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頑張る学校訪問記(三次市立作木小学校)

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【第13回】三次市立作木小学校(平成22年度広島県教育奨励賞受賞)

住  所:三次市作木町下作木905
生徒数:71人(平成23年5月1日現在)
校  長:山下 弘文
H  P:http://www.sakugi-e.hiroshima-c.ed.jp/

 「元気・本気で最後まで」を合言葉とし,「ふるさとに学び,たくましく生きる子どもの育成」を目指しています。

 研究主題を「説明力を育てる教育の創造」と設定し,様々な取組を行っています。

取組のポイント

●「作木っ子の学び」「さくぎふるさと学習」をもとに,どの児童にも力をつける教育,どの児童にもふるさとと自分に誇りを持つ教育を進めています。

●説明力を「論理的思考力」と「表現力」と捉え,算数科の授業改善の取組を中心に,児童の説明力向上に取り組んでいます。

  全国へき地教育研究大会広島大会の開催

  平成22年10月,第59回全国へき地教育研究大会広島大会が開催され,作木小学校は分科会会場校として,授業公開・研究発表を行いました。

 「説明力」を育てる教育の創造

 作木小学校では,平成21年度から,「『説明力』を育てる教育の創造」を研究主題に設定し,算数科(平成21年度・22年度は,算数科〔1・2年生〕・理科〔3年生~6年生〕)の授業改善の取組を中心に,児童の説明力向上に取り組んでいます。
 「説明力」を「論理的思考力」と「表現力」と捉え,
論理的思考力として
 (1)既習事項を活用し問題解決に向かう力
 (2)算数的活動を通して自分の考えを持ち,分かりやすくまとめる力
 (3)根拠を明らかにし筋道立てて考える力
表現力として
 (1)自分の意志や思考を相手に分かりやすく伝えるために,相手の立場に立って,算数の用語・数・式・図・表・グラフなどを用いて説明する力
 (2)自分が説明したり,友達の説明を聞いたりして,自分の思考・知識などを再確認したり,再構成したりする力
を高める取組を行っています。
 その結果,考えたことや分かったことを説明し合う活動が好きと答えた児童が増えたり,根拠をもとに筋道を立てて説明する児童が増えたりするなどの変化が見られるようになりました。

前時までの学習での児童の考えを掲示し,本時の学習に活用できないか児童に考えさせている授業(3年生)児童に1.55mのテープを0.35mずつに切って分けさせている小数のわり算の授業(5年生)
前時までの学習での児童の考えを掲示し,本時の学習に活用できないか児童に考えさせている授業(3年生)児童に1.55mのテープを0.35mずつに切って分けさせている小数のわり算の授業(5年生)

 「つカエル」「ふりカエル」の全学年の教室掲示

 問題を捉える視点を明確にし,主体的に問題把握をするために「つカエル」,振り返りの視点を明確にするために「ふりカエル」を作成し,全学年の教室に掲示しています。

 つカエルふりカエル

  基礎・基本の学力の定着

作木っ子の学び(冊子) 基礎・基本の学力の定着を目指した取組の一環として,「作木っ子の学び(6年間の学びの基礎・基本をまとめた冊子)」を作成・活用し,学校全体で取り組む「学び」の基礎・基本について,保護者・児童・教職員誰もが理解できるようにするとともに,確実な定着を図るなどの取組を行い,成果を上げています。

【平成21年度~23年度広島県基礎基本定着状況調査】
(平成21年度)
国語:81.3点(県平均75.0点)
算数:91.1点(県平均79.8点)
(平成22年度)
国語:91.7点(県平均82.3点)
算数:86.5点(県平均79.0点)
(平成23年度)
国語:83.3点(県平均78.5点)
算数:79.1点(県平均77.8点)

 ノート指導

 分かりやすいノートを作ることを意識して意欲的に取り組むよう,玄関前に「おすすめのノート」を掲示したり,全校でノート交流会を実施したりしています。

「おすすめのノート」の掲示
「おすすめのノート」の掲示
(玄関前)

ノート交流会
ノート交流会

  ブッポウソウの生態の研究

 ブッポウソウブッポウソウ

 絶滅危惧種に指定されているブッポウソウは,「森の宝石」とも呼ばれる渡り鳥(夏鳥)です。30年前頃は2つがいまで減少していましたが,その後,研究者と共に地域の人が保護活動に取り組んだ結果,現在では日本に渡って来る約500つがいのうち,三次市には4分の1程度が渡ってくるまでになりました。
 このブッポウソウの生態を研究し,平成22年度には,4年生が「ブッポウソウは何を食べているのだろう」という作品で,広島県科学賞準特選を受賞しました。
 今年度も引き続き,4年生がブッポウソウの生態を研究し,みよし環境フェスタ(11月6日)での発表や「みんなで作ろう ひろしま自慢」発表大会(11月19日)での展示などの活動を行いました。

ブッポウソウの生態の研究(4年生)ブッポウソウの生態の研究(4年生)

 総合的な学習の時間

 3年生から6年生まで,週2時間の「総合的な学習の時間」の中で,地域を教材化するとともに,地域の人々をゲストティーチャーとして,地域に学ぶ教育を推進しています。
 3年生は「作木のなし」,4年生は「作木の鳥」,5年生は「作木の産業」,6年生は「作木の歴史」をテーマにして学習しています。

巣箱作り(3・4年生)
巣箱作り(3・4年生)

ブッポウソウカレンダー(4年生)
ブッポウソウカレンダー(4年生)

作木お宝歴史マップ(6年生)
作木お宝歴史マップ(6年生)

  学習発表会・発表朝会

 総合的な学習の時間「ふるさと学習」で発見した地域のすばらしさを,毎年学習発表会で,地域の人や保護者の人に発表しています。

学習発表会(全校児童劇)
学習発表会(全校児童劇)
「大好き作木!みんなの作木!!」

学習発表会(学年発表)
学習発表会(学年発表)
「作木の宝ブッポウソウ」

 また,学年ごとに学習したことを発表する全校朝会(発表朝会)を行っています。聞き手の児童は,発表後,質問や感想を言い,交流し合います。

発表朝会
発表朝会

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