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頑張る学校訪問記(尾道市立日比崎中学校)

頑張る学校訪問記(HP版第5回)

尾道市立日比崎中学校(平成20年度読書活動文部科学大臣表彰受賞)

住  所:尾道市日比崎町23-1
生徒数:198人(平成21年5月1日現在)
校  長:橋本 由紀子
H  P:http://www.onomichi.ed.jp/hibizaki-j/

  生徒の主体的,意欲的な学習態度や豊かな感性,確かな学力を育成するため,学校全体で読書活動を推進しています。

取組のポイント

●生徒が気軽にくつろいで学校図書館を利用できるよう,館内のレイアウトや本の置き場・置き方の工夫,PTAボランティアによる本の整理,図書委員を中心とした生徒の自主的運営などにより,学校図書館の活性化に取り組んでいます。
●朝読やボランティアの読み語りなど,生徒が読書に親しむ機会の充実に取り組んでいます。

○学校図書館の活性化

  尾道市は文部科学省から,平成18~20年度に「学校図書館支援センター推進事業」の推進地域として指定を受け,日比崎中学校はその推進校・拠点校として学校図書館の活性化や学校図書館を活用した授業等に取り組んできました。
  その結果,生徒の読書意欲が高まり,貸出冊数が平成18年度は422冊(生徒一人当たり2.4冊)だったのが,19年度には1,948冊(同11冊),20年度には3,177冊(同18冊)と飛躍的に増えるなど,大きな成果を挙げています。

・学校図書館リニューアル

  「学校図書館支援センター推進事業」の中の「尾道市学校図書館活性化プロジェクト」により,平成18年度に学校図書館をリニューアル。
  それまでは,仕切りのように本棚が並び,机や椅子もバラバラに置かれており,生徒が入りにくく,目的の本が探しにくい図書館だったそうです。
  本棚や机の配置の変更,ベンチや畳スペースの設置などの館内整備・美化や,蔵書の分類整理や補修などを教職員,生徒,PTAボランティアが行い,生徒が利用しやすく,本を選びやすい図書館になりました。
  また,蔵書のデータベース化により,コンピュータで本の検索ができるようにしました。
  購入してほしい本の希望を書いたリクエストカードや,それに対する担当職員の返事を「みんなの声のコーナー」の掲示するなど,生徒と職員のコミュニケーションも図っています。

昼休みの風景昼休みの風景。生徒がくつろいで読書しています。雨天の日はもっと多くの生徒が訪れるそうです。

 

・本の置き場・置き方等の工夫

  生徒の希望により購入した本を紹介する新着コーナーや,読み語りで紹介した本のコーナー,調べ学習や授業等で使用するために購入した本をテーブルの上に陳列した特設コーナーを設けたり,階段途中の掲示板に新着図書のカバーを掲示したりするなど,生徒が本に親しみやすく,学校図書館を利用しやすいように工夫しています。

陳列の様子新たに購入した図鑑や辞典等,調べ学習に役立つ本などが陳列されていました。

 

 

・PTAの協力

  日比崎中学校では伝統的に,PTAが,校門でのあいさつ運動や校内整備,商店街での巡視など,様々な支援をしてくれています。
  その一環の学校図書ボランティアとして,本の整理・修理,館内整備,ラベル・バーコードの貼付,データベースへの入力など,学校図書館の管理運営の支援をしています。

作業の様子 この日は,本が傷んだり日焼けしないようブックコートフィルム(ブッカー)を掛ける作業をしていました。

 

 

・学校図書館支援センターの支援

  尾道市教育委員会では3年間の文部科学省の推進事業の指定を受け「学校図書館支援センター」を設置。指定終了後も支援センターを継続し,現在,2名の支援スタッフを配置しています。支援スタッフは市内の学校図書館を巡回し,学校図書館の運営の指導・助言を行っています。

○地域ボランティアの協力

  地域で本の読み語りを行っている「ルピナスの会」の方々に,年5回来校していただき,全クラスで読み語りをしてもらっています。
 「ルピナスの会」では,学年,生徒の状況,社会情勢等を考慮しながら読み語りの本を選んでいます。また,読み語りの後に全生徒が書く感想文をすべて読んで,次回の参考にしているそうです。

【ルピナスの会】
  正式名称は,「おのみち学校で本を読む会『ルピナス』」。会員は約40人で,小学校を中心に,尾道市内や近隣の学校に出向いて本の読み語り活動を行っています。
  発起人の一人が荒れていた学校に勤務した際,本の読み語りを続けることで落ち着いてきた経験を踏まえ,学校での読み語り活動を行うことを目的に平成10年9月に発足。今年で12年目になります。

読み語りの様子 1年生での読み語り。この日は「子どもたちの遺言」(谷川俊太郎 詩,田淵省三 写真)を紹介しました。

 

 

○生徒の活動

  読書活動推進のため,図書委員を中心に生徒が自主的な活動を行っています。
  図書委員が交替で昼休みの学校図書館開館時にカウンター業務を行ったり,全校集会の時に本の貸し出し冊数の一番多いクラスを表彰したりしています。
  文化部発行の「Culture新聞」では,毎号,貸出回数の多かった本を紹介。学校図書館が文化部の活動拠点となっています。
  また,昨年度より,3月に,「ルピナスの会」が日比崎小学校で読み語りを行う際,日比崎中学校1年生全員が日比崎小学校1年生に読み語りを行っています。

読み語りの様子 この班は,小学1年生に言葉遊びの絵本を読んでいます。絵本をもとに,「上がり目,下がり目」の歌を実演するなど工夫をしました。

 生徒手作りの看板。

 生徒手作りの看板。学校図書館が開館している目印です。

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