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平成16年度第2回教育改革推進懇談会の概要

優れた教員の育成

【求められる教員像】

○ 周りからどういった資質を求められているかということを明確にしていくことが大切。
○ 校長には,教頭には,主任・教員にはどういう資質を求められているかということをみんなで明確にしていかなければならないだろう。
○ 教員には教える力,カウンセリングする力,コーディネートする力の3つが求められる。
○ 求められる資質として,人間的な魅力を持った教員,それには色々な体験をすることにより得られるのではないか。

【育成方策】

○ 職員に求められている授業像を認識してもらうことが授業改善に大切なことではないか。
○ 学校現場ではなべぶた式の組織で横並び思考が強く,昔のように先輩が後輩にアドバイスし,それが血や肉となるということになっていない状況が多い。
○ それを改善するためには,免許の更新システムを導入して,それぞれの段階で求められる資質を確認し,手続きを行っていけばよいのではないか。
○ 教員免許の更新システムを考える時期にきている。
○ 教員も他から認められることによって意欲がわくもの。人材育成には,ほめること,叱ることが大事。複雑なことではない。単純なことだ。
○ 教員養成にあたって,カウンセリングやコーディネートなどの臨床的な訓練ができていない。
○ 最近の研修では事前にレポートが課されることが多く,より主体的に研修に参加することができるので,これはよい傾向であると思う。
○ 技術論とか方法論を身に付けていくことが人材育成ではなく,根本にある使命感,人生観,教育哲学をどう教員に持たせていくかということが大きな課題である。
○ 使命感,人生観等については,絶えず自己研鑽が必要であろう。
○ いうことも必要ではないか。
○ どのようにして人を育てるのかということに関して,広島県では教務主任が実働として後輩を育てている。
○ 学校内で先輩が後輩を育てることが必要であり,例えば,優れた授業や優れた教室を覗いてみればいいのではないかということであった。
○ 子どもは学級で預かっているのではなく,学年全体で,学校全体で預かっているということを考えるべきである。
○ 例えば,これまでの指導案は,教員個人のものであったが,優れた指導案はみんなで共有すればよい。学校内の色々な良いものを積み上げて全体としての知的財産として組み上げていくべきではないか。
○ 授業観察をして,校長として授業の内容よりも,例えば最初のあいさつから,授業中の生徒の指名の仕方,叱り方,ほめ方等根底に触れる部分に指導を行っているので,ようやく全ての学校において,根本的に教員を育てていくシステムが始まったと思う。
○ 教頭は,主任やミドルリーダーを傘下において指導をし始めた。校長が教員を指導することは当たり前であるが,教頭以下が,教員の指導をなんのてらいもなくできるようになってきた。
○ 県教育委員会で取り入れている人事評価システムが動き出すことによって,ここで議論されているようなことが達成されるのではないか。
○ 教員の養成について,採用の段階,採用した後の研修の段階等,人材育成の体系づくりをする,あるいは一つの体系を持って方向性を考えていく検討会議のようなものも必要ではないのかということもあった。専門家も含めた検討会議でもっと詳細に検討することは,我々がここで議論してきたことを体系化するためにも非常に必要なのではないかと思う。

【人材確保】

○ 人間的魅力がないというのは体験が少ないからではないか,もっと教員の体験が必要なのではないか。大学を卒業してすぐ採用するシステムに問題があるのではないか。1年間の試用期間後,正式に採用すると
○ 最初は熱いものを持っている教員がつぶれないように,指導力のある学校に配置し,育てるべきである。
○ 人間的な魅力,実践力(専門性)の両面を持つ人間を採用することが大切。ただ,採用に際して,面接で内面を見抜くのは,誰が行っても難しい。

校内組織の活性化

○ もっと教員にゆとりがなければ子どもに向き合えないのではないか。ゆとりということを職員がどのように捉えているのか(分析が必要である)ということも出てきた。
○ 教員の意識を変えていくには,今までの個人で仕事をしていたのを見直し,組織として動くとはどういうことなのかを職員が学ばなければならない時期である。
○ 今まで自分だけの財産としていたものを系統的に,学校全体の共有財産にしていくことが必要になってくるという意見があった。
○ 教員の意識がなかなか変わらないのは,今回のアンケート調査を見ても70数%というモニターよりもぐっと低い回答率になっていることを見てもわかる。
○ 教員が多忙と感じるのは,目先の仕事だけが自分の仕事だと思っているからではないか。
○ マスコミ関係者から,「広島の教員は他県の教員と比較して本気でない」といわれたことがある。どういうところに原因があるのか究明する必要がある。
○ 個人に能力差があるため,仕事ができる人のところへ仕事が集中し,忙しい人は忙しくなる。それをこなす人にはそれなりの処遇を考えていかなければならない。
○ 学校現場の状況として,やはり多忙である。今は夏休みもないし,子どもに直接接することが余りできていない。年々忙しくなっている。
○ 子どもと関わる時間を生み出すには,雑用の中身を吟味し,個人レベルからでも省力化するなどの業務改善を行っていくことが必要である。
○ 組織の活性化という点で,先輩が後輩を育てるという教員同士の横の連携の部分が大事であるが,今緒についたと思われる縦の関係,いわゆる意思決定システムといったものがもっと学校の中に根付いたら十文字の接点のところでみんなが生き生きして仕事ができるのではないか。現状では,みんなが同じ方向に向いて頑張るということが今ひとつ不足しているのではないかと思う。
○ 民間の企業にお世話になり,会社が生きるための努力も経験することが非常に大切だと思う。
○ 教材研究をしたり,子どもと触れ合う時間がないとのことであるが,どうしたらその時間を生み出すことができるのか,実態調査を含めてどうやったら改善できるのか,これに学校をあげて取り組む必要がある。

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