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知事記者会見(平成25年8月20日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年8月20日更新
   記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はYouTubeのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)

 会見日:平成25年8月20日(火曜日)

 動画は次のリンクからご覧になれます。なお,動画の収録内容は下の発表項目及び質疑のとおりです。

【動画リンク】 1/3     2/3    3/3

(発表項目)

 米国の新型核実験に対する抗議について  

  ※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/3」をご覧ください。

(質問項目)

 World Peace Concert "HIROSHIMA"2013の成果について(読売,日経)   

  ※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/3」をご覧ください。

 World Peace Concert "HIROSHIMA"2013の成果について(中国)
 松江市教委による「はだしのゲン」の閲覧制限について(NHK) 
  

  ※上記項目の動画は上の動画リンクの「2/3」をご覧ください。 

 松江市教委による「はだしのゲン」の閲覧制限について(中国)
 デスティネーションキャンペーンについて(HOME)  
  

  ※上記項目の動画は上の動画リンクの「3/3」をご覧ください。

【会見録】

 (幹事社:読売新聞)
 幹事社の読売新聞です。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は,14時を予定しています。ご協力をお願いします。
 まず,知事から一言発言があるとのことですので,お願いします。

○ 米国の新型核実験に対する抗議について

 はい。この度ですね,アメリカの新型の核実験について発表がありましたので,それについてコメントをしたいと思います。
 米国が,今年の4月から6月の間に,新型の核実験を実施していたことを発表しました。人類史上初の被爆地の知事として,厳重に抗議します。
 核爆発を伴わないとはいえ,こうした実験を繰り返し行うことは,自国の核戦力を維持する姿勢の現れであって,核兵器廃絶を望む世界の人々に大きな落胆と不信感を与えるものであり,誠に遺憾であります。
 米国には,核兵器による徹底した破壊の現実,その非人道性を深く理解し,大統領自身が目指す「核兵器のない世界」の実現に向けて,全力を挙げて取り組まれるよう,強く求めます。

(幹事社:読売新聞)
 この件について質問のある社はありますか。挙手でお願いします。
ないようですので続けて幹事社質問に入ります。

○ World Peace Concert”HIROSHIMA”2013の成果について

 (幹事社:読売新聞)
 先日行われました,World Peace Concert“HIROSHIMA”〔2013〕をはじめ,ピース・アーチ・プロジェクトですね,それについてお伺いします。
まず,もともと掲げていた入場者の目標について聞きたいんですが,だいたいどれくらいを目標にされていて,実際のところ何人だったのかということと,その実績,実際の結果に対する知事の受け止めをまずお伺いします。

(答)
 はい。7月27日から8月5日の10日間で30万人の来場を目標としていましたけれども,実績は約20万人であります。内訳的には,コンサートは,これはほぼ目標通りの来場者数でありました。これは,8月1日に野外で予定をしていましたレクイエムコンサートがあったんですけれど,これは天候不良でやむを得ず中止をしたということがありまして,それ以外は,ほぼ目標通りの来場者数であったということであります。
ピース・フィールドのほうが,少し目標と離れた形になっていまして,これは,ひとつは,この十分な周知を図ることができなかったということがあります。これは出演者あるいは出展者との調整が遅れて,結果として周知が十分できなかったということであります。
 もうひとつは,これは屋外イベントだったんですけれども,日曜日に,7月28日に非常に大雨になって,ちょっと来場していただくというような状況ではなかったということと,それ以外の日は,非常にご承知の通り暑くて,これもなかなか厳しい状況だったのかなと。以上の二つ,二点でそういう状況になっているのかなと思っています。
全体としての受けとめとしては,まず非常に,ポイントの一つ,重要なポイントであるコンサートについては,たくさんの方々にご来場いただいて,アーティストからもいろんな形で平和に対するメッセージというのを発信していただいて,今後さらにNHKあるいはMTVを通じて日本国内,あるいは世界的に放送されていくということになっておりますので,平和への思いを伝えるという部分については,ある程度できたのではないかなというふうに思っているところであります。

(幹事社:読売新聞)
 はい。続いて,関連で続けまして,でも答えていただいたんですね。改めて聞くんですけれども,このコンサートの件ですけれども,もともとの目的が「国際平和の拠点形成に向けて,広島から世界へ平和のメッセージを強く発信し,平和貢献活動を持続的に支援する仕組みを構築する」というのがプロジェクトの目的であったかと思うのですが,その点は改めて伺うのですが,その点について目的は達成されたのかどうか,どう受けとめておられるのか,という点についてお願いします。

(答)
 はい。まず今回のコンサートを通じて,内外の発信力のあるトップアーティストの皆さんに来ていただいて,平和へのメッセージというのを強く発信をしていただきましたし,実際にコンサートに出演をしていただいたアーティストの皆さんもそうですし,それからそのコンサートに聞きに行っていただいた聴衆の皆さんですよね,皆さんそれぞれメッセージをきちんと受けとめていただいて,やっぱりその意義というのを,音楽を通じて平和を訴えていくという意義についても共感をしていただいてすごく良かったというふうに皆さんおっしゃっていただいているので,そういう意味では,非常に良かったというふうに思っています。エターナル・ピース・コンサートというのをメインでやっていますけれども,この中でクインシー・ジョーンズさんから「原爆は,あるいは核兵器は二度と使ってはいけない,どんなことがあっても使っちゃいけないんだ」というのを強力に発信もしていただきましたし,最後このテーマとして,あるいはメッセージとして「Peace for the world, for children, for music」というのを掲げていましたけれども,この中でまさに「互いに手をとって,力を合わせて平和を叶えよう」というふうにもおっしゃっていただいて,最後には,ウイ・アー・ザ・ワールドを大合唱して終わりましたけれども,そういう気持ちを会場の皆さんと共有をして,本当に音楽は国境を越えて人々を一つにしていけるということがまさに示せたのではないかなと。これはまた場面は別ですけど,アジア・フィルのチョン・ミョンフンさんもやっぱりおっしゃっていたことで,本当に意義深い内容であったかなというふうに思っております。
 繰り返しになりますけれども,このコンサートの模様は,国内あるいは国際的に放送されることになっていますので,世界中にさらにこの平和のメッセージが届くといいなというふうに思っております。

(幹事社:読売新聞)
ありがとうございます。この件について質問のある社はお願いします。

(日経新聞)
 日経新聞の三田です。よろしくお願いします。ピースがらみのイベントの件で,目的とは別に県はこれまでいろんなイベントを仕掛けられているわけですけれども,さっき目標の動員人数とかにもありましたように,一部のイベントは動員人数という意味では黒星が付いたと思っているんですけれども,今後の,今回のイベントの評価ということよりは,来年の「〔瀬戸内〕しまのわ〔2014〕」もありますし,県のイベントの運営能力という意味で,今回の件をどう教訓を引き出されようとされているのか,受け止めをちょっと伺えますか。

(答)
 はい。今回のピース・フィールドについては,もともとの人数をどう考えるのかというのは難しいところがあって,メインはやっぱりコンサートなんですよね。そこで,ちょうど夏休み期間でもあり,デスティネーションキャンペーンもやっているので,そのピース・フィールドも展開をして,できるだけ多くの皆さんに実感をしていただきたいということで設定をさせていただいている部分なんですよね。主たるところはやっぱりコンサートで,ここから世界に向けて発信をしていくということが非常に重要であると。まず第一に会場の皆さんにそれを感じていただけなければ難しいんですけれども,そこを含めて,そこはうまくいたのかなというふうに思っているんですね。ですから,ピース・フィールドの動員については課題が残りましたけれども,それはそのままなんて言うか,まさにたくさんの方に来ていただければいけない「〔瀬戸内〕しまのわ〔2014〕」であるだとか,あるいはその他のイベントに当てはまることではないので,なんていうか,直接的にね,考えているということではありません。ただ,やっぱりまさにそういう人数に来ていただくという,ある程度の想定をしている部分については,しっかりと事前に告知なり広報をしていかなれば非常に難しい部分もあるし,あとはやっぱりこういう屋外型だと天候に左右されるというところも非常にあるので,そういうことも念頭に置きながら進めなければいけないというふうには思います。

(幹事社:読売新聞)
 その他,この件についてありますか。

(中国新聞)
 中国新聞の野崎です。よろしくお願いいたします。今回コンサートを中心に,「ピース・アーチ・ひろしま」が行われたんですけれども,コンサートそれから今のピース・フィールド,それから世界経済人会議含めて,今後どのように継続していくか,来年もしくは毎年ではなくて隔年とか,何年か毎にやっていくということでお考えなのか,それとも今回単発で終わるということも有り得るのか,そこのお考えをお聞かせください。

(答)
 はい。これは元々は勿論,単発で終わるということではなくて,継続的に行っていきたいものであるということがベースにありますけれども,実際にどう進めていくかっていうことは実行委員会を作ってやってることでありますし,今回の結果も検証しながら,最終的には決定をしていくということかなというふうに思ってます。
 いろんな声としては,コンサートにしても,実際にやっぱり足を運んでいただいた方々は,プレイベントのときもそうだったんですけれども,非常にやっぱり素晴らしいんで,継続してほしいと。今回の正に本番ですよね,この時もそういうふうにおっしゃっていただいてますし,経済人会議などでも,非常に素晴らしい議論ができて,これは世界中でもどこでもあまりやってない議論なので,非常に意義深いので継続してほしいという出席者であるとか,あるいはその関連している人達,方々ですよね。こういった活動に関連している方々からはそういう声もいただいてますので,できるだけ継続できるように考えていきたいなとは思ってます。

(中国新聞)
 知事個人の,まあ実行委員会で決めるということですが,知事個人の考えとしては継続していきたいと。

(答)
 そうですね。できるだけ継続をしていく,いろんな今回の教訓も学びながら継続できたらいいなというふうには私自身は思ってますけど。

(中国新聞)
 コンサートであり,経済人会議であり,ピース・フィールドであり。

(答)
 そうですね。だから,それはそれぞれまた,いろいろあるかもしれませんけど,それは検討を経て,具体的に何をどういうふうに継続するかっていうのは,また考えていきたいと思います。はい。

(幹事社:読売新聞)
 その他,この件についてありますか。なかったら,他の質問も含めてどうぞ。

○ 松江市教委による「はだしのゲン」閲覧制限について

(NHK)
 すみません,NHKです。漫画の「はだしのゲン」をめぐる一連のことについてなんですが,先日松江市の教育委員会が,市内の小中学校の学校の図書館で閲覧を制限していたということが分かりまして,今日になって鳥取のほうでも同じようなことがされていたということも一部報道されております。
 この件に関して,知事としては率直にどう思ってらっしゃるのかということがまず一点と,そして,知事自身子どもを持つ親御さんでいらっしゃるということで,父親として子どもに「はだしのゲン」という漫画を読ませたいと思われるか,閲覧制限することが適当かということについてお伺いいたします。

(答)
 はい。一つは閲覧制限というのはする必要はないんじゃないかなというふうに思ってます。「はだしのゲン」っていうのは,広島の原爆の実相を伝える一つの資料として,長年,たくさんの方が読み継いできたものですし,私自身も子どもの頃読みましたし,人類最初の被爆県である広島県としては,学習指導要領に基づいて児童生徒の発達段階に応じて,こうした資料を通して被爆の実相について児童生徒に理解をさせ,世界の平和と人類の幸福に貢献することができる人づくりを進めるということが重要だというふうに思ってるんですけれども,閲覧制限というのは,何て言うか,発達段階に応じて適切な指導をしていくのが望ましいということではあると思うんですが,ただそれをもって閲覧制限をするっていう性質のものでもないというふうに思ってますんで,我々が個別の教育委員会の行動について何かコメントするという立場にはありませんけれども,我々としては自由に読んでいただいていいんではないかと思ってます。
 自分の子どもについては,これはもう勿論,読んでるし,全部読んでるかは僕もよく分かりませんけれども,読んでもらったほうがいいんじゃないかなというふうに思ってます。

(NHK)
 すみません。併せてもう一点,関連で質問なんですけれども,今回の松江〔市〕の話では教育委員会のほうから図書館に閲覧を制限するように,閉架措置をするように口頭で求めたというふうに書いてあります。
 本来,図書館というのは自立して自由にどういった本を置くか,読んでもらうかを考えるべき立場にあるところに,教育委員会がこのように措置をするようにと言って,図書館側もそれに応じているという,こういうやり方で閲覧の制限がかかったということに関してはどのように思われますでしょうか。

(答)
 これは,あれですよね。学校図書館に対する指導なんですよね。だから,一般図書館じゃなくて。だから,学校図書館っていうのは学校教育の一環としてあるということだと思うんで,それ自体がどうかっていうと,っていうか,学校図書館が一般の図書館と同じように,何て言うか,図書館としての,何て言うか,独立性と言うか独自性とかっていうのがどう考えられるのかっていうのが僕もにわかには分からないですけど,例えば明らかに校長の指導のもとにあるわけですから,ただ,それは別として,これはそういう意味でそれぞれの学校の中のこととしては,教育委員会が判断をされていくことではなかろうかというふうには思います。
 これはそうじゃない,他のところの図書館とかっていうと,それはちょっと違うんじゃないかなと思いますけどもね。あくまでも学校内のことというと。はい。

(幹事社:読売新聞)
 この件に関連してでも,他のことでも結構ですが。

(中国新聞) 
 中国新聞です。今,図書館の話があったんですけども,広島の県立図書館なんかは,この「はだしのゲン」の閲覧制限なんかはしていません。これについては,平和学習,学校で言えば広島市教委が平和学習で使っているということも含めて,これ今のお話ですと妥当だとお考えだということでよろしいですか。

(答)
 自由に閲覧できるようになっているということですか。妥当だと思っています。

(中国新聞) 
 それから,昨日の県議会の文教委員会の中で,若干この「はだしのゲン」についてのやりとりがあって,委員の中からやっぱりそうは言っても表現が過激じゃないかというような問いかけもありました。で,その中で,さきほど知事からも話があったんですけども発達段階に応じて一定の配慮があってもいいんじゃないかということを教育長のほうが答弁されています。表現の過激さとか,それからもう一点,その教育的な配慮があってもいいんじゃないかということについて,その二点についてどのようにお考えかというのを。

(答)
 まあ,一般論として,これははだしのゲンに限らずどのような図書でもそうですけれども,発達段階に応じて大人なりが適切に指導していくというのが望ましいことなんだとは思うんですね。だけど,子どもは自由に本を読むし,だからこの,例えば18禁みたいのをつけてですよ,やるということではないのかなというふうに受け止めています。つまり,教育的な意義としても高いものでもあるし,そのなんて言うか,まあね,18禁ていうのもいろんな理由で18禁になりますけれども,たとえば映画なんかもあるじゃないですか。そういうものでもないんだろうなと。ただ,内容的には確かに過激なものというのも,過激と受け止められるような表現もあるかもしれませんから,そういうことには配慮した指導が望ましいというかな,そういう関係じゃないかなということだと思いますけども。

(中国新聞) 
 今の話で,何か具体的な配慮というか指導が,こういう指導があったほうがいいんじゃないかとか,指導までは必要ないんじゃないかとかいうようなお考えってありますか,今18禁の話がありましたけれども,知事としてはさきほどおっしゃったように自由に,子どもには自由に本を読むに任せるべきというお考えなのか,一定のその。

(答)
 いやいや,自由に本を読んで構わないんですよ。ただ,そのそういう,これはだから,どんな本でもそうなんですよ,別にはだしのゲンということではなくて,いろんな本がありますから,そういうものも,どんなものでも基本的には閲覧自由だし,小学校1年生でも小学校6年生でも自由に読んでもらっていいんですけれども,ただ内容によっては十分に理解できないこともあるかもしれませんから,そういうことについて理解を助けるような指導があるのは,あるほうが,あるほうが望ましいというのはちょっと微妙ですけれども,あるのはまあ,望ましいことじゃないかなと。だからといって,制限をするっていうものでもないし,大人がいないと読んじゃいけないってもんでもないんじゃないでしょうか,ということを言ってるわけですね。

○ 広島県デスティネーションキャンペーンについて

(HOME)  
 広島ホームテレビの斉藤です。話題変わります。JRとのデスティネーションキャンペーンのことなんですけれども,全体的にはいろいろまあ客入りなど堅調と聞いております。
一方で新たに設定したクルージングやバスツアーなどが,想定〔目標〕には届いていない,苦戦しているとちょっと聞いております。ここでこれまでを振り返ってみての感想と今後の展望と期待があれば教えてください。

(答)
 まあ,全般的には,いろんな施設等の入館者等々を見ると比較的高いレベルにあります。去年から伸びているとか,いうところが多いので,JRの乗客数っていうのも少し増えてるみたいですし,そういう観点からはいいんじゃないかなというふうに思っています。個別に,あの〔入館者が〕入ってる入っていないものというのは僕も全部把握しているわけじゃありませんけども,なんていうか,まあ,それはそれで仕方ないというか,それはやっぱりいろんな,この出たり引っ込んだりというのはあると思うので,今後これから最終的なキャンペーンの終了までに,引き続き,できるだけたくさんのお客さんに来て楽しんでいただきたいなとは思います。

(幹事社:読売新聞)
 時間が来てるんで,そろそろ最後かなと思いますが,何かありますか。最後の一問。
ないようですので,それではこれで定例記者会見を終りたいと思います。次回は8月27日火曜日の10:30からの予定です。ありがとうございました。

(答)
 はい,ありがとうございました。

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知事コメント(米国の新型核実験に対する抗議について) (PDFファイル)(72KB)

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