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平成21年度第1回クラブサポートリーダー研修会<講演の概要>

タイトル:お知らせ

平成21年度 第1回クラブサポートリーダー研修会

[講演概要]

家庭経営と同様に,総合型地域スポーツクラブ(以下,クラブという。)経営の方法はそれぞれのクラブで異なる。

クラブは,これまでの日本のスポーツ振興の仕組を変える取組であると考える。講演の様子

これまでのスポーツ振興の問題点
  ・勝つことだけを目指し,初心者が近づきにくい仕組の「競
   争」から,「共創」への転換が必要である。
  ・特定の人がスポーツの楽しさを独占し,場所を「占有」す
   ることから,「共有」への転換が必要である。これは行政
   の役割でもある。
  ・性別や年齢などで選別する,「分断」から,考え方の違う人
   とかかわり,アイデアを出し合う「共生」への転換が必要で
   である。
  ・行政等に頼る「依存」から,「自立」への転換が必要である。

これからは,クラブという器で地域を良くし,自分は地域と無縁ではないという考え方が必要な時代である。

クラブの設立効果は,クラブを卒業した子どもがクラブ運営のために戻ってくるといった,長いスパンで考えていくことが必要であり,本当に根付くのは20年後と考えている。

クラブ経営についてのテキストは無い。集まった人のアイデアが大切である。経営は金儲けではない。経営とは次の4つの条件を満たした人間の営みである。 
  ・地域住民の生活を豊かにしたいといった発想を持つ。
  ・同じ目的の仲間と一緒に努力する組織の重要性の認識を持つ。
  ・目的を達成するための事業を実施する。
  ・合理性,効率性を追求する。

会員も組織の一員であり,共通の目的を持つことで協働の意思が沸いてくる。「組織=家族」と考えれば分かりやすい。

組織づくりの合言葉
  「フリー」 皆が自由に動ける組織であること。
  「フラット」 みんな対等な関係であること。
  「オープン」 外に開放し,受け入れる雰囲気があること。
  「チャレンジ」 新しいことを始める力を持つこと。
  「エンパワー」 役割を果たす責任感があること。
  これらが自分のクラブにあるか検証する必要がある。

会員が飽きないよう,プログラムを検証し,再編成することも重要である。プログラムサービスは,「自分のクラブの理念や目的との整合性」「参加者数よりも満足度」「自律的スポーツ活動へ発展すること」等を評価していく。

各クラブの基本事業,関連事業及び地域事業を表にして検証すると,何が大切で,何に取り組んでこなかったかが分かる。アンケート調査の実施も有効である。

広報活動は水面上に見えている部分のみであり,大切なのは,会員のニーズ調査などを水面下でどれだけしているかである。広報ではすばらしいクラブと思った人が,参加してみたら全く違うと感じ,二度と行かないようでは意味がない。

既存の団体を吸収したクラブが多いが,教室に参加した人や施設を利用した人自身がサークルをつくるという,自分たちで自律的活動をすることが重要である。

「事業を考える」「会員の声を聞く」「指導をしっかりする」という3つのポイントを外さないように,しっかりとクラブ経営を頑張ってほしい。

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