ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広島県公安委員会 > 定例会議の開催概要(平成23年11月9日)

定例会議の開催概要(平成23年11月9日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年12月1日

平成23年11月9日(水)

 定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○審査請求事案の処理について 
 広島県情報公開・個人情報保護審査会に諮問していた審査請求事案について,同審査会から答申を受理し,警察本部長に通知する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○異議申立書の審理結果について 
 更新時に交付した運転免許証の区分に関する異議申立事案について,審理官による審理結果及び決定案の説明を受け,案のとおり議決した。

○法定苦情の受理について 
 公安委員会に申し出られた法定苦情2件を受理するとともに,それぞれの内容及び事実関係の調査等を警察本部長に指示する案について説明を受け,案のとおり議決した。

○運転免許の行政処分について 
 運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等24件について説明を受け,案のとおり議決した。

【報告】

○平成24年広島県警察年頭部隊視閲式の実施について 
 平成24年1月11日(水)広島県警察学校グランドにおいて実施される,平成24年広島県警察年頭部隊視閲式の概要について報告を受けた。

○平成23年度上半期警察庁会計監査実施結果について 
 平成23年度上半期に警察庁が行った会計監査の実施結果について報告を受けた。

○平成23年推進項目(重点版)の進捗状況について
 
平成23年9月末又は10月末現在における「広島県警察運営重点にかかる推進項目(重点版)」の総括的進捗状況について警務部長から報告を受け,各運営重点毎の課題等について各担当部長等から報告を受けた。

・「減らそう犯罪」県民総ぐるみ運動の推進について
 10月末現在,小学校に対する防犯指導が531校中400校実施で75.3%の実施にとどまっており,教育委員会及び小学校に対して適宜の要請を行うなど効果的な働き掛けを推進していくこと及び地域警察官による職質検挙件数が年間目標の約65%の達成にとどまっていることから街頭警察活動を強化していくことが課題であると報告を受けた。
 委員から,「小学校に対する防犯指導は主として誰が行うのか。また,131校が未実施なのは,何か理由があるのか。」旨の発言があり,警察側から,「警察署の生活安全課員が中心となり,場合によっては交番・駐在所勤務員が一緒に行って防犯指導を行っている。現在,実施途中であり,未実施の小学校については順次実施していくこととしている。」旨の説明があった。
 委員から,「達成率も大切であるが,防犯指導の中身についても被指導者の意見を反映させて充実していただき,職務質問についても技能の伝承に心掛けていただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「防犯指導実施後に教職員と反省検討を行っているので,より一層内容の充実に努めていきたい。」旨,「職務質問の技能伝承にも配意していく。」旨の説明があった。
 委員から,「一定の数,職務質問すれば一定の検挙ができるというものではなく,偶然に一回の職務質問で検挙できたり,警察官の職質技能等により差が出ると思う。一線の警察官が職質の数にこだわりすぎず,技能を向上するよう配意していただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「犯罪にもよるが,発生の多い自転車盗については,一日に50回以上職務質問しても検挙に至らないことも当然あり,個人によってもばらつきがある。地域警察官の職務質問技能向上に努める。」旨の説明があった。
 委員から,「職務質問の数だけにとらわれず,不審者の発見や尋ね方などの中身のある活動をお願いしたい。」旨,「目標値は達成していても,たまたま達成したのか,それともしっかり活動した結果達成したのかなど,数値に対する課題だけでなく,活動に対する課題についての表記もお願いしたい。」旨の発言があり,警察側から,「一つ一つを検証しながら,課題に対応していく。」旨の説明があった。

・悪質重要犯罪の徹底検挙について
 重要窃盗犯事件の検挙率は52.4%で,前年同期比2.2ポイントの減少であり,目標の60%を7.6ポイント下回っており,重要窃盗犯の中で認知件数の多い侵入窃盗の検挙率向上が課題であると報告を受けた。
 委員から,「これは,今年発生した重要窃盗犯事件の検挙率なのか,それとも過年度に発生した事件の検挙も検挙率の中に入っているのか。また,目標の検挙率はどのように決めているのか。」旨の発言があり,警察側から,「今年検挙した事件については過去に発生した事件も含まれている。」旨,「統計上は,今年発生した件数に対して,今までに発生した事件の中で今年検挙した件数の率であり,個別の年ごと発生したものがどれだけ検挙されたかではない。過去の検挙率等を参考に目標を設定している。」旨の説明があった。
 委員から,「指標としては難しいと思うが,事件発生から,検挙までの時間を意識していただきたい。」旨の発言があった。

・暴力団等の組織犯罪対策・歓楽街総合対策の推進について
 薬物事犯検挙人員が,前年同期比46人減少し,目標達成率も66.8%であり,薬物捜査の捜査力を高めて,一人でも多くの末端利用者を検挙し,突き上げ捜査をすることが課題であると報告を受けた。
 委員から,「薬物事犯で検挙される人は,どんな人が多いのか。また,捜査力の向上として,捜査員の育成が必要であるが,どのように育成しているのか。」旨の発言があり,警察側から,「再犯者が多く6割強を占め,年齢職業については様々である。薬物事犯の捜査員には,協力者の確保をはじめ内偵捜査の技術や薬物鑑定の知識が必要であり,経験も必要であるが,警察本部から各警察署に対して巡回教養を実施している。」旨の説明があった。
 委員から,「税関だと思うが,空港などで犬を使って荷物の検査をしてるのをテレビで見かける。薬物事犯の検挙については,税関など他機関と協力体制はできているのか。」旨の発言があり,警察側から,「広島空港において税関が覚せい剤を発見し,警察と協力して被疑者を検挙した例もあり,税関を始め関係機関と定期的に会議を開催し,連携強化を図っている。」旨の説明があった。
 委員から,「暴力団員を暴力団から離脱させることで,一匹狼的な存在になり,より危険になることも考えられるがどうか。」旨の発言があり,警察側から,「そのような例も考えられるが,暴力団員は組織の中で締め上げられて犯罪を犯している面があり,その点により重点を置いて対応している。」旨の説明があった。

・交通死亡事故抑止対策の推進について
 交通事故死者数は前年同期比で減少しているものの,下半期における交通死亡事故は多発傾向にあり,高齢者及び自転車利用者の死者数がいずれも増加するなど厳しい交通情勢にあることから,諸対策を継続的かつ効果的に推進することが課題であると報告を受けた。

・少年非行防止総合対策の推進について
 年間の数値目標に関しては順調に推移しているが,少年非行の低年齢化対策として,規範意識を醸成するため,小学校高学年対象の犯罪防止教室を引き続き実施していくことが課題であると報告を受けた。
 委員から,「補導も大切であるが,補導後の立ち直り支援活動が重要であると思うので,重点を置いていただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「現在,延べ464人に対しサポート会議等の立ち直り支援を実施している。今後は,月に1,2度補導した少年をサポートルームに集め,料理教室など立ち直り支援のための居場所づくりを行う施策を進めるとともに,関係機関とも連携を図っていく。」旨の説明があった。

・テロ,災害等緊急事態対策の推進について
 東日本大震災を踏まえ,県の防災計画見直しへの参画等関係機関との連携強化を図ること,具体的事案を想定した対処訓練を継続して,緊急事態に迅速・的確に対処していくことが課題であると報告を受けた。

・県民の要望にこたえる治安基盤の確立について
 取調べに対する視認率については数値目標を達成しているが,夜間の視認率が若干低調であったので指導を図ることとし,課題としては,当直指揮訓練について第3四半期までの達成率を見ると,実施期間を四半期に設定したことが,現場の実情にそぐわなかったものと考えられ,目標値の設定を現状にあったものにすると報告を受けた。
 委員から,「取調べに対する視認については,取調べの録画・録音と関係あるのか。」旨の発言があり,警察側から,「これは,取調べの録画・録音をするのではなく,透し鏡を通じて取調室でコーヒーやたばこを与えるなどの取調べ監督対象行為が行われていないかを確認するものである。」旨の説明があった。
 委員から,「総合術科訓練とはどのような訓練か。」旨の発言があり,警察側から,「柔道や剣道などの単独訓練ではなく,職務質問現場でいきなり相手が反撃してくるような場面を想定し,逮捕術や柔剣道等を取り入れた総合的な訓練であり,警察署での訓練が定着している。」旨の説明があった。

 以上運営重点ごとの報告を受けた後,警察本部長から,「運営重点の推進状況をそれぞれ検証し,来年の指標をどのようにするか検討していく。」旨の報告を受けた。

○広島市・広島県警察本部連絡会議の開催について
 
平成7年から定期的に開催している「広島市・広島県警察本部連絡会議」の本年における開催日程及び協議項目等について報告を受けた。
 委員から,「一行政区一警察署体制については,今度佐伯区内に警察署ができる予定であるが,東区内にできる警察署の計画も進んでいるのか。」旨の発言があり,警察側から,「佐伯区内には平成25年中に新しく警察署ができる予定であり,東区内の警察署新設について検討を進めているところである。」旨の説明があった。
 委員から,「これは広島市との連絡会議であるが,県との連絡はどのようになっているのか。」旨の発言があり,警察側から,「県が毎週開催している経営戦略会議に出席するなど,いろいろな形で連絡を取っている。逆に広島市との直接の窓口としては貴重な連絡会議である。」旨の説明があった。

○被害者支援センター普及啓発事業の実施について 
 平成23年11月18日(金)から12月8日(木)までの間,広島県内の民放4社によって放送される「公益社団法人広島被害者支援センター」の普及啓発テレビスポットCMについて報告を受けた。
 委員から,「被害者支援センターで相談を受理するのはどんな人か。警察OBもいるのか。また,支援としては心のケアだけなのか。」旨の発言があり,警察側から,「研修を受けたセンター職員やボランティアの人が相談を受理しており,警察OBもいる。支援については直接支援として,裁判所や病院等への付添も行っている。」旨,「警察と密接な関係をとっているが,基本的には警察とは切り離して,より幅広い立場の人が対応している。」旨の説明があった。
 委員から,「テレビCMは初めてなのか。スポットCM放送の後,相談がどのくらい増えるかなど,CMの効果を検証をしていただきたい。」旨の発言があり,警察側から,「テレビCMは初めてであり,今年の相談件数は,昨年とほぼ同数で推移しているので,CM放映の後,相談がどのくらい増えるかトレンドを見ることとしている。」旨の説明があった。
 委員から,「知らない方も多いと思う。これで認知度が上がることを期待している。」旨の発言があった。

○平成23年「胡子大祭」開催に伴う雑踏警備及び交通規制の実施について 
 平成23年11月18日(金)から20日(日)までの3日間,広島市中区で開催される「胡子大祭」の行事概要,これに伴う警備体制及び交通規制計画等について報告を受けた。

○人事評価における警察本部長の目標等の報告について 
 「警察庁長官及び地方警務官に係る人事評価の実施要領」に基づく期首における警察本部長の目標等について報告を受けた。