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人権教育指導者養成学習プログラム集 はじめに

人権教育指導者養成学習プログラム集

はじめに

  国は,「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律(平成12年法律第147号)」に基づき,人権教育・啓発を総合的かつ計画的に推進していくため,「人権教育・啓発に関する基本計画(平成14年3月)」を策定しました。

 本県においても,人権教育・啓発を総合的かつ効果的に推進するため,「広島県人権教育・啓発指針(平成14年5月)」(以下,指針という)を策定し,人権教育を人権尊重の精神が育まれることを目的として行われる教育活動とし,その実施に当たっては,人権尊重の理念に対する理解を深め,体得するように行う必要があるとしました。

 この指針に基づき,県教育委員会として,平成14年12月18日,「広島県人権教育推進プラン」(以下,プランという)を策定したところです。

 このプランを推進していく上で,指導者の果たす役割はきわめて重要であり,効果的な指導者研修等を通じて,人権教育の目的や基本理念を理解・体得している指導者の育成が急務です。

 また,指導者研修の学習内容が,相互の人権を尊重し,共存する社会の実現に向けて,日常生活において自然に態度や行動に現れるような人権感覚の醸成に資するものであることや,参加型学習をはじめ,自由に意見交換できるような学習手法を取り入れた内容となることが今後の緊要な課題です。

 この冊子は,今後の様々な場面における人権教育指導者養成研修の充実に資するために,平成13年度から3年間にわたり進めてきた「人権に関する効果的な指導者研修のすすめ方に関する研究」の成果をもとに,具体的な学習の展開についての一つのモデルとして作成しました。

今後,学習プログラムを作成される場合の参考にしていただきたいと思います。

平成16年3月

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