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携帯電話のメールを利用した緊急連絡システム 戸中安心メールシステム

安芸太田町立戸河内中学校

概要

  全国的に子どもを取り巻く事件が頻発した平成16年7月,本校の女子生徒が下校時に見知らぬ男性から車に乗るように声をかけられるということが起こりました。この事件をきっかけに本システムを導入しました。

 発足時のねらいは,「不審者等,生徒に関わる緊急事態が発生したら,いち早く保護者に配信をして,情報を共有化し,地域をあげて緊急体制をとって安全確保を図る」でしたが,現在では,台風・大雪といった異常気象や熊の出現情報などについても情報提供しています。

 なお,現在の加入状況は53%です。

内容

システムの流れ

システムの流れ

(1) システムの説明

入学説明会の場で新入生の保護者へシステムについての説明をし,登録の申込用紙を配布します。

(2) 申し込み

入学時に登録を希望する保護者は申込用紙に携帯電話のメールアドレスを記入して申し込みます。

(3) 登録

担当教員が,申し込まれたメールアドレスをシステムのアドレスに追加します。

メール画面

  (4) 運用のテスト

 メールアドレスに間違いがないか,確実にメールが届くかを確かめるために,システムのテストとして,学校から図2のようなメールを送信し,届いた場合には返信をしてもらいます。

 システムの事例

メール画面

〈大雪による部活動中止の連絡の場合の実際のメール〉

取組みの成果

 現在携帯電話はほとんどの保護者が所有しており,緊急の連絡方法としては有効です。また,電話による連絡と異なり,メールを利用することは,受信側の都合(手が離せない業務中等)によらず送信することができます。受信側は,自分の都合のよいときにメールを確認すればよい訳です。

課題等

(1) 登録の難しさについて

 現在の方法では,申し込み用紙に書かれたメールアドレスを担当教員が一つ一つ入力しなければならりません。これは非常に負担であり,システムの運用開始を遅らせる原因となっています。これはシステムの緊急性からみて重大な改善すべき点です。対策として,登録を希望する保護者から学校へ「登録申し込み」のメールを送信してもらい,そのアドレスを登録する方法が考えられます。これにより,アドレスの入力ミスや記入ミスも防ぐことができます。

(2) 緊急時の対応について

 メールは自分の都合のよいときに開いてみることができます。しかし,このことは緊急時にすぐ知らせたいことを知らせることができないことを意味しています。したがってこのシステムは絶対のものではなく,あくまでも連絡手段のひとつと考えなければなりません。メールでよいのか,電話がよいのか,校長を中心とした学校の判断が重要となります。

(3) 個人情報について

 メールアドレスは言うまでもなく個人情報です。したがって,その管理には十分な注意が必要です。

 本システムを始めてから,幸いにも校区内では生徒の安全を脅かすような不審者等の事件は起こっていません。今後もシステムの改善を含め,迅速な情報提供と情報の共有化をすすめることで,地域が一体となって生徒の安全を守っていきたいと考えています。

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