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子どもの体力向上のために~元気いっぱい!ひろしまっ子~2

子どもの体力の向上のために

1 学校での取組み ~ 運動好きな子どもづくり ~

 学校においては,体育の授業の時間はもちろんのこと,始業前や休み時間などを活用して学校全体で工夫をこらし,「子どもが運動好きになる」ように取り組みましょう。
 

〈取組み例〉  

(1)推進体制の確立

◆ 学校の組織づくり
○ 体力つくりを学校全体として取り組むために,推進体制を確立しましょう。

保健体育部を設け、体力つくり推進リーダーを位置付け,健康,体力つくりの企画,立案をする。

◆ 体力つくり推進リーダーの配置
○ 体力向上は,学校のすべての教職員の一体的な協力体制で進めることが重要です。各学校で「体力つくり推進リーダー」を定め,そのリーダーを中心に学校ごとの課題に応じた取組みを進めましょう。

体力つくり推進リーダーのイラスト◆ 指導計画の作成
○ 体力向上の全体計画が教科や特別活動などの活動の中で,どのように関わり展開していくか,各学校の実態に応じた推進計画を作成し取り組みましょう。
その際,学校で作成する保健安全計画にも関連付けて作成しましょう。

 

 

 

 

 

体力向上年間指導計画例(○○小学校3学年)

 

体力向上年間指導計画例(○○小学校3学年)

◆ 体力テストの実施
○ 子どもの体力・運動能力の現状を把握し,取組みの成果と評価,改善を行うため,毎年,体力テストを実施しましょう。
 テストの結果は,保護者にも伝え,子どもの体力の現状を認識してもらうことも大切です。  

(2)具体的な取組み例 

 子どもたちが多くの時間を過ごす学校では,体つくりのいろいろな取組みが期待されます。
 生徒が学校で過ごす一日の中での具体的な取組みを考えてみましょう。

通学時の生徒のイラスト◆ 通学時に
○ 元気に歩いて登下校させましょう。
  また,エレベーターやエスカレーターの利用を控えさせ,階段の利用を奨励しましょう。

◆ 始業前や休み時間で
 始業前や休み時間は,運動や積極的な外遊びに適した時間帯です。
○ 先生がいろいろな運動や遊びを紹介して,体を動かす楽しさを発見させましょう。 
 また,仲間や友だちといっしょに運動や遊びができるよう,全員で体を動かす時間を設定しましょう。

東広島市立小谷小学校の実践例

― 大阪マラソン ―
 小谷小学校では,昭和33年に地域の要望により健康教育の取組みが始まりました。
 当初は,養護教諭の健康相談が主で,その後,給食指導,「体つくり」と広がっていきました。
 現在では,保健指導,給食指導,大阪マラソン,目の体操,歯磨き指導など内容を精選しながら,一貫した健康教育への取組みを続けています。
 「大阪マラソン」は,30年間続いている体つくりのひとつです,毎朝8時10分から10分間,音楽に合わせ,全校生徒が運動場を走ります。最初は全員一緒に,途中から自分の力に合ったスピードで,最後は全力疾走で終わります。
(小谷小学校の平成13・14年度研究紀要から抜粋)
(略)
「土踏まず」ができていない,登り棒を登るときに足の裏で支えられない,体が固いといった子どもたちの実態から,「はだし」での取組みを続けてきた。
 子どもたちの意欲付けのために,マラソンの実施時間等を計算して,300キロメートルを目標としてきた。学校のすぐそばを山陽本線が走っているため,白市駅から出発し大阪をゴールとしたことが「大阪マラソン」の名前の由来である。
 曜日によって走る方向を決めて両方向に走るのは,体の左右のバランスのためと考えて,途中から取り入れた。

~大阪マラソン~
~大阪マラソン~

【新体力テストを実施して】            
 5,6年生になると全国平均を上回る記録が多くなっている。これは,それまでの運動に対する姿勢が積極的である児童が多く,継続した運動によって高学年の身体能力が伸びる時期に
成果として表れていると考えられる。

 

 

 

 

西城町立三坂小学校の実践例

 三坂小学校では,「一日一回は,さわやかな汗」を目標に,休み時間(業間)を利用し,「一輪車」,「スキー」,「ミニクロカン」を行い,体力つくりに取り組んでいます。雪により,部屋の中にこもりがちな時季も自然環境に合ったスキー種目を取り入れるなどして,子どもたちに外で運動するよう学校全体で取り組んでいます。
 また,体力つくりに欠かせない「健康づくり」についても,健康状態を自己管理する
「けんこうばん」の活用や栄養バランスのとれた食事のとり方などを給食などの体験を通じて学ばせるなど積極的な指導を行っています。

4月から10月まで一輪車

雪の積もった校庭を8の字を描くようにスキーで滑る様子の写真

12月から3月までスキー
年間をとおしてミニクロスカントリー
一周200mの運動場コースを5分間走る。
 (雨天時は体育館でなわとびをします。)
雪の積もった校庭を8の字を描くようにスキーで滑ります

 

◆ 体育の授業で
○ 競い合わせや記録への挑戦などを取り入れ,一人一人の状況に応じた目標設定をすることで,多くの達成感を味わわせましょう。また,豊富な運動量でしっかり汗が流せる指導計画にしましょう。
○ 柔軟体操など「体つくり運動」領域の「体力を高める運動」に焦点を当てた具体的な事例集の「体つくり運動指導資料」(平成14年3月広島県教育委員会作成)を積極的に活用し,授業づくりに役立てましょう。

単元計画例

◆ 体育的行事で
○ 運動会や球技大会などを積極的に計画しましょう。
○ 子どもたちが仲間と一緒に運動することで,協力や競い合い,記録への挑戦などで多くの達成感が味わえる内容とし,運動をする意欲を高めさせましょう。

運動会のイラスト◆ 運動部活動で
 同じ目的を持って仲間と一緒に,スポーツに打ち込める運動部活動は,体力の向上はもちろんのこと,豊かな人間性も育成してくれます。
○ 積極的な参加を促し,明るく活気あふれる学校生活を過ごさせましょう。
○ 本県のサッカーなどのプロスポーツ選手やバレーボール,ハンドボールなどの日本のトップレベルの選手によるスポーツ教室を開催して高度な技術に触れさせるなど,子どもが運動好きになり,体力向上に資するような機会の提供に努めましょう。
○ 子どもが自分の興味や関心に応じたスポーツが行えるよう,外部指導者の積極的な活用や複数校合同運動部活動の推進などによって,活動種目の充実と活動の場の確保を図るなど,魅力ある運動部づくりに努めましょう。

スポーツスタンプカードのイラスト◆ 体育の宿題
○ 体を動かす機会を少しでも増やすよう,子どもの実態に合わせて一人でもできる運動を課題として与えるなど,放課後や家庭でも運動する習慣を付けさせましょう。その成果はきちんと評価してあげましょう。
○ 放課後や家庭で運動や外遊びをするたびにスタンプが押される「スポーツスタンプカード」を作成するなど,与えられた課題が楽しく行えるような動機付けの工夫を行いましょう。

 

  一人でもできる運動例

 

○なわとび(例)○ストレッチ体操○バランス
○なわとび1. 3分間連続とび
2. 50回連続とび
3. あやとび,2重とびなど,いろいろなとびかた
○ストレッチ体操○バランス
○ 壁倒立○ラジオ体操○ボールリフティング○ボール投げ上げとり
○ 壁倒立○ラジオ体操○ボールリフティング○ボール投げ上げとり

 

○ペットボトルダンベル(中・高校生向き)
○ペットボトルダンベル(中・高校生向き)空のペットボトルに砂や水を入れると簡単なダンベルができます。
500mlのペットボトルに砂を入れると約1kgの重さになります。

 

トップページ 体力の意義と現状 子どもたちの体力のためにVol.2

 

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