記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はYouTubeのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)
会見日:平成24年6月28日(木曜日)
動画は次のリンクからご覧になれます。なお,動画の収録内容は下の発表項目及び質疑のとおりです。
【動画リンク】 1/1
ひろしまクールシェアの取組について
※上記項目の動画は上の動画リンクをご覧ください。
ひろしまクールシェアの取組について
※上記項目の動画は上の動画リンクをご覧ください。
(司会)
ただいまから,ひろしまクールシェアの取組につきまして臨時記者発表を行います。
知事,お願いいたします。
(知事)
はい。ではご説明いたします。
この夏の節電対策について,使用電力のピーク時の,あ,ごめんなさい。ピーク時の使用電力の削減を図るため,県・市町また民間が連携しまして,「ひろしまクールシェア」を実施したいと考えています。
政府は,この夏の電力需給対策を決定しまして,中〔国〕電〔力〕管内ではですね,7月2日から,当面の間ですね,平成22年夏に比べて,最大5%以上の節電に取り組むということになってます。最終的には3%になるのかな?になりますけれども,当面ということであります。いずれにしても,節電をしていかないといけないということでありますので,平日午後のピーク時間帯,この最大使用電力を下げるというために「クールシェア」を行ないます。「クールシェア」というのは,この時間帯に,家庭のエアコン等をですね,冷房器具を消して県や市町の施設,あるいは商業施設等の涼しい場所に行っていただきまして,家庭での使用電力を削減するということであります。
実施時期は,昨年の夏の電力使用状況からみまして,使用電力が増加する時期,梅雨明けが見込まれる7月23日から9月7日までの平日の13時から16時の間となります。
「県・市町施設でクールシェア」では,美術館や図書館などの,県や市町の施設を対象としたクールシェアを予定しております。実施期間中に,施設を複数回利用された方を対象に,抽選によるプレゼントを考えております。
また,「街中(まちなか)クールシェア」の方は,商業施設を対象にしたクールシェアとなります。
対象施設については,内々に打診したところですね,「株式会社福屋」におかれては,食品売り場でタイムサービス等を準備されていると。
また「株式会社フジ」におかれては,広島県内のフジグラン各店で,イスの増設やお茶のサービス等を準備されるというような取組を準備をしていただいているということであります。
この取組を,県内で幅広く実施するために,本日から,趣旨に賛同してご協力いただける事業者を募集したいと考えております。
クールシェアを県内全体で盛り上げてですね,節電対策を実施していきたいと思っております。
県といたしましても,昨年に引き続き,県庁舎の電気使用量削減に率先して取り組んで,午後のピークカット対策も併せて実施をしていきたいと思っております。
これが,ロゴをお店に貼っていただく・・・クールシェアに参加しているというマークになりますので,これを目印にですね,行っていただければということで。
私からは以上であります。
(司会)
それでは発表事項に関する質問に移ります。
14時を終了予定時刻としておりますので,恐れ入りますがご協力をお願いします。
質問のある方は,マイクをお持ちいたしますので,恐れ入りますが,挙手をして,社名を名乗って発言してください。よろしくお願いします。
(HOME)
HOMEテレビ山田です。
まず,美術館や図書館などで利用された人っていうふうにあるんですが,これは具体的にはどういったことで利用したっていうことがわかるようになるんですか。
(答)
カードのようなものを用意をしてですね,そこにハンコをついてもらうんですっけ。スタンプか何か。
(事務方)
スタンプカードを1回行ったらお渡しして,それを再度行かれる時には持参いただくという形で,1箇所に行ったら1回押印すると。
(HOME)
プレゼントとかはどういったものっていうのは今のところわかってるんでしょうか。
(答)
プレゼントの内容はもう言っていいんだっけ。
(事務方)
あの,QUOカードとかを考えております。
(答)
それはまた具体的に発表したいと思いますけど。
(HOME)
何名ぐらいとかっていうのはまだですか。
(答)
具体的なそのプローモーションの内容はまだ最終的に固まってないのでこれからであります。
(NHK)
NHKの井上です。
賛同する施設の数とか,商業施設の数,だいたいどれくらいを目標と言いますか。
(答)
そうですね。県有施設とか市町の施設ですね,この辺は100カ所ぐらいかなというふうに考えております。
あと,参加の店舗はですね,これは,いろいろと今打診をしているところでありますけれども,なるべく多くというふうに思ってまして,具体的な目標店数ということで挙げてるわけじゃないんですけど,今年だけの取組というわけでもないと思いますから,順次増やしていきたいなというふうに思ってます。
(NHK)
電力の節電の効果としてはどれくらいの数字が。
(答)
そうですね。そもそも「クールシェア」の他に,これは主に中〔国〕電〔力〕のほうで働きかけをされることになっておりますけれども,家庭では2度エアコンの温度を上げてくださいっていうことをですね,進めるようになってます。
全体でですね,広島県内の節電目標として去年から,去年と比較してですね,合計で約,家庭で4万キロワットになります。このエアコンのですね,エアコンの節電でですね,これもどれぐらいできるかというのもあるんですけども,エアコンの節電でですね,約半分〔1/3に訂正〕の県内の世帯がこの2度〔上げる〕設定をしていただけると,今の4万キロワットが全部まかなえるというかたちになるんですけれども,それに加えて,この「クールシェア」でですね,4千キロワットでしたっけ。4千キロワットですよね。4千キロワット分のですね,節電をめざしていきたいというところであります。
約4千(キロワット)ですね。
減少分。はい。
ちなみに世帯数的に言うと,5,500世帯ぐらいですね。5,500世帯ぐらいの方が「クールシェア」で家のエアコン切って,そのような施設とかに行っていただけると,今ので4千キロワットぐらい〔節電〕になるというようなイメージです。
こういったことを通じて,県の施設の場合にはもちろん,基本的には無料の感じだと思いますけれども,もちろん,美術館とかで切符買って入っていただけるとこれはまた有料になりますけれども,商業施設に行っていただくといろんなかたちで商業の振興というか刺激というか,そういうことにも繋がるかなと思ってますんでそういう意味も含めて是非,積極的に店舗のほうはですね,ご参加をいただけたらありがたいなというふうに思ってます。
(朝日新聞)
朝日新聞の中野です。2件ちょっと確認なんですが,1点,ちょっとさっきおっしゃった4千キロワットというのは,この実施期間中でということでいいんですよね。
(答)
これはですね,「電力量」じゃなくて,1時間あたりの電力のあれなので・・・だからピークを下げるということですよね。ピーク時の使用電力を下げると。だから,瞬間ですよね。ワットアワーではなくて,ワット。キロワットということですね。
(朝日新聞)
えっと,もうひとつ知事のご存知の範囲でこういうクールシェアをですね,県庁が呼びかけるというのは,これは珍しいんでしょうか。全国的にあるんでしょうか。
(答)
環境省がやってますけど,各県で・・・県ではない?
(事務方)
長野〔県〕がやってますけど・・・
(答)
長野〔県〕?ああ,そうですか。
(朝日新聞)
ちなみに,長野県はいつからされてるんですか?今年ですか?
(事務方)
今年の6月から始められたと聞いてますけど。
(朝日新聞)
一応,例としては全国としては2例目と?
(事務方)
そうですね。県でやるということ?
(朝日新聞)
そうですね。県がこういう呼びかけをするという・・・。
(答)
2〔番目〕ってのも「おしい」ですね。(笑)
まあ,広島は暑いですからね。長野は涼しいところも多いけどって言うと長野〔県〕に怒られちゃうかな?長野も松本とか盆地で夏は暑いとか。
(事務方)
長野は違うんですよ。サービスを前提に応募しているというのではなくて,もともと涼しいところがあるとかですね,そこに来ましょうとかという「クールシェアスポット」を登録しましょうという取組です。似たような取組です。
(答)
そうだそうだ,東京の人はみんな長野〔県〕に来てくださいって,そんなイメージ・・・。
(司会者)
他にございませんでしょうか。
(HTV)
広島テレビの大瀧と申します。先ほど,今後の参加店を増やしたいということで言われていたんですけれども,事前の打診の段階で,先ほどショッピングセンターも出ていましたけれども,どのくらいの施設とかお店が,すでにやりますよっていっているところはあるんでしょうか。
(事務方)
趣旨にはご賛同いただいてるんですが,具体的な話があったのは2件。あとちょっとちっちゃいところで数件あります。商店街の方ももちょっとお願いしようと思っています。本通りとか。
(司会者)
他にいかがでしょう。それでは無いようでございますので,以上で臨時記者会見発表を終わりたいと思います。ありがとうございました。
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