平成27年度学力向上のための実践交流会
実施内容
日時:平成28年1月9日(土曜日)
場所:JMSアステールプラザ大ホール等
実施要項 (PDFファイル)(178KB)
1 午前の部
講話
「広島版『学びの変革』アクション・プランの推進」
広島県教育委員会事務局教育部長 諸藤 孝則
広島版「学びの変革」アクション・プランの推進について,次の3点を中心に講話をしました。
〇 広島版「学びの変革」アクション・プランについて
〇 主体的な学びを促す授業~パイロット教員の皆さんの声から~
〇 今後の課題
実践発表 主体的な学びを促す授業の創造 I
〇 「学びの変革」パイロット校事業
尾道市立土堂小学校
「主体的に学ぶ子どもを育成する教育の創造」
※研究資料 尾道市立土堂小学校 (PDFファイル)
※配付資料 尾道市立土堂小学校 (PDFファイル)
主体的に学ぶ子どもを育成する教育の創造のためには,児童の学習意欲を高める単元計画の工夫や課題設定の工夫,自分の行動や思考方法そのものを自分で反省・振り返り・修正する場面の工夫等を行うことが大切と考え,国語科・算数科・社会科・総合的な学習の時間を中心に研究に取り組んでいます。その研究の成果を発表しました。
〇 学力向上チャレンジ校事業
福山市立泉小学校,福山市立山手小学校,福山市立城西中学校
「自分の考えを持ち,自分の言葉で適切に表現できる児童生徒の育成」
※研究資料 福山市立泉小学校,福山市立山手小学校,福山立城西中学校 (PDFファイル)
自分の考えを持ち,自分の言葉で適切に表現できる児童生徒の育成のためには,授業に「自分の考えを述べる・伝える」活動を位置付け,知識・技能の習得や思考力・表現力の向上が大切と考え,単元指導計画作成等の学習活動の工夫や学習習慣・家庭学習の充実,家庭教育支援アドバイザーとの連携による個に応じた指導の充実に取り組んでいます。その研究の成果を発表しました。
〇 英語教育強化地域拠点事業
東広島市立東西条小学校,東広島市立御薗宇小学校,東広島市立松賀中学校
「今後の国際社会を生きる児童生徒のための英語教育の在り方」
※研究資料 東広島市立東西条小学校,東広島市立御薗宇小学校,東広島市立松賀中学校 (PDFファイル)
小・中・高等学校の各学校段階を通して,コミュニケーション能力を養い,児童生徒の英語力を向上させるために,小学校1~4年生の外国語活動の指導計画及び授業展開例,小学校5・6年生の英語教科化に向けた教育課程,教材開発,評価,中・高等学校の英語指導内容及び方法,「CAN-DOリスト」の形での学習到達目標の設定の工夫に取り組んでいます。その研究の成果を発表しました。
2 午後の部
ポスター発表
「課題発見・解決学習」に係る取組について,パイロット校がポスター発表を行いました。参加者の質問にパイロット教員が熱心に答えるなど,活発な意見交流ができました。
発表校については,次のとおりです。
福山市 | 福山市立水呑小学校 福山市立城北中学校 |
呉市 | 呉市立原小学校 呉市立広南中学校 |
竹原市 | 竹原市立竹原小学校 |
大竹市 | 大竹市立小方中学校 |
東広島市 | 東広島市立西条小学校 東広島市立八本松中学校 |
廿日市市 | 廿日市市立四季が丘小学校 廿日市市立大野中学校 |
江田島市 | 江田島市立能美中学校 |
府中町 | 府中町立府中東小学校 |
海田町 | 海田町立海田東小学校 |
熊野町 | 熊野町立熊野東中学校 |
坂町 | 坂町立坂中学校 |
大崎上島町 | 大崎上島町立東野小学校 |
安芸高田市 | 安芸高田市立美土里小学校 |
安芸太田町 | 安芸太田町立加計中学校 |
北広島町 | 北広島町立千代田中学校 |
三原市 | 三原市立西小学校 三原市立宮浦中学校 |
尾道市 | 尾道市立長江中学校 |
府中市 | 府中市立国府小学校 府中市立府中第一中学校 |
世羅町 | 世羅町立世羅中学校 |
神石高原町 | 神石高原町立三和小学校 |
三次市 | 三次市立塩町中学校 |
庄原市 | 庄原市立東城小学校 庄原市立西城中学校 |
パネルディスカッション 主体的な学びを促す授業の創造 II
県外の先進校からパネリストを招き,主体的な学びを促す授業づくりや主体的な学びを創造する組織づくりの工夫について,実践例を交えながら討議しました。
〇 コーディネーター
奈須 正裕
〇 パネリスト
東京都町田市立鶴川第二小学校
校長 後藤 良秀
神奈川県横浜市立大岡小学校
教諭 鈴木 暁範
新潟県上越市立大手町小学校
教諭 朝井 宜人
講演
「広島県が目指す『主体的な学び』に期待すること」
上智大学総合人間科学部教育学科教授 奈須 正裕
「広島県が目指す『主体的な学び』に期待すること」と題して,奈須教授に御講演をいただきました。
子供達が主体的に学んでいくためには,既有知識を活用させたり,意味を理解させたりする有意味学習を充実する必要があることを認知の構造や様々な事例,経験を踏まえて御話しくださいました。
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