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子どもの読書活動の推進のための方策-たくさん読む(3)

~本を読むことの習慣化~

学校における「朝の読書」活動等の推進

 読書に親しむためには、学校における系統的・計画的な習慣づくりが大切です。

現状

●1か月の子どもの読書冊数 *1

1か月子どもの読書冊数(平成14年数)

●平成15年度「朝の読書」活動等の実施計画状況 *2

「朝の読書」活動等の実施計画状況

「朝の読書」活動等の実施計画率

  • 1か月間にまったく本を読まない児童生徒の割合が、小学校5年生で14.2%であったのに対し、中学校2年生では34.7%、高等学校2年生では50.0%になっています。学校段階が進むにつれて、読書離れが顕著になっています。

年間を通して計画的に読書活動を推進していくことが大切です。

方策

  • 幼稚園や保育所においては,教育課程・保育計画に基づく読み聞かせなどの計画的な読書指導の充実を図ります。
  • 小学校,中学校,高等学校及び盲・ろう・養護学校においては,読書推進に係る全体構想図やそれに基づく読書活動年間指導計画を作成し,意図的・計画的な読書指導の充実を図ります。
  • 各教科・科目等の内容に応じて読書案内をするなど,興味・関心を高める読書指導を充実させるほか,発達段階に応じた読み聞かせ,紙芝居,ブックトークなどの実施,学校図書館だよりの作成や読書感想文コンクール等の実施などにより,幼児児童生徒の読書活動の充実を図ります。
  • 「朝の読書」活動等の一層の充実を図ります。このことにより,児童生徒が読書の楽しさを知ることで,生涯にわたって,読書をすることの喜びが体得できるようにし,読むことの習慣化を図ります。

目標

  •  小学校ではすべての児童が1か月に一冊は本を読むことをめざします。中・高等学校では1か月に一冊も本を読まない生徒の割合が20%以下になるよう取り組みます。(平成19年度目途)
  • 小中学校において,「朝の読書」活動等の「週に1~2回以上」実施する割合が100%になるよう取り組みます。(平成17年度目途)

*1 平成14年度基礎基本定着状況調査及び高等学校共通学力テスト(広島県教育委員会) 
*2 全国:平成14年度文部科学省学校図書館の現状に関する調査結果
  広島県:平成15年度「朝の読書」等の実施計画状況について(広島県教育委員会)

〈「朝の読書」活動〉

 始業前に「みんなでやる」「毎日やる」「好きな本だけでよい」「ただ読むだけ」の四つの原則で行う学校での読書活動の一つです。

コラム

感動を伝える学校図書館

廿日市高等学校 古橋みさを

 早朝から学校図書館の開館を待っている生徒たち。開館とともに,インターネットに直行する生徒。本や漫画を読む生徒。予習する生徒。さまざまな自分流活用法で学校図書館でのひとときを楽しんでいる。

 学校図書館を取り巻く環境は,今,大きく変わろうとしている。朝の十分間読書の時間,総合的な学習の時間における調べ学習,コンピュータによる学校図書館管理システム化等。5年後の学校図書館は,私たちの想像を超えたものになっているかもしれない。しかし,どのように変貌しようとも,感動があってこそ成り立つ場であることに変わりはない。

 一冊の本で心が震える感動を覚えることがある。この感動を生徒に伝え続けたい。いつまでも,一冊の本を手渡しで生徒に与え,一言「この本面白いよ」とメッセージを添えることを忘れないようにしたい。一冊の本は,心と心をつなぐメッセンジャーである。そして,学校図書館は,感動を伝える部屋なのである。

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