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平成18年度第1回懇談会の概要1

平成18年度 第1回教育改革推進懇談会 概要 及び平成17年度第3回教育モニターアンケートの集計結果について

平成17年度広島県教育委員会の「重点施策に関する重要度・満足度」に係る教育モニターアンケート調査の結果等について,意見交換をしていただきました。

1 懇談会の目的

教育委員が第一線の教育関係者と意見交換することにより,学校教育に関する施策の有効性を点検し,より適切・妥当な施策展開の方向性を探る。 

2 日時及び場所

平成18年5月12日(金曜日)10時30分~12時30分  

県庁北館 2階 第1会議室

3 出席者

広島県教育委員会委員 6人,教育改革推進懇談会委員7人(学校関係者3人,市町教育長1人,PTA関係者2人,民間1人)

委員名簿

4 テーマ

(1)アンケートに関する意見交換

 ・平成17年度 教育委員会重点施策に関する重要度・満足度

(2)自由な意見交換

5 主な意見

 (1)「知・徳・体」の基礎基本の徹底

「知」に係る取組について

○本校では,「基礎・基本」定着状況調査の考え方を取り入れて,全教科での観点別による学力分析を行っている。各教科で,観点別の強み,弱みを明らかにし,意図的・計画的な指導を行うことにより,成果が出てきていると思う。

○意図的・計画的にきちんと指導できている学校とできていない学校で差が出てきていると思う。教育長が,校長へ指導をしっかりしていかなくてはならない。

○アンケートでも傾向が出ているが,親の話を聞いていると,基礎学力の定着に向けた取組みについては,ある程度満足してきていると感じる。「基礎・基本」定着状況調査の結果という判断基準ができたことは,保護者にとってありがたい。

○以前は小学校4年生くらいからの勉強を中学校に入学してから復習しないとついていけない状況があったと聞いているが,最近は改善されてきていると感じる。今後とも,継続してしっかり取り組んでほしい。

○高校では進路が多様化している。子どもの進路をしっかり保障し,伸ばしていってほしい。保護者も学校へ可能な限り協力していきたい。

○子どもの安全対策や基礎学力定着への取組みなど,近年の教員には負荷がかかり過ぎている。教員にゆとりがないと,とっさの問題に対応することが難しくなることから,地域が一体となって取組む必要がある。

○様々な生徒の実態に対応していくため,教員の資質・指導力を高めていくことが求められている。

「徳」・「体」に係る取組みについて

○家庭の教育力が落ちてきている。物事の善悪を親が子どもに教えていない。学校では集団行動のルールや勉強を教え,家庭では基本的な生活習慣や躾を教えるという役割分担を明確にした上で,そうした世論を高めていくことが必要である。

○子どもに何か問題があっても親が出てこない。他人任せの親が多い。こうした親への対策が必要である。

○生徒指導上の諸問題解決には,親も必死に取組む必要がある。保護者と学校が協力して問題解決に当たられるよう,教育委員会でも,そうした仕組みを考えてほしい。

○いくら学校を開放しても,保護者が学校教育に関心を持たないとなんにもならない。親を取り込んでいく必要がある。

○高校は小・中学校に比べ,保護者が話し合える場があまりない。どうすれば子どもに言うことを聞かせられるのか分からない保護者もおり,生徒指導の先生と保護者が一緒に考えられる場が必要ではないか。

○様々な教員への批判を聞くが,例えば授業を抜け出した生徒を先生が追っかければ,そのクラスは授業ができず,今の教員の数での対応は無理である。地域の力を活用するため,地域と調整に当たる教員が学校にいれば随分違うと思う。

○校長として教員の多忙感をいかに解消していくか,いつも意識している。学習指導においても,部活動においても教師が生徒と向き合う時間は大切である。

○行政の仕事を地域が代わって実施するという動きがあるが,学校は,様々な問題解決のための取組みについて,新たに取込むことはあっても,なかなか外部へ出せない組織である。これを改善していかなければ,教員の多忙感は解消されない。

○子どもの体力のなさに驚いている。総合的な体力づくりを,特定のスポーツだけではなく,社会体育の中でもやっていく必要があるのではないか。

○障害児学校の保護者が子どもへの夢や願いを持てるよう,母親教室のようなものが必要ではないか。保護者がこうした夢や希望を持ち,それを支援できるような学校にしなければいけない。

(2)信頼される学校づくり

○保護者に問題があっても学校に責任転嫁し,学校のせいにしようとすることが多いと感じる。学校 は引きすぎている。学校の実情をもっと保護者に訴え,先生の数も足りないということを前面に出しながら協力を得ていけば,地域と密着した開かれた学校となることができる。

○もっとPTAをうまく使ってほしい。先生に自信を与えられる親でなければならない。

○保護者には学校へ出向いてほしい,実態を見てほしい。先生が自信を持って保護者と話をするため,校長や教育委員会はサポート,後押ししてほしい。

○保護者には家庭でしなくてはいけないことをしっかりやるという意識が必要

○保護者と学校の関係づくりは,昔と比べると大変時間がかかるようになった。そのため,日常的な意思疎通が必要である。

○信頼される学校とは,保護者と学校がしっかり意思疎通し,同じ事柄を共有できる学校であり,親も先生も子どもも安心できる学校である。

○信頼される学校づくりには,教育の質を高めることが何よりも大切である。近道はない。

(3)特別支援教育の充実

○障害児教育の充実について,「わからない」というアンケートの回答が多かった。理解に向けた啓発を具体的にしなければならないと感じた。

○特別支援教育は専門性につきる。多忙ではあるが,専門性向上に向け取組んでいきたい。

(4)自由な意見交換

○保護者層への人格形成にもっと力を入れていただきたい。

○保護者を対象にした講演会を開催しても,本当に来てほしい人は来てくれない。関心を持った人だけが来られる。例えば,国や県の予算で韓流ブームなど人気があるものを活用して,心の問題を訴えるようなことを考えてもらえればありがたい。

○小学校の統廃合などが進んでいるが,地域の子どもは地域で育てたい。こうした考えを持たなくなったところから荒廃が進むのではないか。広島県総合計画では,「住んでみたい広島県」を目指すとのことであるが,通学には多大な経費が必要となり,親が子どものために転居する例も多い。地域の活性化も含めて考えてほしい。

主な意見の詳細

6 教育モニターアンケートの集計結果等

(1)アンケート【一般アンケート,教員アンケート,企業アンケート】(PDF3.27MB)

(2)集計結果等 

 ○資 料【アンケート結果の概要】(1.42MB)

 ・参考資料1・2【アンケート結果の内訳】(PDF2.72MB)

 ・参考資料3~5【アンケート自由記述の概要】(PDF5.6MB)

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