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第4回「豊かな心を育むひろしま宣言」推進協議会議事録

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1 日時

平成14年9月10日(火)14:00~16:30

2 場所

県庁北館 第1会議室及び第3会議室

3 出席委員

朝倉委員,安東委員,石井委員(社会教育部会長),伊藤委員,上田委員(推進協議会長兼学校教育部会長),奥先委員,樫本委員,藤井委員(欠席)

4 内容

(1)上田会長挨拶

(2)宣言の骨子について事務局から提案

   宣言案は,前回までの協議を踏まえ,次の4点について留意し作成した。

  1 宣言の対象は大人である県民であること

  2 道徳教育を進めることや道徳性の育成を打ち出すこと

  3 家庭,地域,学校がそれぞれの役割を分担しつつもネットワークを構築し,三者が一体となった取組みをしていくことの必要性を盛り込むこと

  4 宣言文はインパクトのある言葉で表現すること

5 協議内容の概要

(1)全体協議

【宣言の骨子について】

○ 第1回協議会において「子どもたちを育てる上で大切にしたいこと」で協議した様々なキーワードは,宣言案の中にどのように生かされているのか。

○ それぞれに含まれていると考えるが,主として前回協議会(第2・3回)でのご意見を参考にさせていただいた。≪事務局≫

○ キーワードの中に「つながろう」とあるが,もっと適切な表現はないだろうか。

○ キーワードとして,「つながろう」は「誠実」につながると考えるが,「ふれあおう」ではどうだろうか。

 「ときめこう」は,「希望」につながる。「ふんばろう」というキーワードがあるが,「がんばろう」とか「立ち向かおう」の方がピンとくるのではないか。

○ 「がんばろう」ではなく「ふんばろう」の方がインパクトを感じる。「つながろう」には,どのような意味合いがあるのだろうか。

○ 「つながろう」は,家庭,地域,学校のネットワークを重要視し,社会性の育成を願っている。

○ つながるは,線と線のつながりをイメージするが,ふれあうは面と面のつながりを意味している。「つながろう」よりも「ふれあおう」の方がよいのではないか。

 宣言案には,マイナス面が多く述べられていて読んでいると暗い気持ちになってしまう。子どもたちの様子を見ていると必ずしも悪いところばかりではないはずだ。もっとよい面を取り上げてほしい。

○ マイナス面を述べた箇所は不要と考える。減点方式よりも加点方式の表現を取りたい。また,宣言文として分量が多すぎないだろうか。また,全体を説明形式にするのか呼びかけにしていくのか。

○ 宣言文に中に,心が元気になることの必要性を述べていく必要がある。道徳教育という言葉が多用されているが,家庭,地域での取組みを考えると道徳という言葉でよいのではないか。マイナス思考ではないかという意見については前向きな表現にしていく必要がある。

○ 宣言の発信元が教育委員会とあるが,教育長名の方がふさわしいのではないか。

○ 宣言は今後長期的に取組むべきものとして考えると,発信元は教育委員会でよいのではないか。

○ キーワードとして掲げた「つながろう」について,「ふれあおう」の方が人間的なつながりが出せるという意見が出たが,つながるには人と人,そしてまた他の人とつながっていくという幅広いつながり,ネットワークの大切さというとらえをすることができ,「つながろう」でよいのではないだろうか。

 「道徳」については,現在の状況を考えると宣言文に盛り込む必要があると考える。

○ 「道徳教育」について,これまでのマイナスイメージを説明した箇所の訂正が必要だ。また,「道徳性」という言葉に置き換えてもよいところがある。言葉の使い方に微妙なぶれを感じる。

○ 「道徳」という言葉そのものを出さなくてもそれを感じさせる表現でよいのではないか。

○ 宣言文の全体構成を考えていきたい。初めに「道徳教育」の必要性にふれておき,次に家庭,地域,学校のネットワークを構築していくことの必要性についての述べ,最後に三者のネットワークをもって子どもたちの道徳性を育てていこうとする結びにしていきたい。

○ 骨子や内容については,この後の部会でしっかり協議していただきたい。

 

(2)学校教育部会

○ 先程の全体会では,宣言の骨子について主に次のようなご意見が出されたが,この部会でどのように考えるかについてご協議いただきたい。

 ・文章に否定的要素が強いのではないか

 ・全体的に暗い雰囲気であり前向きさにかける

 ・道徳教育についてどのように表現していくか

 ・「つながろう」や「ふんばろう」のキーワードとなる言葉は妥当か

 ・「心の元気」を育てる環境づくりについてどうふれるか

○ 先程全体会で述べた「道徳教育」という言葉について補足して整理していきたい。道徳教育は本来学校教育の中で使うことから家庭,地域で取組む内容を含むものには馴染まない。その点から言葉を整理してほしい。

○ 県民全体に発信するという観点に立つと文全体に暗さを感じる。もっと前向きで明るさが欲しい。

○ この宣言を発することによって,課題意識を県民に投げかけることがいると思う。今の子どもたちは以前と比べると表現が多様であることなどよさもあるが,その反面,問題行動など課題も多い。したがってそうした現状にもふれておく必要がある。

○ 今の子どもたちは,自分の考えで行動するのでなく友だちにあわせた行動をとることも多いようだ。親も子どもに考えさせることをせず手を出しすぎているようだ。また,核家族化が進んだせいか,隣り近所とのつきあいも少なくなってきている。地域でのコミュニケーションづくりが求められていると思う。家庭,地域,学校がつながっていけば社会全体が変わってくる。例えば,我が子でなくても地域の子として声をかけることができる。完全学校週5日制の中で地域の果たす役割が大きくなっている。地域の行事に参加したり,子ども同士でのつながりを広める活動に積極的に参加したりすることが大切だ。宣言文を発信した後,三者のネットワークづくりのための具体的な施策の必要性を感じる。

○ キーワードとして,「つながる」か「ふれあう」については,地域全体のネットワークをめざすという点で「つながる」でよいと思う。

○ 道徳教育についての従来の間違ったとらえ(古くて封建的なもの)については,これまで学校で道徳教育が十分できなかったことを考え,反省をもとに新たに取組んでいくという表現ではどうだろうか。

○ 道徳と戦前の修身を結びつけて考えている人は確かにいる。それらを払拭するため反省すべきところは反省し,前進させていく必要がある。

 「ふれあう」の言葉については温かさを感じ取ることができるが,「つながる」ことがより日常的で広がりのある活動ととらえることができる。

 「心の元気」とは,子どもが人とつながり,感動にときめき,物事に耐えてふんばっている状態ととらえるならば,宣言文とのつなぎを考える必要がある。

○ 「心の元気」という表現は響きもよく,「豊かな心」というよりも新鮮さを感じる。

○ これまでの本県の道徳教育について説明した箇所については,再度表現を工夫したい。

○ 宣言文を県民はどのように読むだろうか。子どもたちの「心の元気」をとりもどすためにやってみようと思っていただくためには,ある程度平易で読みやすいものとしていくこと,肯定的な要素を大切にした表現としたい。

 キーワードの並びについては,並列ではなく,家庭,地域,学校が一体となっているイメージでリンクさせた表現も工夫してみたい。

○ 全体的にインパクトのある表現がほしい。宣言文全体の流れは,一番言いたいことを初めにもってくる考えもあるがどうだろうか。

○ 基本的な流れはこれでよいと考える。

○ 繰り返しのある部分は整理していく必要がある。

○ 「道徳教育」という文言も整理してほしい。

○ 文章を整理していくことも大切だが,夢や希望,自己肯定感といった前向きな言葉は大切にしてほしい。

 キーワードと取組み例については,同じ座標で表現したらよいのではないか。「ふんばる」については,「たちむかう」という意見も出されたが,今の子どもたちにとっては,たちむかう前に,つらいことや苦しいことから逃げないでその場に留まることが大切という意味をもって「ふんばる」でもよいのではないか。

○ 「ふんばる」という言葉は一般的だろうか。

○ 大人へのメッセージとして「子どもたちにふんばらせてやりたい」というとらえでよいのではないか。

○ 「ときめく」については,子どもだけでなく,大人にも感動体験の中でときめきが必要だということだ。

○ キーワードについては,このままでよいという部会の考えにしたい。

 どうリンクさせるか表現上の工夫については再考をお願いする。

○ 取組み例を紹介したものの中でイメージがわきにくいものがあり,見直しの必要がある。

 

(3)社会教育部会

○ 宣言は,一番初めに言いたいことを述べていく必要がある。「心の元気」は,夢や目標,それに挑戦していく心の強さをもっていることであるから,「道徳教育」を通してこうした元気さを育んでほしい。これがわたしたち大人の願いであることを前にもっていく必要がある。

 また,こうした「心の元気」は,学校教育の中だけで成り立つものではなく,家庭,地域の果たす役割や三者のネットワークづくりが大切だと思われるのでその点についてあらかじめ述べておく必要がある。

○ インパクトのある宣言という意味でも結論を先に述べたい。

 学校教育の現状だけではなく,社会の状況も説明しておきたい。

○ 短い宣言文の中では,家庭,地域,学校と分けて説明したい。前文には「道徳」について説明が必要である。「道徳教育」は,学校教育の中での表現であり,一般的には「道徳」であろう。

 「チャレンジ」,「ネットワーク」は,無理に言いかえる必要はなく,「挑戦」「連携」でよい。

○ 確かに「心の元気」については,家庭,地域,学校と分けて取り上げると分かりやすい。

○ 言葉は,表現を短くすればするほど正しく伝わるように使わなければならない。

○ 宣言をマイナス面から始めるのはいかがなものか。必要であれば前文として扱い,宣言文とは分けたい。

○ キーワードの表現の仕方は,それぞれ「心の~」としたらどうだろうか。

○ 「ふんばる」はあまり聞かない言葉ではあるが,子どもたちに知らせてやりたい言葉である。

○ 心の励ましと「ふんばる」ことはつながらないように思うが,これは大人に対する励ましでもあるととらえる。

○ 今の子どもには「がんばれ」と言われることを負担と感じているのではないか。朝,子どもに,「元気に行っておいで」と送り出すのと「がんばっておいで」というのでは子どもの受けとめが違うと思う。

○ 「がんばる」という言葉自体が軽く使われすぎてはいないだろうか。

○ 「ふんばる」は,「がんばれ,がんばれ」ということではなく,やればできるという達成感を得させたいという願いが込められているように受けとめる。

○ 「立ち向かう」ということであろう。立ち向かうことは,誇りをもって向き合っている状態と考えることができる。

○ 取組み例についてはよく考えてみる必要がある。例えば,よその子も叱る勇気とあるが,褒めることもいるのではないか。

○ 子どもたちのために大人がすべきことを考え,選択してはどうか。事例がもっとたくさんほしい。

○ 「子育て三原則を作ってみませんか」は「子どもとの3つの約束」としたらどうだろうか。「子育て三原則」というと親からの一方的な押し付けのように受けとめられるが。

○ 取組み例については,事務局で事例をもっと考えていただきたい。

 部会として,宣言文には

 ・「心の元気」についてふれた表現を多くしてほしいこと

 ・学校教育に偏らないで,家庭,地域での様子もふれる必要があること

 ・マイナス面のみでなく,こうあってほしいという願いを打ち出すこと

 ・「道徳」についての説明と意義付けをすること

を報告することにする。

○ 結びの部分にも工夫がいるだろう。

○ 全体が説明調であり,スローガン的にまとめてほしいことも付け加える。

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