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定例会議の開催概要(平成23年8月3日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月1日

平成23年8月3日(水)

 定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○異議申立書の審理結果について
 更新時に交付した運転免許証の区分に関する異議申立事案について,審理官による審理結果及び決定案の説明を受け,案のとおり議決した。

○異議申立書の審理結果について
 運転免許の取消処分に対する異議申立事案について,審理官による審理結果及び決定案の説明を受け,案の一部を修正し議決した。

○審査請求事案の裁決について
 広島県情報公開条例に基づく行政文書開示請求に対する警察本部長の決定を不服とした審査請求事案について,裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。

○運転免許の行政処分について
 運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等37件について説明を受け,案のとおり議決した。

○公安委員会事務の専決処理状況について(平成23年上半期)
 平成23年上半期における公安委員会事務の専決処理状況として,風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律,警備業法,銃砲刀剣類所持等取締法及び火薬類取締法に基づく各種許可等の生活安全部関係専決処理状況並びに道路交通法に基づく交通規制の決定,運転免許証の交付,法定講習の実施及び申請による運転免許取消等の交通部関係専決処理状況について説明を受け,了承した。

○流川・薬研堀地区の街頭防犯カメラシステムの運用状況について(平成23年4月~6月)
 平成23年4月から6月までの間における,流川・薬研堀地区に設置された街頭防犯カメラシステムの運用状況について説明を受け,了承した。

○公安条例専決処理状況について(平成23年7月中)
 平成23年7月中における公安条例の専決処理状況について説明を受け,了承した。

○援助要求専決処理状況について(平成23年7月中)
 宮城県公安委員会及び福島県公安委員会から東日本大震災に伴う警察職員の援助要求があり,当県警察職員を派遣したことについて,災害警備に対応するため緊急の措置を必要としたので,本部長専決とした旨説明を受け,了承した。

【報告】

○平成23年上半期における推進項目の進捗状況について
 平成23年上半期における「広島県警察運営重点にかかる推進項目(重点版)」の総括的進捗状況について警務部長から報告を受け,各運営重点毎の課題等について各担当部長等から報告を受けた。

・「減らそう犯罪」県民総ぐるみ運動の推進について
 広島県安全・安心アカデミーが上半期に開催されなかったが,7月中に3か所で実施し9月中に2か所で実施予定であること,防犯ボランティア交流会未実施の警察署は年内開催予定であること及び地域警察官の職務質問による照会を活性化させることなどについて報告を受けた。
 委員から,「地域警察官の職務質問による検挙件数が若干目標を下回っているが,職務質問の件数を増やすだけでなく,職務質問の技能を高めることにも配意願いたい。」旨の発言があり,警察側から,「職務質問技能の向上にも配意しながら推進する。」旨の説明があった。

・悪質重要犯罪の徹底検挙について
 検視官臨場率は,前年同期比で増加しているが,目標を下回っていることなどについて報告を受けた。
 委員から,「今春,県東部に検視係が設置されたが,設置されて臨場率は上がったのか。」旨の発言があり,警察側から,「警察本部から県東部に臨場するには相当の時間を要するなどの問題点もあったが,設置後の県東部における臨場率は13ポイントほど向上している。」旨の説明があった。
 委員から,「振り込め詐欺の被害件数・被害金額は前年と比べてどうか。」旨の発言があり,警察側から,「前年同期と比べ,被害件数はかなり少なくなっているが,被害金額は若干増えている。」旨の説明があった。
 委員から,「DNA型記録作成の103.8%とは,どういう意味か。」旨の発言があり,警察側から,「検挙件数に対する記録作成率であるが,検挙と記録作成の時期が異なることから,記録作成数が検挙件数を上回り100%を越えることがある。」旨の説明があった。

・暴力団等の組織犯罪対策・歓楽街総合対策の推進について
 薬物事犯検挙人員が目標を下回っていること及び今後薬物供給者から末端使用者に至るまで取締りを強化していくことなどについて報告を受けた。
 委員から,「薬物対策については,単年度の数値のみにとらわれず,中期スパンで減少させていくことも大切であると思う。即効果がでる対策は難しいと思うので,じわじわと効果の出る対策にも配意していただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「薬物対策として供給側対策と需用側対策がある。暴力団が資金源としている供給側については検挙によって打撃を与えることが大切であり,後者については蔓延を押さえていくことが大切である。これら諸対策をバランスよく推進していくこととしている。」旨の説明があった。

・交通死亡事故抑止対策の推進について
 交通事故死者数が前年同期比で大きく減少している中,高齢者及び自転車利用者の死者が増加していることなどについて報告を受けた。
 委員から,「昨年は,交通事故死者のうち高齢者の比率が全国で一番少なかったが,今年は難しいのか。」旨の発言があり,警察側から,「昨日現在,高齢者の死者は前年同期より6人増えており,その比率も高い。死者総数自体は減っているので,諸対策を講じながら交通事故総数を減らしていく中で,特に高齢者に係る交通事故についても減らしていきたい。比率で一番になれるかどうか分からないが,少なくとも高齢者の死者数を昨年より減少させたいとは考えている。」旨の説明があった。

・少年非行防止総合対策の推進について
 数値目標を掲げたものは計画どおり推進していること及び今後低年齢化対策として小学校高学年対象の犯罪防止教室の実施校を増やすことの必要性などについて報告を受けた。

・テロ,災害等緊急事態対策の推進について
 行政機能喪失を含めた災害対策計画見直し等関係機関との連携強化を図るとともに,具体的な事案を想定した対処訓練等の練度を高めるなど緊急事態に迅速・的確に対処することの必要性について報告を受けた。

・県民の要望にこたえる治安基盤の確立について
 当直指揮訓練の実施が第1四半期,第2四半期とも目標に達しなかったことから,訓練実施の時間帯,想定の重点に応じた訓練態勢の工夫が必要であることなどについて報告を受けた。

 以上運営重点毎の報告を受けた後,委員から,「犯罪が起きた後の検挙も大切であるが,犯罪の起きにくい環境づくりが重要であると思う。企業でも不良品を出さないための予知・予防ということに重点を置いている。そういったことから,ボランティアの活性化,少年非行防止及び街頭での職務質問の強化等が大事であると思う。今後とも犯罪の起きにくい環境づくりにご尽力願いたい。」旨の発言があった。

○平成23年度(秋季)組織体制整備について
 東日本大震災支援に伴う体制強化,警察署管理体制の強化,監察官室体制の強化,公安委員会補佐体制等の強化,組織窃盗事件に対する捜査体制の強化及び(仮称)佐伯警察署開庁準備体制の整備を柱とした平成23年度秋季人事異動に伴う組織体制整備の概要について報告を受けた。

○ストーカー事案の取扱状況について(平成23年上半期)
 平成23年上半期におけるストーカー事案認知件数,被害者と行為者との関係,措置状況及び事件検挙等について報告を受けた。
委員から,「これも先ほど話した予知・予防の一環だと思う。ここでまずい対応をすると重大な事件に発展することになる。相談件数が増加して大変だと思うが,よろしく対応願いたい。」旨の発言があり,警察側から,「事案の危険性を過小評価せず,被害者の安全確保を最優先とした対策を図っていく。」旨の説明があった。

○少年非行の概要について(平成23年上半期)
 平成23年上半期における少年非行の概要として,非行少年の検挙・補導人員及び学職別等について報告を受けた。
 委員から,「運営重点推進項目の重点版にはないが,再非行を押さえるためにもスクールサポーターを強化していただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「緊急雇用対策基金事業で2名増員予定である。」旨,「再非行防止対策として,現在試行しているサポートルームなどの立ち直り支援活動も非行の再発防止を目的としたものであり,来年度を目途に運用していきたいと考えている。」旨の説明があった。委員から,「少年の人口が減少している中,非行少年が増加していることは,非行の率が非常に高くなっていることになる。そういったことも考慮願いたい。」旨の発言があり,警察側から,「小学校高学年に対する犯罪防止教室を行った結果,小学生の補導人員が34人減少した。これからもねばり強くやっていきたいと考えている。」旨の説明があった。

○110番の受理状況について(平成23年上半期)
 平成23年上半期における110番受理状況等について,総受理件数,事案別受理件数及びリスポンスタイム等について報告を受けた。

○死体取扱状況について(平成23年上半期)
 平成23年上半期における死体取扱状況,検視官の現場臨場状況及び東部検視係の運用状況について報告を受けた。
 委員から,「東部検視係ができてから検視官の現場臨場率は,どのように上がったのか。」旨の発言があり,警察側から,「5月,6月と臨場率が上がってきた。今後も臨場率向上を図りたい。」旨,「4月から検視体制を強化しているが,東日本大震災発生に伴い検視部隊を派遣していたことから,実際の運用は5月からとなっている。」旨の説明があった。

○広島県警察の緊急事態発生時における初動措置等に関する訓令等の一部改正について
 緊急事態発生時の初動措置について定める訓令において,併せて緊急事態発生のおそれがある事態等における情報収集等の体制を規定して対応の万全を図るため,広島県警察の緊急事態発生時における初動措置等に関する訓令等の一部を改正したことについて報告を受けた。

○中国を経由した北朝鮮向け迂回輸出事件の検挙について
 対北朝鮮措置として日本政府が北朝鮮への贅沢品の輸出を禁止しているにもかかわらず,中国向けの輸出を装い大連を経由して中古ピアノ22台を不正に輸出した外国為替及び外国貿易法違反(無承認輸出)事件の検挙について報告を受けた。

○東日本大震災に係る広島県警察の対応について
 東日本大震災発生に伴い特別派遣された各部隊の体制,派遣先,主な活動状況及び今後の派遣予定並びに東日本大震災に係る行方不明者に関する警察証明発行事務手数料の免除について報告を受けた。