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知事記者会見(平成28年4月5日)

印刷用ページを表示する掲載日2016年4月5日

記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます) 

 会見日:平成28年4月5日(火曜日)

発表項目 

  • G7広島外相会合に向けた取組等について 〔動画ページ〕
  • こいのわカフェの実施について

質問項目

  • G7広島外相会合に向けた取組等について(中国・NHK) 〔動画ページ〕   
  • サッカースタジアムの建設について(共同・中国・読売) 〔動画ページ〕
  • 空港経営改革について(中国)

会見録

(幹事社:共同通信)
 幹事社の共同通信です。よろしくお願いします。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は,2時を予定しています。ご協力をお願いします。まず知事からの発表がありますのでお願いします。

G7広島外相会合に向けた取組等について

 私から発表項目2点ございます。1点目は,G7広島外相会合に向けた取組等についてでございます。いよいよ5日後にG7外相会合が迫ってきたところでありますけれども,県としては,これまで広島市また経済界と連携しながら,被爆の実相に触れる機会の提供,あるいは広島の魅力発信,また会議の支援活動,警備体制の強化などに取り組んできておるわけでありますが,会議の成功へ向けた準備の最終段階を迎えているというところであります。会議の開催に当たりましては,県警におきまして,テロなどを未然に防止するための検問,また広範囲にわたる交通総量規制等を行うこととしておりますので,県民の皆さまには,大変恐縮ではございますけれども,会議の成功に向けて,ご理解とご協力をいただきますようお願いしたいと思います。こうした中で,2点ほど新たな取組と言いますか,個別の取組を発表させていただきたいと思うのですが,1点目は「SHAPEアジア・太平洋会議2016」の成果報告についてであります。この会議,ご承知のとおり,G7外相会合のプレイベントとして,県と広島市で「青少年外相会合広島」を実施しましたが,これと連携をして開催をしたものでありまして,その成果を,4月7日に代表の菅原聡さんより,ご報告をいただくということになりました。この報告については,報告書を作成されるということなんですが,この報告書については,G7外相会合に向けまして外務省にも報告をされると伺っております。本県としても,国際平和拠点ひろしま構想の推進に活かして参りたいと考えているところであります。
 次に,歓迎行事の一環として,歓迎ライトアップを行います。宇品波止場公園一帯,外相会合の会場であるプリンスホテルの,ご承知の通り,対岸と言いますか,何と表現するのか,対岸みたいなところでありますが,この周辺の賑わい施設なども含めまして,地元の歓迎の気持ちをお伝えするライトアップという形でとり行いたいと思っております。外相会合に伴いまして,各国から多くの方もいらっしゃいます。メディアの方も含めてですけれども,県民の皆さまもぜひおもてなしの心を持って接していただければありがたいと思っておりますが,この波止場公園はライトアップしますけれども,当日も来場することができますので,ぜひ,お出かけいただければと思っております。若干,交通規制とか検問とか周辺であるかもしれませんが,その上で来場することは可能ですので,ぜひ,ご覧いただければと思います。

こいのわカフェの実施について

 そして2点目の発表ですけれども,こいのわカフェの開催についてでございます。ご承知のとおり,「『こいのわ』プロジェクト」を昨年度から進めております。結婚したい若者を県民皆で応援する取組でありますけれども,昨年度の状況は県が主催しました婚活イベント,14回ほど開催しまして,平均応募倍率が2.58倍と大変に多くの反響をいただいたところであります。その結果としても,ひろしま出会いサポートセンターの会員から15組の成婚者が出るという,ご報告いただいておりまして。ご報告いただいておるというのは,15組の皆さんから,自主的に我々の方にご報告をいただいておりまして,そういう意味で,着実に成婚が生まれつつあるというところでありまして,「『こいのわ』プロジェクト」の告知にご協力をいただきましたマスコミの各社にお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。いろいろ番組でも取り上げていただいて,関心も本当に高まったかと思います。一方で,参加できなかった方々というのはたくさんいらっしゃるわけで,今も2.58倍ということだったので,それは大変申し訳ないということで,それにお応えするために,「こいのわプロジェクト」の新しい企画,本年度第1段として,地域の身近な場所で気軽に参加できるイベント「こいのわカフェ」を行います。これは年間通じて毎週1回,県内のどこかの街で開くというふうに考えています。現在,準備をしているところなんですが,「こいのわカフェ」を実施していただける店舗,それから結婚したい男女のおせっかいをしていただける「こいのわボランティア」,この2つをインターネットで募集中であります。ぜひ,県内各地で開催できるように,ご応募いただきたいなと思っております。また,4月30日なんですが,マツダスタジアムのラグジュアリーフロアというのがあるんです。パーティールームなんですが。最近,マツダスタジアム,いろんな名前がついて,どこだかパッとわからないんですけれども,パーティールーム,1塁側のところですよね。〔事務方へ問いかけ〕

(事務方)
 バックスクリーン〔実際は,3塁側〕の方だと思うんです。

(答)
 バックスクリーン〔実際は,3塁側〕の方のラグジュアリールームですね。そこでカープを応援しながら婚活を行う「カープdeこいのわ」を行います。今,カープも盛り上がっているところでありますけれども,真赤激という新しいキャッチフレーズで盛り上がっているんですが,カープ男子とカープ女子の素敵な出会いというのを生むことができたらなと思っています。当日は,カープ芸人でおなじみのザ・ギースの尾関高文さんが駆けつけていただけるということになっておりまして,尾関さんが参加者におせっかいを焼いてくれるということで,楽しみにご参加というか応募いただければなと思っております。何人応募するんでしたっけ(事務方に問いかけ)。

(事務方)
 〔男子〕20〔人〕,〔女子〕20〔人〕です。

(答)
 20〔人〕,20〔人〕で応募いたします。今後におきましても,このプロジェクトでは,県内の多くの若者に出会いと結婚の機会をお届けできるように,また,若者の結婚に対する機運が高まるように取り組んで参りたいと考えておりますので,ぜひ,報道の方,ご協力いただければ大変幸いに思っております。以上です。

(幹事社:共同通信)
 この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってからお願いします。

G7広島外相会合に向けた取組等について

(中国新聞)
 中国新聞松本です。外相会合の取組に絡んでなんですけれども。外相会合でこの度,核軍縮・不拡散に向けた「広島宣言」が発表されるということが明らかになりました。どういった内容になることを,知事として期待されるかということをお伺いできますか。

(答)
広島宣言,核不拡散,核軍縮の取組,これが再起動していくと岸田大臣,おっしゃっているところでありまして,一つはもちろん不拡散のこと,これは非常に今,喫緊の課題の一つでもあると思っており,これはテロ組織への不拡散,あるいはその国家レベルでの不拡散,いずれも大変厳しい状況にあるので,それが進まないような実のあるものを発信をしていただきたいと思っております。核軍縮につきましても,今ご承知のとおり,なかなか核兵器国と非核兵器国のこの動きが一致していかない中で,G7〔では〕両者がいるわけですので,一歩でも具体的に本当に,再起動という言葉が使われてますけれども,具体的な前進が図られるというか,それが動いていくような,そういう内容になっていくということを心から期待しております。

(中国新聞)
それともう一つ,ここにきてサミットに合わせてオバマ米大統領が,被爆地,広島訪問という話がまた取り沙汰されてきてるんですけれども,一方で以前から米国内では原爆投下に対する正当化論というのも根強いということで,慎重な見方も強いということなんですけれども,改めて,被爆地訪問,米大統領の被爆地訪問について,知事の思い,期待をお伺いできますか。

(答)
 大統領の訪問というのは非常に重要なエポックメイキングなことであろうと思います。そういう意味で非常に重要な案件なわけですけれども,少し大きな目で見ますと,今回のケリー外相〔国務長官〕の訪問もそうなんですけれども,アメリカが従来,特に政権幹部の在任中の広島訪問というのが,なかなか実現しなかったところを,まずはルース〔駐日〕大使の8月6日の平和記念式典への出席というところから始まり,そしてそれがケネディ大使に引き継がれ,そしてゴッテモラー,これは核軍縮核不拡散担当の国務省次官ですけれども,直接の責任者である次官が広島を訪れ,資料館も訪れ,そして平和記念式典にも訪れるという形で進んできているわけです。ケリー外務大臣が来られると,これもさらに一歩進んだ形になると思いますし,その流れの中で,オバマ〔アメリカ〕大統領が来ていただくということは,非常に意義があることだと思います。ただ,非常に大事なことは,決して水を差すつもりで言うわけではないんですけれども,ケリー外務大臣が来られた,あるいはオバマ大統領が来られたら,それだけで世の中が変わるということではないわけでありまして,我々としては,今のアメリカのこういった一連の動き,大使が平和記念式典にご出席されるというのが,半ば恒例化しつつあると,それはそういった参加を通じて被爆の実相であるとか,さまざま,いろんなご不満とか出ているのも確かだと思いますけども,ただそういう形でやはり触れていくと,それが要するに特異なアクションではなくなってくると,今回のケリー外務大臣の訪問も被爆の実相に触れる非常にいい機会でありまして,それがこのなんと言いますか,特別なことでなくなっていくということが長い目で見たときに大事なんじゃないかなと。つまり,ケリー外務大臣が来られてもう次は来られませんとか,あるいはオバマ大統領が来られて,その後の大統領は来られませんということではなくて,我々としても長い目で静かに見守りながら,アメリカのそういうアメリカに対する被爆の実相の何というか浸透というか,為政者レベルでの,あるいはリーダーレベルでの国としてのリーダーレベルでの,被爆の実相というのを浸透していくということを見守りながら,その中で政策の変更,そういうものが起きるということを期待していくべきだと思うんです。ですから,ケリー外務大臣,あるいはそれに続いてオバマ大統領来られるかもしれませんが,そこで何か突然世の中が変化することを期待するのではなくて,その後に続くように,つまり広島に来て良かったと思っていただけるようにお迎えすると,これはいろんな想いが,我々の中にもあるわけですけれども,そこは敢えてあまり過度に主張するということではなくて,長い,これからまた時間が掛かるかもしれませんけれども,大きなポリシー変更には。そこに向けての着実な一歩としてとらえて,次,また次と着実に積み上げていくことができるようにしていくことが,結局は核兵器廃絶を願う我々の気持ちが叶うというところへの,近道ではないかと思っています。

(NHK)
 NHKの小山です。今のお答えの中に「不満も出ているのも確かだと思うのは」というのは,どういう。

(答)
 例えば,大使にしても来られて式典に参加をされて,だけどコメントはされない。例えば,そういうことに対して,不十分だとか,あるいは一部には,謝罪をしてほしいとかいうような声もあるかもしれませんけれども,我々大多数というか大部分はそういうことじゃないと思ってますけれども,次回ケリー外務大臣が来られて,どういう対応されるか分かりませんけれども,それに対して恐らく不十分だとか,いろんな見方がされると思うんです。そういうことではなくて,単体で見れば,いろんな想いはあるかもしれませんけれども,それを積み重ねる中で,変わっていくものだと思いますので,少し長い目で,それを見ていく必要があろうということだと思います。例えば,2020の原則というか,考え方からいくと2020年までにもう数年しかありませんから,それでは遅いというようなご批判もあると思います。ただ大事なのは着実に核兵器を持っている国のポリシーが変わっていくということで,それはアメリカもしかり,あるいはイギリスなりフランスなりもしかりでありまして,広島に来ていただく意義っていうのは,核兵器使用の実相,被爆の実相というものを直接に認識していただくことができる,それを一人の方が認識したら,突然180度変わるというものでもありませんから,それを積み重ねて長い間にポリシー変更が起きていくと,着実に起きていくということを我々は目指していかなければならないんじゃないかな,という意味です。

(共同通信)
 その他質問はありますか。

(答)
 決して,時間が掛かることを正当化しているとかいう意味じゃないです。現実として,国家安全保障の中心に据えているものですから,それがどうしても時間が掛かるだろうと,日本が何か変更するにしても時間の掛かる話でもありますから,そういう事情も含めて認識をした上で,着実に前に進むということを目指して行きたいなと思います。

サッカースタジアムの建設について

(幹事社:共同通信)
 続いて幹事社質問に入ります。サッカースタジアムの問題についてなんですけども,先月29日に建設候補地や事業主体など一定の方向性を出すための3者会談の先送りが発表されました。今後,サッカースタジアムの建設の是非について,どのような予定で判断がなされるのか知事のご所見をお伺いします。

(答)
 我々としては,久保会長が提示をされた〔旧広島市民〕球場跡地での建設案について,作業部会の担当者とサンフレッチェ広島のご担当で,事務レベルで,詳細について協議を行うとともに,〔広島〕みなと公園の方も,物流機能に不安のお持ちの港湾関係者の皆さまいらっしゃるので,その懸念の解消に向けた協議などを引き続き行っていきたいと思っております。いつまでにというのは,今の足元ではなかなか難しいところもあるんですけれども,ご承知のように,そもそものスタートでありましたサッカースタジアム検討協議会,これを始めて2年半以上経過をしておりますので,早期の結論を望んでおられる,サッカーファンやサンフレッチェのサポータの皆さま,あるいは関係者のことも考えると,できるだけ早く会談は実施をして,建設の是非も含めて,一定の方向性を出していきたいと思っております。

(幹事社:共同通信)
 この件について,質問がある社はお願いします。

(中国新聞)
 中国新聞松本です。サンフレッチェの久保会長は,以前から4者トップ会談〔県・市・商工会議所・サンフレッチェ広島久保会長〕というのをずっと求められていますけれども,やはり県や市の立場としては,事務レベルの方からやるべきだという考え方は,変わりないのでしょうか。

(答)
 何を協議するのかということなんですけれども。建設的な議論を行うためには,意外と細かいベースのことが明らかになっていないと難しいというか,そこでそのやり取りをしてもしょうがないというか,時間も掛かってしまいますし,我々も正しく確認できるかというのがよくわかりませんし,あるいは久保会長の方も詳細についてご承知かというのもわからないので,それについては,やはり確認をした上で,そうすると論点もはっきりするでしょうから,それについて議論するというのが通常の進め方なんだろうなと思います。

(中国新聞)
 もう1点。県や市が優位としてきたみなと公園なんですけれども,久保会長は,みなと公園に整備された場合は,赤字になるから,経営上成り立たないから,そこではダメなんだと言われています。知事は3月の予算特別委員会なんかで,スタジアム使用料が経営成り立たないようになるようなものはありえないとか,前提に誤解があるというようなことをおっしゃていますけれども,実際,みなと公園になった場合に,赤字にならないとか,誤解を解くような努力っていうのをどれだけされているのなっていうのが,なかなか見えずらいんですけれども,そういうところをもっとオープンにされていくという考え方はないんでしょうか。

(答)
 それはむしろ逆だと思うんです。逆っていうのはどういうことかというと,赤字にならないようなファイナンスの仕組みっていうものを構築していくっていうことなんです,逆に言うと。県や市が出資する金額であるとか,あるいは経済界の出資であるとか,あるいは全体のビジネススキームをどう作っていくかというようなことで,赤字にならないように事業計画を組み立てて行きましょうと,そういうことだと思うんです。それがとても「できないよね」っていう案だったら,それは建設不可能ということになるわけでありまして,そういうことを申し上げているわけであります。したがって,検討していく上で,サンフレッチェが負担可能な金額っていうのは,ある程度提示はいただいてますから,それをベースにどういうファイナンスであるとか,負担であるとかそういうものを考えて行きましょうと,そういうことだと思います。

(中国新聞)
 最後,もう1点だけ。サンフレッチェ側の独自案では,マツダスタジアムの例をベースにして,県市の負担額というのを当てはめていると思うんですけれども,今回,整備費というのも,マツダスタジアムよりは膨らむというようなことになる場合に,県市の負担額というのはマツダスタジアムよりも上回るということも検討していくということにはなるんでしょうか。

(答)
 それはこれからの検討です。

(中国新聞)
 現時点では,何とも。

(答)
 現時点では,どこがどれだけ負担するかということは,いろんなシミュレーションはしていますけれども,当然それは,こうですとかああですかっていう話になると一人歩きしてく話ですから,今申し上げることではありませんけれども,当然に全体のスキームの中で決めていくということになります。

(読売新聞)
 読売の前田です。今回のスタジアム建設候補地という問題は,同時に市民球場跡地をどうするかという都市計画的な観点の問題っていうのも大きいかと思うんですよね,先ほどの外相会合の話ではないですけど,原爆ドームとか平和記念資料館とかそれを含めた今の球場跡地一帯をどう活用していくかということが大きなポイントだと思うんですけれども,スタジアムを作るにしても,他の施設を造るにしても,どういうものにするにせよ,あそこ一帯をどういった場所にしていくか,観光とか経済とかそういうのを含めて,どういった場所にしていくことが相応しいと,今お考えでいらっしゃいますでしょうか。

(答)
 一義的には,広島市が中心になってお考えいただくことでありますので,今広島市は,どういう結論に,結論というか,結論が半分出かかったところで止まっている状況ですけれども,それは何かというと,長年の,マツダスタジアムというか市民球場が移転をするという段階からずっと議論がされてきて,サッカースタジアムの建設ということも含めて検討された中で,今緑地公園という形が市議会も含めて基本的には,意思決定をされているところです。その執行がまだ行われていない。今,協議会の状況も踏まえて,最終的に検討するということにされているわけであります。県としては,市の一番中心のところでありますから,中四国地方の拠点,中枢拠点として相応しい,中枢拠点性を高めるようになると良いなと思っています。

(幹事社:共同通信)
 その他に質問がある社はお願いします。

空港経営改革について

(中国新聞)
 中国新聞樋口と言います。広島空港の民営化の議論でちょっと伺います。今,官民組織の活性化部会の会合が3回ほど終わりまして,概ね,民営化をしていくという方向で議論がまとまっているように感じております。ついては,知事が今,状況報告を受けている中で,広島空港の民営化について,まずどういうスタンスでいらっしゃるのかというのが一つと。今後は県としての判断を下す時期がやってくると思いますけど,その部会の結論,提言になるのか結論になるのか,それをどういうふうに判断の材料としながら,どういうふうな形で意思決定をしていくのかっていう,プロセスのところを確認させていただければと思います。

(答)
 今まだ活性化部会で議論されているところでありますので,民営化が決まったということでもありませんし,いろんな課題とか検討すべき事項みたいなことをいろいろ議論してるところだと認識をしています。したがって,さらに元々は,年度内にもっていうところが,回数を増やして,少し深堀をしながら議論をするというような状況になっておりますので,それをまずしっかりと見ていくというか,それが必要かなと思っていますが,そこで一旦結論が出た上で,〔県〕議会にももちろん,議会の高い関心事項でもありますので,議会のご意見も当然に伺わなければいけないと思っております。その上で,判断をしていくということになろうかと思います。

(中国新聞)
 追加で一つ。時期の目途として,最初おっしゃったように年度内にも,という話が当初あったんですけれども,知事の中で,他県の空港ではかなり同様の議論が進んでいまして,先例というのが今どんどん出ているような状況になっていますけれども,そうした中でスピード感を持って決めていくべきじゃないかという声も出てるんですけれども,時期の目途について,お考えがありましたら。結論の時期ですね。

(答)
 それは,現時点ではわかりませんと,どうですかね。

(中国新聞)
 他県の状況なんかを今,どういうふうに見られてますでしょうか。

(答)
 実際には,仙台それから,伊丹と関空はちょっと特殊というか特別なんで,あれを除くと仙台が進みつつあるというところで,その後は,福岡とか香川とかそういうようなところ,広島もそこにいるということだと思うんです。そういう意味じゃ,1番になったからどうとか2番になったからどうということでもありませんし,個々の状況が違うので,しっかりと今広島空港がおかれた状況というのを抑えながら,何がどうかわるのかというのをしっかりと絵柄が見えるような形にして,その上で,コンセンサスも作って進んでいくということじゃないかと思うんです。早く進めば,拙速だと常に言われ,時間を掛けれると遅いと言われる典型のようなものなので,ちゃんと抑えるべきところは抑えてやっていくというのが基本方針であります。

(幹事社:共同通信)
 最後の質問にしたいと思いますが,ありますか。これで知事定例会見を終わります。次回は4月12日火曜日の2時からを予定しています。

(答)
 ありがとうございました。

 

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資料1(G7広島外相会合に向けた取組等について) (PDFファイル)(1.8MB) 

資料2(こいのわカフェの実施について) (PDFファイル)(2.24MB)

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