記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はYouTubeのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)
会見日:平成24年6月5日(火曜日)
動画は次のリンクからご覧になれます。なお,動画の収録内容は下の発表項目及び質疑のとおりです。
広島ブランドショップについて
「働く女性の就業継続応援事業」研修会及び個別相談について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/3」をご覧ください。
広島ブランドショップについて
※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/3」をご覧ください。
鞆地区道路港湾整備事業について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「2/3」をご覧ください。
鞆地区道路港湾整備事業について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「3/3」をご覧ください。
(幹事社:共同通信)
ただいまより知事会見を始めます。知事から発表案件があります。どうぞ。
(知事)
私からは2点。
1点目は,広島ブランドショップについてですけれども,東京のブランドショップのオープン日を,7月16日に正式決定いたしました。
店舗名は,「TAU(たう)」と,こちらにロゴがありますけども,ということにいたしました。これはご承知のとおり,広島弁の「届く」という意味の「TAU」ですね。これをブランドショップの基本コンセプトにしておりますので,それをこうやって使うということにしました。
意味合いとしては,「首都圏,さらには全国の皆さまの「たう」ところに,ひろしまの「宝」を提供するということによって,ひろしまのブランド価値を高めていく」というショップのコンセプトということにしております。
「ロゴマーク」はご覧のとおり,「TAU」をデザイン化したものであります。
デザインの,この[はじまりの]丸が「宝物」を表していまして,それが,「TAU」によって手の届くところに提供されるという様子を表現しています。こうやって,地をはうような感じがあるんですが,これはしっかりと地元に根付いた信頼感のあるものを表現したいという意味であります。
これで,ほぼ展開が確定してまいりましたので,ご報告ということであります。
次に,働く女性の就業継続応援事業についてであります。
女性の社会参画というのを今年度,特に大きなテーマとして取り上げて進めておりますけれども,その中の一環として,働く女性の就業継続を応援するための事業として,女性が出産・育児をしながら働き続けられるように,研修会そして個別相談を実施いたします。
これは,いわゆる「M字カーブ」の解消というのを目指してやっているわけですけれども,そもそも,働く女性が出産を機に,約6割が離職をするという傾向があります。本県では年間約5,200人が離職をしているということなんですが,そういった状況を踏まえたものであります。
この事業のポイントは,これまで,一旦辞めてから再就職をするという再就職支援を目的とした取組はやっているんですけれども,これはもちろん引き続きやるんですが,現在働いている女性の離職防止を目的としたというところでありまして,これは県として初めて実施をするものであります。
研修会では,女性の活躍や,いわゆるダイバーシティ[人材の多様化]の推進で,第一線で活躍されている講師をお迎えをすることとしてまして,受講者にとって「働く女性のモデル」というふうになると考えています。
研修会と個別相談のほかに,企業内で離職防止の取組を促進するための奨励金を支給したりとか,あるいは受講者のネットワークを作っていくなど,そういったことを総合的に取り組んでいきたいというふうに考えております。
この「働く女性の就業継続応援事業」の研修会と個別相談の受講者の募集というのは,既に始まっていまして,多くの女性の方に受講していただいて,企業からも積極的に従業員の派遣をお願いしたいと考えております。
メディアの皆さんも含めて,ぜひ。最近[記者に]ちょっと女性が[少なくて]・・・今日は紅一点で,寂しいですけれども。どうぞ,各社それぞれ[女性が]いらっしゃると思うんで,派遣をいただければと思います。
私からは以上であります。
(幹事社:共同通信)
発表事項について質問のある社はどうぞ。
(TSS)
テレビ新広島の黒川です。よろしくお願いします。
ブランドショップなんですが,オープニングイベントで,[配布資料に]「広島にゆかりのある芸能人を起用したイベント」とありますが,何かブッキングのお話とかあるんでしょうか。タレントは誰が出るとかですね,どのようなイベントというような。
(答)
それはまだ,お楽しみに。これは決まってから発表するのか,サプライズにするのか,ちょっとまだよくわかりませんけれども。[事務局に対して]決まったら発表するのね。決まったら発表します。
(TSS)
了解です。
(中国新聞)
おはようございます,中国新聞の村田です。
「TAU」という店舗名なんですけども,コンセプトとしてですね,これまでTAUというのはでてきてましたが,改めて店舗名に据えるというのは,方言を使われるわけですけども,なかなか県外の人にどこまで伝わるのかどうかというのがあるんじゃないかという気がするんですけど,その辺のお考えをお伺いしたいのと,広島ブランドショップという名前とTAUという店舗名は,組み合わせて使っていくものなのか,それともTAUという店だけの名前を前面に押し出していくのか,使い方を教えてください。
(答)
[資料を]お配りしておりますけど,さっきもご覧にいれましたけど,「TAU瀬戸内広島」ということで,広島ブランドショップということではなくて,瀬戸内広島TAUショップという,TAUショップというか,TAUというショップ名になります。「たう」という言葉自体は,直接は関東の人にはわからないというか,広島出身の人にはわかるんですけど,[関東の人には]わからないと思うんですけども,そこは「なんだろうな」というのもあると思いますし,そもそもは先ほどご説明したように,首都圏,そして全国の人に広島の宝が「たう」ように,という意味を込めていますので,これはこれでいいのかなというふうに思っています。
その他ですね,いろいろですね,「宝物に会う」の最初と最後の「たう」であるとか,いろいろ言ってるんですけど,たくさんの宝物がある,多くあるという「多有(たう)」だとかね,いろいろあるんですけど,それはともかく,これ自体がだんだんとあそこの場で,幸い各県のショップもたくさんあるんで,全体の中で位置付けを含めて総合的に認知されていくと嬉しいなというふうに考えてます。
(中国新聞)
今お話があったように,まさに各県のショップがたくさんあってですね,切磋琢磨というか,ある意味競合関係の中で呼びこむ中で,かなり奇抜というか,ほんとにTAUという言葉で広島のブランドショップ,広島情報発信拠点だというのが首都圏の人に伝わるんですかね。
(答)
それはですね,ショップを見ればわかると思いますよ。ドアを開けて初めてわかるということではありませんから,全体のファサード〔正面の外観〕というんですかね,そこから含めてわかると思いますし,いろんな各県とも連動しながらいろんなことをやろうとそんなことも考えてますし,そこのところは特に問題はないと思ってますけど。
(中国新聞)
認知度を高める上で,逆に「広島」を出した方がもっといいんじゃないかと個人的には思ったりするんですけど。
(答)
いやいや,それは「広島」って出てますし,ただショップがあるというだけで入るほど,ただこれが広島県のショップのだから入ってみよう,なんて甘い世界じゃないんで,それはいろんな3階のイベントスペースであるとか,中のイートインみたいな,あるいはレストラン,そういったことも含めて総合的にお客さんを引っ張ってくる必要があるというふうに考えています。
(中国新聞)
もう一点だけ。各階に,3階にイタリアンレストランであるとか,2階にはお好み焼であるとか,飲食部門が結構入っているように印象を受けますけども,標榜というか,逆にどういうところを売りにしていくというか,広島らしさとしてお考えですか。
(答)
ひとつはもちろん,ショップ内の品揃えであるとか,そういったものですよね。あるいは全体のデザインなり。お好み焼そのものも,ランチタイムなども含めてある程度の訴求力があるんじゃないと思いますし,手軽な値段で食べられるということも含めてですね,東京のお好み焼屋さんて結構込んでるんですよ,美味しい所は特に並んでたりするんで,というのもあるし,3階のカフェというか,ここもそれなりに面白いコンセプトでできるんじゃないかなと思ってますし,それはもちろん,それぞれのレストランというか,展開で磨いていかなきゃいけないと思いますけど,そういった努力の中でお客さんに来ていただくということにしていきたいなと思っています。
(中国新聞)
ありがとうございました。
(幹事社:共同通信)
それでは,幹事社から1件質問させていただきます。
鞆の架橋の問題で,先日羽田〔福山〕市長のほうから記者会見で県との協議で意見は出尽くしたと。で,架橋計画への思いは一致しなかったというような発言が〔福山〕市長のほうからありましたが,それを受けて,県知事の見解というのはどうなのかということが1点と,あと次回の県と〔福山〕市との会談が最終会合になるのではないかという見通しをその場で〔福山〕市長のほうが示されましたが,知事はどのように考えられているのかというのを教えてください。
(答)
この一致しないというか,そういう点ですよね。これは先週,中国地方知事会のところでも申し上げましたけれども,ひとつはですね,県はずっと住民協議会を通じて,あるいはその住民協議会の前からですね,〔橋を〕架けるか架けないかという,まさにこれは「ゼロサムゲーム」なので,二項対立を解消してね,いかにその構造を変えてその議論をしていくか,で,その一致点を見出して,その全体のプラスが増えるような考え方の枠組みをしていかなければいけないということを進めてきたわけです。それは住民協議会では私はできたと思っていますし,住民の皆さんは立場を超えて,本当に何が必要なのかということをいろいろ率直に議論していただけましたと,そういうふうに思ってます。そこを,評価をしていくというか,そこをベースにどう考えていくかということを考えていかなければいけないのかなと思っているんですけれども,福山市は市長のご発言もそうですけれども,引き続き橋を架けるのか架けないのかというこの二項対立の枠組みに,ある意味で言うと固執されているということなのかなと。そういう意味では,この思考のフレームワークが一致をしていないというところがあるというふうに思っています。
次は終わるのかどうかというのはですね,今みたいなそのフレームワークの,あるいはその考え方の,あるいは議論の枠組みを含めて,もう1回引き続き事務方でも話をして,そういった点が一致していくことができるかどうかというようなことにも依存するのかなというふうにも思うんですけれども。いずれにしてもですね,重要なのは道路のあり方を含めて,駐車場であるとか,港湾機能であるとか,あるいは防災対策であるとか,観光振興であるとか,あるいは景観の保全といろんな住民のニーズをどういうふうに満たしていくのかということについて,福山市と協議をしていく中でできるだけ早期に県としての結論を得ていくと,いきたいなというふうには思っているわけでありまして,それは次回の会談で最終的にそれをお示しするということになるかもしれませんし,それは引き続き協議をしていきましょうということになるかもしれませんし,いずれにしても事務方での調整っていうのは,また進めていきたいというふうに思ってます。
(幹事社:共同通信)
次回の協議の開催の見通しというのは,現段階ではまだ立っていないということでよろしいでしょうか。
(答)
現段階ではまだ決まっていないですね。
(幹事社:共同通信)
幹事社からの質問は以上です。皆さん,質問のある方はどうぞ。
(中国新聞)
中国新聞の野崎です。
今の鞆の話を引き続いて伺いたいんですけども,〔福山〕市長さんは先日の会見の中で,方針を変更するならば,県と〔福山〕市の信頼関係が失われて,鞆のまちづくりが遅延する可能性があるということをおっしゃってます。まさに先ほど知事がおっしゃったように,鞆のニーズを探るということでやってこられたと思うので,鞆のまちづくりが遅れるということは避けたいと思うんですが,そこを避けるためにどうしていくべきだと思うのかというのを1点。
(答)
どうしていくべきかというのは,これはひとつしかなくて,それはやはりそのまちづくりに向けてポジティブな方向にしっかりと話をしていくということ以外にないですよね。
(中国新聞)
すり合わせが必要ということですね,市との。市長と知事の発言を聞くとですね,市長は変更に懸念があると,それから知事はそれを二項対立で,考えの差がちょっと違うんじゃないかというのを考えるとですね,まさに今ずれがあるわけで,それを考えると,その鞆のまちづくりにまさに遅延が出るような恐れがあるんじゃないかなと,影響が出るんじゃないかなという懸念を抱くんですけれども,いかがでしょうか。
(答)
ですから,それは,そうなるかならないかというのはしっかりとそういう話合いができるかどうかということなので,遅延が出るかどうかっていうのはこれからの話合い次第というか,そこに向けての姿勢次第ではないかなというふうに思います。
(中国新聞)
それからもう1点,市長さんがおっしゃったのはですね,場合によっては住民理解を得る努力は県が負うべきじゃないかと。事業主体は県であるので,ある意味では県が住民への説明をしないといけないと思うんですけれども,県だけで住民への説明をするということがあるのかどうか,それはどうお考えですか。
(答)
県が住民に対する説明をするというのは,これは県の事業ですから,それは当然のことであって,それはやります。それは福山市とも協力をしながらですね,地元の理解を得たいというのは,これも当然の話ですよね。
(中国新聞)
わかりました。ある意味では市長さんの発言はそこまで言及してませんけれども,変更する場合は県だけで説明してほしいというようなニュアンスがあるのかなと思うんですが,その県だけで住民に説明するということは,今の発言ですと,ちょっと考えられないというふうに。
(答)
いや,考えられないということではなくて,それは市というのは独自の判断をされますから,市がどうしても出ないと言ったらですね,縄をくくって引っ張ってくるということはできませんから,それは県だけでやります。
(中国新聞)
わかりました。それから,先日から住民への公開方法というものを探ってらっしゃると思うんですが,現時点でどういうお考えかというのを。
(答)
この議論についてのですか。
そうですね,そこはちょっとまだそこまで至っていないというのが現状なんで,それはもう少し今の協議の中で検討したいなと思ってます。
(日本経済新聞)
日本経済新聞です。福山から参りました。
今の質問に関連してなんですけれども,1つは今度7月の半ばに進行協議がありますけれども,それまでに市長とお会いになるお考えはあるのかというのが1点と,もう1つは最終判断の中にですね,いろんな選択肢の中で今考えていらっしゃると思うんですが,その選択肢の中に進行協議を打ち切って高裁の審議に入って判決を求めるという選択肢はあるのかというのが1点。その2点をお願いします。
(答)
まず,これは前々から申し上げていることですけれども,何かいろんな要素がありますよね。その進行協議であるとか,あるいは選挙であるとか。いろんなポイントがあるわけですけれども,それは話合いの本質に関わるものではありませんので,話合いの本質っていうのをまず優先をすると。つまりそういう人為的なスケジュールによってですね,いやここで打ち切りますとか,これまでに結論出ないものをスケジュールがあるから妥協してここで結論を出しますということはやりません。
裁判についてはですね,これは裁判所がご判断をされるということなので,裁判の進行についてはですね,裁判所のご判断に従うというのが我々のスタンスです。
(日本経済新聞)
すみません。追加なんですけれども,今のお答えに対してなんですが,これまで控訴されてからかなりの間,進行協議っていうことで高裁も待ってるわけですよね。原告も待ってると。当然それは高裁としては和解を期待してこれだけ進行協議してるんだというふうに理解してるんですが,ここで,何らかの時点で,職権であろうがもしくは当事者である県の判断であろうが,審理に入りたいという意思表示をどこかでされる必要があると。これ以上進行協議をするのではなくてですね,審理に入りたいと意思表示を求められる可能性もあると思うんですけれども,その場合,ある時点でもう審理に入りましょうと,判決をくださいという判断をされるのか,それともやはり和解で終わろうと,何らかの形で審理に入らずに和解をしようというお考えなのか,どちらなんでしょうか。この裁判に対する知事のお考えを聞きたいんですけれども。
(答)
裁判は裁判所が進行しますということになれば裁判をして,そこでの決着を求めます。
(日本経済新聞)
和解を求めるお考えはないということですか。
(答)
我々のほうから現時点で和解を求めるということはありません。
(日本経済新聞)
鞆のほうなんですけれども,市長のお考えで,先ほどずれがあると。知事は住民協議会を踏まえて,できるだけベストな方法を選びたいということをおっしゃったと思うんですけれども,それこそが架橋・埋立であるというのが市側の見解のように私は理解をしてまして,そこがずれが大きいと。つまり探れば探るほど埋立架橋しかないはずなのに一体何を知事は迷ってるんだという苛立ちを,私は市長会見から感じたんですけれども,知事としては必ずしもそれだけが答えではなくて,もっといい答えがあるというお考えでいらっしゃるんでしょうか。
(答)
いや,それをきちっと,だから立場を置いて評価をするということが必要じゃないかということを申し上げてます。
(日本経済新聞)
立場を置いて評価するということは。
(答)
いや,つまり,架橋という立場から,架橋するためにいろんなことを評価をされるということがその立場から出られてないというわけですよね。架橋ありきになっているということですよね。
(日本経済新聞)
市側は架橋ありきであるというふうにお考えだと。
(答)
そうです。はい。
(日本経済新聞)
市はそうではないと。
(答)
市はそうではないと当然おっしゃいますよね。はい。
(日本経済新聞)
そこのずれはどういうふうにしたら。
(答)
我々から見るとそういうふうに見えるということで,そうじゃないように話合いの努力をしているということですよね。
(読売新聞)
すみません。読売新聞の石原です。
先ほど住民に対する説明についてですね,県独自でも理解を求めていくというふうに言われましたが,結局判断をされるにあたってですね,住民の理解っていうのをですね,市のほうは,それは大前提だというふうに市長は言っておられるんですが,知事の中では住民の理解っていうのをどういうふうに位置付けておられますか。
(答)
住民の理解って言うのは必要だと思います。
(読売新聞)
それはどのように判断をされる心積もりを持っておられますか。
(答)
住民の理解っていうのがですね,まさにどういうことかっていうことなんですけれども,それは現在の住民もいれば将来の住民もいるわけで,それは総合的な判断になるんじゃないかなというふうに思いますけども。
(読売新聞)
以前の報告会があったと思うんですが,その時の終わった後にですね,あの場での賛否の数っていうのは判断の材料にはならないってことを言っておられたと思うんですが,結局住民の数,賛否の数ですね,そのあたりはどういうふうに受け止めておられますか。
(答)
ごめんなさい。どういう受け止めっていうのは。
(読売新聞)
結局判断するにあたってですね,住民の理解をどこまで得られたのかということをですね,結局どういう尺度で判断をされるのか。
(答)
わかりました。だからそれも,ちょっと前提で架橋なのか架橋じゃないのかっていう二項対立のお話をされているんですよね。だから我々はそういうフレームワークで考えていませんと。結論として架橋になるのか架橋にならないのかっていうのはまだわかりません。
ただ,架橋になるとしたら,反対派の方々がなぜそれを架橋にするのかという「なぜ」の部分というところが,少なくとも言ってることはわかるよねっていう理解は必要だと思いますし,架橋にしないという判断になれば,なぜそういう判断になったのかということをね,やっぱりそれが納得するかっていうことは別にして,理解をしていただくということじゃないかなと思います。
(読売新聞)
すみません,細かいことで。納得と理解っていうのはやはり違うんですか。
(答)
違いますね。
(読売新聞)
納得まではやはり求めるのは難しいかもしれない。
(答)
それは,いや,だから,それはこれから結論を出して,それを説明する過程の中でわかっていくことですから。さっきの,県が単独で説明していきますっていうのも,そんなこと僕は一言も言ってないですよ。福山市がどうしても,どういう結論になるかわかりませんけど,どうしても嫌だと言ったら,それは福山市を無理矢理引っ張っていくことはできないっていうふうに申し上げただけで,県が単独で何かこれから説明するとか,そんなことは一言も言ってませんから。注意をしていただきたいなと思いますけれども。
(読売新聞)
わかりました。
(幹事社:共同通信)
すみません。時間が迫ってきましたので,最後の質問。
(NHK)
NHKの加藤です。よろしくお願いします。
県がですね,最終的な判断を示すための条件というのは,どういったところにあるんでしょうか。これまでずっとフレームワークが合わないとかですね,そういう話されてますが,二項対立の考え方から脱却しない限り,なかなかそういうような県として最終的な判断を示すことができないんでしょうか。
(答)
それは,これからまだ協議の中で判断をしたいと思っています。
(NHK)
条件で・・・
(答)
今からこの条件であればこういうふうにするということではなくて,どういうタイミングで,どうであるからこれはもう判断をせざるを得ないなということ自体の判断もですね,これから協議の中でしていきたいなというふうに考えているということです。
(NHK)
つまりは,いわゆるフレームワーク,議論のフレームワークが一致しなくても,県が最終判断を示すということが有り得るわけですか。
(答)
いや,それも有り得るかもしれないし,それはやらないかもしれない。
(幹事社:共同通信)
これで知事会見を終わらせていただきます。
広島ブランドショップ (PDFファイル)(188KB)
「働く女性の就業継続応援事業」研修会及び個別相談 (PDFファイル)(192KB)
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