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平成18年度 第3回教育改革推進懇談会 概要

平成18年度 第3回教育改革推進懇談会 概要 及び平成18年度第2回教育モニターアンケートの集計結果について

 子どもの体験活動等について,平成18年度第2回教育モニターアンケートの調査結果等を基に,意見交換をしていただきました。

1 懇談会の目的

教育委員が第一線の教育関係者と意見交換することにより,学校教育に関する施策の有効性を点検し,より適切・妥当な施策展開の方向性を探る。

2 日時及び場所

平成18年11月10日(金曜日)10時30分~12時30分

県庁北館 3階 第6委員会室

3 出席者教育委員会委員5人

教育改革推進懇談会委員8人(学校関係者4人,市町教育長2人,PTA関係者2人)

(委員名簿)

4 テーマ「子どもの体験活動」について

5 主な意見

(1)子どもの体験活動について

○ 田舎では,少子化で子ども同士が外に出て体験をする機会が少ない。昔は,畑で遊びを通じた様々な体験ができていたが,今は畑も荒れ,子どもが中に入ることもできない。環境が整えば,子どもは自ら進んで様々な体験をすると思う。

○ 子どもは楽な所で遊んでいたいと思うものだ。私が子どものころは,家にいると,いつも子どもがしなければいけない仕事があったが,今はそうした仕事はなく,部屋にはエアコンやテレビがあり,家が楽な場所になっている。
 子ども会やPTA役員などが様々な体験活動を企画して参加させる機会をつくらないと,子どもたちを外に出すことは難しくなってきているのではないか。

○ 体験活動に関する色々な情報を知ることができたら,子どもと一緒に参加してみたいと思う。親が様々な情報を集め,子どもに対して意図的に体験活動への参加を促すことも大切ではないか。

○ 子どもが買物の手伝いをしたり,家の掃除や整理整頓をするといった生活体験が不足していると考えている教員が8割を超えているのに対して,保護者等は6割にとどまっており興味深い。教員は,学校での生活体験不足に起因する問題事象を実感しているのだろう。

○ 子ども部屋が快適な空間となっている今,子どもの生活体験不足を実感している。たわいのないことで傷つく子どもが多くなってきており,こうしたことへの強さを身につけていくためには,人間関係づくりが大切であり,日常生活における生活体験が必要である。生活体験の大切さを親に啓発していかなければならないと思う。

○ 今の高校生を見ていると,小さいときからの豊かな体験活動が大切だと感じる。発達段階に応じた体験活動を経験させていくことが必要であり,また,単に経験させるだけでなく,体験活動を学びとして深めていくことが必要である。

○ 学校は様々な役割を担わされ,手一杯の状態である。今のままでは教員の仕事が増えるばかりである。地域の退職教員等に応援してもらうなど,学校とPTA,地域をコーディネートできる仕組みを考えてもらいたい。

○ 何事もまずは,すべて学校で対応という流れを地域に戻していくことが必要である。この役割を担うのが,市町で社会教育を担当する部署であり,こうした部署が学校,PTA,地域をコーディネートする役割を担うべきと思う。

○ 学校でキャリア教育を進めていくことなどは子どもにとって効果があるが,進めるには先生の負担が大きい。教育効果を高めるためには,役割分担等を考える必要があると思う。県民に理解し,協力してもらう土壌をつくる必要がある。

○ 芸北地域の子どもは広島市域の子どもに比べ,体験活動をしている割合が高い。都市部の子どもに多様な体験の場を積極的につくっていく必要があると思う。

○ 若い世代の親自身の体験活動が不足しており,また,教員も様々な体験活動を経験してきていると思うが,すべてを経験し,指導できるわけではない。まずは,親子で一緒に参加できる体験活動の情報,機会の提供が必要である。

○ まとまりのある体験,動機付けの体験が必要。体験は個人的なもので,質的に高まったものが経験である。学校教育では,教科のフィルターをかけると経験になる。経験にまで高めていく体験が必要である。

(2)体験活動のカリキュラムについて

○ 中学校の教育課程では,「総合的な学習の時間」を軸に,体験活動を肉付けしている。本校では,1年生は「自然」,2年生は「地域」,3年生は「福祉」をテーマとして様々な体験をさせている。こうした体験を通して自分の生き方を考えさせているが,体験に当てる授業時間が足りないという実態もある。

○ 体験活動の大切さは認識しているが,何でもかんでも学校ですべきではない。高等学校ではねらいを明確にした上で体験活動をさせることが大切である。体験することにより,高い志を持ち,探求していきたいと思う動機付けとなることが大切である。

○ 体験活動については義務教育の出発である小学校で実施することを大切にしたい。体験活動を通して教育活動を実践することが,次代の広島県を担うにふさわしい子どもを育てることにつながっていくと思う。

○ 小学校では「生活科」や「総合的な学習の時間」の他,学校行事などで,ねらいを明確にした効果的な体験活動を仕組んでいきたいと考えている。少ない活動の中で,効率的に実施することが必要だと思う。地域や保護者へも活動への協力について働きかけていきたい。

○ 障害児学校の子どもは,時代や環境の変化だけでなく,障害があるということで体験の機会が与えられていない。子どもや保護者に体験活動を提供していくことが学校の役割である。
 障害児学校では,教育活動のすべてが体験活動であり,ほめられる,チャレンジする,失敗する,感動する体験を通し心を育てている。

(3)その他

○ 小中学校で一番感じるのは,先生が忙しすぎるということである。その原因の一つは,先生同士の横のつながり,情報の伝達ができていないからではないかと思う。人事異動があると,これまでのことが新しい先生に引き継がれていない。また一からはじめなければならない。これではいくら時間があっても足りないのではないか。

○ 中学校のクラブ活動に勝る体験活動はない。人事異動ではクラブ活動の観点も重視していただきたい。学校のクラブ活動は,教員の異動により影響を受ける。エキスパート教員の制度があるが,クラブ指導においてもエキスパート教員がいて良いのではないか。

○ 教員の多忙感の話があったが,現在,校長を中心として組織的に取り組んでいくための体制づくりに力を入れている。一つの手法として,起案制度も取り入れながら意思決定をしている。データベースをつくるときは大変だが,完成すれば改善が早い。工夫しながらやっていくことで,省力化できるところもある。減らせる仕事は減らしていくということを徹底していきたい。

6 教育モニターアンケートの集計結果等

(1)アンケート【一般アンケート(PDF55.5.KB)企業アンケート(PDF28.3KB)教員アンケート(PDF29.0KB)

(2)集計結果等

○資料【アンケート結果の概要(PDF1.06MB)

  ・参考資料1【アンケート結果比較(PDF1.02MB)

  ・参考資料2【アンケート自由記述の概要(一般アンケート)(PDF6.06MB)(企業アンケート)(PDF930KB)(教員アンケート)(PDF811KB)

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