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頑張る学校訪問記(福山市立久松台小学校)

頑張る学校訪問記(HP版第1回)

福山市立久松台小学校(平成20年度広島県教育奨励賞受賞)

住所:福山市久松台一丁目9-1
児童数:421人(平成21年5月1日現在)
校長:佐藤眞代
HP:http://www.edu.city.fukuyama.hiroshima.jp/shou-hisamatsu/

 自己点検・自己評価活動(CAPDCAシステム)を通し,活用する学力を身に付け,主体的に学び合う子どもの育成に取り組んでいます。

取組みのポイント
●学校の特色を一言で言えば,「分析の久松台」。 最初の“C”として,子どもの実態の分析をしっかり行います。また,次の“A”では,分析の結果を踏まえたガイダンスや補充テスト等,すぐにできる取組みを行います。
 PDCAの前に,“CA”を入れたことで,職員が子どもの実態に積極的に目を向けるようになり,学校運営全体にも活かされています。
●人材育成にも力を入れています。
 職員全体で,自己点検・自己評価活動による教育活動の充実や指導力の向上を図るとともに,各校務分掌の担当をペアで組んだり,引継ぎファイルを作成したりして,校務に係る力量の向上にも取り組んでいます。

○久松台スタイル

 平成18~20年度に国立教育政策研究所の「教育課程の実施状況に関する自己点検・自己評価に係る研究」の指定を受け,算数科を中心に,児童の学習実態を踏まえ,その指導計画や指導方法等の自己点検・自己評価を行い,改善していくCAPDCAシステムを構築しました。
 算数科については,平成15年度に,県の「学力向上フロンティア事業」の指定を受けてから継続的に授業改善に取り組んでおり,1年生から6年生までの単元の体系化や,単元ごとのレディネステスト,ガイダンス,判断基準,小テストの作成などの工夫・改善がCAPDCAシステムに活かされています。

レディネステスト:新しい単元に入る前に,その単元に関する,これまでの学習内容の理解度をチェックするためのテストを実施。2年生からは,この結果を基に,2~3コースの習熟度別クラスを編成します。コース選択はガイダンスにおいて子どもが選択し,途中からのコース変更も可能です。
判断基準:単元の目標にそった判断基準を3段階で児童に提示。その判断基準に基づき,授業の最後に児童が自己評価を行います。

 その結果,教員の指導力が向上し,平成20年度の「基礎・基本」定着状況調査や全国学力・学習状況調査では,通過率・正答率が県や全国平均を大きく上回るとともに,60%未満の児童の割合も減少しました。
 今年10月には広島県算数・数学教育研究大会(研究主題:21世紀の算数・数学の学びのデザインを求めて)の授業提案校となり,公開授業や分科会が行われます。

公開授業や分科会の様子CAPDCAの一環として,5校時の前に「久松台タイム」という10分間の帯時間を設け,月・水・金曜日は計算練習,火・木曜日は漢字練習等を行っています。

好きな教科についてアンケート

 児童が自分たちで,好きな教科についてアンケートを行ったところ,1番が算数の45%,次いで体育の34%でした。算数が好きな理由は「授業がわかりやすい」などでした。中学校に行っても,数学で力を発揮する子が多いそうです。

 

 

○子ども同士のつながり

 縦割り(異学年間)で「外遊びデー」活動や掃除を行っています。高学年が低学年に遊びのルールや掃除道具の使い方を教えるなど,お互いに認め合い,教え合い,学び合うことにより,全校児童の仲が良くなっています。
 さらに今年度は,信頼感・自己肯定感に関するアンケート結果の分析を踏まえ,子ども同士のつながりを重視し,児童会活動を中心とした取組みを行っています。

外遊びデーの様子

 一昨年度から,体力づくりの一環として,月に1回以上「外遊びデー」を設け,大休憩の20分間,児童・職員全員が校庭で遊んでいます。ここでも「体力テスト」の結果を分析し,弱いところを伸ばすような遊びの内容にしています。

 

 

○地域の方々の協力

 地域の多くの方々がボランティア活動として,剣道,琴,囲碁・将棋,パソコンなどのクラブ指導や,登下校の防犯,米作りや大豆作りの指導,本の読み聞かせなどに協力していただいています。
 年度末には「感謝の会」を開催し,収穫した米や大豆を使って児童が料理を作り,日頃お世話になっているボランティアの方々に振る舞います。

米作りの様子 12年前から,校内に田を整備し,ボランティアの指導を受けながら,5年生が米作りを行っています。田が校内にあることで,苗作り,田植え,水の管理,草取り,稲刈りなど継続的な学習ができ,児童の米作りへの関心も高くなっています。収穫したモミの一部は,次年度の種として引き継がれています。

 

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