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平成19年度第2回キャリア支援会議の概要について

キャリア支援会議

次のとおり,平成19年度第2回キャリア教育支援会議を開催しました。

1 会議の概要

(1) 日時

平成19年9月12日(水曜日) 13時30分~15時30分

(2) 場所

県庁北館 第一会議室

(3) 内容

・キャリア教育関連事業の成果及び課題について

・広島県におけるキャリア教育の充実に向けて「提言」中間まとめ(案)について

・「パブリック・コメント」について

・「提言」中間まとめ(案)に係るスケジュールについて

2 会議の主な内容

(1) 平成19年度第1回キャリア教育支援会議における協議のまとめについて

○ 提言の骨子について,学校間・教員間,学校と家庭,学校と地域,学校と産業界それぞれのつながりについて検討してきたことを確認する。
 「学校間・教員間の『つながり』について」では,保・幼,小,中・高の連携の強化や連携の具体的な取組み方法などが協議された。
 「学校と家庭との『つながり』について」では,「親育て支援」として,学校と家庭がつながって「ことばの教育」や「夢を持つこと」等の取組みを連携して行うことが必要であることなどが協議された。
 「学校と地域との『つながり』について」では,学校が地域の拠点となって積極的に地域に働きかけていくことが協議された。
 「学校と産業界との『つながり』について」では,地域を含めて産業界は「もう一つの学校」としての役割があり,職場体験やインターンシップの意義は大きいこと。また,働くことで社会に貢献していくといった志(こころざし)を持つことの必要性についての示唆があった。
 また,「(5)『提言』の活用等について」では,パンフレットのみではなく,ポスター等の作成についても協議された。

○ 「パブリック・コメントの実施について」では,第1回キャリア教育支援会議の協議を踏まえて,第2回会議において「提言」中間まとめ(案)と,パブリック・コメント等の広く県民の方々からの意見を求める方法について,第2回キャリア教育支援会議において検討することが確認された。

(2) 平成19年度の広島県におけるキャリア教育関連事業の成果及び課題について

○ キャリア教育実践モデル開発事業においては,ある指定地域では,小・中・高等学校が合同で空き店舗を利用した合同販売を計画している。
 具体的には,小学生は,販売の材料となる芋を栽培し,中学生は商品知識や,販売の方法などを学習している。高校生は,小学生を対象に接客の仕方を指導するなど,発達段階に応じて販売計画に参加している。
 また,小・中・高等学校合同の研修会を開催している。

○ 小学校では人間関係形成能力の育成を図っている。働くことを通して,人のために尽くすことの大切さを実感している。
 本年度は,中学校と連携して,合同授業を実施した。小学校6年生にとって,中学校に入学してからの学習の導入であり,また,将来の職業を意識し,実現に向けて努力する気持ちを育てる上で有効であった。
 小学校全学年,中学校1年生を対象とした美化活動では,草取り等の作業を通して,互いにコミュニケーションを図る中で,中学生が小学生をリードし,最後までやり遂げることができ,達成感や自信を持つことができた。
 従来の入学説明会では,中学校の授業や活動等がわかりにくく,逆に不安を募らせるケースもあったため,平成17年度から小学校6年生を対象に体験入学を実施している。

○ 本年度は,11市町に及ぶ推進地域においてキャリア・スタート・ウィークが実施され,他の市町においても,5日間以上の職場体験が実施されている。
 特色ある取組みとしては,職場体験を受け入れるに当たって,事業所が5日間のプログラム等について困っている状況もあり,受入事業所の手引きを作成し,具体的なプログラム作成を支援する取組みがあった。また,職場体験前に地域内の全中学校を集め,挨拶や話し方等について,専門家を招き,合同の講習会を実施した地域もあった。

○ 小学校,中学校,高等学校のそれぞれの取組みの中で,子どもの姿がどのように培われてきたかというエピソードや元気な様子などについて教えてほしい。

○ 竹原市地域では,子どもたちが実際に職業体験をすることで,働くことを身近なものとして捉えてくれたと思われる。
 小学生は,体験学習の時,親やPTAから声をかけてもらっていた。「中1ギャップ」の解消に役立っている。
 呉市の活動はTV取材を受け,先日放映された。この呉市の取組みでは,中学生は,仕事のしんどさや仕事のやりがいなどが理解できたようである。
 また,世羅町では,卒業後都市部に行ってしまう生徒たちに,地元の農業関係の仕事を通して,地域に残ってくれるような働きかけも行っている。

(3) 「提言」中間まとめ(案)について

○ 広島型のキャリア教育は,幼稚園・保育所から小学校・中学校・高等学校につながる発達段階に応じた縦のつながりと,学校・家庭・地域・産業界のつながりという横の広がりによって行われることが特徴である。
 この特徴を踏まえながら,今回提出された「提言」中間まとめ(案)について御意見をいただきたい。

○ 「学校と家庭との『つながり』」の箇所で,保護者の意識を高めるような表現を入れたらよい。

○ 広島型のキャリア教育を発信するために,「ふるさとを愛する」表現を入れてみてはどうか。地域の良さを発信できるのではないか。

○ 「学校と地域との『つながり』」において,地域のことを限定して,小学校区としている。ふるさとのように広い範囲を指すこともあると考えられ,もっと広い範囲とした方がよいのではないか。

○ この「提言」を読んでみると,主体が学校のように感じられる。今回の「提言」は,学校に対する提言になってしまっている。親や地域が主体ではないか。

○ 学校がしなければならないことになってしまうのではないか。

○ 学校の助けを借りて,職業などの意識付けをしていくことが必要である。

○ 親に「しっかりしよう」という書き方がいいと思う。家庭や地域へのメッセージをもっと強く出すべきだと考える。
 親が率先してやらなければならないのだという意識付けが必要だと思う。

○ 親に対するメッセージ性をもっと強く打ち出すことが必要である。
 21世紀を生き抜く大人を育てるためには,それぞれとのつながりの中で育てなければならない。

○ しっかりとやっている親はいるが,親も子も問題を抱えている例もある。担任が抱え込まないで,学校としてのスタンスをしっかりと示してほしい。○ やはり,多少表現は厳しくても「家庭は」を主語にすることが必要だと思う。

○ 具体的に項目として取り上げてはどうか。レイアウトが一律でインパクトがないのではないか。

○ 「県民の言葉」をコメントとして入れてはどうか。

○ レイアウトがきれいすぎると思う。
 県民に配布するのであれば,どんな行動をしてもらおうと考えているのか等の声を入れてもいいのではないか。

○ 5頁から8頁の写真に,体験した子どもの気持ちや受け入れ事業所の感想などを吹き出しに入れてみてはどうか。吹き出しを入れることで,こんな風に子どもが変わるためには,ここに書いてあるようなことをしてみたいなあという行動意欲がわいてくると思う。

○ 他のメッセージは必要か。

○ 4頁のグラフであるが,現在のような4つは必要ないと思う。インターンシップの数とインターンシップを受け入れた事業所数は必要かもしれないが,すべては必要ない。

○ 現在のような表現では,「学校が何かしないと動かない」というイメージを与えてしまうのではないか。

○ 8頁の「学校と産業界とのつながり」の「産業界が果たすべき役割」で「産業界は,子どもたちに『社会』を味わわせるためのもう一つの教室であり,」という箇所があるが,「社会を味わうことができる」という表現にしたほうがよいのではないか。
これでは,社会を味わわせなければならないという印象を持たれてしまう。

○ 学校・家庭・地域・産業界と範囲を細かく分けすぎて全体が見えてこない。もっとおおざっぱでも良かったのではないか。
 例えば,教育界と産業界などにまとめてみることはどうか。
 また,委員からのメッセージは,委員長だけでいいのではないか。

○ 主語は「子どもたち」だと思っていた。学校からみて,他へのつながりを考えようとしていると解釈した。

○ よくまとめられている。委員からのメッセージがこのままだと,委員が出過ぎるのではないかと思う。

○ この「提言」はどこが,どこに提言しているのか分からない。そして,分からない言葉がたくさんある。広島型ということも分かりにくいのではないか。
 広島型を出していくには,5頁の下にある「子どもたち一人一人がキャリア教育において,どのようなことを学び,どのようなことを経験したかなどを記録に残して,小学校から中学校,中学校から高等学校へとバトンタッチしましょう」という部分を上手に広げた方がいいのではないか。

○ 今,この「提言」の中に4つの写真がある。「学校と家庭とのつながり」の頁では,板城小学校おやじの会の活動が用いられている。この場合,おやじの会の声とか子どもの声などを加えてみてはどうか。
 この「提言」を広げたときに,輝いている子どもの姿がみられることが大事である。
 そして,子どもだけでなく地域の人も,どんな子どもを育てたいと思っているのか,また,成功したことや失敗したこと等のエピソードから学んだことなどのメッセージを伝えることができる。
 家庭が家庭に,親が親になることが全面にでるように工夫することが必要である。さらに,写真の吟味とどんなキャプションを加えるかが大切であろう。
 また,「具体的な取組み例」は,主語は家庭で,協力して学校はこうするという流れとなるであろう。
 「学校と地域とのつながり」を例に取ると,時計回りに具体的な取組み例が示されている。「地域は」から始まり,次に「学校と地域は」,そして「学校は」という流れで示されている。これを例にして,他のつながりを示す頁の構成の検討が必要である。
 3つ目には,広島型,広島モデルとしてのキャリア教育を示すことである。
 学校・家庭・地域・産業界はつながることで教育力が生まれる。そして,その教育力を生かして,輝く子どもを育てることができるのである。

○ まず,4頁に示されている「キャリア教育とは」や「キャリア教育のねらい」は,実際に県民が読んで理解できるのか。
 例えば,職場体験とインターンシップの違いとかが挙げられる。それよりは,今,なぜ,キャリア教育が必要なのかということではないか。
 また,5頁から8頁にある写真にメッセージ性のあるキャプションを入れて,小原先生が述べられた「生涯輝く大人づくり」とか,「生きる意味」などを入れてはどうか。

○ 「提言」は,パレットを使って,キャンバスに子どもたちがスケッチやデザインを入れている構造となっている。キーワードやロゴマークがほしい。これらも県民に募集してはどうか。

○ この「提言」を活用するように,冷蔵庫の壁面に貼ってみることができるようにしたらいいのではないか。

○ 活用範囲を広げられるように,カレンダーなどを付けてみてはどうか。

○ 表現の工夫としては,子どもの姿が見えるようにし,言葉は明瞭で,簡潔なものとすること。そして,引きつけることばを用いてほしい。

(4) 「パブリック・コメント」について

○ 地域や産業界に対しては,「提言」を通して働きかける方法を考え,キャリア教育に対して理解してもらう必要がある。○ 広島県キャリア教育推進フォーラムにおいて,意見募集リーフレットだけでは,意見を集めることは難しい。「提言」を加えたリーフレットを作成し,意見をもらうようにした方がいい。初めて見る人が書けるような工夫が必要である。

(5) 「提言」中間まとめ(案)に係るスケジュールについて

○ 今後のスケジュールであるが,本日出された意見を基に,「提言」中間まとめ(案)を再度事務局でまとめたものを,各委員の持ち回りで確認し,10月6日(土曜日)の広島県キャリア教育推進フォーラムにおいて意見募集リーフレットを配付し,県民の方々から広く意見をもらうこととする。
 パブリック・コメントを実施する目的は,県民から関心を持ってもらうためでもある。

○ 10月21日(日曜日)にある県PTA研究大会を活用できないものか。そこで多様な意見がもらえるのではないか。
 今後は,方法の工夫と日程調整が必要である。

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