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広島県地方産業教育審議会(第1回)議事録(要旨)

1 日時

 平成19年6月14日(木曜日) 15時00分~17時00分

2 開催場所

 広島県庁北館2階 第一会議室

3 出席者

 9名

4 議事内容

(1) 開会(教育長挨拶)

(2) 委員紹介

(3) 会長・副会長選出(会長:茂里委員,副会長:杉原委員)

(4) 会議の公開方法の決定

 審議会は傍聴により公開(ただし,場合により非公開)とし,審議会の議事録の概要版を公開する。

(5) 諮問

 諮問項目

 1 県内の人的・物的資源を活用した教育指導の充実について,その方策及び内容を検討する。

 2 産業界や継続する教育機関等との協力・協働体制づくりについて,その方策及び内容を検討する。

 3 高度な技術をもった教育の養成について,その方策及び内容を検討する。

 4 専門高校拠点校の機能の強化について,その方策及び内容を検討する。

 5 地域性を考慮した専門高校間のネットワークづくりについて,その方策及び内容を検討する。

(6) 広島県地方産業教育審議会スケジュールについて

(7) 高等学校専門教育の現状について(資料説明)

(8) 協議

(9) 閉会

5 協議概要  

会長: 一つは将来のスペシャリストとしてこれからの専門高校生にどんな資質が求められるか,二つ目は産業社会の変化に対応した教育指導の見直しと充実を図るための観点である。意見を聞かせてほしい。お一人ずつ,意見を聞かせていただきたい。

委員: 企業人として,社会に出て一番大切なものは,コミュニケーション能力である。組織で人と協調して目的を達成するためには,相手が何を考え,自分がどのように受け止め,それを協働してやっていくかが大切である。専門的な知識・能力の前に基礎的なコミュニケーション能力が大切である。協調性,チャレンジ精神,学ぶ意欲が必要である。

委員: 採用する職員には農学部出身者を必ず一人採用する。農業高校から大学進学することで,7年間,農的な考え方を身に付けていく。専門高校から大学進学するのは普通科からの進学と別の意味がある。専門高校に期待している。

委員: 福祉という言葉が,「福祉」なのか「介護」なのか。かつて福祉は措置と言っていたが,現在は介護保険で示すようにケアになっており,措置からケアに時代が移っている。施設と学校がかみ合うことによって強い意志を持った卒業生を増やすことができるので連携していきたい。

会長: 現場との連携こそが強い意志を持った生徒を育てる。

委員: 専門高校の受入先の一つとして専門学校がある。専門高校卒業生は,コツコツ勉強する生徒が多い。様々な資格を取って入学してくる者もおり,意欲を持って資格に挑戦し,より高度な資格を取ることができる。また,学生から高い評価を受ける教員は,「教え方がうまい教員」「専門性に富んだ人」である。専門学校と専門高校が連携することで専門性の高い教員の活用が図られるのではないか。

会長: 現場との連携こそが強い意志を持った生徒を育てる。スペシャリストの育成を5年,6年継続して行う。教育の指導に関しては,専門性を持った先生が学生を育てる。これは,高校も同じである。高校に送り出す中学校としてはどのように考えられるか。

委員: キャリア教育,言葉の教育の充実を図り,育てていかなければならない。また,将来の夢や希望を語れない子どもが多い。人間として生きていく上での基本からの出発で原点に返って指導していきたい。

会長: 中学校でも基本的な部分が重要であると考えているということである。

委員: 将来のスペシャリストを育てるということで,時代が,専門性・高度な技術を有する人材を求めている。それに対応できるような生徒を育てるのが大切である。完成教育は専門高校では難しいので,生涯を通じてスペシャリストになるような生徒を育てるため,高度な技術・知識を身に付けさせる必要がある。座学によってではなく,なす事によって学ぶということでやっている。問題解決能力,発見,発表する力を重視し,「課題研究」という科目で専門性を活かして課題解決をして学ぶ意欲,学ぶ力を付ける。

会長: 高度の技術,解決能力等「課題研究」で自分で学ぶ力を養っている。地域社会への貢献という意識が大切である。

委員: 工業中心になるが,生産工程など大きく変わっていく中で,企業は即戦力に近い人材を求めている。即戦力が無理にしても,即戦力となり得る技術などを教えるに値する力を持っている人を求めているということである。企業の実情を十分に踏まえた教育内容がほしい。

会長:教育内容,教育指導の面ではどうすればよいかと言うことにもかかわっているが,協力・協働はどうか。専門教育における専門性を持った教員の養成をするにはどうしたらよいか,等も含めて自由に意見を述べていただきたい。

委員: 産業社会の変化とあるが,農業に携わる立場から言うと,大学の農学部が減っており,バイオなどに変わっているが,農業高校が真似をしてはダメだと思う。まず農業高校では,農業に関する基本をしっかり教えてもらって,専門学校,大学,企業で応用していくべきである。

委員: 本県の高校には6つの農業学科がある。昔は農業科とか,畜産科とかがカテゴリーだったが,現在は産業工学科等同じ名前の学科がない。昔と名前が違うが,教育内容に大きな差はない。例えば,算盤,音楽を大学から始めるわけには行かない。その時期,その時期にあった教育をしなければならない。

委員: 関連するが,目標を早く見付けることが大切である。商業関係の仕事をしているが,美術館に行って絵を見ることがものづくりに有効であることがわかり,高校の美術をもっと勉強しておけばよかったということもある。日本社会では「問題があってはならない」「こうすべきだ」が先行して無理がくる。問題があるのが当たり前で,それをどのようにいかに早く企業の内部で解決していくかである。一般的に問題は学校にも会社にもあって当たり前で,顕在化して解決していかなければならない。コンプライアンスなど受け入れる風土が必要である。

会長: 問題があって当たり前ということ。2番目の問題も一緒に考えていただいているようだが他に何か。

委員: 卒業生はどれだけ,広島に残るのか。広島の魅力づくりをアピールして,広島県人であることに自信を持って打ち出していけるようであってほしい。また,若い者ははっきりものを言うことができない,挨拶ができない,自信がない子が多い。郷土に対する愛着を育む教育も必要である。

会長: 地元への貢献を考えてほしいというご意見である。

会長: 地域に貢献する人材づくりが必要であるということである。はっきりした目標を持たせる教育が必要という話だった。本日の会議の内容を事務局において整理し,次回の会議に活かしたい。
専門委員会については,事務局の案により審議委員会から3名,専門高校の校長6名で構成する。
次回は専門委員会開催後,9月に開催する予定である。

広島県地方産業教育審議会について

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