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広島県産業教育審議会中間報告に係るパブリックコメントについて

広島県地方産業教育審議会「中間報告」パブリックコメント結果

 「中間報告」への意見募集を平成20年4月1日(火曜日)から4月30日(水曜日)まで,30日間実施しました。

 53名の方から,電子メール,ファックス及び郵送で御意見をいただきました。多くの方々から御意見をいただきましたことに対しまして,厚く御礼申し上げます。御意見の集約に当たっては,中間報告の項目に沿って,同趣旨の御意見はまとめ,概要を次のとおり取りまとめました。

 3 次代の産業を担う人づくりの在り方・方策」

(1) 県内の人的・物的資源を活用した教育指導の充実について【中間報告 p27~28】

  • 生徒が研究成果を学会等で発表する機会を設けることにより,研究に対する達成感を持たせたり,最先端の研究発表に触れたりする場を与えてはどうか。
  • 企業の関係者を学校に招へいし,学校設備を利用して教員の研修を行う場を設定してはどうか。
  • 多様性に富む社会全体と連携するとともに,現場で機能するシステム等を構築し,専門高校の内発的発展を図ることが重要である。
  • 日本がこれまで培ってきた高度な技術,卓越した技能を若者へ伝承するための方策が必要不可欠である。貴重な体験・経験ができる産・学・官による教育内容づくりをしてもらいたい。
  • 社会的マナーがしっかり身に付けば,おのずと基礎・基本が身に付き,立派なスペシャリストになる。マナーを身に付けるための学ぶ体勢を整えるべきである。
  • 我が県には,農業を専門とする有資格者が多くいるので,登録制度を創設し,講師として受け入れてはどうか。
  • 企業・営農家などから短期講師として人材を受け入れ,教員の多様化を図るべきである。
  • 専業農家として成功した事例等,各種情報を共有化できれば,今後の参考になると思う。
  • 専門学科で学ぶ生徒の意欲が高めるためには,企業がどのような生徒を要望しているのか,企業から直接,話を聞ける場を設けることが必要である。
  • 社会の中で,「ものづくり」に関わる仕事が軽視され,大事にされていないと感じる。「ものづくり」の体験を通して,その難しさや喜びが実感できる環境づくりが必要である。
  • 提言内容を実現するためのタイムスケジュールが示されると,産業界や大学などの協力が得られやすいと考える。
  • 商工会議所等との連携を基に,デュアルシステムやインターンシップ等の推進体制を強化してほしい。
  • 産業界の第一線で活躍されている人材を活用するなどの方策を望む。
  • 教育能力を有した地域の病院(県立病院等)での実習を充実してほしい。
  • 県内の人的資源を活用するとあるが,誰が主体なのか明確にすべきである。

(2) 産業界や継続する教育機関等との協力・協働体制づくりについて【中間報告 p28~30】

  • 「専門高校・専門学科教育人材育成機構(仮称)」に賛同するが,「ひろしま産業振興機構」の内部組織として「専門高校・専門学科教育人材育成部門」を設けるほうが,人的・財政的にも効率的に運営できると考える。
  • 継続する教育機関等との協力・協働体制づくりについては,「専門高校・専門学科教育人材育成機構(仮称)」を拠点校に設置し,大学もカリキュラム開発に参加するべきである。小・中学校対象の催し物には,ボランティアを活用してはどうか。
  • 「専門高校・専門学科教育人材育成機構(仮称)」では,専門高校の経営システムの変革を図るとともに,専門高校生の育成にあたり統一的な戦略目標を策定し,計画的に実行するべきである。
  • 「専門高校・専門学科教育人材育成機構(仮称)」,「専門教育支援体制協議会(仮称)」,「コーディネーター」が,実現することを望む。
  • 地域社会の担い手を育成する専門高校では,地域社会のニーズに応えるためにも,地域社会と連携した教育システムの構築が必要である。
  • 専門高校・専門学科が時代の変化に適切に対応するためには,学校外の関係団体・関係機関と一体的な取組みを行うこととその検証が喫緊の課題である。
  • 地域産業界と連携し,地域の「ものづくり」産業における技術・技能の高度化・複合化を専門教育の内容に生かしてほしい。
  • 幼稚園や小学校の時から,工場見学や社会見学により県内企業の仕事内容を見てもらい,ものづくりの楽しさ,すばらしさを伝えることが必要である。
  • 専門高校・専門学科から大学・専修学校までの一貫したカリキュラムの編成方法など,高等教育機関等との接続を研究する必要がある。
  • 福祉専門学校や農業技術学校と連携した農業と福祉のプロフェッショナルを育成する5年一貫専門教育システムの設置を提案する。
  • 高等教育機関との連携については,画一的にすべての学科が学校間連携するのではなく,各学科の内容(特色)に応じて連携すべきである。

(3) 高度な技術を持った教員の養成について【中間報告 p31】

  • 教員養成・研修に関しては,評価を行うことが大切である。研修による教員の変容を追跡し,研修自体の評価と改善を図るべきである。
  • 教員の専門性を評価・顕彰するため,専門教科の模擬授業コンテストや教材コンクールなどを実施してはどうか。
  • 高度・先進的な技術の習得を目指すには,研修する場と時間が保障された技術指導を受ける必要がある。専門教育に係る技術研修の場を設定してほしい。
  • 実習に関する指導においては,現場経験の豊富な人材を積極的に採用するべきであるため,企業との人事交流も視野に入れた連携が必要である。
  • 農業高校では,栽培技術等のみでなく,経営的センスを持った教員の養成に努めてほしい。
  • エキスパート教員を活用した研修会等を実施し,教員のスキルアップを図ってほしい。
  • 専門教科を学び,知識や技術を取得するだけでなく,それらを知恵として活用できる力をつけることが必要と考える。そうした教員の資質向上が図れる研修の場が必要である。
  • 生徒の社会性やコミュニケーション能力等を育成する上で,教員の資質の向上を図る必要がある。

(4) 専門高校拠点校の機能の強化について【中間報告 p32~33】

  • 各校数名程度,高度な知識・技能を持った教員を育成する必要がある。
  • 拠点校の整備は,少子化に備え,集約する意図があるのか明確にしてほしい。

(5) 地域性を考慮した専門高校間のネットワークづくりについて【中間報告 p33~34】

  • 各学科とも特色を持った学校づくりが必要であり,「就職」,「進学」を明確にしたモデル校などを検討してはどうか。
  • 地域社会や企業などの協力を得て,初めて生徒たちが実社会に触れる機会の広がりが期待できる。
  • 専門高校が連携して,地域の課題を取り上げ,地域の課題を解決し,地域産業を発展させる担い手を育成する必要がある。
  • 専門高校は,進学重視や資格取得重視などの具体的な機能の強化が必要である。
  • スペシャリストの祭典は,一般の方の参加を増やす工夫が必要である。開催地近隣の保育所や幼稚園,小学校,中学校などを通じて,周知できるとよい。

4 本県の専門教育の今後の在り方

(1) 次代の産業に対応した専門教育の創造【中間報告 p35~36】

  • 国際化に対応した工業教育のためには,英語の授業を工業の授業と関連付けることも考えられる。
  • 日本を担うスペシャリストを養成する場として必要であるから,専門科目の比率を上げるなど,より専門学校に近いカリキュラムに変更するべきである。
  • 専門高校の在り方を限られたスペシャリスト養成に限定せずに,「ものづくり」に魅力や誇りを持てる体験重視型に変えていくべきである。
  • 徹底した実習教育を推進するため,1クラスあたり定員を20名規模にするとともに,必履修科目を軽減してスペシャリストとして育成するべきである。
  • 税理士,会計士等を養成するには,大学等の高等教育機関よりむしろ専門実務機関(監査法人,民間企業)との連携を強化すべきである。
  • 長期的な展望に持った採用計画や,農業先進県との人事交流,県立農業大学校との人事交流も専門高校を活性化する方法である。
  • 各学校の機能に応じて,人材や施設・設備などの特色ある教育システムを備え,将来のプロフェッショナルの育成を目指してほしい。
  • 企業を含む他機関との共同研究は大変よい発想である。生徒を巻き込むことで効果は絶大だと考えられる。来年度から事業化してほしい。
  • 企業が求める高校生の専門性とは「基礎的な技術力」であり,「最先端機械の操作」ではない。高校生には旋盤技術のような基礎的な技術指導を望む声が多い。
  • 専門教科の深化を図るために,基礎・基本を大事にすることが必要である。
  • 「環境」をキーワードに,地域性に考慮した専門高校間のネットワークづくり等の連携を行うべきである。
  • 地元企業や専門高校・大学等との連携を強化し,広島県の産業を担う優秀な人材を育成するにはどのようなプログラムが必要なのか具体策を検討すべきである。
  • 商業高校の未来を考えたとき,マナー教育・高度資格取得・模擬の会社運営・空店舗活用事業・新商品企画等を超える授業内容の構築が必要である。基本を大事にした授業を地道に取り組んでほしい。

(2) 起業家精神を育む専門教育の創造【中間報告 p36~37】

  • 起業家精神を育むことは非常に重要なことであるが,もう少し,具体的に述べてほしい。
  • 商業高校で実施されているマナー教育や販売実習などは,実体験から得ることができる貴重な経験である。知識と経験の両方を積み重ね,良き職業人として成長していくために必要な授業である。
  • 自己実現の意欲を具体的に強めていくためのカリキュラムが必要である。
  • 生徒に,より実践的な学習を体験させることが,知識・技能の習得につながると考える。

(3) 国際化に対応した専門教育の充実【中間報告 p37~38】

  • 21世紀の国際社会を生きる生徒にとって,国語教育や国際理解・異文化理解の教育を推進する必要がある。
  • 我が国の経済活動を営む上で世界的な影響力を持つようになった中国について理解を深める必要があり,中国語等の会話力を身につける必要がある。
  • 語学力だけでなく,議論・討論のできる人材が必要とされているため,コミュニケーション力を育成するべきである。

その他のコメント

  • 最新の研究成果を有する大学,関係機関等との連携も必要であるが,専門高校生の基礎的・基本的な学力を定着させていくことが急務である。
  • 人々と豊かな人間関係を築くため,ことばの教育や異世代コミュニケーション能力の育成を図るべきである。
  • 専門高校が,地域産業の担い手であることをもっとアピールする必要がある。
  • 専門教育は,知識や技術の育成ばかりでなく,人づくりの面から重要な役割を果たしている。専門教育のすばらしさを県民に伝える術を考えていく必要がある。
  • 県内の人的資源を活用するとあるが,民間企業の手弁当的な応援を一方的に求めるのではなく,将来的な人材確保の一貫であることを民間企業に認識してもらう必要がある。

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