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平成17年度第2回キャリア教育支援会議

平成17年度第2回キャリア教育支援会議の概要について

キャリア教育支援会議の画像   

次のとおり,第2回キャリア教育支援会議を開催しました。

1 会議の概要

(1) 日 時

平成18年1月24日(火曜日)14時00分~16時00分

(2) 場 所

県庁北館 第1会議室

(3) テーマ

○キャリア教育関連事業の成果と課題について

○職場体験・就業体験等の体験活動の充実について

○平成17年度の取組みの全般について

2 協議の主な内容

(1) キャリア教育関連事業の成果と課題について

ア 事業の成果について

○各事業の取組みは,提言の一つである「子どもたちに対して,仕事の厳しさだけでなく,喜びを伝える。やりがいがあり,面白さもあることを伝える。」ことについて,所期の目的を達成できている。

○各地域とも地域や企業の協力が非常によく得られている。本年度のキャリア教育関連事業の取組みが,今後のキャリア教育を推進するうえの原型となったといえる。

○本年度の広島県における取組みは,概ねうまくいっており,当初の目的をかなり実現している。

成功要因としては,

 ・地域の教育力,企業や家庭,地域の協力が得られたこと

 ・学校や家庭,地域や産業界が連携できる地域で行われたことがあげられる。 

イ  課題について

○職場見学や就業体験といった体験的な活動が児童生徒の勤労観,職業観の育成に有効であった一方で,実施上の課題も大きい。特に,中学校で行う連続5日間の職場体験においては,生徒の希望職種のマッチングについて課題がある。地域によっては,生徒の希望を第4希望まで聴取する必要があった。

○地域の協力を得て確保したキャリア・アドバイザーの方々については,どのように活躍の場を設け,日々の教育活動に結び付けるかを整理する必要がある。

○教職員の人材育成については,個々の教員の自己研鑽とともに,リーダーとなる人材の育成も重要である。

○人材を発見し開発し育成すること,教職員の意識改革を進めることといった人的な資源が重要である。

○現在の取組みが,大都市圏の広島市等で可能なのかというと,簡単にはいえない。本年度の取組みの成果をどう継続させ拡充させるのかが課題である。

○今後,保護者や企業に対して,どのように理解を得て協力体制を広げていくかということを明確にする必要がある。

○今後の事業推進に当たっては,保護者や地域,企業への理解の促進に戦略を持つ必要がある。

○家庭では,社会生活の基本となるあいさつ等の基本的な能力や,社会観を育成する役割がある。家庭における教育力を向上させていく必要がある。

○小・中学校段階では,家庭を中心とした「しつけ」による基本的な能力の育成が重要。児童への取組みより,むしろ保護者に対する働きかけが必要である。保護者に対してキャリア教育の意義やねらいを理解していただき,家庭でのキャリア教育を充実させる必要がある。

○今後の方向性として,生徒の卒業後を見通した施策の展開など,学校と労働局・ハローワーク等の労働行政との連携を密にしていく必要がある。

(2) 職場体験・就業体験等の体験活動の充実について

○インターンシップ等の体験活動で児童生徒の得るものは多く,引き続き拡大・充実させていく必要がある。

○インターンシップ等を行う際には,目指す生徒像という目的・目標を明確にしたうえで,実施していくことが必要である。

○具体的な目標を持っている生徒と持っていない生徒など,生徒の実態に合わせた対応が必要であり,各生徒の状況に合わせた指導を行い,それぞれの段階でステップアップしていくことが大事である。

○インターンシップは教育的効果が高いと考える。インターンシップを実施する際には,学校において,しっかりした基礎・基本となる能力を育成したうえで実施すべきである。

○インターンシップを行ううえで,学校と企業が担う役割をはっきりさせる必要がある。学校では,読み書き,あいさつや言葉遣いなどの基礎・基本を身に付けさせることが重要。企業では,職業観,職業能力の育成の部分を十分に教育することが可能である。その役割分担をおさえて進めていく必要がある。

○ニートやフリーターが問題となっている。学校段階では,社会性を身に付けることが重要であり,インターンシップ等を通じて,基礎的な能力を身に付けることに重点を置く必要がある。

○インターンシップや職場体験活動について,事前・事後の指導(フォローアップ)を含め,カリキュラム化されていることが必要である。

○高校生段階におけるインターンシップは,近い将来の姿を見据え,希望職種とのマッチングを図り,生徒の希望に合致した事業所で行うことが必要である。

○職場体験等の実施に関して,実施にかかわる生徒,保護者,企業,教員(学校)のすべてにメリットがある取組みにする必要がある。 

(3) 平成17年度の取組みの全般について

○地域,学校,企業が一体となって取り組むことが必要であり,将来を担う子どもたちをしっかりと支えていくことが重要である。

○キャリア教育を実施するに当たっては,発達段階に応じた取組みが必要である。それぞれの発達段階に応じて,あせらずに,しっかりと土台をつくりながら進めていく必要がある。

○「ひろしま型」のキャリア教育モデルの実現に向け,

 ・キャリア教育によって,どのような力を子どもたちに育成するのか。キャリア教育は,人間として普遍的に必要な力である。「人間力(人間としての必要な力)」を高めていくことを目指すものである。昨今問題視されている「ニート」「フリーター」対策だけではない。

 ・職場体験・就業体験等は,企業,事業所に預ける形ではなく,学校と家庭と企業とが一体となった取組みとして行う必要がある。

 ・地域の実態に応じて,地域に根ざした地域の特色を生かすものであること。また,地域にないものを子どもたちに提供していくこと,子どもたちの世界を広げていくことも必要。

 ・広島県の取組みは,全国でも注目されるべき取組みであり,この取組みと成果を多くの県民に発信し,全国に広げていくことが必要である。

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