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定例会議の開催概要(平成24年2月15日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年2月23日

平成24年2月15日(水)

 定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○交通規制の改正について 
 最高速度規制の改正案2区間について説明を受け,審議した。


○警察官の援助要求について
 島根県公安委員会からあった警察官の援助要求に基づき,同県警察に当県警察官を派遣する案について説明を受け,案のとおり議決した。


○審査請求事案の裁決について
 広島県情報公開条例に基づく行政文書開示請求に係る警察本部長の行政文書開示請求却下決定処分を不服とした審査請求事案について,裁決案の説明を受け,案の一部を修正し議決した。


○審査請求事案の処理について
 広島県個人情報保護条例に基づく自己情報開示請求に対する警察本部長の通知を不服とした審査請求事案について,警察本部長に当該通知の可否の再検討を通知する案の説明を受け,案のとおり議決した。


○法定苦情の処理について
 公安委員会で受理した法定苦情について,調査結果及び苦情申出人に対する通知案の説明を受け,案のとおり議決した。


○運転免許の行政処分について
 運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等17件について説明を受け,案のとおり議決した。

【報告】

○警察・商工労働委員会説明事項について 
 平成24年2月17日(金)に開催予定の警察・商工労働委員会における警察本部からの説明事項等について報告を受けた。


○懲戒処分の実施状況について(平成23年中) 
 平成23年中における懲戒処分の処分別,事由別,年齢層別等について報告を受けた。
 委員から,「他県で発生した事案について,その再発防止策等は当県警察にも通知があるのか。」旨の発言があり,警察側から,「定期的に全国の事例が紹介されている。その事例を基に,各所属に対して注意喚起をしている。特異なものについては,随時監察等により検証している。」旨の説明があった。
 委員から,「平成23年中の懲戒処分者が前年と比べ4人減っているが,私行上のことが原因で処分を受けた者については,3年間で2人,5人,6人と増加しており,見方によっては課題がある。全国を見ると懲戒処分者ゼロの県もあり,日本一を目指すと言う意味で懲戒処分者ゼロを目指していただきたい。」旨,「確かに前年に比べ懲戒処分者数は減っているが,処分別を見ると重いものが増加している。また,中国管区内でも当県は重い処分が多い。数だけでなく,内容についても検討して引き締めていただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「ご指摘の点については承知し,未然防止に努める。」旨,「未然防止策の方向性としては,ご指摘のとおりである。ある傾向が見られた場合,それに対する防止対策を取ればその効果が現れる。業務上と私行上の事由別では,まず業務上の事由をなくすということで施策を取ったところ,平成22年は危機的であったものが,平成23年は業務上の事由での処分者がゼロとなった。これに満足することなく,ご指摘の点を踏まえ,未然防止に徹する。」旨の説明があった。


○ストーカー事案の取扱状況について(平成23年中) 
 平成23年中におけるストーカー事案の認知件数,被害者,措置状況,事件検挙等について報告を受けた。

○配偶者暴力事案の取扱状況について(平成23年中) 
 平成23年中における配偶者暴力事案の認知件数,被害者,措置状況,事件検挙等について報告を受けた。
 委員から,「先ほどのストーカーの件もそうであるが,交番等に来所されて相談される方も多いと思うが,女性安全ステーションなど相談しやすい環境は整備されているのか。」旨の発言があり,警察側から,「現在,12警察署の23交番が女性安全ステーションとして運用されている。また,数年前から交番・駐在所に相談室を設けるなど相談しやすい環境を整備している。」旨の説明があった。これに対し,委員から,「相談室が未整備の交番・駐在所もあると思うが,今後どのように整備していくのか。」旨の発言があり,警察側から,「交番・駐在所の相談室については,新しく建て替えられるものは整備されている。」旨,「女性安全ステーションについては,駅前であるとか,人通りの多い繁華街等の交番を選定して運用しており,現在のところ適正な数であると考えている。今後は,取扱状況等を見ながら検討していく。」旨の説明があった。更に委員から,「ストーカー被害者に貸し出す緊急通報装置の整備はどのようになっているのか。」旨の発言があり,警察側から,「緊急時の通報において,通報者及び通報内容等が通信指令室に容易に分かるようにするため,保護対象者をあらかじめ登録した携帯電話機を必要に応じて貸し出している。また,携帯電話を二つ持ちたくないという保護対象者には,本人の携帯電話番号を登録することによって対応することができる。」旨の説明があった。
 委員から,「ストーカー及び配偶者暴力事案に対しては,非常によい対応をしていると思う。相談窓口の広報,相談をしやすい環境づくり及び相談に対する対応の向上をより一層進めていただきたい。そうしたことが犯罪の予知・予防につながると思う。」旨の発言があった。

○総合通信指令システムの整備について
 平成24年3月1日事実上の運用開始予定である総合通信指令システムの整備概要及び強化される機能等について報告を受けた。
 委員から,「GPS機能付き携帯電話から110番通報すると通報した位置が分かるのか。」旨の発言があり,警察側から,「場所情報を発信しないように設定されているものを除き,概ねどのあたりから電話をかけているのか分かるようになっている。」旨の説明があった。
 委員から,「2月21日に新旧システムを切り替え,3月1日から事実上の運用ということだが,システム切り替えから事実上の運用までに間隔があるのはなぜか。」旨の発言があり,警察側から,「一般回線が24回線あるほか,消防とのホットラインや警察電話の回線等十数回線をシステムに接続する。他県の例からもシステム切り替え後にいろんなバグが発生しており,バグを発見しては修正するという作業が必要となるためである。」旨の説明があった。


○客待ちタクシーの違法駐車解消に向けた社会実験の結果について 
 平成23年10月,広島市中区の中央通りにおいて実施した,客待ちタクシーによる違法駐車解消に向けた社会実験の検証結果及び今後の方針等について報告を受けた。
 委員から,「ドライバーの失業問題もあり難しいところだが,根本的な対策は総数を減らすことだと思う。」旨の発言があり,警察側から,「総数を減らすということも含めて,関係機関・団体と連携して取り組んでいるところである。」旨,「当面できることについても,順次進めていきたいと考えている。今回の実験では,どちらかというとタクシー利用者とかバス関係者に好評であった。」旨の説明があった。

○呉駅前における客待ちタクシーの違法駐車解消に向けた社会実験の実施について 
 平成24年2月20日(月)から2月27日(月)までの8日間,呉駅前において実施される客待ちタクシーの違法駐車解消に向けた社会実験について,実施機関・団体,区間,検証項目等の報告を受けた。
 委員から,「昭和町でのショットガン方式による違法駐車解消施策は定着しているのか。」旨の発言があり,警察側から,「極めて順調に運用されていると判断している。」旨の説明があった。更に委員から,「県内には社会実験をやらなければならないような場所が他にもあるのか。」旨の発言があり,警察側から,「広島市中心部の繁華街周辺等がある。」旨の説明があった。

【特記事項】

 報告案件に引き続き,警察本部長から,警察庁で開催された本部長招致検討会における危機管理対策についての協議概要及び警察庁長官から警察改革の精神の再徹底について個別の指示があったことについて報告があった。