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知事記者会見(平成28年9月13日)

印刷用ページを表示する掲載日2016年9月16日

記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)

 会見日:平成28年9月13日(火曜日)

発表項目 

  • 不妊検査費の助成対象の拡大について〔動画ページ1/3〕  
  • 県庁内での働き方改革について

質問項目

  • 県庁内での働き方改革について
  • 不妊検査費の助成対象の拡大について
  • サッカースタジアム建設問題について 〔動画ページ2/3〕 〔動画ページ3/3〕
  • 県庁内での働き方改革について

会見録

(幹事社:毎日新聞)
 おはようございます。幹事社の毎日新聞です。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は,11時を予定しています。ご協力をお願いいたします。まず知事からの発表がありますのでお願いいたます。

不妊検査費の助成対象の拡大について

 私からは,本日2点,発表項目ございます。まず1点目ですけれども,不妊検査費助成事業の見直しについてであります。県では,結婚から子育てにわたる切れ目ない支援を進めているところでありますけれども,その一環として,昨年の7月から,不妊を心配する夫婦がともに不妊検査を受けた場合に,その費用の一部を助成してまいりました。この度,その助成の対象の範囲を見直しまして,不妊検査のみだったのですけれども,検査を含めた一般不妊治療にまで拡大することといたしました。見直しを行う項目は,助成対象の「範囲」と「期間」の2点としております。助成対象範囲は,不妊検査のみだったのですが,従来は。薬物療法や人工授精を含めた一般不妊治療といたします。助成対象期間は,従来検査開始1年でありましたけれども,2年以内と変更されます。見直しの時期といたしましては,平成28年10月1日といたします。この日以降に夫婦ともに不妊検査を開始した場合には,新しい制度での助成の対象とさせていただくということとしております。なお,9月30日までに夫婦ともに不妊検査を開始している場合には,従前の制度による助成の対象という形になりますので,ご利用いただきたいと思います。この度の見直しによりまして,この助成制度をさらに利用していただいて,不妊を心配するご夫婦が,早期に夫婦ともに受診するきっかけとなって,とりわけ男性の積極的な受診に繋げていきたいと考えているところであります。

県庁内での働き方改革について

 2点目でありますが,県庁内での働き方改革についてであります。県庁では,働き方改革,率先垂範して県庁内で取り組んでいるところでありますけれども,その中でも,とりわけ,新型タブレットを導入して開始をする「どこでもワーク」の拡充についてご報告させていただきたいと思います。県庁では,管理職のイクボス化であるとか,女性職員の活躍推進,また柔軟な勤務形態の促進など,「仕事と暮らしの充実への取組」を行っているところであります。また,ICTを活用したワークスタイルの変革など,「生産性の高い働き方への取組」も推進しているところであります。この度,「生産性の高い働き方」の取組をさらに推し進めるために,携帯性に優れる新型のタブレットを導入して,「どこでもワーク」を拡大することといたしました。資料2枚目の別紙をご覧いただければと思いますけれども,これ〔湯崎知事が手に持って示す〕が,新型タブレットでありまして,これは私が使っている端末そのものというか,今日貰ったんですけれども,これを使うということです。場所に捉われずどこでも業務を行うことができます。ちなみに,ここで今〔タブレット画面に〕出てるのは,「みんなのオフィスが20日から増えます」〔というメッセージで〕この今の「どこでもワーク」の一環というか,それのお知らせで,県庁のパソコンを立ち上げるとこの画面が今〔最初の画面として〕出てくるというものですけれども,したがって県庁の使っているのと全く同じ環境がタブレットの中に入ると,いわゆるシンクライアントと言われるもので,セキュリティーも確保されているということです。これを持って,家でも,新幹線でも,飛行機の中はだめなんですけれども,どこでも仕事ができるということで,決裁もこれでできます。これを活用しまして,出張中なんかにもすきま時間等があるわけですけれども,そういう中で「生産性の向上」に取り組んでいきたいということであります。また,これまで以上に現場に根差した施策を実現していくと,あるいは,台風などで職員が出勤できない状況でも,ストップしない行政の実現などを目指していきたいと思っております。今後は,平成31年度末を目途に全職員が「どこでもワーク」できる環境を拡大していきたいと思っております。また,この取組には,グーグル株式会社にご協力をいただきまして,民間企業と行政の違いの分析であるとか,あるいは改善策などを共に検討いただくことにしております。県では,先週も,ご報告したとおり,「仕事も暮らしも,どちらもあきらめない欲張りなライフスタイルの実現」を目指して,「働き方改革」に積極的に取り組んでいるところでありますが,県庁内でも率先垂範しまして「働き方改革」に取り組むことによって,県内の機運醸成に繋げてまいりたいと考えているところであります。私からの発表は以上です。

(幹事社:毎日新聞)
 この件について,質問がある社は,挙手をして社名を名乗ってからお願いします。

(中国新聞)
 中国新聞の胡子ですけれども,この「どこでもワーク」の拡大なんですけれども,25年度に商工労働局の方で実施して,この25,26,27,3年間余りですが,どのような成果が出て,どういう業務の改善に繋がってですね,今回,管理職にさらに拡大させるという,その効果の部分というのをですね,費用対効果の部分を含めてですけれども,知事としてどのようにお考えになっているかというのお伺いできますでしょうか。

(答)
 具体的に費用対効果,数字的なものもあるのですけれども,今手元に持ってきていないので,それも確認をしていただければと思うのですけれども,やはりコミュニケーションの促進だとか,これはいろんなことをやっていますので,それぞれあるんです。フリーアドレスだとか,こう言ったリモートアクセスであるとか,テレワークであるとか,それぞれ効果というか,それがあります。特に「どこでもワーク」的なものというのは,これはまだまだ全庁的に広がっているということではありませんけれども,試行的にやっているのは,例えばテレワークなんかだと静かな環境でできる,あるいは通勤時間が削減されるのでその分ゆとりが生まれるとか,あるいは出張に行った際に自分の机とデスクと同じ環境が実現できるので,そういう意味で従来できなかった時間に仕事ができるとか,これは生産性の向上ということですけれども,そういうことがあります。その詳細については,また事務的に提供させていただければと思いますけれども。総体的にいろいろ積み上げて,働き方全般を変えていくことが大事かなと思っていますし,それにより意識改革,短い時間にできるだけ仕事を効率的にこなして,そして時間的余裕を生んでいこうという,そういう意識付けにも繋がっていくと,それは最終的には残業の削減であるとか,そういったことにも繋がっていくんじゃないかなと思っています。

不妊検査費の助成対象の拡大について

(中国新聞)
 中国新聞の根石です。不妊検査の拡充なんですけれども,すごい便利な制度になるなという印象なのですけれども,助成制度の利用を促しというふうに書いてあるんですけれども,これは今までの検査費の助成だけだとあまり利用がなかったというようなことがあって,今回見直しをすることになったのでしょうか。

(答)
 端的に,一言でいうとそういうことですけれども,何故そうかというと,この検査と治療と言うのが,ここまでは検査でここから治療ですというのが明確に分かれないというような実態がありまして,それでなかなか難しいというようなことがありました。そういうことで,金額的なキャップで,そこまでであればいわゆる一般不妊治療であれば全部OKですよということによって,手続きの面だとか,何が対象になるのかならないのかというのが,わかりやすくなるということです。それで,よりご活用いただければと思います。目的としてはなるべく早いタイミングで受診していただくということと,それから夫婦そろって受診していただく,男性側に原因があるということもかなりの確率でありますので,そういうことを早く発見していただいて早期の治療に結びつけるということであります。

サッカースタジアムの整備の検討について

(毎日新聞)
 続いて,幹事社質問に入ります。サッカースタジアムの建設問題について,3点お伺いさせてください。昨日の発表で,14日に県,広島市,広島商工会議所とサンフレッチェ広島のトップによる4者会談が明日行われると聞いております。年内にも最終候補地を選ぶことで合意との報道もありましたが,4者会談に向けた,候補地の検討状況を教えてください。また,次回の4者会談が非公開というふうになると聞いておりますが,その理由も教えてください。また,あわせて年内に候補地を選ぶとした場合の全体のスケジュールについても知事のご見解を教えてください。

(答)
 明日,〔サンフレッチェ広島の〕久保会長と意見交換を行う予定にしておりますけれども,前回8月10日にありました意見交換の場で合意したとおり,候補地について県と広島市,また商工会議所,この3者とサンフレッチェ広島のそれぞれが,その他の候補の再検討を含めて検討を行った結果などについて意見交換をするという予定にしています。候補地については,サッカースタジアム検討協議会で9箇所の候補から2箇所に絞り込まれたという経緯をあらためて確認いたしまして,そういったことも含めて,協議会での検討過程を踏まえながら,この3者と相談の上で検討を行ってきたところであります。その結果については,今ここで申し上げることでもないと思いますので,明日の意見交換の場でお話をしたいと思っています。意見交換自体は非公開なんですけれども,終了後,深山会頭が記者会見を予定しておりまして,それぞれの提案内容も含めて,その場でご説明させていただくことになろうかと思います。明日の意見交換は,いわゆるその他の候補地といわれているところの検討経緯も含めて,率直に意見交換を行おうということで,サンフレッチェとも久保会長とも事前に調整した上で,非公開とすることになったわけですけれども,今のような形で内容自体は深山会頭からご説明させていただきたいと思っています。全体の今後のスケジュールですけれども,商工会議所の常議委員会でも議論になったと聞いていますけれども,現在は候補地が検討中であるというところで,前提条件なども十分に整理されていないというところでありますので,まだ今後のスケジュールについては,明日の意見交換を踏まえた上で商工会議所とも相談しながら検討を進めて行くことになろうかと思います。

(幹事社:毎日新聞)
 この件について,質問がある社はお願いします。

(TSS)
 テレビ新広島若木です。今,スケジュールについては前提条件なども踏まえてこれからということなんですけれども,知事ご自身としてはできるだけ早期にということを,ずっとおっしゃっていましたけれども,やはり年内にはある程度の選定まで,予算のことなども踏まえてしていきたいか,お気持ちも含めて伺えますでしょうか。

(答)
 我々どうしても,予算プロセスというタイミングに縛られる部分がありますので,当然,頭に入れておかなければいけないことですけれども,大事なことは,スケジュールで物事を進めるんではなく,やはりしっかりと中身を詰めていくということでありますので,そういったいろんな外部環境とか外部要因としていろんなことがあるんですけれども,それは頭に置きながら,できるだけ早く進めていきたいと思っています。

(日経新聞)
 日経新聞ですけれども,今,非公開の理由について,それは深山会頭から回答することで,というふうな言い方だったんですけれども,やはりそのプロセスそのものを透明にしていただきたいというようなこと自体が,サンフレの要望だったと思うんですけれども,そこについてやはり非公開だということになるとですね,やはりその公開できないようなつっこんだ内容のやりとりになるからとか,そういった,もう少し,どういった理由で非公開にするんだという,もう少し明快にお願いしたいんですけれども。

(答)
 サンフレッチェを含めて,今回は非公開にしようということで決めたというか,話し合ったことなんで,それについては,先ほども申し上げたように,やはりこの率直にまだ腹を割って話さないといけないという中で,やはり衆人環視というところでは,なかなかどうしても建前というか,そういうのも必要になってくる部分もありますから,そういうことを気にしなくても良いように,今回は非公開の中でやりましょうということです。

(日経新聞)
 あともう一つ。そうすると第2回の明日で決着するかというと,それはちょっとまあ,それには,また決着が着くかっていうのはなかなかちょっと難しいということなのか,それともまあ2回ですんなり終われば,すんなり終わるということになるんでしょうか。

(答)
 正直言って,なかなかすぐに2回で終了するっていうのは難しいかもしれないなっていう感じはしています。明日次第というところですけれども。そこはふたを開けてみないと分からないところはあるんですが,微妙かなという感じです。

(中国新聞)
 中国新聞の藤村です。サッカースタジアムの件で,一応確認も含めて聞いてみたいんですけども,〔広島〕みなと公園,〔旧〕市民球場跡地と2つの案でやっていたけれども,なかなかこう前に進めるのが難しい状態になったという中で,その他の案ということを3者で考えて,4者をむかえるということで,ということは,その他の案というのを3者としては本命として進めていきたいという意志を持っているということなんでしょうか。

(答)
 いや,そういうことではありません。やはり今の2つの案で,ちょっと立場的なぶつかり合いみたいなことになっているわけで,そういう中で第三の案も含めて考えることによって,そもそもここでどういうものが必要なんだっけというような議論に立ち返って考えることもできると思うんです。そういうのも含めて,3つの案で考えて行こうということでありますから,これが絶対第三の案が,現時点で本命であるということで臨むということではない。

(中国新聞)
 3つの案をフラットに考えていくっていうことになるんですか。

(答)
 フラットていうか,それぞれの考えを検討していくということになると思いますけれども,明日の議論の中で第三の候補地ということについて,それぞれどういうものが出てくるかっていうこともありますし,4つになるかもしれないですよね。

(中国新聞)
 サンフレ側が別の案を出してきてっていうことですか。

(答)
 そうそう。それが逸するかということもあるわけですから。そういうことも含めて,フラットに議論できるかどうかというのはよく分かりませんけれども,テーブルにのせて,まずやっていきましょうということです。それがどこまで進展するかっていうのは明日の話し合いによるところがあると。

(中国新聞)
 それぞれがそれぞれの案を出していく中で,どういうものが必要なのかということを,もう一回整理しながら考えていくような。

(答)
 それは明日の議論をしてみないと分からないんで,そういうこともあるのでということです。

(RCC)
 RCCです。先ほど,前提条件の整合性も含めて,十分に整理されていないというような話があったということがありましたけれども,この1カ月間,3者の中で話し合って,第三の候補地も含めての,次の4者会談に向けて,いろんな案があれば出していくという,そういった過程で検討を進められたんだと思うんですけれども,3者の中では,例えば,第三の案があるとして,そういった部分の前提条件というのは,まだ整理されていないという認識なのですか,それとも整理されたから,出す可能性があるかないかは別として,ということなのでしょうか,その辺りはどうなのでしょうか。

(答)
 3者の案ということですか。

(RCC)
 3者の中で。

(答)
 それの前提条件が,十分に整理されていないというのはこういうことです,例えば,商工会議所としては,どこにするかというようなことが,まだ意思決定が,「商工会議所として,こうです」と言うことができてる状況ではないとか,そういうような意味です。そういう状況もあるので,いつまでに決定できるかというのは,まだはっきりとは言えないと。

(RCC)
 なるほど。そういう中で,明日,そういったそれ以外の案も含めて並べてみようということですか。

(答)
 そういうことです。

(中国新聞)
 中国新聞の胡子です。知事が4者の方向性について,現時点で4者がどういう信頼関係というか方向性とかですね,今,現時点で知事がどういうふうにお考えになっているかというのを,どういうふうにお思いになられているかというのをまず一つお伺いしたいのとですね。

(答)
 ちょっともう1回今の質問を。

(中国新聞)
 4者の今までのすれ違いとかもありましたけれども,4者で会合を開かれて,今回第2回と言う形で明日開かれるということですけども,現時点で知事は4者の方向性・信頼関係,そこら辺をどういうふうにお考え,見ていらっしゃるかということと,それと第三の候補地という形の提案という形になりますけれども,例えば地元対策とか,そういったことについては,どういうふうにお考えなのかというのを現時点でお伺いしたいのですけれども。

(答)
 まず4者の関係ということで言えば,もちろん県や市について言えば,商工会議所もそうですけれども,先ほどの常議委員会というようなこともあるわけですけれども,県や市について言えば,それぞれ議会がありますので,その議会の議論を経て最終決定をしなければならないというのが大前提です。そういう意味で,我々がこうなりますと決定しましたと言えるものじゃないということはまずあります。そういう前提がある上で,今執行部としての考えとしては,サンフレッチェが3度優勝もして機運が高まっている状況の中で,できれば,議会の理解もいただきながら,スタジアム建設が前向きに進むように取り組んでいきたいというのが,ずっと思っていることです。だからこそ検討協議会等も開いてこれまで検討してきたわけです。ときどき誤解があるようなんですけど,そもそも専用スタジアムを造るということで,それをどこに造るかということで少し意見の相違が,少しと言うかだいぶ意見の相違があったわけですけれども。造っていくという機運が高まっている中で,そういう方向性に持っていきたいというのはあるわけです。だからこそやっているわけで,そこはサンフレッチェも一致すると思います。一部サッカースタジアムそのものを専用スタジアムを造ら〔ないと〕反対しているんじゃないかと誤解している皆さんがいらっしゃるんですけど,そういうことではないです。そういう意味ではまず基本の方向性は一致をしているわけです。そこからさらにこれからどういうふうにどういうものを造っていくのか,どこに造っていくのかという具体論についても,いろんな意見の相違を乗り越えて方向性を一致させていかなければ実現しないことですから,これは,各者が努力をして方向性を一致させていくべきことであろうと思います。地元対策云々というのは,もちろんどこに造るかということについて,くっついてくることですから,今何かどうこうという話ではありませんが,いずれどこに造るにしても地元のご理解は得ていく必要があるのは当然なので,それについてもどこに造ろうかということが固まってくれば,4者が一致してそれにあたっていくというふうにならなければいけないと思っています。

(中国新聞) 
 信頼関係とか言う面で4者がしっかりと同じ方向を向いて,今,現時点でいけていると知事は手応えを感じていらっしゃるということですか。

(答)
 今そのプロセスにあるということです。

(中国新聞)
 向いていく方向でということですか。同じ一致するまでのプロセス,途中ということですか。

(答)
 はい。

(中国新聞)
 第三の候補地がポッと出たときに,地元対策は今後と言う話ですけれども,なかなか9箇所の中から2箇所出てくるとは思うのですけれども,近くの周辺住民とかと言うのは,急に「ああここが出てきた」ということになると思うのですけれども,そこら辺,地元対策というのも重要な課題ではないかなと思うのですけれども。

(答)
 それは,先ほど申し上げたように,どこに場所を選定しようが,それは重要なことなので,みなと公園もそうです。地元というのは住民だけではなくて,事業者もおられるので,それについては大きな課題があるということです。それはどこに造ってもそういう課題があるということです。

(幹事社:毎日新聞)
 それでは一般質問に入りたいと思いますが,時間の関係もありますので,これで最後の質問にできればと思います。質問がある社はお願いいたします。

県庁内での働き方改革について

(中国新聞)
 質問時間があったので,ちょっと先に聞こうと思って聞けなかったことを聞きます。「どこでもワーク」なんですけれども,すいません,ここまで戻ってしまって申し訳ないんですが,新型タブレットiPadPro〔アイパッドプロ〕を40台入れてですね,組織として効率的な働き方をめざしていくことになると思うのですが,県内を見渡してもたぶんこんなに最先端の機器を使って,効率的な働き方をしているような組織ないと思うのですけれども,県民から見ると県庁さんはいろんな機器を入れて,すごい先にどんどん行っているよねという感じがすると思うのですけど,そういうところで,さっきあまり言及がなかったので,県民に対してどういうふうに還元していくかというところ,この働き方,県の組織がこういう働き方をしていくことで,それと還元のところですよね,県民に,その部分について知事はどういうふうに考えていらっしゃるのか。

(答)
 還元。還元と言うのはどういうことかというと,先ほどからご説明していると思うのですけれども,仕事の生産性を高めていくと,これは2つあります。残業の縮減であるとかそういうことも言いましたけれども,効率性を高めるということは,少ない総労働時間で同じアウトプットあるいはそれ以上のアウトプットを出していこうということですから,ないしは,同じ投入であればアウトプットを大きくしようということですから,行政サービスの向上であるとか,それに対するコストの削減であるとか,そういうことを最終的には目指していきたいということです。

(中国新聞)
 県がこういう働き方をすることで,他の県内の企業とか組織とかそういうものに対しても一種のモデルとして。

(答)
 もちろんです。もちろんです。

(中国新聞)
 そういうことはどうなのでしょうか。

(答)
 県内の働き方改革の機運醸成に繋げていきたいということも,ご説明を申し上げたかと思うのですが,そういうことです。

(中国新聞)
 ありがとうございました。

(幹事社:毎日新聞)
 これで知事定例会見を終わります。次回は10月11日火曜日の11時からを予定しています。ありがとうございました。
 

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資料1(不妊検査費の助成対象の拡大について) (PDFファイル)(797KB)
資料2(県庁内での働き方改革について) (PDFファイル)(699KB)
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