ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広島県公安委員会 > 定例会議の開催概要(平成23年12月7日)

定例会議の開催概要(平成23年12月7日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月15日

平成23年12月7日(水)

 定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

 ○平成24年広島県警察基本方針及び運営重点(案)について  
 平成23年11月30日の定例会議で説明を受け審議中であった,平成24年広島県警察基本方針及び運営重点について,案のとおり議決した。

○暴力団対策法の規定に基づく再発防止命令(少年に対する加入勧誘の禁止)の発出について 
 少年に対する加入勧誘中止命令を受けたにもかかわらず,反復して同様の違反行為に及ぶおそれが認められる指定暴力団員2名に対し,再発防止命令を発出する案について説明を受け,案のとおり議決した。
 委員から,「中止命令を一人には4回,もう一人には2回発出しているが,中止命令1回の発出だけで,次の再発防止命令を発出できないのか。」旨の発言があり,警察側から,「反復して違反行為に及ぶおそれが必要であり,1回の中止命令により違反行為に及ぶおそれが無くなれば再発防止命令は発出できない。」旨の説明があった。
 委員から,「再発防止命令は,同じ少年に対して同様の違反行為をしてはならないということか。」旨の発言があり,警察側から,「再発防止命令は同じ少年だけでなく他の少年に対しても違反行為をしてはならないというものである。同じ少年に対して違反行為を行えば中止命令違反として罰則が適用できる。今回の場合は,それぞれ別の少年に対して加入勧誘を行っていたもので中止命令違反にならず,再発防止命令をかけていただきたい。」旨の説明があった。
 委員から,「関係する少年に対して危害が及ばないように,保護対策もしっかりお願いする。」旨の発言があった。

○審査請求事案の処理について 
 広島県情報公開条例に基づく警察本部長に対する行政文書開示請求に係る決定を不服とした審査請求事案について,広島県情報公開・個人情報保護審査会に審査請求に係る行政文書を提出する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○異議申立書の受理及び審理官の指名について 
 更新時に交付した運転免許証の区分に関する異議申立書を受理するとともに,審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○異議申立書の審理結果について 
 更新時に交付した運転免許証の区分に関する異議申立事案について,審理官による審理結果及び決定案の説明を受け,案の一部を修正し議決した。

○審査請求書の受理及び審理官の指名について 
 運転免許の停止処分に関する審査請求書を受理するとともに,審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○法定苦情の受理について 
 公安委員会に申し出られた法定苦情を受理するとともに,その内容及び事実関係の調査等を警察本部長に指示する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について 
 公安委員会で受理した法定苦情について,調査結果及び苦情申出人に対する通知案の説明を受け,案の一部を修正し議決した。

○運転免許の行政処分について 
 運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等16件について説明を受け,案のとおり議決した。

○公安条例専決処理状況について(平成23年11月中) 
 平成23年11月中における公安条例の専決処理状況について説明を受け,了承した。

○援助要求専決処理状況について(平成23年11月中) 
 福島県公安委員会から東日本大震災に伴う警察職員の援助要求があり,当県警察職員を派遣したことについて,災害警備に対応するため緊急の措置を必要としたので,本部長専決とした旨説明を受け,了承した。

【報告】

○警察・商工労働委員会説明事項について  
 平成23年12月15日(木)に開催予定の警察・商工労働委員会における警察本部からの説明事項等について報告を受けた。

○平成24年広島県警察運営重点に係る推進項目重点版について 
 平成24年広島県警察運営重点に係る推進項目重点版の主な新規項目等について警務部長から報告を受け,各運営重点毎の設定理由等について各担当部長から報告を受けた。

・「なくそう犯罪」ひろしま新アクション・プランの推進について
 「子ども・女性を性犯罪等から守る対策の推進」,「高齢者世帯を中心とした巡回連絡」,「社会の規範意識向上対策の推進」,「防犯行動が自然にとれる意識づくり」,「自主防犯活動の促進」及び「安全・安心なまちづくりへの支援」の設定理由について報告を受けた。
 委員から,「高齢者世帯の巡回連絡による面接率の目標が,平成23年と比べ低く設定してあるが,平成23年の設定に無理があったということか。」旨の発言があり,警察側から,「平成23年は,平成22年と合わせて2年分の面接率を設定しており,平成24年の面接率は1年分の面接率であることから,実質的に同程度の設定になっている。」旨の説明があった。更に委員から,「面接できなかった高齢者世帯に対しては,巡回連絡以外の方法で防犯指導等を行っていくのか。」旨の発言があり,警察側から,「自治会主催の行事に警察から出向いていく出前型防犯教室等により防犯指導を行っている。また,面接率の設定については,平成23年の未実施分を含めたものであり,未実施分には留守等で実際に面接できない世帯も含んでいるため,実質的には高いハードルとなっている。」旨の説明があった。

・悪質重要犯罪の徹底検挙について
 「初動警察活動の強化」,「初動捜査の高度化」,「捜査の科学化等の推進」,「重要知能犯事件等の徹底検挙」,「重要窃盗事件の徹底検挙」,「サイバー犯罪の徹底検挙」,「生活経済事犯の徹底検挙」及び「刑事後継者の育成」の設定理由について報告を受けた。
 委員から,「若手地域警察官に対する巡回指導班同行指導実施率40%となっているが,平成24年中に未実施となった者に対しては翌年も実施して最終的には若手地域警察官全員が指導を受けるということか。」旨の発言があり,警察側から,「毎年新人が配置されており,100%実施は無理であるが,基本的には若手地域警察官全員が指導を受けることを目標にしている。」旨の説明があった。更に委員から,「実施率だけにとらわれることなく,指導を受けた者からの辛口意見も吸い上げ,指導者のレベルアップにも配意願いたい。」旨の発言があった。
 委員から,「重要知能犯事件の検挙が3件となっているが,上半期までに3件検挙した場合には目標値を見直すのか。また,重要犯罪の検挙率が65%であるが,最終的には100%を目指していただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「重要知能犯事件は贈収賄事件などであり,簡単に3件検挙できるものではないが,3件検挙できた場合には当然それ以上の検挙を目指していく。その他の目標についても,年を通しての設定としていることから,仮に途中で目標値を引き上げたとしても,当初の目標値を達成した項目については,最終的にはよくやったという評価をしていきたいと思っている。重要犯罪の検挙率については,段階的に上げていけるよう様々な施策を実施していく。」旨の説明があった。

・暴力団等の組織犯罪対策・犯罪インフラ対策の推進について
 「暴力団対策の推進」,「犯罪のグローバル化対策の推進」,「犯罪インフラ対策の推進」及び「薬物対策の推進」の設定理由について報告を受けた。

・交通事故抑止総合対策の推進について
 「交通安全教育等の推進」,「歩行者・自転車利用者の安全通行の確保」及び「重点を置いた指導取締りの推進」の設定理由について報告を受けた。
 委員から,「自転車の通行環境についてはマスコミでも取り上げられており,社会問題化している。重点としてしっかり取り組んでいただきたい。また,自転車は歩道では徐行しなければならないのか。」旨の発言があり,警察側から,「基本的には自転車は車道を通行しなければならないが,歩道を通行できる場合には徐行しなければならず,歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止するのが原則である。」旨の説明があった。
 委員から,「最近,後部座席の人もシートベルトをしておれば助かったであろうと思える交通死亡事故の記事を2件見た。また,タクシーの運転手から,客にシートベルトを勧めると逆に文句を言われると聞いた。本人のためにシートベルトをするという意識がまだ低いような気がする。推進項目重点版に入れなくてもかまわないが,是非後部座席のシートベルト着用の取締りも推進していただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「車外放出等による死亡事故を防ぐ上でもシートベルト着用は有効であり,指導を徹底していく。」旨,「シートベルト着用については,運転席及び助手席の着用から順次,後部座席の着用にも及んできているが,まず指導から始まり,その後,取締りに移行している。高速道路における後部座席についても当初指導であった。今後も定着状況を見ながら,必要な指導取締りを実施していく。」旨の説明があった。

・少年非行防止総合対策の推進について
 「非行少年を生まない社会づくりの推進」,「非行少年グループの検挙・補導及び解体」及び「有害環境浄化と犯罪被害から守る活動の推進」の設定理由について報告を受けた。
 委員から,「立直り支援活動に重点を置くということで安心した。予知・予防という観点から言えば,非行少年の立ち直り支援活動は将来の犯罪を未然に防ぐこととなり,是非重点的に進めていただきたい。」旨の発言があった。

・災害,テロ等緊急事態対策の推進について
 「災害等緊急事態への対処態勢の強化」,「国際テロ対策の推進」,「サイバーテロ対策の推進」及び「国内諸勢力等に係るテロ対策の推進」の設定理由について報告を受けた。

・県民の期待に応える治安基盤の確立について
 「犯罪被害者支援の強化」,「警察安全相談の指揮監督の徹底」,「広報媒体の積極活用」,「優秀な人材の確保」,「『広島県警察人材育成総合プラン』に基づく人材育成の推進」,「被疑者取調べに対する監督の推進」,「現場に即した留置業務管理の推進」,「非違事案防止対策の推進」及び「警察情報システムに係る情報セキュリティ対策の推進」の設定理由について報告を受けた。
 委員から,「ホームページのアクセス件数やメールマガジンの配信件数の増加をどのように評価するのか。」旨の発言があり,警察側から,「ホームページへのアクセスやメールマガジンの配信により,直接犯罪が未然に防げたということを検証することは難しいが,学校関係者や地域の方からは役に立っているという声を聞く。」旨の説明があった。更に委員から,「引き続きホームページやメールマガジンの内容の充実をお願いしたい。」旨の発言があり,警察側から,「今年度から犯罪発生マップ事業に取り組むなど内容の充実を図っており,これを活用していただくことによりアクセス件数を増加させることを念頭に策定している。」旨の説明があった。

 個別の報告を受けた後,委員から,「前年の項目と比較する形で報告していただき大変分かりやすかった。今後もこのような形で報告するとともに,一線の方にも同様に分かりやすく示していただきたい。」旨の発言があった。

○広島県暴力団排除条例違反に係る勧告の実施状況について  
 平成23年11月に実施した暴力団排除条例違反に係る勧告3件について報告を受けた。