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平成19年度第3回キャリア支援会議の概要について

キャリア支援会議の画像

次のとおり,平成19年度第3回キャリア教育支援会議を開催しました。

1 会議の概要

(1) 日時

平成20年2月6日(水曜日) 9時30~11時30

(2) 場所

県庁北館 第一会議室

(3) 内容

・平成19年度キャリア教育関連事業の取組みについて

・「広島県におけるキャリア教育の充実に向けて(提言)」(案)について

2 会議の主な内容

(1) 平成19年度第2回キャリア教育支援会議における協議のまとめについて

○ 第2回の会議では,「平成19年度の広島県におけるキャリア教育関連事業の成果及び課題について」,「『提言』中間まとめ(案)について」,「『パブリック・コメント』について」及び「『提言』中間まとめ(案)に係るスケジュールについて」の4点について,協議をいただいた。
 1点目の「平成19年度の広島県におけるキャリア教育関連事業の成果及び課題」については,キャリア教育実践モデル開発事業において,ある指定地域で,小・中・高等学校が合同で空き店舗を利用した合同販売を計画し,また,小・中・高等学校合同の研修会を開催している。
 小学校では,人間関係形成能力の育成を図っており,この成果として,働くことを通して,人のために尽くすことの大切さを実感し,中学校では,5日間の職場体験により,仕事のしんどさや仕事のやりがいなどが理解できたようである。
 また,世羅町では,卒業後,都市部に行ってしまう生徒たちに,地元の農業関係の仕事を通して,地域に残ってくれるような働きかけも行っているなど,職場体験やインターンシップ等の成果について学校代表の委員から報告をいただいた。
 2点目の「『提言』中間まとめ」(案)については,「提言の表現は,親に「しっかりしよう」というトーンの書き方がよいと思う。」「家庭や地域へのメッセージをもっと強く出すべきだと考える。親が率先してやらなければならないのだという意識付けが必要だと思う。」「広島型を出していくには,「子どもたち一人一人がキャリア教育において,どのようなことを学び,どのようなことを経験したかなどを記録に残して,小学校から中学校,中学校から高等学校へとバトンタッチしましょう。」という部分を上手に広げた方がいいのではないか。」「提言の表現の工夫としては,子どもの姿が見えるようにし,言葉は明瞭で,簡潔なものとし,引き付けることばを用いてほしい。」といった御意見をいただいた。
 3点目の「『パブリック・コメント』について」は,「地域や産業界に対しては,「提言」を通して働きかける方法を考え,キャリア教育に対して理解してもらう必要がある。」
 4点目の「『提言』中間まとめ(案)に係るスケジュールについて」は,「県PTA研究大会などを活用できないものか。そこで多様な意見がもらえるのではないか。今後は,方法の工夫と日程調整が必要である。」などの御意見をいただいた。

○ 前回の第2回会議においては,これまでの議論を基に,「つながり」をキーワードとして,学校,家庭,地域,産業界が連携することによって生まれる教育力を使って,子どもたちを育てていくというキャリア教育の考え方を基に作成した「提言」(案)を審議いただいた。
 また,この「提言」(案)については,パブリック・コメントを実施し,広く県民の皆さんから御意見をいただくこととした。
 本日の会議においては,前回の議論とパブリック・コメントの意見を踏まえて,「提言」のとりまとめをいただき,年度末には「広島県におけるキャリア教育の充実に向けて(提言)」として,広く県民の皆様にアピールしたいと考えている。
 よろしくお願いする。

(2) 平成19年度の広島県におけるキャリア教育関連事業の成果及び課題について 

○ 「キャリア教育実践モデル開発事業」の報告の中で,「各地域で地域との連携を図り人材バンクを作成した。」との報告があったが,この「人材バンク」とはどのようなものか,また,どういった活用がなされているのか詳しく御報告いただきたい。 

○ 竹原地域での取組みを例にあげると,竹原商工会や地域の商店街等との中学生の職場体験や,高校生のインターンシップなどによる連携によって,事前指導等で行う働くことに関する講演会の社会人講師や,職業を知ることなどの進路に関する行事で地域の専門家や先輩として御指導いただくなど,様々な場面で御協力いただいている方々のことである。

 ○ 具体的に小・中・高等学校の連携ということになるとどういった形で行われているのか。
 また,今の連携の方法としては,それぞれの場面で個々の学校でのつながりであるのか,あるいは,全体として小・中・高等学校が連携している状況なのか。

○ 竹原地域の取組みでいうと,地域で行われる様々なイベントに小学校,中学校,高等学校が一緒になって参加し活動することで地域の中で連携している。
 具体的な例の一つとして,つい先日も,「竹原小学校祭り」という小学校の行事に,高等学校の生徒が協力,参加するといった取組みがあった。
 また,小学校のパソコンの授業に,高等学校の商業科の生徒が先生役として参加するなど,多くの場面で連携を行っている。
 連携の状況については,現時点では個々の連携の段階である。
 次のステップとして,小・中・高等学校が全体として連携する形にしていくことが,今後の課題であると捉えている。

○ 瀬戸田地域などでも取組みがなされているが,「おらが町の子どもはおらが町で育てる」といった地域一体型の教育において,高等学校が積極的に地域や小学校・中学校との連携を図り,地域の子どもたちの進学率が向上するといった,地域に愛される学校となることは,重要な取組みである。

○ 「キャリア教育実践プロジェクト」の職場体験等において,事業所の開拓で努力されていると思う。学校単位や,地域,或いは教育委員会といった様々なレベルで行われているようだが,そういったノウハウも共有し,今後の活動に役立てていくべきと考える。

○ 事業の成果として,学校が拠点となって家庭・地域・産業界などをつながり,それぞれの教育力を発揮し,一体となって子どもたちを大人に育てていくプログラムや人材バンクなどの仕組みが出来たことが挙げられる。
 また,「キャリア教育実践プロジェクト」の中学生の職場体験は,大人になっていくための教育実習というものではないかと思う。5日間で何が変わるのかといった問題点や課題もあるが,職場体験から得る経験が,人間関係やコミュニケーションというものを実感できる場となっている。子どもたちが大人になるための「実習」であるといえるのではないだろうか。
 課題としては,各事業に共通する「評価」が挙げられる。ポートフォリオやアンケートなどの取組みが行われているが,今後,継続して評価方法についての検討が必要である。
また,現在の各事業の取組みをいかに日常的な取組みとして定着・継続させていくかも大きな課題であるといえる。
 さらに,いわゆるP・D・C・Aのマネジメントサイクルにより各事業の研究活動が行われているが,P(プランニング)の前にR(リサーチ)が必要でないかと感じる。R(リサーチ)つまり,事前の分析,課題設定のうえでP(プランニング)を行うことにより,質の高い活動になると思う。そういった取組みを行っていくことが課題であろう。
 全体としては,本県のキャリア教育の取組は,学校だけでなく地域や保護者からも良い評価をいただいていると思う。
 本日の各委員からいただいた意見等を踏まえて,今後の各地域及び各学校におけるキャリア教育の研究・実践に取り組んでいただきたい。

(3)「広島県におけるキャリア教育の充実に向けて(提言)」(案)について

1 「広島県におけるキャリア教育の充実に向けて(提言)(案)」に係るパブリック・コメントの結果について

○ パブリック・コメントについては,平成19年10月22日から12月14日を募集期間として,県教育委員会のホームページへの掲載,県庁の行政情報コーナーでの閲覧,県教育委員会指導第二課での閲覧,県内6教育事務所での閲覧と,多くの閲覧の方法によって公表した。
 また,広島県キャリア教育推進フォーラムや,「ひろしま教育の日」フォーラム,県高等学校PTA連合会広島大会などのイベント等においても提言(案)を配布し,意見を求めた。
 回答いただいたのは,合計14件であり,どの意見も,提言(案)に対して賛同した内容となっており,提言(案)の表現そのものについての修正を求めたり,反論したりといった意見は無かった。
 主な意見をいくつか紹介すると,
 「異年齢集団の交流やインターンシップの大切さ」についての意見。
 「学校と産業界等とのつながりが,こどもを大きく成長させる」という意見。
 その他の意見は,いずれもキャリア教育の意義の重要さを認め,キャリア教育をさらに充実させてほしいという意見や,キャリア教育を進める上で,家庭教育が重要であることに言及したものであった。
 このように,回答の件数はわずかであるものの,提言(案)の方向性を後押ししていただく意見をいただけたものと受け止めている。

2 広島県におけるキャリア教育の充実に向けて(提言)(案)について

○ 2ページ目見開きの右ページに中学生と高校生の職場体験の写真が2枚掲載されている。
 消防活動と植林活動の写真であるが,公共的なイメージが強い。多くの職場体験で行っている一般の事業所での様子を伝える写真を加えてはどうだろうか。

○ 同じく,2ページ目見開きの右ページには保護者の感想がある。ここにあるコメントでは,子どもが職場体験を経験して変わったことや保護者としても学んで欲しいことなどのコメントがない。
 これまでの議論の中で報告があった保護者の感想や,思いといったことをあげたほうが良い。

○ 私が中学生の職場体験を目にしたのは,ガソリンスタンドでのことだった。
 接客や給油作業などで生き生きとした姿を見て感心した。
 この提言に掲載された写真の中には,職場体験活動で地域の方や受入れ事業所の方々が多く目にする販売や接客など写真がないので,そういった写真を加えてはどうだろうか。

○ 地域の方々が多くの場面で目にすることは重要であるし,今後多くの事業所で御協力いただく必要がある。

○ パンフレットはまず手にとって見てもらう必要がある。初めに見る表紙について,インパクトのある見出しで人をひきつけることや,興味をもつキャッチコピーなどの工夫が必要ではないか。
 「キャリア教育」について程度浸透しているか疑問であり,そういった面でも工夫が必要である。

○ 御指摘のように,このパンフレットは教育委員会のパンフレットではなく,支援会議の「提言」として公表するものであり,広く皆さんにみていただきたいものである。
 学校・家庭・地域・産業界に見ていただくため,表紙にはキャッチコピーをつけるなどもっと工夫が必要である。その方向で工夫したい。
 この会議の議論の中で「輝く大人を目指す」「夢のスケッチブック」という言葉があった。表紙のイラストのイメージと併せてキャッチフレーズを加えてみてはどうかと思う。

○ 幼児期から高校生までという様々な成長に合わせた場面をイメージする写真があることは,保護者や地域の方々などにとってより身近に感じることができ,具体的でインパクトがあって良いと思う。

○ 見開き右の「産業界と学校とのつながり」に掲載の写真は,調査か測量の場面を写した写真のようだが,少し分かりにくい。もっと活動の場面がイメージしやすい販売や製造といったものの方がよいのではないか。

○ ご指摘いただいた点について整理する。
 表紙のコピーの工夫,2ページ目の中学生の職場体験の写真と吹き出しコメントの変更,6ページの写真について改善を図るということで,具体的には,事務局と委員長の私とで対応するということで御了承いただきたい。

○ (一同了承)

3 広島県におけるキャリア教育の充実に向けて(提言)案 ポスター版について

○ チラシという提供方法については,文字数は別にしても手軽でよいのではないか。
 今の子どもたちはこんなことをやっているのかといったことや,学校や教育委員会の取組みなどを知るきっかけにもなるのではないだろうか。
 文字ではなく,視覚で訴えるようなものに工夫し,PTA活動や学校などで手軽に配れるものとして提供してはどうか。

○ ポスターでする場合は,裏表でなく1枚で提示したほうがよい。
 提供するサイズに合わせて工夫して,ポスターとリーフレットは別々にしてはどうか。

○ 二通りの提供を行うのであれば,それぞれのサイズに合わせて文字の大きさや,分量など工夫して提供してはどうか

○ リーフレットであれば,学校における地域や保護等への啓発など,様々な場面で利用が出来ると思う。
 学校などで自由に印刷し,職場体験の事業所開拓や,地域・保護者等への啓発活動等に利用することが出来れば非常によいと思う。

○ ポスターやリーフレットという形で提供することは有効であろう。二通りで提供することとしたい。
 提供するサイズに合わせて写真やコピーを工夫することとし,内容を損なわない程度に「提言」と同様に事務局と委員長で再考して作成することで御了解いただきたい。

○ (一同了承)

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