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知事記者会見(平成29年10月24日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年10月26日更新

記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます) 

 会見日:平成29年10月24日(火曜日)

発表項目

〔動画(1)(2)(3)〕

(1)「ひろしま さとやま未来博2017」クロージングイベントについて

(2)県民投稿型サイト「日刊わしら」の開設について

質問項目

(3)県民投稿型サイト「日刊わしら」の開設について

〔動画(4)(5)(6)前半〕

(4)「ひろしま さとやま未来博2017」クロージングイベントについて

(5)県民投稿型サイト「日刊わしら」の開設について

(6)衆議院議員総選挙の結果について

〔動画(6)後半(7)(8)(9)〕

(7)北広島上空での米軍機による「フレア」発射について

(8)メキシコオリンピックチームの広島での事前合宿視察について

(9)衆議院議員総選挙の結果について

会見録

(幹事社:時事通信)
 おはようございます。幹事社の時事通信です。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は,11時を予定しています。ご協力をお願いします。まず,知事からの発表がありますので,お願いします。

「ひろしま さとやま未来博2017」クロージングイベントについて

 本日は,発表項目,2点ございます。「さとやま未来博」については,今日は,正式な発表項目としてございます。3月25日からスタートした「さとやま未来博2017」も,残すところ,あと1か月となったところであります。このフィナーレを飾ります「さとやま3つ星未来フェスタ」を11月26日に,日曜日ですが,旧広島市民球場跡地で開催いたします。この「3つ星未来フェスタ」では,さとやまの「食」の魅力を味わえる「さとやま3つ星キッチン」,さとやまの旬の特産品が購入できる「さとやま3つ星マルシェ」,「ココロザシ応援プロジェクト」に参加されている方々のワークショップブースの出展などを実施します。ステージでは,「さとやま未来博 勝手に応援隊」として活躍いただいております「まなみのりさ」さん,瀬戸内を拠点に活動するアイドルグループである「STU48」さんのパフォーマンスや中山間地域の未来を担う子ども達による神楽やダンスも行うこととしております。また,さとやま未来博の期間中に実施してまいりました,自転車で里山を巡る「さとやまソーシャルライド」の成績上位者の表彰や,里山にあるものを生かして,新しい価値の創造に繋げている好事例を顕彰する「さとやま未来大賞」の発表も,あわせて行うこととしております。閉会セレモニーでは,このセレモニーのために作ったオリジナルダンス「さとやま3つ星ダンス」を参加者全員で踊ります。そして,最後に,さとやま未来博に関わった皆さんと一緒に「さとやま未来宣言」を行って,この未来博で生まれたさまざまな活動が,未来に向かって,継続,拡大していくよう,心を一つにしてまいりたいと考えております。8か月の会期のフィナーレを飾るイベントでありますので,多くの県民の皆さまにご参加いただきたいと思っております。また,報道〔機関〕の皆さまにも,大いに取材いただきまして,一緒に盛り上げていただければと思っておりますので,よろしくお願いいたします。

県民投稿型サイト「日刊わしら」の開設について

 2点目,本日,全国初の県民参加型のSNSサイトを公式オープンいたしました。名前も関わるのですけれども,ひろしまサイトなので,ちょっと今日は,広島弁でご説明をしようかと思いますので,よろしいですか。準備は良いですか。ほいじゃあ,始めますよ。〔パネルを掲げる〕名前は「日刊わしら」いいます。県民,皆に,自分の知っとるひろしまのええところをこのサイトに投稿してもろうて,お互いに教えおうてもらうことでから,もっとひろしまを好きんなって,よその県の人にも自慢しとうなる,そういう寸法じゃと思うとります。もちろん,県民だけじゃのうて,県外に住んどっても,ひろしまにゆかりがあったり,ひろしまが好きじゃったりするんじゃったら,ぜひ,参加して欲しいのうと思うとります。このサイトはSNSじゃけえ,ユーザー同士が繋がれるんですよね。ほいで,みんながもっと投稿したいのう思うたり,ユーザー同士が地域でなんかええことをしょうかいのういうんを手伝うんが,「日刊わしら編集部」いうて,タウン情報誌の編集者やらラジオのDJしよっての人やら,6人なんです。今までも試しでから記事を投稿してもらいよったんですけど,システムの不具合なんかも,はぁ解消されたもんじゃけぇ,今日,オープンしたんです。今年度末までにゃあ,5千人登録してくれてんないかのういうて思うとるところです。ほいで,サイトのオープン記念じゃぁゆうて,ひろしま発祥のバンド「ユニコーン」に特別インタービューをしとって,ふるさとひろしまや,この「日刊わしら」への思いをようけしゃべってもろうとります。このサイトを県民のみんなや,ひろしまにゆかりがある人やら,ひろしまを好きでおってくれての人らぁに使うてもろうてから,ひろしまのええところをみんなで見つけてもろうたらええのう思うとります。以上でございます。最後は〔広島弁で締めくくるのは〕難しいですね。ちなみに質問は普通に答えます。

(幹事社:時事通信)
 知事からの発表項目について,質問がある社は,挙手をして社名を名乗ってからお願いします。

(中国新聞)
 標準語で良いですかね,質問は。

(答)
 広島弁で質問してもらったら,広島弁で答えるっていうのはどうですかね。

(中国新聞)
 中国新聞,樋口です。僕,福岡の出身なもので,広島弁は中途半端なんで。

(答)
 博多弁でも良いですよ。

(中国新聞)
 このサイトなんですけれども,当初予算の確か説明の時に,こういったものをやりたいというのが上がってたと思うのですが,念のため,どれぐらいのお金をかけてやったのかというところを確認させていただきたいのと,あと,初年度は5千人の登録ということだったのですけれど,どういう時にこれを使ってほしいのかというところあたりを,どういうシーンで投稿していただきたいのかという,その辺をお願いします。

(答)
 構築にかかった経費は,約一千万円であります。〔平成〕29年度末に5千人,33年度末に3万人の目標を置いています。どういう時にというのは,日ごろから,使っていただきたいなと思うわけですけれども,特に,プチ自慢したいような,「広島にこんな良いところがあったよね。これどうみんな」みたいな,そういうのがあったら,自分がいつも使っているもの〔SNSなど〕と合わせて,連動もできるようになっていますので,使っていただければなと思っております。

(中国新聞)
 ありがとうございます。フェイスブックとかツイッターとかあるじゃないですか,ああいうSNSってあるのですけど,例えば,さっきおっしゃったような,「ここに行ったけど,こういう良いものがあった」とか,そういったものを県民から〔投稿してもらいたいということですか〕,例えばですね。

(答)
 コミュニティになっているので,テーマだとか,お互い投稿したものに対して,いろいろやりとりするというか,そういうことにもなっていますから,SNS的なものと,それから編集的なものと合わさって盛り上がっていくというか,一つの話題とかで,いろいろ次々に盛り上がっていくとか,そんなイメージにもなるのではないかなと思っています。そのきっかけは,いろんな日の投稿だったりとか,あるいは編集部の投稿だったり,コメントだったりとか,そういうこともあると思うのですけれども,そういう形で相互作用的に,誰かが投稿したら,それに対してコメントがダーダーダーダーとついていくだけではなくて,何て言うのでしょうか,ツイッターとフェイスブックが合わさったようなイメージ,そんな感じもあるのではないかと思っていますけれども。

(中国新聞)
 運営の事務局は,ひろしまブランド推進課がやられるということですか。

(答)
 基本,管理はそうですけれども,先ほどもご説明したような,編集部の皆さんが,実際には,まさに編集していくということになります。

(中国新聞)
 この方たちが随時,投稿していくというイメージですか。

(答)
 その人たちも投稿しますし,ピックアップして「こういうのがある」とか,そういうこともやりますし,ある意味自由なメディアなので,いろんな動きをすることになるのではないかと思いますけれども,いずれにしても,ただ自然に任せて,何かやり取りが進んでいくというだけではなくて,そこに人の手が介在して,いろんな動きを作っていくというような,編集メディアとSNSの良いところが合わさったような,そういうものになることを期待しています。

(中国新聞)
 最後に,あらためて,これを設けられて,知事がどういう効果を期待しているのかというところをちょっとお願いします。

(答)
 やはり,できるだけ多くの人に参画していただきたいと思うのですけれども,もともとひろしまブランドの一環なのですが,ブランドというのは,自分たち自身で作っていくというところがありますので,こういったところを通じて,県民の皆さんにも「ひろしまってこうだよね」ということを再確認していただけるようになり,それが集積というのですか,それができてきて,さらにそのブランドのイメージであるとか,中身が強化されていくというサイクルの一助になったら良いなと思います。

(幹事社:時事通信)
 他に〔質問がありますでしょうか〕。

(中国新聞)
 中国新聞の藤村です。今の「〔日刊〕わしら」の話ですけれど,今の話を聞いていくと,県民が,より自分たちの持っている魅力を深めていくような印象を受けたんですけれども,ゆかりの人とか関心のある人にもということですけれども,外に発信していくという部分よりも,むしろ自分たちの中で深めていくみたいなことですか。

(答)
 いや,外に発信することによって,自らも深まっていくということです。

(中国新聞)
 〔今年度〕5千人,〔33年度に〕3万人という目標もありましたけれども,例えば,その目標の内訳に,例えば県民とか,ゆかりのある人とか,そういうのはありますか。

(答)
 そこまでの細かい分類は持っておりません。

(中国新聞)
 知事自身も発信していくようなことを考えていらっしゃるのでしょうか。

(答)
 そうですね,そういうこともあると思います。

「ひろしま さとやま未来博2017」クロージングイベントについて

(中国新聞)
 もう1点。「3つ星未来フェスタ」に関連してですけれども,残り会期1か月になりましたけれども,現時点での知事の「さとやま未来博」に対する手応えをどういうふうに受け止めていらっしゃるかというのを,お聞かせください。

(答)
 もともと,この未来博の目的というのをもう一度振り返りますと,中山間地域の価値に共鳴して,地域の人たちと繋がりを持ちながら,里山に関わる人たちを増やしていこうということが,大きな目的でありますし,その中でリーダーも発掘して,育てていくというか,そういうことを目的としています。そういう観点からいうと,企画に携わっていただく人ということが重要なのですけれども,9月末時点で,9千400人を超える人が,そういう関わりを,受け身の形ではない,主体的に関わるということで,参画していただいていますので,そういう意味では,目標を上回っていますし,複数の専用のフェイスブックみたいなのを作っておられる人たちも出てきたりとか,そういう意味で,情報発信であるとか,関わっていく人が増えたりとか,あるいはそのネットワークができたりとか,そういうことが進んでいるなと思っています。こういったことをベースに,さとやま未来博では,ココロザシ応援プロジェクトという形で,オフィシャルに扱っているものがありますけれども,それ以外の活動を始めていらっしゃる方々もいらっしゃるので,これをベースに。そういう意味で,地域のさまざまな動きということは生まれているのかなと。そういうのは,残念ながら,そうビジブル〔目に見えるもの〕ではないのです,確かに。それはなかなかメディアで一つ一つ取り上げるというのも難しいですし,ただ実態としてそういうことが起きつつあるということは,大きなプラスではないかと思います。来場者という観点からは,9月末時点で,48万人の増加となっていまして,最終目標60万〔人〕まであと一息というところ。途中,台風の影響を受けたりとか,いろんなこともあったのですが,そういう状況にあります。そういう意味では,もともとの狙いであるネットワークだとか活動量だとか,その中の関わる人だとかというところは,一定の手応えというのを感じているところ。逆に言うと,関わりたいという人がかなりいらっっしゃるということが,あらためて確認できたと思っています。

(中国新聞)
 まさに知事も言われたのですが,9月の定例会の議論なんかも聞いていても,ビジブルじゃないものをどう見せていくかというところも,一つ課題としてあるのかなと感じているのですけれども,その辺りは,何か今後考えていくようなことというのはどうでしょうか。

(答)
 ビジブルでないところというのは,例えばココロザシ応援プロジェクトみたいなのは,取り上げてやっているわけですけれども,その枠外でやっているものは,ビジブルでないという意味なのですけれども。だから,ビジブルでないとそれがだめ,ということではなくて,そこに新たなリーダーが生まれて,そういう方を引っ張っているわけですし,一緒にやっている人たちもそこにいるわけですし,県と市町が一緒になって今やっていますけれども,こういうものの枠外で起きているということが非常に重要なのだと思います。それはまたいろんな機会で,例えば〔ひろしま〕里山〔・チーム〕500だとか,あるいは移住者なんかも関わってくるようなこともありますので,HIROBIROだとか,いろんな機会で取り上げる機会もあるのではないかと思っていますけれども。

県民投稿型サイト「日刊わしら」の開設について

(RCC)
 RCCの増田です。「〔日刊〕わしら」についてなんですけれども,先ほど知事自ら,広島弁でご紹介されましたが,それは,広島弁で紹介というのは,知事ご自身のアイデアでやられたのかというのと,あと,普段あまり〔広島弁で〕話されることを聞かないので,普段から使っていて,スムーズにいきましたでしょうか。練習されたかとかも含めて。

(答)
 練習は3回くらいしました。「わしら」,せっかく「わしら」なので,県民投稿型なので,普通にやってもつまんないよねということで,じゃ,広島弁でやりましょうということになったのですけれども。普段,こういう記者会見とかっていうのは標準語でやるので,こういう場で,いきなり広島弁というのは,なかなか慣れないところはあります。ただ,普段も,広島弁でしゃべる人もいるし,そうじゃない人もいるしということなので,スムーズにできたと思いますけれども,ただ,全部広島弁って,最近なかなか,普通の〔会話でも〕,一般的にも減っていますよね。あと,ですます調にするとか,結構難しかったりとか,そういうところはありました。原稿ありますから,皆さんもやってみますか。

(RCC)
 ありがとうございました。

(答)
 ちなみに,監修は〔北臺〕如法さん,アップル製品の広島弁バージョンを出している人がいるじゃないですか。彼に監修をお願いしました。

(幹事社:時事通信)
 他に,発表関連質問がありますでしょうか。

衆議院議員総選挙の結果について

(幹事社:時事通信)
 続いて幹事社質問に入ります。衆議院議員選挙が与党の勝利のうちに終わりました。安倍首相は,消費税増税分の使途の変更などを解散の理由にあげられましたけれども,政策的論議はさほど深まらなかったように見受けられます。今回の選挙結果に対する知事の受け止めと,今後の国政への期待や要望についてお聞かせください。

(答)
 まずは当選された皆さま方にお祝いを申し上げたいと思います。そして,広島県選出の議員の皆さまの,今後の国政とそれから県政発展のためのご活躍をお願いしたいと思います。そして,選挙結果というのはいろんな解釈というか,見立てがあると思うのですけれども,結果としては,国民の皆さんが,現時点で大きな変化を望んでいないということが示されたと受け止めています。今後の国政への期待としては,やはり,我々の立場としては,地方創生というのが非常に重要だと思っていますので,今一度しっかりと取り組んでいただきたいと,東京一極集中の是正であるとか,あるいは地方の創造的な自立のための施策というのを着実に進めていただくということをお願いしたいと思います。それから,「人づくり革命」,政府が議論に着手してきているところですけれども,これが一層推進されるということも期待しています。〔安倍〕総理が今回の選挙を通じて,消費税率の引き上げによる財源を教育無償化などに充てると公約を掲げて,国民の信を問うとおっしゃってきたわけですけれども,これにつきましては,多くの有識者であるとか,あるいは現場の皆さんとか,保護者の人も含めて,無償化に偏らない総合的な対策を求める意見というものも示されているのかなと思っております。政府には,引き続き,国民の声であるとか,あるいは現場を預かっている我々地方自治体の声をよく聴いていただきまして,幼児教育とか初等・中等教育,そして高等教育の各段階を通して,我々3つあると思っているのですけれども,「負担軽減」これは無償化の議論ですけれども「負担軽減」と,それから「質の向上」,それから「量的拡大」,これを,ベストミックスを作っていくということを推進していただきたいと思っているところです。

(幹事社:時事通信)
 この件について,質問がある社はお願いします。

(中国新聞)
 すみません,樋口です。今のところで,まず冒頭の「多くの方が,変化を望んでいなかったのではないか」と言われたところなのですけれども,今回,野党が,かなり直前に再編されまして,そういう意味では相当,特殊な選挙だったと思うのですけれども,その辺の混乱というか,そういったものも踏まえて「多くの変化を望んでいなかった」という趣旨〔の発言〕なのかというところが一つ。もう一つは最後に言われた幼児教育のところなのですが,いろんな意見があるというところで,総合的な,無償化に偏らない総合的な対策とおっしゃったので,今,私も自民党候補者の演説なんかを聞いていると,とにかく無償化をやるんだというところをかなり強調されて,総理自身もそういうことをずっと言っておられる。一方で,私も量・質の向上とか,施設数が全然足りていないとか,そういったところもかなり課題だと思っているのですけれども,知事のご認識として,そういう無償化ありきでいくということではなくて,ということなのか,その辺の解説をもう一回お願いします。

(答)
 今の選挙結果の話は,結果として見ていると,無党派層もかなり自民党に投票しているであるとか,結果として自民党に対する投票率というのもかなり高かったと受け止めていまして,選挙区の候補の立て方によっては,ひっくり返るという可能性があるということも,もちろん言われていますけれども,実際にそうなった時に,その票の全てが自民党に行かないということも限らないということも含めて,それなりの得票があったということはあったと思うのです。もちろん,結果は違っていた可能性はありますけれども,最終的な結果としては,それなりに自民党が得票されて,そしてこれだけの,自民党というか自公で得票されて,その中でも特に自民党,公明〔党〕は〔議席を〕減らされたので,自民党が得票したということはありますので,結果としては,そうなっているということかと思います。今の無償化については,無償化というのは,わかりやすい議論だと思うのです。ただ,その中心というか,一つの観点は教育に対する投資の拡大というところであって,例えば総理が言っておられるように,経済的にハンデがあって進学できないという,そういう状況を改善するとおっしゃっているわけです。幼児教育については,これは負担軽減の話が前面に出ていると思いますけれども,ただ両方あるわけです。大学の進学の話は,単に,〔大学に〕行ける能力がその時点であるのだけれども,お金がないので大学に行けないという人も,もちろんいますけれども,そもそも小・中・高の段階から,経済的な背景だとか,あるいは社会的な背景から学力を身に付けられないと。能力があっても十分に伸ばせないという子たちも,おそらくたくさんいて,結果として,大学の入学時点で〔進学に必要な〕学力に達していないという子たちもいるわけですから,そういった子たちの底上げを図るということも,全体の意味では非常に重要だと。その結果として,自らの力を伸ばして大学に行く希望があり,行く能力を持つ子は行けるように環境を整えていくということは,大きな意味では,非常に大事なのではないかなと思っていますので,そういう観点は必要ですし,そこは,実は幼児教育からもう始まるのです。一方で,負担軽減というのも子育ての観点というか,人口減少とか,少子化という観点からは非常に重要なことでもありますので,負担軽減も図る必要があると。ですから,その辺をうまくバランス〔を取るなど〕して,考えていく必要があるのじゃないかと思っています。

(中国新聞)
 2点目のところなのですが,無償化に偏らないというのは,無償化が有効だということについては,そこは理解ができますよということですよね。ただ,そこだけではなくて,例えば質の向上とか量的拡大とか,そういったことろも同時に考えないといけないというご趣旨でよろしいでしょうか。

(答)
 そうです。財源に限りがないのであれば全部やるのが望ましいのだと思うのです。ですが,財源に限りがある中で,ある投資をした時に,そこからどういう効果が得られるのかということを比較衡量して,バランスよくやっていかなければいけないということです。例えば,無償化が進むと,当然,量的拡大が起きるわけです。需要の拡大が起きる。実際には,4,5,6〔歳〕については9割くらい行ってますから,そこに量的拡大はありませんけれども,ただ,保育園へのシフトというのはかなり起こる可能性があると思うのです。そういう中で,ただでさえ,待機児童が問題となっているというところもあるので,そこで今度は,下手をすると質の低下ということにも繋がりかねないというようなこともありますし,そういうことも見据えながら,どういう順番でどう進めていけば良いのかということも含めて,しっかりと検討する必要があるのではないかなということです。

(幹事社:時事通信)
 他にありますか。続いて一般質問に移ります。質問がある社はお願いします。

北広島上空での米軍機による「フレア」発射について

(RCC)
 RCCの増田です。北広島町で目撃されたフレア訓練についてお伺いします。防衛大臣が陸地上空で〔訓練の〕自粛を求めていて,さらに知事も申し入れが実効〔性〕を伴うように求めていくという一方で,その後,〔米軍に〕問い合わせて,RCCに対しても回答がありまして,米軍側に問い合わせていたところ,問い合わせたところには各社さん〔回答が〕あったかと思うのですけども,「制限範囲内であれば500フィート,150メートルくらいの,それ以上の高度でフレアの使用は許されている」と,具体的な高度を示して回答がありました。防衛大臣が自粛を求めているという後に,こういった回答があったわけなのですけれども,そのことについて,知事あらためて受け止めを,お聞かせ願えればと思います。

(答)
 今の,アメリカの回答というのは,我々も〔報道機関から〕提供いただきましたので,中国四国防衛局に確認を行っているところです。防衛省からは,訓練そのものは日米地位協定違反ではないと,これまでもおっしゃっているところもありますので,本県としては,住民が不安に感じる訓練そのものが行われないように求めていきたいと考えているところです。フレア訓練の内容の詳細については,まだ〔国から県に〕回答がありませんので,これについても明らかにされるように,国を通じて情報提供を求めていきたいと思っているところです。

(RCC)
 先日の総務委員会では,県議の方からも,「こういったことがあれば,日米地位協定違反にあたるのではないか」と指摘していくのも考えても良いのではないかという指摘もありました。そのことについて,もし,お話があればお願いします。

(答)
 現時点で,何が明確に日米〔地位〕協定違反なのか,我々もちょっと整理ができていないので,とにかく「協定違反だ」と言えば良いという話でもありませんから,まず確認しているというところです。もちろん,協定違反の疑いがあるということであれば,それは言っていくことだと思いますけれども,現時点では,防衛省の解釈としては,協定違反ではないということでありますので,その辺は少し,さらに確認していく必要があるのではないかと思います。

(RCC)
 ありがとうございます。

(幹事社:時事通信)
 最後の質問にしたいと思います。

メキシコオリンピックチームの広島での事前合宿視察について

(HTV)
 広島テレビ畝本です。本日から,メキシコ視察団が現地入りしているかと思いますけども,あらためて,そのことについての期待などを一言お聞かせいただけますでしょうか。

(答)
 8月に各競技団体とのメキシコオリンピック委員会の調整が終わりまして,具体的に今,各競技団体の準備に入ったというところであります。そういう意味では,実際に動きが,キャンプに向けての具体化が始まったというところで,これからしっかりとメキシコの皆さんの思いも受け止めながら,サポートができるように,各市町と協力して進めていきたいと思っているところです。

(幹事社:時事通信)
 もう1件〔追加で質問をよろしいですか〕。

(答)
 はい。

衆議院議員総選挙の結果について

(TSS)
 テレビ新広島の田中です。今回の衆院選の件なんですけども,投票率に関してお聞きしたいのですが,全国平均を県内割っていますけども,今回の投票率の低さに関しては,知事はどういう見解をお持ちでしょうか。また,今後,知事選,呉市長選もありますけれども,そういった投票率の低下について,一般的な考えをお聞きしたいと思います。

(答)
 まず,投票率については選挙管理委員会が主管をするということなのですけれども,台風が接近する中で,前回は少し上回ったというところで,そういう意味では,少し安堵をしたというところであります。期日前投票が今回は台風のせいで増えたということがあるのかなと思いますけれども,やはりそうはいっても,前回が最低で,今回がそれをわずかに上回るというレベルでありますので,やはり,民主主義の根幹である投票というのが低いということは,危惧すべきことだなと感じています。県内の投票率も,例年どおりというか,毎回低いということでありますが,そういう意味でも,これはいろんなことがあるのかなとは思いますけれども,いずれにしても,日頃から,政治に関心を持っていただいて,政治意識の向上を図るということを考えていきたいと思っております。行政として,積極的に情報発信する必要があると思いますし,選管にも頑張ってもらわないといけないと思います。教育機関の協力ということも仰ぐ必要があるのではないかと思っているところです。

(幹事社:時事通信)
 これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は未定ですので,別途お知らせします。ありがとうございました。

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(資料)「ひろしま さとやま未来博2017」クロージングイベントについて (PDFファイル)(5.98MB)

(資料)県民投稿型サイト「日刊わしら」の開設について (PDFファイル)(459KB)

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