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知事記者会見(平成26年7月24日)(〔第1部〕瀬戸内ブランド推進連合との連携協定締結後の取組)

印刷用ページを表示する掲載日2014年7月31日

記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)

 会見日:平成26年7月24日(木曜日)

発表項目

  • 〔第1部〕瀬戸内ブランド推進連合との連携協定締結後の取組について 【動画リンク】 1/2  2/2

質問項目

  • 〔第1部〕瀬戸内ブランド推進連合との連携協定締結後の取組について(読売) 

会見録

〔第1部〕瀬戸内ブランド推進連合との連携協定締結後の取組について

(司会)
 それでは,お待たせをいたしました。お時間になりましたので,只今より,サントリービア&スピリッツ株式会社中国四国支社,及びサントリー酒類株式会社と瀬戸内ブランド推進連合との瀬戸内ブランドの取組に関する共同記者発表を始めさせていただきます。
 本日の共同記者発表は,2部構成となっております。第1部はサントリービア&スピリッツ株式会社及びサントリー酒類株式会社による瀬戸内ブランド連携協定締結後の取組と,「オールフリーゆず」全国発売について。そして第2部は瀬戸内ブランド推進連合による平成26年度瀬戸内ブランドプロモーションについて,発表させていただきます。
 それでは,本日の第1部記者発表の出席者をご紹介いたします。まず向かって左手より,瀬戸内ブランド推進連合会長湯崎広島県知事でございます。続いて,サントリービア&スピリッツ株式会社山田賢治執行役員中国四国支社長でございます。続いて,サントリー酒類株式会社水谷俊彦ビール事業部ブランド戦略部長でございます。それでは,説明に入ります前に,お集まりいただきました記者の皆さまに瀬戸内ブランド推進連合会長湯崎広島県知事より,ご挨拶をさせていただきます。

(推進連合会長)
 すみません,着席のまま失礼をさせていただきます。
 改めまして,本日,この合同記者発表にお集まりいただきましてありがとうございました。今,紹介ありましたように,今日は瀬戸内ブランド推進連合会長として,出席をさせていただいておりますので,よろしくお願いをいたします。
 本日は,瀬戸内ブランド・サポーターであります,サントリービア&スピリッツ株式会社執行役員中国四国支社長の山田様,また,サントリー酒類株式会社ビール事業部ブランド戦略部長の水谷様にご列席をいただきまして,こういった合同記者会見が発表できるということを大変嬉しく思っておるところでございます。今日は,瀬戸内ブランドの取組に関するニュースを二つほど発表させていただきたいと思っておりますけれども,一つは,昨年10月に瀬戸内ブランド推進連合と連携協定を締結させていただきました,サントリービア&スピリッツ株式会社及びサントリー酒類株式会社が,推進連合の構成県であります徳島県産の柚を使って,この度,ノンアルコールビール「オールフリーゆず」を全国発売されることを決定されました。詳しくは,この後,山田支社長,そして水谷ブランド戦略部長から発表をしていただくこととなっております。
 そして,もう一つは,瀬戸内ブランド推進連合におきまして,昨年度から瀬戸内ブランドの認知促進を通じた瀬戸内への来訪意欲の向上を目指しまして,瀬戸内プロモーションを展開をしているところでありますけれども,本年度,新しいプロモーションをスタートさせたいと思っておりまして,その内容について,発表をさせていただきたいと思います。第1部,第2部で分かれておりますけれども,どうぞよろしくお願いを申し上げます。

(司会)
 瀬戸内ブランド推進連合会長湯崎広島県知事よりご挨拶をさせていただきました。
続きまして,サントリービア&スピリッツ株式会社山田賢治執行役員中国四国支社長より瀬戸内ブランド連携協定締結後の取組について説明をさせていただきます。それでは,お願いいたします。

(サントリービア&スピリッツ(株))
 改めまして,ただいま紹介をいただきました,サントリービア&スピリッツ〔株式会社〕の山田と申します。本日は本当にお忙しい中,お集まりいただきましてありがとうございます。また,平素よりサントリー製品の格別のご光背を賜り,この場をお借りしまして改めて御礼申し上げます。説明の方は着席でさせていただきます。申し訳ありません。
 まず,早速ですけれども,瀬戸内ブランド連携協定締結後の取組について,簡単ですがご説明をさせていただきます。こちらの写真〔テレビモニター〕ですが,昨年の10月4日、瀬戸内ブランド推進連合の会長である湯崎知事,並びに,岡山県の伊原木知事を迎えて「瀬戸内ブランド連携協定」締結の記者発表会をさせていただいたときのものでございます。この連携協定締結後、まず我々サントリー&スピリッツ,サントリー酒類〔株式会社〕といたしましては,瀬戸内の域内,瀬戸内圏内で瀬戸内ブランドを少しでも広く知っていただくためのプランを検討いたしました。
 新聞広告と連携,連動した施策や折込広告施策,更にはスーパー,酒専門店様などの店頭においても「瀬戸内ブランド」のマークを掲載して,出来る限り生活者の皆さまに目にとまるように努力をして参りました。中でも、昨年から全国に先駆けて,手前どもで放映させていただいております「金麦」という商品があるんですけれども,このエリア限定テレビCMの中でも「瀬戸内ブランド」マークを掲載することによって,電波を通じてもこの「ブランドマーク」「瀬戸内ブランド」というものの浸透を図れるよう取り組んで参りました。常日頃,取組をさせていただいているスーパーや酒専門店,コンビニエンスストア等の小売店様からも非常に高い評価をいただきました。「瀬戸内ブランド」の更なる浸透に向けて,引き続き取組を強化していく所存でございます。
 また,弊社,酒類のメーカーですので,「瀬戸内ブランド」に認定をいただける製品開発というものも進めて参りました。昨年11月26日には,「広島県のレモン」と「徳島県のすだち」を合わせた「トリスハイボール瀬戸内すだちレモン缶」を発売させていただきました。さらに本年4月22日には,愛媛県のいよかんを使用した「トリスハイボール瀬戸内いよかん」を発売させていただきました。そして,来月8月5日には,今ご紹介がありました「瀬戸内ブランド」認定商品第3弾として,ノンアルコールビールテイスト飲料ナンバー1のオールフリーから,徳島県産のゆず果汁を使用した「オールフリー瀬戸内限定ゆず」を数量限定発売させていただきます。今後も,瀬戸内の食材,果汁等を使った製品開発にもっともっと積極的に取り組んでいく所存でございます。
 一方で,今まで申し上げた取組はどちらかというと瀬戸内の域内での話,瀬戸内の域内でまずは「瀬戸内ブランド」というものを認知していただこうという活動でございます。しかし,この取組をさらに深化していくという意味合いにおいて瀬戸内の域外,首都圏であり,近畿であり,全国でありと。〔これら〕に対する取組をスタートさせていくことも視野に入れ,社内で協議を進めて参りました。そして今回,この8月に発売されます「オールフリー瀬戸内限定ゆず」を,これは中四国エリア内での発売なんですけれども,10月には全国発売するということを決定いたしました。
 製品の詳しい概要に関しましては,後ほど,隣にいるビール事業部の水谷よりお話をさせていただきます。今後においても「瀬戸内」の魅力を全国の皆さまに製品,取組を通じて発信し,この瀬戸内に訪れる方々が少しでも増えるよう,微力ではございますけれども,取組を継続させていただきたいと思います。以上,簡単ではございますが,瀬戸内ブランド連携協定後の取組についての説明とさせていただきます。ありがとうございます。

(司会)
 サントリービア&スピリッツ株式会社山田賢治執行役員中国四国支社長より,瀬戸内ブランド連携協定締結後の取組について,説明をさせていただきました。それでは引き続き「オールフリーゆず」全国発売について,サントリー酒類株式会社水谷俊彦ビール事業部ブランド戦略部長より,ご説明をさせていただきます。

(サントリー酒類(株))
 サントリー酒類〔株式会社〕の水谷でございます。本日お集まりいただきまして,誠にありがとうございます。私の方からは,「オールフリーゆず」全国発売する方の商品ですが,これについてご説明申し上げます。全体の流れといたしましては,簡単にノンアルコールビールのマーケットの話,それから私どもの「オールフリー」について,今回発売いたします製品の概要の順番で,ご説明差し上げます。
 まず,全国になりますが,ノンアルコールビールテイスト飲料のマーケットがどうなっているかということをご説明します。2009年にアルコール度数0.00パーセントの商品が発売され,市場が一気に拡大をしました。そして我々は,2010年にアルコール〔度数〕0.00パーセントだけではない「オールフリー」という商品を発売しましたが,これによりさらに市場が一気に倍増いたしました。以降もお客様の支持が広がり,持続的な成長をしております。その中で「オールフリー」という私どものブランドは,2011年から3年連続売り上げナンバーワンとなり,今年も引き続き市場をけん引しております。当初,ノンアルコールビールテイスト飲料というのはどういう飲まれ方をしていたかと言いますと,ビールを飲めないときにビールの代わりに飲む,アルコールの入っていない代わりの飲み物でした。ただ,「オールフリー」はそこに3つのゼロという付加価値を加えたことにより,いつでもどこでも気兼ねせず,ビールの喜びを楽しめるという新しいスタイルを提案させていただきました。このことがお客様の支持を得ることに繋がり,ナンバーワンの地位を獲得することができたのだと我々は考えております。
 当初,瀬戸内エリア限定での発売を予定しておりました「オールフリーゆず」の瀬戸内限定版ですが,この度,先ほどからお話に出てますように,数量限定ではありますが,全国発売することを改めてご案内させていただきます。まず中身に関してですが,「オールフリー」のスッキリとしたビール味をそのままに,徳島〔県〕産のゆず果汁を使用することで,柚を皮ごと絞って入れたような,清々しい香りを楽しんでいただける中身を目指して,ここにいくつか項目を書いてございますが,こういった元々の「オールフリー」の素材と徳島産のゆず果汁を掛け合わせたおいしい中身を開発させていただきました。
 全国発売するに当たり,8月に発売される瀬戸内限定版とは多少デザインを変更しております。缶には瀬戸内ブランドマークを記載し,瀬戸内プロジェクトとのコラボレーション製品であることを表現いたしました。また,柚の産地である徳島の〔鳴門の〕渦潮や〔明石海峡大〕橋をデザイン化し,果実や缶の上部分のグラデーションでゆずフレーバーであることをアピールしております。この度の「オールフリーゆず」の全国発売を通じ,ビールテイスト飲料を楽しむという価値の更なる拡大を,我々は狙いたいと思いますし,「瀬戸内ブランド」がさらに全国に浸透していくお手伝いができればと考えております。ありがとうございました。

(司会)
 サントリー酒類株式会社水谷俊彦ビール事業部ブランド戦略部長より,「オールフリーゆず」全国発売について,ご説明をさせていただきました。それではここで,新商品「オールフリーゆず」で使用されている徳島県産柚について飯泉徳島県知事よりビデオレターが届いておりますので,ご覧ください。

(飯泉徳島県知事~ビデオレター~)
 皆さん,こんにちは。徳島県知事の飯泉嘉門です。今回,サントリーさんから発売される新商品「オールフリーゆず」は,瀬戸内ブランド認定商品として,徳島県産の柚が使用されています。徳島県産の柚は,自然豊かな山あいに広がるゆず畑で栽培されており,昼夜の温度の格差が大きいことから,香りの良い柚が作られ,その生産量は全国第2位を誇っております。柚というと,冬至の時期の「ゆず風呂」,これが想定されますが,徳島県では,貯蔵やハウス栽培により,周年供給をいたしております。
 また,夏の時期には緑鮮やかな「青玉」を供給しております。さらには,ゆずというと果汁をポン酢に使う「ゆずポン酢」や,皮を刻んで薬味にしたり,種は化粧水のもとになるなど,捨てるところがない果物なのであります。この「オールフリーゆず」は,サントリーさんの素晴らしい商品開発力をもとに,徳島県自慢の柚がコラボレーションして全国販売されます。ぜひ全国の皆さんに徳島県産の柚を使用した,サントリー「オールフリーゆず」ご賞味いただきたいと思います。「うーん,おいしい。」

(司会)
 それではここで,「瀬戸内ブランド」認定商品の新商品,「オールフリーゆず」の試飲を行います。ただいまスタッフが皆さまのもとにお持ちいたしますので,ぜひご体験くださいませ。皆さまどうぞご遠慮なく,ご体験くださいませ。
 「オールフリー」の魅力と瀬戸内ブランドの魅力がコラボレーションした「オールフリーゆず」,こちらは説明にもありましたが,瀬戸内ブランド認定商品として,10月7日から数量限定にて全国発売されます。さあ,それでは召し上がった感想をいただきたいと思いますが,湯崎知事いかがでしょうか。どうぞお召し上がりくださいませ。

(推進連合会長)
 うまい。皆さま,今飲んでいただきましたけれども,さっぱり感で,ややキレがある感じで,本当に夏には良いなという感じですね。おいしいですね。ありがとうございます。

(司会)
 はい,ありがとうございました。さあ,皆さまはいかがでしたでしょうか。それではこれより質疑応答を行いたいと思います。恐れ入りますが,時間の都合上,2名の方にお願いしたいと思いますので,瀬戸内ブランド連携協定締結後の取組,そして新商品「オールフリーゆず」について,ご質問がありましたら,どうぞ挙手をお願いいたします。はい,一番後ろの方,お願いいたします。どうぞ。恐れ入りますが,そのままのお声でお願いいたします。

(読売新聞)
 読売新聞の内田と申します。2点お願いします。まず,サントリーさんとして,「オールフリー」,「トリスハイボール」は今までも出してこられたんですけれども,「オールフリー」にフレーバーを加えることで,地域限定ないし全国販売をするという取組は他の地域でもやってらっしゃるのかということと,なぜ今回選ばれたのが徳島〔県〕の柚だったのかということをお願いします。

(サントリー酒類(株))
 まず「オールフリー」というブランドで限定品,フレーバーを加えた限定品を出しているかどうかということに関して言えば,今年の4月,それから7月に全国発売ではありますけれども,限定品で発売はしております。こういったエリアとの取組をした商品ていうのは,今回のまず8月に発売される瀬戸内限定の柚が初めてでございます。これが全国発売,もちろんその時点でエリアとの取組が初めてだったので,その商品が全国発売されるのも当然,もちろん初めてになります。

(読売新聞)
 なぜ,柚ですか。

(サントリー酒類(株))
 我々の中で,「トリスハイボール」が先行してこういったことをやっていたんですけれども,我々が,どちらかというと私どもは「オールフリー」を,よりもっと多くのお客様に飲んでいただきたい。一方で,その飲んでいただきたいという方法論として,何かないかということで「トリスハイボール」のやり方を参考にさせてもらって,「オールフリー」でできることということでたどりついたのが,瀬戸内限定版の「柚」の考え方でした。なぜ「柚」かという話ですね。みかんでもなく,レモンでもなく。これは果汁との相性というのは,いろいろ,たぶん甘くなったりいろいろするんですけれども,ひとつは我々ビール工場で作るという関係上もあって,あまりたくさんは,正直言って使えませんでした。ということと,甘くしたくなかったという我々の思いもありましたので,その中でいくつかの候補の中から「柚」を選ばせていただきました。よろしいですか。

(読売新聞)
 4月と7月に「オールフリー」の限定版が出たということだったんですが,それぞれ果汁を加えるということは。

(サントリー酒類(株))
 それは果汁を加えてません。果汁を加えないでフレーバー付けした別の商品です。

(読売新聞)
 それじゃあ,果汁を加えるという取組自体は初めてですか。

(サントリー酒類(株))
 初めてです。

(読売新聞)
 ありがとうございました。

(司会)
 ありがとうございました。恐れ入ります,先ほど2名の方にとお願いしたんですが,時間の都合上,後程フォトセッションの後で,係の者が取材をお受けいたします。ご了承くださいませ。申し訳ございません。それではこれより,フォトセッションを行います。フォトセッションに向けて少し準備をさせていただきますので,湯崎県知事,山田支社長,そして水谷部長,恐れ入りますが,準備が整うまで前の席でお待ちくださいませ。そして,メディア関係の方々恐れ入りますが,マイクの撤去をお願いしたいと思います。こちらの転換後またマイクの取り付けをご協力お願いしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

 ~準備~

(司会)
 それではお待たせをいたしました。準備が整いましたので,フォトセッションを行います。瀬戸内ブランド推進連合会長湯崎広島県知事,そして,サントリービア&スピリッツ株式会社山田賢治執行役員中国四国支社長,そして,サントリー酒類株式会社水谷俊彦ビール事業部ブランド戦略部長。よろしくお願いいたします。

 ~フォトセッション~

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