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定例会議の開催概要(平成23年5月18日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月1日

平成23年5月18日(水)

 定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○平成23年度留置施設実地監査実施計画の策定について
 刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律の規定に基づく警察本部及び警察署留置施設の実地監査を,監査官を指名し平成23年5月20日(金)から7月8日(金)までの間に実施する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○運転免許の行政処分について
 運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等29件について説明を受け,案のとおり議決した。

○監察の実施状況等について
 監察の実施状況等として,公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反被疑事件により立件送致する事案の懲戒処分について説明を受け,了承した。

【報告】

○福山市における自転車走行空間整備の社会実験について
 平成23年5月20日(金)から6月2日(木)までの間,福山市において実施される自転車走行空間整備の社会実験について報告を受けた。
 委員から,「効果があったか否かをどのように判断するのか。」旨の発言があり,警察側から,「交通の状態をビデオで撮影したり,時刻・位置情報・加速度等を計測できる装置を搭載した自転車で追従するなどしてデータを採取するとともに,アンケート等を実施し,その結果を踏まえ今後の方向性を検討することとなる。」旨の説明があった。委員から,「自転車が走行可能な歩道では,自転車がかなりのスピードを出して歩行者が危険を感じたという話をよく聞くが,そのような場所に設置すれば,歩行者の危険が回避できると思う。実験が成功すれば適用場所を増やすのか。」旨の発言があり,警察側から,「本社会実験区間については,得られたデータ等に基づき,今後,道路管理者等と協議することとなるが,自転車レーンを設け自動車と混在させてその安全が保てるかどうかは,道路形状,交通状況及び交通流量に関係してくると認識しており,いずれにしても,安全を一番に考え対応していく。」旨の説明があった。

○東日本大震災にかかる広島県警察の対応について
 東日本大震災に伴い特別派遣された各部隊の体制,派遣先,主な活動状況及び今後の派遣予定について報告を受けた。
 委員から,「福島原発10キロメートル圏内に派遣される隊員の被ばく線量が気になるが,被ばく線量が許容量を超えたら任務から外すのか。」旨の発言があり,警察側から,「個人の被ばく線量については,組織的に管理しており,何回派遣されてもその都度被ばく線量が記録され,ある一定線量に達すると派遣させないし,受診させることとしている。」旨の説明があった。

○人事評価における警察本部長の目標等の報告について
 「警察庁長官及び地方警務官に係る人事評価の実施要領」に基づく期首における警察本部長の目標等について報告を受けた。

【特記事項】

1 報告案件に引き続き,水野委員長が,本年5月16日(月)及び翌17日(火),愛知県で開催された第101回15都道府県公安委員連絡会議に出席した状況について説明した。
2 会議終了後,委員は警察署長会議に出席し,公安委員会を代表して水野委員長が,出席した警察幹部に対し,大要,「全国に目を向けてみると,3月11日に発生した東日本大震災への部隊派遣など,都道府県警察相互の協力の重要性を強く感じたところである。また,県内の治安情勢を見ると,刑法犯認知件数や交通事故発生件数は減少傾向にあるものの,身近な犯罪であるひったくりが多発するなど,決して油断できないものと認識している。こうした中,年頭において,本年の基本方針「安全・安心を県民とともに築く力強い警察」が示され,運営重点を実現するため,「推進項目(重点版)」を策定し,より具体的な取組事項や数値目標が設定された。公安委員会としても,県警察の基本的な方向性,施策の達成状況等について,客観的に検証することができるものとして,この運営重点の進捗状況について報告を求めているところである。引き続き,これらの施策を一つ一つ着実に推進していただきたい。次に,公安委員会として,皆様方に特に配慮していただきたい事項を申し上げる。一つ目は職員の士気の高揚についてである。適切な目標設定を行い,職員一人一人のモチベーションを高め士気を鼓舞することが重要である。二つ目は,非違事案の防止についてである。幹部の方々には,職員同士が,何でも相談し合えるような環境づくりに努めていただきたい。三つ目は,メンタルヘルスについてである。先般,東日本大震災に派遣された方のお話を伺い,身体だけでなく,精神的にもケアが必要と感じた。特別な勤務環境はもちろんのこと,平素においても悩んでいる部下がいないかなど,メンタルヘルスに気を配っていただきたい。いずれも,幹部の方が,部下職員に声をかけることが大切であり,県警が総合力を発揮して仕事に取り組む土台になるものだと思う。」旨,説示した。