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平成16年度第3回教育改革推進懇談会の概要 1

第3回教育改革推進懇談会の概要

 I アンケート結果について

 「開かれた学校づくり」への満足度

(懇談会委員)
・ アンケート結果と実態は合っているように思った。学校で努力していることは評価されている。
・ 学校で困っていることについての情報発信は,結果が示すとおりできていない。文書やHPに出すと憶測で判断され,誤った情報が一人歩きするのではないかという懸念がある。今後,出し方を検討していく必要がある。
・ 学校の施設を地域の文化・スポーツ活動に提供している。例えばバレーボールクラブに夜間や休日に体育館をお貸ししている。教員も一つチームを作り,一緒に活動したり,懇親会をしたりしている。

(懇談会委員)
・ 数年前には,体罰や授業時数不足の問題でマイナスイメージが強く,教員もくたびれていた。元気な学校,開かれた学校にしようと取り組んだ。イメージを改善するために,マスコミ等を通じ,子どもたちの活躍する姿をどんどん発信した。
・ 中学校は,課題を持った子どもも多く,一番難しい時期である。アンケート結果からわかるように,保護者の相談しやすい環境をつくっていると自負している。また,学校が抱えている悪い情報も発信していくことがよいことなのか疑問である。子どものプライバシーの問題もあり,情報をセレクトする必要があるのではないか。

(懇談会委員)
・ 開かれた学校づくりを進める際には,「内に開かれている」ことも気にかけている。本校では,全日と定時を抱え,規模も大きいことから,全校的な情報の共有を意識している。
・ 学校評価に取り組むことにより,各学校とも,学校経営計画や授業・行事などの様々な取り組みについて,ホームページを工夫しながら公開している。本校では,年間11万件のアクセスがある。
・ 特に,オープンスクールや学校訪問など,中学校に対して進路状況や授業などの情報提供を行っている。また,同窓生も4万人いるので,会報で成果等も含めて情報提供している。
・ 是正前と後では,情報発信の量が数十倍から百倍違う。
・ 高校なので,特定地域の意見を反映するのは難しいが,学校評議員から出された意見を吸収している。

(懇談会委員)
・ 本校では,通学区域も広く,地域との連携といえば市との連携になる。また,学校が所在する地域の清掃活動やイベントに参加することで,地域との連携を深めている。
・ 学校懇談会で出された意見は全て集約して回答するようにしているが,相矛盾する意見も多い。保護者はなんでも意見を出し,学校はそれに応えなければならないという雰囲気が強い。
・ PTAの会合に教員も参加しているが,会合が夜7時半からということが多い。もう少し早く始めて欲しいというと,保護者が夕食を済ませてくるので,この時間でお願いしたいと言う。終わるのは10時を過ぎることが多いので,これでは教員も困る。また,行事への参加も,勤務時間の問題があり,どうしても校長,教頭で対応することが多い。休日に行う行事に先生が出れば勤務時間の調整が必要となる。もし出るとしても,輪番制で行うなど,線引きが必要ではないかと思う。

(懇談会委員)
・ アンケート結果とほぼ同じようなことを感じた。学校には,困っていることを発信してほしい。例えば,学校で勉強を教える前提として,家庭でやっておかなければならないことを伝えてほしい。それができていなければ,正直に聞かせてほしい。そうでないと先生の力が十分に発揮できないのではないか。
・ 学校での取り組みは,数字などのデータだけで表しきれないものもあるが,その状況が伝わってこない。子どもが社会の一員として身に付けるべきことはたくさんある。自分のやったことが他人にどのような影響を及ぼすのかを考えるのは,学校が適当である。学校だけではできないことが見えてこない。
・ また,情報を受け取る保護者の育成が必要である。学校へ行こう週間に中学校の授業参観へ行ったが,誰も来ていなかった。学校との関わり方や家庭での教育など,その枠組みづくりを市町教育委員会にお願いしたい。思いを持った保護者は協力できると思う。

(懇談会委員)
・ 世の中の閉塞感などから,子どもたちの心がゆがんでいる。多くの人は,なぜ「食べる!遊ぶ!読む!」キャンペーンをやらなくてはいけないのかと思っているのではないか。心の豊かさは,他人との交流や様々な体験をしないと育たない。その辺りの大切さをみんな忘れているのではないか。趣旨についてもっと情報発信をする必要がある。
・ また,どうやったら子どもたちがたくましく育つかということを考え,県教委が様々な検討をしていると思うが,このアンケートの回収率(70%)などを見ると,教員が反発しているのではないかと思える。こんなことでいいのか疑問である。

(懇談会委員)
・ 市町村教育委員会,市町村役場からの学校についての情報発信が十分でないというアンケート結果についての感想からいえば,残念であり,びっくりしている。町では,月1回の広報紙ののうち2ページを「教委だより」に充てている。文字を多く使うと読まずに捨てられてしまうので,ビジュアルにすることに気を遣っている。ここでは,国や県の教育改革の動向とそれを踏まえた町教委での取り組み,小中高校での取り組みや理念,基礎基本定着状況調査や学校評価の結果等をお知らせしている。また,総代会へ年3回出席し,学校の状況を報告している。高校の情報発信が少ないという結果があるが,町にある高校の情報は,月1回学校だよりで発信されている。

(懇談会委員)
・ 情報発信を行うために,まず校内でやっていることについて情報の整理をしたが,これは良かったと思う。また,本校では,学校が保護者と勉強会を行っているが,それからは,提供した情報に的確な意見がくるようになるなど,学校が良くなるのと保護者が高まるのは同時であると感じた。
・ 課題は,保護者の意見をどう受け止め,どう活かすかだと思う。

(懇談会委員)
・ ホームページで発信されている情報を基に学校へ取材に行くと,子どもがしらけていることがある。大人がお膳立てをすればするほど,そういう傾向が強い。子どもの企画で,子どもにやらせることが大切。例えば,ベルマークの作業を子どもたちにやらせれば,商品化されたときの喜びをより感じることができるのではないか。また,実際の例として,盲導犬を子どもたちに見せて,視覚障害者の話を聞かせて,子どもたちが主体的に募金活動に取り組んだ例もある。みんなで苦労して工夫したことが心に残ることだと思う。子どもたちに主体性を持たせる仕掛けや姿勢が必要。
・ 「これだけやった」ではなく,「これをやったことによって,その結果子どもたちはどうなったか」という情報発信の仕方が重要である。

(教育委員)
・ まさに教育情報の内実が何であるのか。それは子どもたちの動きが中心となって構成されたものでなくてはならない。

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