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頑張る学校訪問記(大竹市立大竹小学校)

頑張る学校訪問記(HP版第3回)

大竹市立大竹小学校
(平成20年度学校給食文部科学大臣表彰受賞)

住所:大竹市白石二丁目1-1
児童数:688人(平成21年5月1日現在)
校長:高橋晴夫
HP:http://members.fch.ne.jp/otakesho/

 「食育」を学校の教育活動全体の中に位置付け,「食」に関する指導と各教科等を関連付けた年間指導計画を作成し,日常の様々な教育活動に給食を生きた教材として活用するとともに,家庭や地域との連携を図り,「食育」の推進に積極的に取り組んでいます。

食育キャラクター「まいあさ食べよ」ちゃん食育キャラクター「もりもり食べる」くん取組のポイント●食育キャラクターの作成,学年別・月別食育目標のキャッチフレーズの作成,教室や廊下等での様々な啓発資料の掲示など,食育を児童にわかりやすく身近なものにすることで,食育の継続・定着に取り組んでいます。
●食育通信等による啓発や,地元の契約農家からとれたての野菜を納入していただくなど,家庭・地域との連携に努めることで,地域の食文化を理解し,尊重する心の育成を図っています。

 

○食育の推進

 平成16年度から18年度までの3年間,文部科学省から「学校を中心とした食育推進事業」の委嘱を受け,積極的に食育の推進に取り組み,食育年間計画の作成や,計画的・系統的な食育の実践について研究を行ってきました。現在は,その食育の継続と定着,そして発展を目指して取組を進めています。

特徴的な取組内容

・食育に関する年間指導計画 「食事の重要性」「心身の健康」「食品選択能力」「感謝の心」「社会性」「食文化」を柱として,学年ごとに食育に関する年間の指導計画を立て,児童の発達段階に即した指導を行っています。また,この指導計画に基づいて,「食」に関する指導と各教科等を関連付けた,より効果的な指導を行っています。

・7つの基本献立 生涯の食生活に定着させていきたい望ましい食事のパターンとして,「7つの基本献立」を設定。毎月の献立に導入することで,給食を楽しく食べながら,望ましい食事のあり方について理解させ,よりよい食習慣の定着を目指しています。この「7つの基本献立」は,現在では大竹市内の他の小・中学校にも取り入れられています。

・食育通信 食育の取組を広く発信することにより,家庭や地域の理解・協力を得て,児童の食生活を改善することを目的として,毎月発行しています。

・食育ファイル 月別食育目標に沿った指導資料「もぐもぐ通信」を学年ごとに作成。食べ物の好き嫌い等を記入するようになっており,児童全員が自分の「食育ファイルに」つづっていることで,これまでの「食」の学びや,児童自身の成長を振り返ることができます。

 これらの取組の結果,児童への「食」に関するアンケートでは「給食が大好き」と答える児童が年々増加しています。また,保護者からの学校に対するアンケートでも「食」についての関心・評価が高まっています。

学年別食育重点目標学年別食育重点目標:

 「年間指導計画」に基づき,各教科等において「食」に関する指導が行われています。
 右の写真は各学年ごとの重点目標をわかりやすくしたキャッチフレーズです。最終目標は,自分で料理が作れること!

給食黒板:

給食黒板 給食を食べる前には,当番の児童が,その日の献立や材料を記入し,紹介します。どの材料がどのような働きをするのかがわかります。

 

 

教職員の食育研修教職員の食育研修:

 本年度は給食調理室で給食作り(100食分)を行いました。実際に大人数の給食を調理することで,給食作りの大変さや衛生管理等を学びました。このような体験が日々の指導にも生かされています。

○栄養教諭

 現在,広島県内の公立学校には,10人の栄養教諭が配置されています(小学校8人,中学校2人)。その一人が香川里美先生です。
 「食」に関する指導と各教科等を関連付けた授業を展開したり,食育通信を作成し地域・家庭の食育への理解を深めるなど,食育推進の中心となって活動しています。

児童と一緒に給食を食べる香川先生:

栄養教諭 ランチルームでは,各クラスが一週間ずつ順番で給食を食べます。初めは野菜等を食べられなかった児童が,段々と食べられるようになるのを見ることがとても楽しみだそうです。

(高橋校長)
高橋校長 食育に取り組んできて,児童が年々明るくなっていると感じます。
 食育は児童の「生きる力」をはぐくむことにもつながります。
 「食」を通してコミュニケーションを図ったり,マナーやしつけ,感謝の心を教わったりします。
 食育によって,児童が人としての賢さを身に付けることができます。特に,一人で食事が作れる子に育って欲しいと思います。
 食育を進めていくには,「食」について学校と保護者の共通理解が必要であり,学校から発信してつなげていくことが大事ですが,担任だけでは難しいでしょう。
 栄養教諭がいることにより,食育について大きな視点で見られるようになり,長期的な計画を立てられるようになりました。教員同士の横のつながりも生まれ,学校全体で継続的に推進していくことができています。

○地域の方々の協力

 大竹小学校の給食の食材は,地元農園の協力を得て,多くの地元の食材を使用しています。
 また,食育の一環として「総合的な学習の時間」に校内の田で行っている米作りは,地域の方々に指導していただいています。
 そのほかにも,登下校時のあいさつ運動,本の読み聞かせ,ビオトープの整備・管理,グラウンドの芝生化,大竹和紙を使った紙太鼓の作成や演奏指導など,様々な協力をいただいています。

米作り:

米作りの様子 毎年5年生がお米を育てます。田植えや稲刈りなど,地域の方の協力を得ながら行っています。

食育キャラクター「朝食」 食育キャラクター「国語」

 大竹小学校の食育キャラクター「もりもり食べる」くんと「まいあさ食べよ」ちゃん。様々な学校掲示や食育通信,食育劇などに登場させ,児童・保護者に食育を身近に感じさせる工夫をしています。

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