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平成24年度 第1回教育改革推進懇談会

平成24年度第1回教育改革推進懇談会の概要 

1 懇談会の目的

 教育委員会委員が第一線の教育関係者と意見交換することにより,学校教育に関する施策の有効性を点検し,より適切・妥当な施策展開の方向性を探る。

2 日時及び場所

 平成24年6月15日(金曜日)9時~11時
 県庁北館2階 第1会議室

3 出席者

 広島県教育委員会委員 5人
 教育関係者 9人
 (学識経験者5人,PTA関係者2人,民間2人)

4 テーマ

 教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について

5 主な意見の概要

「『知・徳・体』の『基礎・基本』の徹底」について

○ 「知・徳・体の基礎・基本の徹底」ということで,3つの分野がそれぞれバランスの取れた状態で進んできており,そのための環境整備とその成果が上がってきていると思う。この学力,基礎・基本とは,何をどのように使うかという,役割だと思います。この中で知・徳・体で頭と心と体の元気というのは非常に確保されてきている。あとは,それをどう使うか,生きる力にどうつなげていくかということが大事だろうと思う。そのなかで,特に研究指定校において,学力等の基礎学力の成果は右肩上がりで上がってきて,良いと思うが,基礎・基本に関して「自分にはよいところがあると思う」という児童生徒の割合で,「よくあてはまる」「ややあてはまる」と回答した児童生徒の割合が,小学校では73.3%に対して,中学校では59.1%と下がってきていることが少し気になる。自分の力をどのように使えるのか,車で言うと,エンジンをどのように育てていくか,そういうところを含めた基礎・基本,知・徳・体ではないかと思う。つまり,知・徳・体を支えるような意欲をぜひ育てていただきたい。総合評価で概ね順調に伸びているという判断で,さらにこの力を,元気な生きる力に伸ばしていくためには,それをどう使うのか,子どもたちのやる気,意欲をどう育てていくのか,そのあたりをさらに中心として,基礎・基本として徹底されるべきではないかと考える。

○ 「正答率60%以上の生徒が85%以上います」で,60%という数字が,非常に低いと思う。小学校で6割ということは,中学校では,もう5割以下になってしまう。もうこの時点で大学進学は難しいのではないかと思うくらい少し低い数字で,是非,8割,9割くらいの数字を目指していただきたい。「小中の連携」とあるが,この連携がどんなもので,果たしてどういう効果があるのか。現場の先生からすると,非常に時間を取られる。むしろ先生ご自身が持っている児童生徒をしっかり見ていただく時間を確保していただくほうが有効なのではないかと思う。特に,小学校,中学校では,自分の受け持ちの児童生徒を一人も落ちこぼさないよというくらいの気概を持ってやっていただきたいと思う。家庭学習環境について ,おそらくそういう課題があるのだろうと思う。今の学生を見ても,学習の習慣がついてない。おそらくこれは小学校からの習慣だろうと思うし,自立的に学習するという大学生が極めて少ない。つまり,自分の勉強の仕方があまり分かってないということで,特に高校時代になると,自分の勉強の仕方を経験から学んでくるはずだけれども,その辺りがうまくできてないのかなと思う。,小学校に限らず,中高でも勉強の仕方のサポートをしっかりやっていただきたい。高校の学力向上で,センター試験の指標が出ているが,これは確かに分かりやすいものさしだとは思うが,大学を受験しない生徒さんも相当数いると思うので,広島県独自の何か学力を測るものさしのような学力テストみたいなものを開発していただけたら良いのではないかなと思う。科学部等の理数系の部活動の活性化ということは,是非やっていただきたいなとは思うが,実態が伴うのかすごく疑問がある。むしろ,たとえば生物の授業の中で,実験,実習をきちんとやっていただきたい。今大学に来ている学生に授業の中で実験やりましたかと聞くと,1回か2回程度です。これはもう極めて少ない,とても深刻な状況です。ここはぜひ力を入れていただきたいと思う。「食育の推進」で,たいへん素晴らしいこと,取組状況も面白いなと思う。食と関係の深い農業,あるいは,健康というもう少し幅広い括りで体験学習を取り入れるということになれば,知・徳・体ということに非常に合致するので,そのあたりを,是非,積極的に進めていただきたいと思う。

○ 学力という点で,小学校での基本の学力では,全国レベルより上だと思うが,中学校にいくと下がってしまう。この傾向がなかなか良くなっていかない。中学校の教育現場を見たときに,勉強させているかではなく,子どもたちが,いかに先生の話を聞いているかの次元と思う。前を向いて授業を受けている学校は伸びているけれども,横を向いてしゃべっているような学校はうまくいかない。小学校でできていたものが中学校でできない中1ギャップというところがある。これは親の問題でもあり,いろんな問題があるが,それを解決していくことによって,スムーズなことが起こってくるのではないか。「勉強をもっとさせろ」ではなくて,普通に勉強ができる環境が中学校の中にできていけば,がんばる子はがんばるし,全然できない子はできないという二極化されることがなくなっていくのではないか。非常にできてる学校は,みんながパッと立って全員で大きな声で挨拶をするけれども,ひとつの学校にいくと,ダラダラとチャイムが鳴っても遅れて子どもたちが入ってきたりする。学力以前の生活指導ということに注目を当てていただければ何かしら解決の糸口があるのではないかと思う。授業に対して前向きでない子どもたちが大勢いるのも,自分たちが「あなたたちはいてもいなくても同じよ」という程度の評価しかされないということがどこかにある。自己肯定感,「自分は生きている」とか「学校に通って学んでいる」という自分自身に対して,誇りや自信,夢を持てるような環境を整備していくことが大事ではないかなと思う。

○ 「広島未来チャレンジビジョン」というタイトルは素晴らしく,内向きではなくて,未来に向かってチャレンジしていく,そういう人材を育てていく土台になっていくのが,「知・徳・体の基礎・基本の徹底」のためのベースになるものだと思う。その点で,このテーマ全体を通して言えば,「おしい!広島県」,これがピッタリではないか。基礎・基本に関して言えば,いま一歩であるが,数年前までは,「まだまだ」だったので,「おしい」とこまで来たのではないか。以降の取組でここから一歩乗り越えていってほしい。学習意欲,あるいはモチベーションというのは,基礎・基本の支えとなるもので,エネルギーを与えるものなので,大事にしないといけない。重点を置いて手立てを講じていく必要があるのが,幼児期の養育とか教育の充実という項目で,体力も学力も,高校で急に向上するのではなくて,この時期からきちんと育てて,高校,出口ということになるのではないか。出口の高校生の学力の向上には,「おしい」よりも,まだまだ一歩というところでさらに重点化していく必要があると思う。それを支える体験活動や児童生徒の体力・運動能力というのも連携しているので,そのことも重点を置いていく項目ではないかと思う。知・徳・体のバランスのよいことが大事だが,基礎・基本の徹底もバランスのよいことが大事で,学校教育法第30条2項にもあるように,基礎的な知識,技能だけではなくて,思考・判断・表現力や学習意欲という,これがバランスよく子どもの中に育てられていくということが,基礎・基本を伸ばしていくという点でも大事と言われているので,広島県の場合は,バランスをとっていくということが大事ではないか。それらのためには,実態に基づいた原因分析をしていく必要があると思う。もし,自己肯定感が低いのであれば,その原因はどこにあるのか。学力向上に近道はないので,力のある先生が子どもに向き合って,いい授業をきちんと積み重ねていくことに尽きると思う。環境を作っていくためにも,たとえば地域や家庭の連携,特に家庭の中での生活習慣をきちんとしているか,あるいは小学校と中学校,中学校と高校,小中高が連携して取り組んでいるか,学力が定着していない地域は様々だが,定着している地域に共通しているのは,この連携,つながりが家庭や地域と,あるいは校種間でつながっているという地域の学力が定着しているという傾向があるのではないか。そういう意味では,そういう原因分析をしながら進めていくと同時に,うまくいっている地域の事例を参考にしながら取り組んでいく必要があるのではないか。この未来チャレンジビジョンからすると,「勉強すればいい学校に入れる」ではなく,もうひとつの学習へのモチベーション,「勉強すれば世の中をよりよくしていける」というような社会貢献型のもうひとつのビジョンを広島の子どもたちが持てれば,この広島未来チャレンジビジョンにつながる知・徳・体の基礎・基本の徹底ということに非常に効果を発揮するのではないかなと思う。

「特別支援教育の充実」について

○ 大学では,障害者に特に門戸を閉ざしているわけではないが,入学時に初めて障害の実状が分かる,特に入試の時点で初めて分かるということがある。それから合格した後に,どういう対応が必要かということが分かる。かなり後手後手に回っているということもある。個別支援というか,障害の程度に応じた環境の整備をこれまでも既に行っており,在学中に障害を持った学生さんに対してのチーム支援,専門のコーディネーターを配置して対応しているという状況である。ここに掲げられている項目と同じような対応をしているが,なかなか全てがうまくいくということでもないが,ここに掲げてある状況は,満足のいく状況かなという印象を持った。実際のところ,頭を悩ましているのは,近年,特にメンタルなどの問題が多いということで,最近良く耳にする発達障害のある学生さんが少なからず入学してくる。あるいは,その予備軍と見られる学生さんが非常に多いということで,学生相談室を充実させたり,専門のカウンセラーを配置して対応している。重症な学生さんは,保護者との密な連携という形で対応は取らせていただいているけれども,それが大学に入って初めて表面化してくるという学生さんがおられたり,また高校までのケアの状況を全く知らないなかで,突然対応を迫られる。このあたりについて,プライバシーも多々あるので難しいとは思うが,高校との連携が少し課題としてはあるのかなという印象がある。

○ 障害のある方たちの特別支援教育については,高等学校PTA連合会の中でも,特に特別支援のところのPTAの方は非常に熱心で,特に学校との関係でも学ばせていただく部分がたくさんある。社会が歩み寄っていかないとなかなか社会に適合できない状況があるので,そのバックアップがあることで,個人の意欲,自立した意欲というものを育てていけると強く思う。この分野は,全体で教育を考えていく中で,非常に大事な分野だと思う。広島県の特別支援教育については,非常に意欲的に進んでいると感じている。特に今,目に見えにくい障害,発達障害等が増えているが,そういう中で若干重度な子どもたちのところが,この中でもう少し力を入れる部分というのが見えてきてる。理学療法士さんとか作業療法士さん等の非常勤の講師の方の指導ということで,ぜひとも常勤で雇っていくこともできないかというような声もお聞きしている。全体的に見ると,おそらく知的障害児が増加したり,就職希望者が増えていたり,評価の中で言うと,外部要因というか,急速に課題がたくさんあって,そのなかで,ジョブサポートティーチャーの配置などさまざまな施策を打たれているという印象を受けているので,全体としての評価はBとなっているけれども,Aに非常に近いBなのかなという印象を受けている。学校は競い合ったり,それから専門性を獲得したりということで進学校とか,部活で強くなっていくとか挑戦していくとかという部分と,もう一方で助け合って生きていくというか,ともに生きていくということを学び合っていく場だと思うので,そういう意味で特別支援教育はとても大事だなと思う。特別支援教育の学校内部だけでなく,地域との連携についても,社会福祉協議会や地域の団体と,地域の活動等々で連携していくというところが,もう一歩進んでいくといいのかなと思う。

○ 個人的な経験で言えば,ある特別支援学校は私がやってるNIE,新聞を活用した教育にチャレンジされている。あるいは,いろんな研修会に全然専門でない私が呼ばれていって,言語活動の充実,あるいは子どもたちに夢や志をどう与えるかという疑問に大きく期待されていたりというもので,いろんな学校でそういうチャレンジが始まっているのではないかと感じる。特別支援教育,それを担っているのは先生方や保護者の方々で,その先生方や保護者の方々がいろんな場面でやはり悩まれたりする場面が多いと思う。そういう意味では,そういう方々を支えていける相談体制,サポート体制の充実というのは,非常に重要ではないか。とりわけ,専門家が一言「こうだよ」と言ってあげるだけで,指導されている先生の表情がずいぶん穏やかになったり,保護者の方の表情が穏やかになったり,そのことが子どもにいい影響を,ということがあるようで,そういう意味では,相談体制の充実というものはより進めていくのではないのかなと思う。もう一つは,いわゆる特別支援学校には通っていないけれども,軽度の発達障害のある子どもたちの支援というのは,普遍的にある大事な課題ではないかな思う。そういう意味では,広島大学でも今そのことに力を入れようと考えてますけれども,そういう子どもたちをサポートしていけるような先生を育てていく,そのことは非常に重要なことではないかと思う。

「学校教育を支える基盤の強化」及び「教育委員の活動の充実と戦略的広報の展開」について

○ 学校の中で,保護者の力というのはかなり大きいものだと感じる。学校でもたしかに,先生が今いろんな研修等で,あるいは学力向上等の指定を受け,先生は変わります。そして,生徒が変わり,学校が変わり,そして地域が変わるという,非常によいサイクルできているが,その中で,先生方は一生懸命がんばっているが,ほんの僅かな保護者の対応によっては,たとえば電話がかかったりして,それで1日対応に追われるということもあり,ほんの一握りの保護者の力で以て,学校活動がなかなかうまく回らないということがあったりする。基盤強化としては,保護者の方も巻き込んでいって,一緒に活動ができるように,よい方に向けていけるような,そんな保護者の方の基盤の力は大事だと思う。学校の基盤は,教員,そして保護者,もうひとつ大事なのが子どもだと思う。子どもも学校の教育の基盤ではないかと思う。その意味では,長い教育の中で幼小中高大という一貫を考えている教育がよくあるが,幼のころから,どう学校の中で基盤として係わってくる力を育てていくのかが大事だと思う。また,幼小,小中,といった一貫の力をどう持っていくのが必要かと思う。その中で,子どもの数が少なくなっており,地域の力もだんだんと弱まっていってることを考えると,子どもの同士の間柄というものをどう作っていけるのか,子どもの中での目指すモデルをどこに持ってくるのかを,今の子どもたちは悩んでいるのではないかと思う。家庭の中でも子どもは少ないし,地域の子どもの数も少なくなっていますので,子ども同士で遊ぶことも少なくなってきていると思う。先生もモデルではありますが,少し年が離れているので,もう少し近くのロールモデルが必要なのかなと思う。同級生の中でのロールモデル,あるいは先輩の中のロールモデル,クラブ活動の中でのロールモデル,自分がコピーしたいと思うようなモデルをどう学校教育の中で持ってくるのか,そこが基盤につながっていくのかなと考える。先生の中でも,成果給を出しながらということで,ややもすれば競争を煽るような形となってますが,そのなかでの競争と同時に,どう協調していくか,共に演奏していく,そういったことも必要だと思う。その身近なところでできたような基盤,人と人との関わりの能力が,ローカルなものからだんだんとグローバルなものになっていく,広島県から外に出ていくような力,自信になっていくと思う。学校教育を支える基盤としては,保護者,そして子どもの基盤が入るのではないかと思う。

○ 育てたい子どもの像の実現とか,広島教育の日,学校行こう週間,あるいは親の力を学びあう学習プログラム,わくわく学び隊等いろいろ企画されて実行されていることは素晴らしいとは思うが,そのプログラムが,実際にまだ十分に保護者の方,地域の方に,伝わっていないのではないかということがあり,参加者は増えているようだが,もっともっと広告というか宣伝のほうに力を入れて,保護者だけでなく,地域に住んでいらっしゃる方々も広く参加できるように,そういう広報活動をもっと広げていけば,もっと活発になるのではないかと感じる。教職員の能力・意欲向上,資質・指導力の向上ということに関して,それをどう評価するかというのが非常に難しいと思う。検討委員会等で客観的に評価できるようなものとして評価基準を定めていく必要があるのではないかと感じた。道徳に関して,教材を作ったということは書かれているが,その道徳教育が実際になされてるかどうかが書かれてなく,また道徳教育を教員ができるのかどうかということも調べられてない。教育の基本の知力も学力もそれから体力も大切だと思うが,やはり家庭を含めて教育現場でも,道徳というものは子どもたちの教育の基本だと思う。教材だけでなく,それを教えることができる先生を育成していくことが子どもの教育にとって大切ではないかと感じた。特色ある学校づくりについて,授業交流等をされているが,学校間だけでなく,学校の中でもお互いの授業を参観したり,あるいは保護者を含め,地元の方々,外部の方も授業を参観できるような開かれた学校づくりが,よりよい学校づくりになるのではないかと思う。たとえば,高校生が自分のサイエンス的なことで,実際に学んだことを発表する,そういう場がある。そういう情報を教育委員会のほうで集めて,それを小中高にフィードバックすることで,夢や希望を持てるような目標を具体的に提示することが基盤の強化にもなるのではないかと考える。

○ 教職員のやる気と成果を適正に評価する評価基準というのが,やはり非常に難しいのかなと思う。特に成果について,目に見えるとこだけではなく,目に見えない営みが教育現場の中にはあると思うので,そのあたりをどのように評価していくのかというところについて,ある程度定量化したものがないと,まずいのではないかと感じる。不祥事ついては,なかなか減らない。減ってはきているものの,なかなか根絶されない。一方,PTAで活動していて感じるのは,問題があったときにマスコミのほうに先に出てしまって,自分の学校のことなのに後から知ってしまうことがある。たとえば,学校の先生に問題があるということがあれば,まずは担任であったり,学校であったりというところに問題提起をして,しっかり自浄作用を働かせていくのがベースだと思う。今は,すぐに社会的問題になって,保護者はあとから聞かされるというような状況がよくある。そのあたりの信頼関係を,学校の先生方と一緒に作っていくことはできないかと感じる。開かれた学校づくりの推進や教育フォーラムで,さまざまな参加者の数が増えてきてはいるが,そのことで実際に,たとえば親の力を学びあう学習プログラムとかをされたあとで,親たち同士の絆とか,つながりがどう広がっていくか。事業の受講生が増えたことは良いことだとは思うが,それが実際にどのように「つながり」というものに広がっているのかという部分がなかなか見えない気がする。大学生のボランティアの登録で,取組を通じて大学生自身がそのことでどう成長していくのか,そういうモチベーションが上がっていくような,そんな内容が一歩一歩広がっていっているのかと思うし,大学も教育系だけでなく,さまざまな個性を持った学生さんたちが係わっていくことが大事だと思うので,地域での受け入れ団体や,あるいはコーディネーターの方たちの力量が非常に大事なのかなと感じる。そのあたりにも力をいれていただけるといいなと感じる。

 ○ 成果給に係わる業績評価の件について,大学もこういった取組が始まっているが,成果そのものを図るということはとても難しい。絶対的な評価もあり得ないということで,なかなか前に進まないが,こういう制度に取り組まれているのであれば,この成果の評価をどのように検証していくのかというシステムを考えていただきたい。個々の先生の能力を引き出すことのなかで,やはりチームとしてやるという評価も大切なのかなと思う。先生の世界も多様ですから,リーダーシップが発揮できる先生もいれば,専門性の強い先生もいるし,子どものあしらいがうまい先生もいらっしゃる。教員たちでチームとしてやっていく基盤を整える,それを大きくしていって,学校としてチームでやっていく,そういった面の評価も大事だと思う。

○ 不登校などの問題も,もう少し社会の人たちと一緒になって取り組めたら良いと思う。保護者の理解も得ながら,地域と連携がうまくとれたら良いと思う。

○ 開かれた学校づくりという点では,学校へ行こう週間とか広島教育の日というのはあるが,私個人としては,広島教師の日というのがあってもよいのではないかと思う。先生の日というのは,アジアにあって日本にはない。やはり教育は先生次第ということもあるので,先生が輝けるような日を作って,広島未来チャレンジビジョンで先生も輝いていくということも,開かれた学校づくりのひとつではないかと思う。教職員の資質,能力の向上というのは,最も大事なことだと思う。校内での研修を充実させていくことが必要ではないか。それは,レッスンスタディで先生が授業力をあげていくだけでなく,それと同時に,目の前にいる子どもたちの実態,それをどういう風によりよくしていくかという方向での研究,アクションリサーチと呼んでいるけれども,教育の実践研究的なものを取り入れた指導力向上のやり方を少し取り組んでみる必要があると思う。とりわけ,現在の教員の年齢構成においては,5年未満の方がどんどん増えてきていて,その方々を育てていく40代の中堅の方が少なくて,一気に50代という年齢構成となっている。そういうなかでは,学校の中でのリーダーを育てていくという点でも,いわゆる授業研究,研修のあり方を少し一歩前へ進めてみるというのも,必要ではないかと思う。とりわけ急がれるのは,耐震構造の工事もそうでだが,ソフト面である防災意識,防災教育というのは,釜石ではないが,広島県は「死者を絶対に出さないんだ!」という方向での,建物だけでなく,ソフト面での防災教育や安心安全対策のための防犯教育なども充実させていくというのもひとつかなと思う。「教育委員の活動の充実と戦略的広報の展開」というのは,やはり広島未来チャレンジビジョンにおいて,広島県が取り組もうとしてるのは「希望の物語作り」,「広島県をこういうように進めていこう」という,希望の物語を作っていく,いわばプロジェクトXみたいなものではないか。ここでは,戦略的広報の展開であって,戦術的広報ではないので,何をやってるという具体的な戦術と同時に,何を目指してどう進んでいこうとしているかという大きな方向性の戦略的な広報を考えていく必要があると思う。現実には,県のホームページを見られるご家庭というのはまだそんなに多くないとすれば,逆に冷蔵庫に貼るミニポスターとかもいいかもしれない。そういう工夫を,教育委員会として進められていくのもいいのではないかと思う。

「グローバル社会に生きる力の育成」及び「ことばの教育・キャリア教育の充実」について

○ 姉妹校の増加という意味で,これから交流はうまくいくのだろうと思う。留学生の交流と言うのも,外から中に入ってこられる方と,こちらから出て行く人たちの留学生ということもあるが,その辺りのインとアウトが数としてどうなのかと思う。姉妹校の増加で交流があるが,これまでの3Fといわれる,Food,Fashion,Festivalというものはやるが,それ以上のことについてはどうなのかなと疑問符がつくと思う。これは,かなりドラスティックにやっていかないと,広島のグローバル教育,人材教育というのは,あまり成功しているとは思えないと思う。留学生の活用方法が非常にまずい。留学生に話を聞いてみると,小学校に「お客様」として配置され,教室の前に座らされて,ゲームを少ししたら,あとはずっと教室の参観をしてるだけで,何もしてない。「活用」と言う場合には,間に入っている子どもたちと話をするということが現実になされてないと,「交流はやってますよ」というジェスチャーだけで,中身のないものになっていくのではないかと思う。子どもたちにとっては,最近はマスコミで異文化だとかテレビの報道の中では知っているが,実際に肌の色が違う人たちと握手したり,ハグをしたり,一緒にいろんなことを話したりすることについて,実際面ではそれほど分かっていないと思う。これから先,費用がかかることかもしれないが,小学生の授業では,特にそういう留学生をうまく利用する,活用するという形をもう少し具体的に考えていったほうがいいのではないかと思う。そして,今あるものをうまく利用するということでは,JICAのOBをうまく使うとか,県の国際センターは留学生の把握はきちんとできているので,コーディネーターとして利用してはどうか。「ことば」の問題では,ことばの運用能力が高められていないと言うことをつくづく感じる。特に,英語の教育に関して言えば,キャッチボールのできる先生がとても少ないと思う。小学校の5,6年生で英語教育に入っているなかで,スポーツでもなんでも同じだが,キャッチボールができないと,子どもたちが実際にことばを使うことが,なかなか向上しない。そして,かなり辛抱強く繰り返しをしないといけない。そのあたりの先生方の英語運用能力などの研修がきちんとできているのかなというのが疑問。韓国などは,独自の方法を持ってるようだが,日本では,小学校,中学校,そして大学入試のときの英語が上手く連携していない。大学のほうの入学試験のやり方にも問題があるのだが,いわゆる「使える英語」というものの教育が非常にお粗末だなと思う。グローバル人材で使える英語になると,はなはだ遠いと感じる。

 ○ JICAのセンターは,東広島に拠点があって,中国管内では広島は非常にアドバンテージがある。実際いろんな小学生とか中学生が施設訪問に来られたり,高校生が1泊2日で協力隊員になってもらったりもしている。施設見学プログラムにきた小学生が外国の研修員と話しをするが,小学校,中学校の英語では,なかなか話にならないとも思う。

○ 小学校レベルで先生の言っていることをきちんと聞くことは,基本的なことでとても大事なことが,それと同時に,自分の考えをきちんと大勢の前で言わせるという教育がされているのかと感じる。外国の学生と比べて,どちらかというと先生の授業をきちんと静かに聞くという子は多いのだが,自ら質問をしたり,自分の考えを冷静に述べたりする子どもが,とても少ない。感情的にならないで,自己主張をきちんとできる子を育てるのは,とてもグローバル社会にとって大切なことだと思うので,その辺りも小中高大と連携して,もう少し能動的な教育,アクティブな教育も必要なことではないかと思う。

○ 仕事で海外からのお客様を案内することがある。その方たちに話を聞くと,広島という都市はやはり幸いなことでも,不幸なことでも,世界的に知られている都市であり,それは本当に国際平和文化都市と言う言葉のなかに含まれていることだと思う。日本というと,東京,京都,広島というような見方をされている都市であると感じているので,この広島未来チャレンジビジョンというところの,子どもたちが自分たちの住んでる町,県をどれだけきちんと世界の方たちに自分の言葉で紹介できるかということは非常に重要だなと思う。そういう意味で,日本語も大事だし,英語もとても大事だと思う。

○ 最低限の英語力は身につけて欲しいなと思う。小中高の先生方の能力がもう少し足りない,運用能力という面では何回も研修を積んで,もう少し高いレベルのものにしていただきたい。そして,留学生も,中国や韓国の方は,たくさん来られている。たとえば中国語は分からなくても,一緒に共通言語として,英語で話せば,みんな留学生と仲良くなれる状況です。そういう意味でも,もう少し使える英語の教育というところへ力をいれていただきたいと思う。

○ 「私のキャリアノート」を小学校から高校まで引き継がれるように活用される仕組みとなっていることを初めて知りました。子どもの頃から,自分は将来何になりたいか,そんなことを思い描きながら成長して,それがどんどん引き継がれていくというのは,非常に素晴らしいことだと思う。ただ,先生方は,これを異なる学校でずっと引き継いでいかなければならないというのは,非常に大変で負担なことだろうと思うが,企業でもよくあるが,制度を作って,フォーマットを作って配ったら,フォーマットを埋めることに終始し,当初の目的を忘れ,それで全部提出したからOKのようなことがよくある。だから,このキャリアノートも,評価の考察のところで,ほぼ全ての学校で活用されましたということで,A評価にはなっているが,埋めることが目的にならないように運用面できちんと活用されていればいいなと思う。ことばということを考えると,自分の中で伝えたいこと,言いたいこと,思い,感動したこと,なにかそういうことがなければ,表現することができないと思う。その人が言葉を使って自分の気持ちを発信するという過程においては,子どもたちの意欲とか,生きる意欲,何かに夢中になるなど,そういう体験そのものが,非常に重要ではないかと思う。併せて,アウトプットとして,その語彙を増やしていくことも大切だと思う。表現を身に付けるという意味では,最近の弊社の人事担当のものと話をしても,ヤバイとかスゴイとかそういう言葉しか出てこなくて,なにがどうなのか,自分がどう思ったのか,具体的に言葉で伝えることがなかなか困難になってきていると聞く。教育現場でも,本を読む,新聞を読む,ということには非常に力を入れているとは思うが,企業においても,たとえば,新聞を読むということは,ただインターネットでニュースだけを検索してみるのではなくて,全体を読むことで全体像をつかむ,そのなかで何が本質なのかということをつかむことを,会社に入ってからでも教育の中ではやっていかなければいけないことだ思う。子ども自身の中に,伝えたいことをどのように育てていくかということと,それから言葉という道具を使っての表現力をどう高めていくのかというところが大切だと思う。これは,先生方ご自身も,自分たちの体験,経験を増やすことで,先生方の中に,伝えたいこと,感動したこと,そういったことを育んでいくことも大事だと思う。卒業生の就職率を高めるのは,本当に責任の重たい仕事だと思う。その就職率が一つの指標となっているが,最近の傾向として,マニュアル化された面接,丸暗記してきた志望動機とか,場を変えても誰に聞いても同じ答えが返ってくる質問とか,そういう傾向がすごく増えている。会社の人事が見るのは,そういうことではなくて,その人が持つ人間性であったり,伸び代だったりするので,たとえば覚えてきたことを言ったあとに切り返した質問にどう答えてくるかというところを見ますので,就職が叶うために,いろいろ指導されることも大事だと思うが,本当に大事なのは,子どもたちが本当に知・徳・体で,学校の中で学べる期間にどれだけ自分たちの誇れるものを見つけることができるかのほうが大切かなと思う。

○ 子どもたちの語彙数がまったく少なくなっている。そのことに関して,ひとつには,日本の住居を考えてみたら分かるが,お年寄りと住まなくなってきていることで,お年寄りの言葉が小さな子どもたちには聞かされていない。広島弁でもどの程度分かるのかなというような小学生のデータも出ていたこともあるが,そういう意味でも,語彙数を増やすには読書が一番だと思う。大学生が1年間に本を読む数が私たちの時代よりも極端に少なくなってる。小さいときから,本を読んで考えることをさせていないということ。読書をさせるということは,とても大事で,小学生のとき,あるいは幼稚園のときぐらいから,本を読んでやるというところから始まらないと,その楽しさは分からないと思う。

○ 学問をやろうとすると苦しいが,苦しみも楽しみ,なにかエンジョイするような方向に教育を持っていってやらないと,結局みんなやらない。本を読まなければ入試に通らない,語彙がたくさんないと入試に通らない,自分の考えが述べられないと入試に通らない,そしてインタビューはすべて英語でやりますとやったら,みんなきっとそれをやります。

○ 広島県は,グローバル社会に生きる力の育成という施策を実現するためには,環境としては恵まれており,それをいかにうまく活用していくかということだと思う。特に最近の県立学校の姉妹校連携の取組などは全国的にも非常に注目されているものだと思うし,ESDやユネスコスクールなども順調に行われていると思う。ひとつ課題になるのは,単にイベント的,交流的なプログラムだけでは,なかなかグローバル社会に生きる力にはつながっていかないので,そのイベントや交流のベースになっているような,使える英語,ユーモアのあるコミュニケーションができる英語が,きちんと育てていけるカリキュラムがいるのだと思う。広大付属三原中学校では,中学校3年生がアメリカからきたお客さんを平和記念公園へ案内して,最後に平和について議論していくプログラムがあが,そのために必要な力はどうやって作っていってるかというと,幼稚園の3歳のときから外国人に出会って,逃げないで積極的に自分を表現するということから,小学校,中学校と積み上げていって,出口で初めてつくわけであって,高等学校だけではなくて,幼児期,小学校,中学校,高校とカリキュラムとしてつなげていく,そういうなかで世界に貢献していくような人材が育っていければすばらしいのではないかと思う。情報化に対応した教育という点で,必ずしも電子黒板があることがいいことではないが,グローバル社会を生きる力を育てる教室環境という点でいうと,まだこれからということがあるのではないか。お金がかかるが,施策として掲げるのであれば,ここのあたりはかなり重点化してもよいのかなと思う。「ことばの教育・キャリア教育の充実」はA評価は当然ではないかと思う。広島県でAでなかったら,全国でAはつかないと思う。このテーマは,何代かの前の教育長さん,その次の教育長さんがおられたとき始められたのが,この「ことばの教育」であり,「キャリア教育」であっても,いまの指導要領のベースになっている。つまり,広島発の教育ということになると思う。そういう意味では,全国をリードしているのが広島だと思う。その中でも注目したいのは,高校生の就職状況が何年か前から比べて,この厳しい中であがってきていることは,すごく努力をされているのだと思う。でも,下がってはきているが,3年以内の離職率というのがまだ3割を越えている。とりわけ,この3割の原因は人間関係能力,あるいはコミュニケーション能力が原因しているとキャリア教育の委員会では言われている。それを「0」にとしようと思うと,上の問題ともかかわるが,コミュニケーションの能力や人間関係を作っていくような能力というのは,大事なものとして,育てていく必要があるのではないかと思う。

「多様な主体の社会参画」,「生涯学習・社会教育の振興」及び「文化・スポーツの振興」について

○ 県内の人権教育を拝見すると,かなり進んでいると思う。

○ それぞれ参加者が増えてるということは評価できると思う。生涯学習センターで研修が17市町に留まっているという現状だが,全ての市町でということで考えるのであれば,何かバリアがあるのであれば,全ての市町で実施されるようにバリアを取り除いていっていただきたいと思う。パレットカレッジで3講座というのは,非常に数としては少ないと感じる。参加者は増えているということだが,たとえば大学連携講座については,もっといろんな大学も県内にあるので,もっとたくさん講座が開かれても良いと思う。大学との連携だけではなくて,安佐南薬剤士会などがあるが,そういった地域にある専門職の団体が開催するような,たとえば薬に関する地域の方々とのやりとりというような,大学に限らず,いろんな専門の団体との連携講座というのも,もっと幅広く開催できるのではないかと感じる。参加したときの受講者が,その後,参加してよかった,こういうことを次回は変えてほしい,こういうカレッジを開催してほしいなど,参加した方々の情報を収集して,それをまたフィードバックしていくシステムを作ることによって,生涯学習がますます広がっていくのではないかと感じる。

○ パレットカレッジを開催するが,来られる方がいつも固定してる。これは広報に原因があるのではないかと思う。もう少し,県民の方に知らせる方法があるのではないか,時間設定が少しまずいのかと思ったりする。

○ この資料を拝見して,福山と三次に歴史民俗資料館,歴史博物館の存在を知った。私も広島県民の一人なので,ある意味,これが実状を表していると思う。ホームページを拝見すると,学芸員がいろいろ企画をされて,こんないい施設があるということが分かった。ただ,事業指標として来館者数の目標を立ててあるが,福山・三次ということで,どれだけ広島県の方たちが行けるのかと思うと,もっとWEB上で連携を図って,せっかく博物館があるのであれば,もっと県民が有効に活用できる,教育の現場でも活用できるような,そういうネットワークを使ったことがあって,それがPRされていけば良いと思う。スポーツということで,広島県から今度のオリンピックに出る方もいるが,同じように,音楽で世界を志したり,美術で世界を志したり,そういう環境を整備していただけたらと思う。

○ サンフレッチェとカープと広響というプロの団体がある。これをもっとうまく利用されたらどうかなと思う。美術館とかそういうところで音楽をするとか,子どもたちが多く集まるところに広響を呼んできたり,プロの人たちに学ぶ,そういううまく連携を作っていったらどうかなと思う。

○ 多様な主体での社会参加という点で,人権教育に関する事柄が出ているが,広島県はこのことにはかなり継続的に力を入れてきていると思っている。人権教育の振興しか項目がないが,プラスもう1項目くらい入れてもいいのかなと思う。それは,教育基本法が改正されて,教育の目的第1条は,平和で民主的な国家社会の継承者を育てる,そのベースとなる人権とともにさらにそれを主権者として社会を作り上げていく,そこのところの社会参画にかかわるような取組というのは,未来へのチャレンジビジョンということで,広島県はあっていいのかと思う。「生涯学習・社会教育」に関しては,広島県はいろんな生涯学習施設が充実している。充実はしているが,距離的にも遠いのと,作られた頃からほとんど予算がかけられてないので,苦労しながら運営されており,お客さんも固定していて,そこから一歩前に踏み出せないという状況がある。ここは,やはり物語,ストーリーがいるではないかと思う。お金はかけなくても,旭山動物園のように奇跡は起こるので,ぜひ奇跡を生み出してもらいたいと思う。「文化・スポーツの振興」という点,競技スポーツについては,非常にがんばられていると思う。でも,地域のスポーツは,ジュニアを育てるという点でもう一歩かと思う。体力の問題もあるが,突然体力がつくわけではなくて,文化施設もスポーツもそうだが,いわゆる最も大事な時期があるのではないか。10歳の子どもたちが美術館に行っていい絵を見た,博物館に行って面白かったと思ったら,それはずっと続いていく。新聞もこの時期,面白いと思ったら,親になっても読み続けて,子どもに奨めてくれる。そういう意味では,10歳の子どもの時期は場合によっては,無料にしてでも,この時期に育てておくと,文化やスポーツに親しむ人に育っていくというのもあるのではないか。そういう意味では,ジュニアスポーツを育てていくというのも,もう少し力をいれていいのかなと思う。そのときに,プロとの出会い,超一流のあこがれる人に出会うというのは,大事な文化・スポーツの振興なので,これはさらに充実させていただければと思う。

6 資料

(1)教育改革推進懇談会開催要領,委員名簿   (PDFファイル)(181KB)
(2)教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価について  (PDFファイル)(777KB)

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