ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広島県公安委員会 > 定例会議の開催概要(平成24年8月8日)

定例会議の開催概要(平成24年8月8日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年8月24日

平成24年8月8日(水)

 定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○交通規制の改正について
  信号機の新規設置案1交差点及び廃止案1交差点並びに最高速度規制の新規指定案1区間,改正案3区間及び廃止案2区間について説明を受け,審議した。

○暴力団対策法の一部改正に伴う広島県暴力団排除条例の一部改正について
  平成24年7月26日成立し,同年8月1日公布された「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の一部を改正する法律」の改正に至った経緯及び同改正に伴う広島県暴力団排除条例の一部を改正する案の説明を受け,案のとおり議決した。
 委員から,「改正法では,行政や事業者の責務として『何々に努めなければならない。』旨規定してあるが,これは努力義務で罰則はないのか。」旨の発言があり,警察側から,「行政や事業者の努力義務には罰則はないが,行政対象暴力や不当な取引要求の規制範囲が拡大されるなど規制が強化されている。」旨の説明があった。これに対し,委員から,「用心棒行為の禁止は今までの法にはなかったのか。」旨の発言があり,警察側から「改正前の法では規制されておらず,刑法の恐喝等により検挙していた。勿論改正後も刑法に該当すれば刑法で検挙することとなる。」旨,「改正法は,今までの規制の隙間を埋めるものである。警察としては行政的規制と事件にできるものが重なった場合は事件化を優先し,事件化が困難な場合には行政手法で攻めていく。大きな改正点としては,対立抗争や不当要求に伴う市民に対する危害の防止のため,特定抗争指定暴力団,特定危険指定暴力団及び警戒区域を指定できることである。」旨の説明があった。

○警察職員の援助要求について
 福島県公安委員会からあった警察職員の援助要求に基づき,福島県警察に当県警察職員を派遣する案について説明を受け,案のとおり議決した。
 委員から,「ちょうど暑さが厳しい時期の派遣であり,体調管理には十分注意していただきたい。」旨の発言があった。

○監査の実施について
 広島県代表監査委員から,監査の実施についての通知を受理したことについて報告を受け,決裁した。

 ○異議申立書の受理及び審理官の指名について
   更新時に交付した運転免許証の区分に関する異議申立書を受理するとともに,審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○広島県公安委員会公印規則の一部改正について
 運転経歴証明書の記載事項変更手続きが可能になったことに伴い,広島県公安委員会公印規則の一部を改正する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○審査請求書の審理結果について
  運転免許の停止処分に対する審査請求事案について,審理官による審理結果及び裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。

○三原自動車学校に対する「高齢者講習等を委託できる法人等」の認定について
  平成24年7月9日に自動車教習所として届出があった三原自動車学校を,公安委員会が行うこととされている「高齢者講習,原付講習及び認知機能検査の実施を委託できる法人等」として認定する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○自己情報開示請求に対する決定について
 広島県個人情報保護条例に基づく自己情報開示請求に対する決定案について説明を受け,案のとおり議決した。

○自己情報開示請求に対する決定期間の延長について
 広島県個人情報保護条例に基づく自己情報開示請求の受理及び同請求に対する決定期間を延長する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○法定苦情の受理について
 公安委員会に申し出られた法定苦情3件を受理するとともに,それぞれの内容及び処理案について説明を受け,案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について
  公安委員会で受理した法定苦情1件について,調査結果及び苦情申出人に対する通知案並びに3件については,苦情の取下げにより苦情申出者に処理結果を通知しない案についてそれぞれ説明を受け,案のとおり議決した。また,公安委員会で受理した法定苦情について、その調査結果が苦情申出人あてに郵送されたことの報告を受け,決裁した。

○運転免許の行政処分について
  運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等34件について説明を受け,案のとおり議決した。

○警察あての苦情について(平成24年上半期)
 平成24年上半期における警察あて苦情の受理件数,処理日数,部門・事案別受理状況,職員に非がある苦情及び再発防止策について説明を受け,了承した。
 委員から,「職員に非がある苦情の中で,警察車両からのたばこのポイ捨てはケアレスミスとは違いひどいと思う。警察車両は禁煙ではないのか。」旨の発言があり,警察側から,「警察車両は禁煙であり,そのようなことからもポイ捨てしたものと考えられる。この件については厳しく指導している。」旨の説明があった。
 委員から,「毎年同じような苦情が繰り返されている傾向はないのか。」旨の発言があり,警察側から,「苦情をもとに再発防止を図っているところであるが,人が変われば同様の苦情が寄せられることもある。」旨の説明があった。これに対し,委員から,「同質的な苦情を受けないようにするにはどうすれば良いかを考えていく必要がある。」旨の発言があった。

○人事案件について
 人事案件について説明を受け,案のとおり了承した。

【報告】

○警察・商工労働委員会説明事項について
 平成24年8月17日(金)に開催予定の警察・商工労働委員会における警察本部からの説明事項等について報告を受けた。

○平成24年上半期における推進項目(重点版)の進捗状況について
 平成24年上半期における「広島県警察運営重点にかかる推進項目(重点版)」の総括的進捗状況について警務部長から報告を受け,各運営重点毎の進捗状況等について各担当部長から報告を受けた。
 委員から,「今回の報告は今までの報告と形が変わっている。今までは,上半期の進捗率等をみて課題を抽出し,下半期は課題に対してどのように対処するかを報告していただいているはずだが,今後もそのように報告願いたい。」旨の発言があり,警察側から,「今回も目標を達成しているものには○印,課題があるものについては△印をつけて報告している。」旨の説明があった。これに対し,委員から,「それは進捗率に対する課題であり,そうではなく,例えば,組織体制整備に結びつくような課題を抽出していただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「重点版については,昨年の諸事情を基に策定しているものであり,本年になって諸事情が変化すれば当然重点にズレが出てくる。例えば,飲酒による交通事故が多発すれば他の取締りから飲酒取締りにシフトする場合もある。しかしながら,重点版については状況が変わる中でもこれだけは守っていこうというミニマム的な目標と位置付けており,その進捗状況の報告である。」旨の説明があった。
 委員から,「数値的な進捗状況の報告であればこれでよいが,例えば県民の安全安心な生活は達成できたかなどを見極めて目標を見直すことも必要である。ベースはベースとしてミニマム的な目標を達成しようと言う意識を全職員が共有することも大切である。」旨の発言があり,警察側から,「大幅な重点変更があれば,当然この重点版の項目を犠牲にしてでも重点をシフトするが,その際には重点をシフトする理由等をしっかり説明させていただく。」旨の説明があった。

○平成24年度(秋季)組織体制整備について
 (仮称)佐伯警察署開庁等に向けた体制の整備,生活安全部長及び刑事部長直轄捜査隊の新設,高速道路における交通安全対策の強化,ストーカー・DV事案等への対処体制の強化,初動警察活動の充実強化及び災害,テロ等緊急事態対処体制の強化を柱とした平成24年度秋季人事異動に伴う組織体制整備の概要について報告を受けた。

○子ども・女性を性犯罪等から守る対策の推進状況について(平成24年上半期)
 平成24年上半期における子ども・女性を性犯罪等から守る対策の推進状況として,事案の把握状況,検挙・警告等の状況及び主な検挙事例について報告を受けた。
 委員から,「最近も子どもの服を切るという事案が発生した。性犯罪だけではなく,このような加害者や不審者の情報を地域住民の方から提供していただくことは難しいのか。」旨の発言があり,警察側から,「最近,地域住民の方も子ども・女性に対する安全について関心が高まっており,じーっと子どもを見ているような不審者を見かけたら110番通報をしてくれる方が増えている。このような不審者情報等は警察本部の安全安心推進課で一元管理しており,似たような事案が付近で発生していないかなど分析している。」旨の説明があった。

○児童虐待事案の取扱い状況について(平成24年上半期)
  平成24年上半期における児童虐待事案の把握件数,認知別,被害児童の学職・態様別,加害者,措置状況,主な対応事例等について報告を受けた。
 委員から,「児童虐待事案を聞くと非常に心が痛い。子ども・女性を性犯罪等から守る対策もそうであるが,児童虐待事案に対して警察ができることが限られていると感じる。例えば逮捕しても全てが解決しているわけではなく,民事的な要素もあり難しい問題であると思う。このように警察が対応すべき事案が増加しているのであるから,警察官をもっと増やしていただきたいと感じる。」旨の発言があった。

○監察の実施状況等について
  監察の実施状況等として,当県警察職員による酒気を帯びて自転車運転中における交通事故の発生について報告を受けた。

○行政文書開示請求に対する開示決定等について
  過去に同一の開示請求を受けていない行政文書の開示請求に対する開示決定等の状況について報告を受けた。

○警察職員の県外派遣について
 兵庫県公安委員会から警察職員の援助要求がなされる見込みであり,援助要求があった場合すみやかに当県警察職員を派遣できるようにするための手続きについて報告を受けた。