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平成24年度 第2回教育改革推進懇談会

平成24年度第2回教育改革推進懇談会の概要 

1 懇談会の目的

 教育委員会委員が第一線の教育関係者と意見交換することにより,学校教育に関する施策の有効性を点検し,より適切・妥当な施策展開の方向性を探る。

2 日時及び場所

 平成24年9月4日(火曜日)午後2時~4時
 教育委員会室

3 出席者

 広島県教育委員会委員 5人
 教育関係者 6人
 (学識経験者3人,PTA関係者2人,民間1人)

4 テーマ

  グローバル社会に生きる力の創造

5 主な意見の概要

(1) 海外留学について

 ○「留学すると,どんな場面で,どんな力がつくと期待できるか。それは,留学でしか身に付かない力なのか。」

・ 留学といっても,長期で留学するものもあれば,短期間で留学するものもある。外国語でのコミュニケーション力などは,留学しなくてもつく力である。問題場面に向き合わせるような留学であれば,外国語に頼らないコミュニケーション,コラボレーション(協力・共同),クリエーション(創造)が身につくのではないか。そうでなければ,行っただけの異文化交流になってしまう。もう一つは,何かを乗り越えたときに,国際貢献の志や夢などのグローバルマインドが身につくのではないか。

・ 海外に出ると,今までに得てきた知識や情報が通用しないことが大きい。日々の暮らしが問題解決の連続となり,ありあわせの知識を使って解決していくこととなる。そういう環境に置かれることで,問題解決能力やコミュニケーション能力が身につく。また,今までに体験したことがない立ち振る舞いや価値観などを体験できる。その中で,新しい発想や素地を身につけることができるのではないか。

・ 早い時期にカルチャーショックを与えることが大事である。どのような形であってもコミュニケーションをしなくてはならないので,生き抜くたくましさのようなものが身つく。

・ 海外留学をしたことのある方を見ると,日本の中では得られなかったようなたくましさをもっている。

・ ミッションをもって短期で留学させたことで,帰国後は,一回り大きくなったと思う。その後の留学では,自分でミッションを持ち,困難なことにもくじけることなく帰国することができた。

・ 留学することで,自分ができること,できないことがわかる。日本人として,いかに日本のことをわかっていないか,そして自分のことを表現できないかを知る。間違うことを知る。英語ができればコミュニケーションができるのではなく,コミュニケーションができないから英語ができないのではないかと思う。自分のことを自分の言葉で発言する意欲や気持ちがないと言葉には繋がらない。

・ 1週間ぐらいの留学では,帰ることしか考えない留学となってしまうので,最低でも,2・3週間は必要である。生活様式が違う中で暮らすことで,得ることがある。若いときに多くのことを経験することは,とても大事である。

・ 言葉は,ただのツールであって,それで何を伝えたいかが重要である。

・ 海外に行くことの恐れを無くすることや面白さを伝えることが必要である。目的意識や意欲を持たせてから行かせないとしんどいばかりの留学となってしまう。

・ 留学の場合は,観光と違って,人と出会って,人とコミュニケーションする。帰国した後には,もう少し語学力をつけておけば良かったということが実感できる。人間関係をどう作っていくかということも留学で学んでいくことではないか。

(2) 国内における交流について

 ○「幼児期からの異文化体験をどのように進めるべきか。」

・ 幼稚園児がもっている外国人,異文化に対する心の垣根の低さを感じる。幼児期において大事なことは,本物とふれあえる場面作り,異文化にどう接するかのモデルを作る,そして,コミュニケーション教育である。

・ 間違いを許さない文化を打ち破ることも大きなことである。

・ 垣根をとるような取組が大切である。どの子でも留学できる状況ではない中で,多くの外国の方,異文化と関われるような環境が作ることができればよいのではないか。

・ 間違えることを恐れる子どもとなるのは,大人がそのような状況だからだと思う。

・ 日本では,割と同じことをさせる教育が多いように感じる。違いを楽しませるような教育も大切ではないかと思う。

・ おもしろさの中で何かを学んでいくのだと思う。

・ 幼児期であれば感覚だけで分かり合える時期だと思うが,自分自身を表現することを身に付けることが大切になる。

・ 思いがなければ,何かを与えても繋がらない。

 ○「姉妹校との交流はどうあるべきか。」

・ それぞれの年間行事をうまく利用して交流が増えればよいと思う。

・ 歴史を踏まえた教育を行った上で,交流をしていくことも大切だと思う。

・ 交流で進められるのは,修学旅行やWEBでの意見交流などがあるが,イベント的に終わらないことが大事だと思う。イベント的にできるのは,フレンドシップである。そうではなくて,世界の問題をどう解決していくかなどのテーマを持って,それを考えた上で,WEBでの交流や修学旅行先で交流してみると,パートナーシップとしてコラボレーションすることの効果があるのではないかと思う。留学は全ての子どもたちができることではないので,全員参加型の交流プログラムを考えてみても良いのではないか。

・ 姉妹校提携を進める上で,長く続けていくためには,地域の文化が一緒である,過去の歴史に共通点があるなど姉妹校となる理由,意義が必要だと思う。提携を進める上では,選ぶ学校も大切である。交流は,学校間だけではなく,クラブ間の交流などであればより深い交流ができるのではないかと思う。

・ 留学生を受け入れる際に,学校や家庭に負担にならないように,地域などが支えていくことも必要だと思う。

・ WEB会議などが普及している中で,逆に手紙からはじめて,その後,修学旅行で交流するなどの工夫もできると思う。

・ 熱意をもって継続できるような仕組みづくりも必要だと思う。

・ プログラムを作ることと同時に,そのプログラムを動かしていく志のある先生を育てていく,もう一つのプログラムを作っていかないと,継続していかないと思う。

・ 継続するためには,特定の先生ではなく,全体で進めていくことが大切である。

 ○「広島ならではの取組としてどのようなことが考えられるか。」

・ 広島に来られている外国人の方を案内すると同時に,平和について考えていくというような取組を高校生などで実施してみてはどうか。

・ ものづくりスピリットのようなことを子どもたちに育んで,メイドイン広島を発信して交流するようなことを考えられないかと思う。

・ 美術館や博物館も多いので,「知・徳・体」プラス「芸(アート)」を使っての交流というのも考えられるのではないかと思う。

・ 高校生によるボランティアガイドが考えられる。ガイドをするということは相当な英語力が必要で,広島の文化などを英語で伝えることは大変なことで限られた人になると思うができるのではないか。

・ 広島の良さを伝えるような取組が必要と思う。

・ 平和でなければできないことは,スポーツだと思う。国際大会などを誘致して交流することは,平和都市広島だからできることではないかと思う。

・ 海外に出て行く力は,広島県民にはあると思う。過去の歴史を学びながら海外に打って出るような志の育成ができる県だと思うので,広島だからこそ語れること,伝えられることを見つけ出していくことも必要ではないかと思う。

・ 和文化というものが学習指導要領に位置づけられているが,先生がなぜこの和文化を教える必要があるかわかっていないのではないかと思う。自国に誇りをもち,外国に行ったときに日本の文化を伝えられるように教えることが必要ではないかと思う。

・ パートナーシップを目指さなければいけないと思う。幼児の段階では,イベントで終わっても,そこから深めて,肌と肌が触れ合うような感覚を生徒が感じるような仕掛けを作る必要があるのではないかと思う。

6 資料

(1)教育改革推進懇談会開催要領,委員名簿 (PDFファイル)(141KB)
(2)平成24年度第1回教育モニターアンケートの結果について (PDFファイル)(358KB)
(3)県教育委員会で実施しているグローバル関係事業の関連資料 (PDFファイル)(7.93MB)
(4)県立高校生徒・保護者への留学に関する意識調査結果報告速報の概要 (Wordファイル)(61KB)

推進懇談会推進懇談会

教育改革推進懇談会の様子教育教育改革推進懇談会の様子

 (教育改革推進懇談会の様子)
 各懇談会委員と教育委員とで活発な意見交換・議論が交わされました。

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