席し,いつでも授業を始めることができる態勢ができていました。
 美術の授業では,生徒が新しい文房具を開発し,投影機を使って開発した文房具を見せながらプレゼンを行っていました。自分のことばを使って一生懸命伝えようとする様子,聞く側も真剣に耳を傾けている様子が伝わってきました。 
 音楽の授業では,生徒がアカペラで歌を披露してくれました。声の大きさとともに,ハーモニーに気を付けて丁寧に歌っていました。
 書道の授業では,授業の流れが黒板に明示されているため,生徒は,自分がこの段階ですべきこと,今やっていることは次のこの活動につながると,自己の行動の意味を理解して活動を行うことができます。
可部高校美術授業可部高校音楽授業可部高校書道授業
 全学年の授業を参観しましたが,どのクラスにあっても,生徒が学習に臨む身構えができており,教師の発問や指示に対する反応もよく,真面目さ・素直さが伝わってきました。 
 可部高等学校では,すべての授業において,目標設定と振り返りを徹底することとしており,どの教室にも「目標ボード」が設置されています。目標は,単なる行動目標ではなく,生徒が抱える課題を分析し,授業が終わったときにこうなっていてほしい生徒の姿を思い描き設定するものであり,授業の終わりの振り返りにより,学びの自覚化ができ,深い学びにつながります。
可部高校3年地理授業可部高校1年国語授業可部高校懇談2

  授業参観後は,校長,教頭,主幹教諭,教育企画部長(活用コア実践推進リーダー),教務主任,進路指導主事,1学年主任,生徒指導主事から,学校概要とそれぞれの取組の説明があり,その後,教育長と懇談を行いました。
 可部高等学校では,昨年度から「広島版『学びの変革』アクション・プラン」のパイロットスクールの役割を担う「活用コアスクール」の指定を受け,生徒の主体的な学びを推進するとともに,基礎学力の定着・向上のための指導力向上に努めています。
 可部高校版「深い学び」のプロセスを共通認識とし,「わかった」「できた」を実感できる授業づくりに向け,生徒の多様な状況に応じて,授業者,教科それぞれの流儀で授業改善を進めています。
 学期に1回は同教科,年2回は他教科の授業観察を行うこととしており,その際には,授業者が授業で見てほしい点などを記載した「授業観察カード」を利用します。
 観察者は,授業者の工夫で生徒が変わっていく姿を見とり,課題やうまくいっている点をカードに記入し,授業者に渡すこととしています。教科会では,参観授業について報告・話し合いを行い,学校全体で授業改善への取組を進めています。
 オール広島で進めている「学びの変革」を可部高スタイルとしてしっかりと確立し,進めている様子が感じられました。
 
 さらに,生徒の「学びたい」という意欲に応えるため,今年度から「進路研究部」を,次年度から「特別進学クラス」を創設します。
 「進路研究部」は,生徒一人一人の進路実現の力になりたいと願う教師と,授業以外でじっくりと時間をとって自らが望む進路の実現につながる活動をしたいと願う生徒をつなぐため,平成28年5月に学校が創設した部です。
部活動もしっかりがんばりたいという生徒の気持ちに応え,土日等の休日を中心に活動を行うこととしています。内容は,生徒からの「こんなことをしてほしい!」「これを先生にサポートしてほしい!」という要望に応える「REQUEST方式」であり,現在,部員(生徒)48名,顧問(教員)38名です。訪問日の翌日6月25日(土)に進路実現にむけた勉強会を実施し,1学年の33名が参加したとのことでした。
 「特別進学クラス」では,大学進学等のための学力向上に向けて,より高次な学びを行うこととしています。各教科で学習内容を練りあい,来年度の設置に向けて着々と準備が進んでいます。

可部高校懇談可部高校表彰盾可部高校表彰状
 可部高等学校では,今後ノーチャイムデーを導入するほか,学力,部活動,ボランティア活動,教育活動全てで「学びの変革」を推進することとしています。
 生徒の自己肯定感を高める取組として,教室には,遅刻者ゼロのクラスや個人を表彰した盾や,新入生合宿(はるかぜ合宿)での長縄跳び大会や校歌コンテストで優勝した賞状が飾られていました。 
 生徒は,地域の児童館での月1回の紙芝居の読み聞かせ,祭りの神輿担ぎ・手伝い,小学生への紙飛行機の折り方指導など様々なボランティア活動を活発に行うなど,地域の方にとっても頼りになる存在となっており,生徒が多様な場面で活躍をしている様子が感じられました。

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