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県立高等学校における必履修科目の未履修問題

県立高等学校における必履修科目の未履修問題について

平成13年9月14日
広島県教育委員会

1 問題の概要

高等学校学習指導要領(平成元年文部省告示第26号,平成6年度入学者から適用)では,第1章 第3款の1において,高等学校のすべての生徒に履修させる必履修科目が示されている。

(例)

教科

必履修科目

地理歴史

「世界史A」,「世界史B」のうちから1科目並びに「日本史A」,「日本史B」,「地理A」,「地理B」のうちから1科目

公民

「現代社会」又は「倫理」+「政治・経済」

理科

「総合理科」「物理IA」又は「物理IB」「化学IA」
又は
「化学IB」の5区分から2区分にわたって2科目

「生物IA」又は「生物IB」
「地学IA」又は「地学IB」

しかしながら,一部の県立高等学校において,これらの必履修科目を一部の生徒に履修させていない状況があった。

2 該当する問題のあった学校

学校数

学校名

14校

広島皆実高校,呉宮原高校,三原高校,尾道東高校,尾道北高校,

福山葦陽高校,海田高校,廿日市高校,世羅高校,府中高校,

庄原格致高校,高陽高校,広島井口高校,安芸南高校

(課程は,すべて全日制課程)

3 該当する問題があった教科

教科

地理歴史

公民

理科

件数

12件

3件

2件

4 学校に対する指導

  • 当該高等学校長に対し,すべての生徒に卒業までに必履修科目を履修させる措置を早急に講じるよう,指導を行った。
  • 今後,関係県立高等学校における必履修科目を履修させる取組みの進捗状況等について把握し,継続的に学校を指導する。
  • 全県立高等学校に対し,学習指導要領に基づいた教育課程の実施を徹底するとともに,学校訪問指導を強化する。

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