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定例会議の開催概要(平成24年1月18日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年1月26日

平成24年1月18日(水)

 定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

 ○交通規制の改正について 
 最高速度規制の新規指定案9区間及び改正案2区間について説明を受け,審議した。


○風営適正化法に基づく行政処分について
 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく行政処分案3件について説明を受け,それぞれ案のとおり議決した。
 委員から,「個室付浴場については,どのような場合に取消処分となるのか。」旨の発言があり,警察側から,「届出制なので取消処分ではなく営業廃止命令という処分となる。今回処分の基になる違反行為に,更に上乗せするような極めて悪質な状況があれば,営業廃止命令となることもある。」旨の説明があった。更に委員から,「社交飲食店の年少者接客業務従事事案が許可の取消で,個室付浴場の売春場所提供事案が営業停止8月となっているが,処分のバランスから見てこれでよいのか。」旨の発言があり,警察側から,「過去に,売春の場所提供で数多く処分しているところ,いずれも処分基準に従い最長期間となる8月の営業停止処分をしており,本件も同処分が相当と判断される。」旨の説明があった。

○道路交通法施行令改正に伴う広島県警察関係手数料条例の一部改正(案)について
 道路交通法施行令に定める運転免許関係手数料の標準額の改正等に伴い,広島県警察関係手数料条例の一部を改正する案について説明を受け,案のとおり議決した。
 委員から,「標準額は3年ごとに見直すということだが,3年前にも手数料の改正はあったのか。」旨の発言があり,警察側から,「3年前は標準額の改正はなかったが,手数料が絡むような法改正があった場合は,その都度手数料を改正しており,最近では平成21年1月にIC運転免許証の導入時に,手数料を上げたほか,同年6月には認知機能検査手数料を新設している。」旨の説明があった。


○警察職員の援助要求について
 福井県公安委員会及び富山県公安委員会からあった警察職員の援助要求に基づき,それぞれの県警察に当県警察職員を派遣する案について説明を受け,案のとおり議決した。


○警備業法及び風営適正化法の規定に基づく医師の指定について
 「警備業法」及び「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の規定に基づき,行政手続法の適用除外となるアルコール,麻薬,大麻,あへん又は覚せい剤の中毒者等の診断を行う医師を再指定する案について説明を受け,案のとおり議決した。


○異議申立書の受理及び審理官の指名について
 道路交通法に基づく放置違反金の納付命令に対する異議申立書を受理するとともに,審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け,案のとおり議決した。


○法定苦情の受理について
 公安委員会に申し出られた法定苦情を受理するとともに,その内容及び事実関係の調査等を警察本部長に指示する案について説明を受け,案のとおり議決した。


○運転免許の行政処分について
 運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等29件について説明を受け,案のとおり議決した。

○中国管区警察局長による第3四半期の総合・随時監察の受監結果について
 中国管区警察局長による第3四半期の総合・随時監察の受監結果として,極めて良好と認められた事項,指摘事項及び改善措置等について説明を受け,了承した。
 委員から,「証拠物件の管理については,よく指摘を受けているような気がする。もっと徹底して指導していただきたい。特に証拠物件の仮出しについて出納簿に記載がないということは重大な問題だと思う。」旨の発言があり,警察側から,「警察の捜査は夜間や休日も動いていることから,許可を得て仮出しをした後,翌日出納簿に記載する場合があり,記載の失念が生じている模様である。」旨の説明があった。更に委員から,「ルールを守りなさいという前に,守れるルールかどうかを検証することも必要であると思う。」旨の発言があった。
 委員から,「検察庁に送致する場合に証拠物件を一緒に送るか否かについては,検察庁との間で申し合わせ等による基準があるのか。」旨の発言があり,警察側から,「物件によっては,長大な物件や近日中に被押収者に還付する予定の物件もあり,必ずしも事件送致時に証拠物件全てを添付送致しているものではない。」旨の説明があった。更に委員から,「特に良好と認められた事項で,検察庁と協議して早期引き渡しを働きかけているということがあるが,検察庁に証拠物件を引き渡すということか。」旨の発言があり,警察側から,「還付先が明らかでない証拠物件もあり,警察で長期保管している場合が多く,協議のうえ検察庁に早期引取をお願いしているものである。」旨の説明があった。

○公安条例専決処理状況について(平成23年12月中)
 平成23年12月中における公安条例の専決処理状況について説明を受け,了承した。

○援助要求専決処理状況について(平成23年12月中)
 宮城県公安委員会から東日本大震災に伴う警察職員の援助要求があり,当県警察職員を派遣したことについて,災害警備に対応するため緊急の措置を必要としたので,本部長専決とした旨説明を受け,了承した。

【報告】

 ○東日本大震災に伴う岩手県警察への特別出向について 平成24年2月1日から平成25年3月31日までの間,岩手県警察に当県警察官10名を特別出向させることについて報告を受けた。
 委員から,「しばらくは寒い時期が続くので身体に注意していただきたい。」旨,「防寒着等は出向先から支給されるのか。」旨の発言があり,警察側から,「出向先での支給は難しく,車両を含め装備等は当県から持参することとしている。」旨の説明があった。
 委員から,「国を挙げての特別出向ということであるが,いつまで続く見通しか。」旨の発言があり,警察側から,「参考となるもので阪神淡路大震災がある。平成7年の発生の際,兵庫県に500名出向した。翌年は100名減らし,最終的には平成14年で出向は終了した。今回の場合もかなりの期間の出向が必要であると考えている。」旨の説明があった。


○初任科第208期の卒業式について
 平成24年1月27日(金),広島県警察学校において開催される初任科第208期生卒業式の概要について報告を受けた。

○110番の受理状況について(平成23年中)
 平成23年中における110番受理状況として,受理件数,有効受理の特徴,リスポンスタイム及び緊急配備の実施状況等について報告を受けた。
 委員から,「有効受理件数が年々増えてきているのが気になる。刑法犯認知件数が減少してる中で増加していることをどのように分析しているのか。」旨の発言があり,警察側から,「平成23年中の有効受理件数は,刑法犯認知件数が一番多かった時より約3万件増えている。以前は相談事や家庭内のトラブル等を110番になじまないものとしていた事案も,現在は110番でかなりの数を受けるようになったからである。」旨の説明があった。
 委員から,「各種照会というのはどのようなものか。また,有効受理件数が増加していることから,昔と比べ110番がかけやすくなったということが分かる。」旨の発言があり,警察側から,「各種照会とは,110番に電話をかけ警察署の電話番号を聞くといったようなものである。以前は色々な相談電話により対応していたが,現在では振り込め詐欺の電話があった場合も110番通報していただくなど,相談電話の一部が110番に流れてきているのが現状である。」旨の説明があった。
 委員から,「照会等緊急性のないものについては,110番しないでほしいという広報はできているのか。」旨の発言があり,警察側から,「緊急性のないものについては,『#9110』にかけるように都度広報している。」旨の説明があった。
 委員から,「リスポンスタイムが減少傾向であったのが増加してるので,悪化しないように願いたい。」旨の発言があった。


○死体取扱状況について(平成23年中)
 平成23年中における検視取扱状況,検視官の現場臨場状況及び東部検視係新設に伴う検証結果等について報告を受けた。
 委員から,「解剖率が全国平均と比べて著しく低いのはなぜか。」旨の発言があり,警察側から,「ひとつは解剖医が少ないことであり,もうひとつは検視官が現場で緻密な検視を実施することにより解剖を必要としないという判断をしているからである。」旨の説明があった。
 委員から,「昨年と比べると解剖率が増えているが,全国的レベルではない。法医学を希望する学生が少ない現状にあるが,大学の法医学部門と連携して解剖率を増やしていただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「大学の体制も強化していただいているところであり,解剖率を増加していきたい。」旨の説明があった。

○警察庁指定特別手配被疑者の検挙について
 広島刑務所における受刑者逃走事件で警察庁指定特別手配となっていた被疑者の検挙につき,事件の概要,被疑者及び逮捕に至る経緯等について報告を受けた。
 委員から,「警察官による緊急配備等のほか,県民の方にはどのような捜査協力要請をしたのか。また,県民からの情報提供はあったのか。」旨の発言があり,警察側から,「街頭に車両を出してマイクによる広報,交通機関に対する写真手配,学校等に対する警戒呼びかけ等,警察が持っている情報を可能な限り県民に提供した。その結果,県民の方から多数の情報をいただいている。」旨の説明があった。
 委員から,「今回の事件で,いかに平穏な日々がありがたいかなど,県民の方の治安に対する意識が高まったと思う。そういった点では,日頃の警察活動の評価につながるものと思う。ただし,逃走事件の教訓は十分に生かし,県警察で同様のことがないようにしていただきたい。」旨の発言があった。