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知事記者会見(令和6年4月2日)

印刷用ページを表示する掲載日2024年4月2日

​ 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ、掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和6年4月2日(火曜日)

発表項目

〔動画〕

(1)「広島県脳卒中・心臓病等総合支援センター」について

質問項目

(2)企業への支援について

(3)紅麹を含む健康食品の取扱いについて

(4)日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地活用について

(5)広島駅ビルの開業について

(6)日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地活用について

(7)紅麹を含む健康食品の取扱いについて

会見録

(幹事社:日刊工業新聞)
 幹事社の日刊工業新聞です。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は11時を予定しています。ご協力をお願いいたします。まず、知事から発表が1件ありますので、お願いいたします。

「広島県脳卒中・心臓病等総合支援センター」について

 本日は、発表が1件〔ありまして〕、「広島県脳卒中・心臓病等総合支援センター」についてです。県内における死因のうち、「がん」に次いで2番目に多いのが心臓病や脳卒中といった循環器病でありまして、全国と同様に、県内の総死亡数の約4分の1を占めています。高齢社会におきまして、循環器病の発生率は、今後も増加が見込まれますけれども、患者さんやご家族は、発症してから元の生活に戻るまでに、医療や介護、また、福祉サービスにかかる様々な情報を得ながら、治療やリハビリを進めていく必要がございます。しかしながら、急性期から生活期に至るまで、対応可能な相談窓口が、細かく分かれていまして、循環器病に対する一貫した相談支援体制が十分ではありません。それで、患者さんやご家族が困惑するといったような課題がございます。こうした中で、昨年度、広島大学が国のモデル事業に採択されまして、相談窓口拠点の立ち上げや市民公開講座などの普及啓発を行って、患者さんの困り事の解決につながったという成果もございました。こうした成果を踏まえて、昨日、令和6年4月1日から、広島県の事業として、「広島県脳卒中・心臓病等総合支援センター」を本格的にスタートするということになりましたのでお知らせいたします。このセンターでは、例えば、リーフレットをご覧いただければと思いますけれども、脳卒中や心臓病の治療やリハビリテーションについての不安、「職場への復帰にあたり、仕事と治療の両立をどうすればいいか」、「経済的支援は何かないか」、「関係機関の窓口を紹介してもらえないか」といった、治療方針を除いて、循環器病に関連した内容を幅広く相談していただけます。なお、既に治療を受けられている方に対するセカンドオピニオンを行うものではありませんので、その点はご注意いただければと思います。県では、県民の皆さまがどこにいても、脳卒中や心臓病に関する相談ができて、適切な情報を得ることができるよう、体制を整えてまいりたいと考えておりますので、脳卒中や心臓病でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、お気軽にご相談いただければと思います。私からは以上です。

(幹事社:日刊工業新聞)
 では、この件について質問ある者は挙手して、社名を名乗ってから、質問をお願いいたします。なお、手話通訳者の方が通訳しやすいよう、質問は、はっきりとお願いいたします。ご質問のある者は挙手をお願いいたします。では、〔質問は〕特にないようですので、次に、幹事社質問に移らせていただきます。

企業への支援について

(幹事社:日刊工業新聞)
 企業の倒産が増えております。そうした中で、独自技術を持つなど、今後の成長が見込まれる企業の支援について、どのように県として進めていくか、教えてください。

(答)
 物価高騰などのコストの負担増加などによって、令和5年の本県の倒産件数は157件と、前年比で大きく増加しているような状況です。こういったことから、これまで、当面の対策として、いわゆるゼロゼロ融資の返済の本格化に対応して、〔ゼロゼロ〕融資の借換えも可能な「伴走支援型特別資金」をつくって、事業者の資金繰り支援を実施してきたところであります。今後は、「事業活動支援資金」などの県制度融資により、前向きな事業活動に必要な資金需要に応えていくことにしております。そういったところが、資金面などのサポート、一般的な資金の需要のサポートになるわけですけれども、中身として、専門家チームなどの伴走によって、新商品開発であるとか、販路拡大といった支援の両方を実施して、企業の体力強化を図るということ、また、新たな付加価値を生み出すことに対する支援を行っています。また、将来にわたって、本県経済が発展していくためには、多様で力強い産業構造とする必要もあるので、広島の強みを生かしながら、今後、大きく付加価値の向上が見込まれるような成長分野への重点的な取組、また、そういった分野別の振興策を貫く横軸のイノベーション促進政策も進めているところです。分野別の振興施策は、カーボンリサイクル技術を含めた環境・エネルギー分野、あるいは、ゲノム編集技術などを活用した健康・医療関連分野、あるいは、半導体関連分野、こういった今後大きく付加価値の向上が見込まれる新成長産業の育成に向けて、取組を進めているところであります。また、イノベーションの促進については、そういった成長分野の企業が生産性を向上させて、投資を継続できるようにするために、研究開発、あるいはDXをはじめとした設備投資に対する支援や、人材を資本ととらえて、その価値を最大限に引き出すことで、企業価値の向上につなげる人的資本経営の導入促進、また、生産性向上、あるいは、その成長分野への労働移動を促進する、いわゆるリスキリングの促進といった様々な取組を実施することにしています。加えて、特に成長が期待されるような企業については、ひろしまユニコーン10といった取組も進めています。引き続き、社会情勢、経済情勢の変化に対応して、力強い産業構造となるように、県内企業の支援をしっかりと取り組んでいきたいと考えているところであります。

(幹事社:日刊工業新聞)
 ありがとうございました。この件について質問がある社は、お願いいたします。〔他に質問が〕ないようですので、一般質問に移りたいと思います。他に質問がある社は、お願いいたします。

紅麹を含む健康食品の取扱いについて

(読売新聞)
 読売新聞の岡本と申します。今、全国的に、小林製薬の紅麹のサプリメントをめぐり、健康被害の問題で、県内でもそうした被害の確認がされていますけれども、県として、現状、把握されている被害と、それに対して、県として、何か相談窓口を設けるなど対策面で、こういうことを検討しているという話があればお伺いしたいです。

(答)
 まず、回収対象となっているサプリメントが、三つあると思いますけれども、これは、3月25日から、保健所で、紅麹を使ったサプリメントに関する相談に対応して、健康被害などの情報を厚労省に報告しているところであります。4月2日9時時点ですけれども、県内では、14名の健康被害などの情報を把握して、調査を行っているところです。今のところ、判明しているところでは、重症者はいらっしゃらないと聞いております。14名のうち10名は、大阪市側から調査依頼があって調査したものになっています。4名については相談があってということになります。それから、大阪市からの依頼に基づいて当該の3製品を取り扱う県内の流通事業者2社、販売事業者478店舗に対して、製品の回収、それから返品などの指導に着手しているところです。それから別途、広島県生活センターには、「自分の買った食品に紅麹が入っていないか心配だ」といったような相談が9件ほど寄せられているところです。今〔お話ししたのは、〕回収対象のサプリメントですけれども、回収対象となっているものではないサプリメントだけれども、紅麹原料を使用して製造される食品について、広島市の保健所管内で、一社が商品の自主回収を行っていると伺っております。以上が、今の状況です。

(読売新聞)
 県として、県〔管轄〕だったら保健所が七つあったり、呉市や福山市保健所で相談を受け付けてると思うのですけれど、一括して、そういった専用の相談窓口を設けるといった方針はあったりされますか。

(答)
 今、〔各〕保健所で〔相談を受け付けていて〕、特に問題があるといった状況ではないので、消費生活センターも含めて、相談を受け付けてまして、そこで、先ほど申し上げましたけれど、〔相談件数が〕9件ぐらいなので、とりあえずは、今の状況で大丈夫かと思っています。

(読売新聞)
 現状維持、現状のままでよいということでしょうか。

(答)
 はい。

(読売新聞)
 わかりました。

日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地活用について

(毎日新聞)
 毎日新聞社の安と申します。日〔本製〕鉄跡地を巡る防衛施設の整備に関してなのですけれども、以前、4月中に3者協議を行うといった意向を示されてたと思うのですけれども、具体的な日程、詳細については、現状いかがでしょうか。

(答)
 日程などについて、まだ、決まっていないと言いますか、調整中という状況が続いています。我々としては、できるだけ早く開催したいと思っているところです。

(中国新聞)
 中国新聞の長久です。私も日〔本製〕鉄跡地についてお聞きします。防衛省と呉市と県と日〔本製〕鉄による4者協議が始まりました。初回の会合を終えての受け止めと言いますか、ご所感をお願いします。

(答)
 今回、防衛省から説明がありまして、多機能な複合防衛拠点の整備の考え方や進め方という〔説明〕があったのですが、これまで説明を受けたり、公表されている以上の説明はなくて、我々として関心を持っています製造基盤に係る民間の事業者の誘致といった具体的な内容、あるいは雇用の規模といった地元の経済だとか社会に対する影響については、まだ、不明な状況かと思っています。引き続き、県としては、防衛省から丁寧にお話を伺いながら、地域経済の活性化につながって、地域住民の皆さんにとって、未来に希望が持てるような日〔本製〕鉄跡地の利活用を実現できるように、協議を進めていきたいと考えているところです。

(中国新聞)
 わかりました。議事概要の中で、防衛省が、「年内にゾーニング案を説明して、概算要求に合わせて中間報告する」と、「来年度予算に必要な費用を措置する」といった作業スケジュールも示されたと思うのですけれど、スケジュールと言いますか、作業日程についてはどのように受け止められましたでしょうか。

(答)
 これは、防衛省側の、こうしたいというご希望と理解していますので、それはそれで進んでいくのだろうと〔思っています〕。それにあわせて、スケジュールを進めるにあたって、ゾーニング案を概算要求に合わせて〔説明する〕ということですけれども、「要求の時に教えてくれ」というよりは、できるだけ早く、我々としては説明いただきたいと考えていまして、その旨お願いもしたところであります。

(中国新聞)
 わかりました。先ほど3者協議の質問も出ましたけれども、改めて、防衛省が、協議の中で一括購入の調整を加速したいという点を明言され、日〔本製〕鉄も、社の方針に一致すると前向きな姿勢を見せている中で、3者協議をどのような議論の場として位置づけるのか、改めて、お考えをお願いします。

(答)
 3者協議では、いずれにしても、防衛省の提案というのは、選択肢の一つでありますから、日〔本製〕鉄には、防衛省に対しても、今のプランを、防衛省が〔プランを〕つくる上で、解体のスケジュールなどを示す必要があるのでしょうから、我々に対しても、そういったスケジュールの詳細、あるいは土壌汚染の調査結果を提示していただきたいと思っていますし、そういったことをベースに、地域経済の活性化につながって、繰り返し言って〔いますが〕、地域住民の皆さまにとって未来に希望が持てるような跡地の活用策について、幅広く検討していきたい〔です〕。繰り返しになりますけれど、防衛省の提案はその一つであるということかと考えてます。

(中国新聞)
 3者協議の開催時期〔について〕なるべく早くということですけれども、例えば、いつまでにやりたいとか、目標みたいなものがあれば〔教えてください〕。

(答)
 我々は、もう明日にでもやりたいと思ってます。なかなか、日〔本製〕鉄が設定していただけないというのが、今の現状です。

(朝日新聞)
 朝日新聞の興野と申します。今の防衛拠点のお話に絡んでなのですけれども、選択肢の一つというお話ですけれども、事実上、テーブルに上がってる公の選択肢は、今のところ、これ一つしか挙がっていないと思うのですが、防衛拠点構想について、知事として、賛否の立場を明らかにするのは、いつ頃、どういうタイミング、どういう節目でということになるのか〔教えてください〕。あと、それにあたっての判断の根拠、先ほど地域住民の皆さんが将来の希望を持てるようということでしたけれども、もう少し、具体的にこういうことが明らかになったら、判断ができるということ〔があればお願いします〕。

(答)
 これも繰り返し申し上げていますけれども、一定の防衛基盤の製造拠点など、そういう話がある中で、民間事業者を誘致するなど、具体的にどんなもので、どれぐらいの規模を考えておられるのか、それから、防衛省の施設としても、どんなことを具体的に考えておられて、どれぐらいの規模で、例えば、そこにどれぐらいの人が来るのかとか、そういった立地の内容の具体的な中身がないと賛成も反対も言いようがないと思うのです。なので、しっかりと教えていただき、またそれに関するスケジュールも重要になってきますから、具体的に教えていただく〔必要がある〕と思います。並行して、それ自体〔防衛省の案〕が、非常にすばらしいものであれば、他の選択肢も、そんなに検討する必要もなくなるかもしれませんし、今、調査も進めていますから、「こんな〔案〕もある」みたいなことが出てきたら、他の代替案、別の案もしっかりと検討した上で、考えていくことになるのではないかと思います。ただ、最終的には、呉市にとっての課題という側面が非常に大きいと思うので、呉市さんがどう考えるかというのは非常に大きなことだと思います。

(朝日新聞)
 例えば、雇用の希望で日〔本製〕鉄で、かつて雇用されていた人数と同規模を求める〔のでしょうか〕。

(答)
 具体的な何か数値基準みたいなことはないです。そんなものをつくったら、永遠に誰もこないことになりかねないので、現実にどんなものがあるかという中の比較検討だと思います。

(朝日新聞)
 わかりました。ありがとうございます。

広島駅ビルの開業について

(山陽新聞)
 山陽新聞の平田です。別件で、JR広島の駅ビルが、開業まで約1年となったのですけれども、県との玄関口としての駅ビルへの期待感を教えてください。あと、2025年が関西大阪万博、世界バラ会議、瀬戸内国際芸術祭、いろんなイベントがめじろ押しだと思うのですけれども、そういったタイミングで駅ビルが開業するという好機を来年、そして、来年以降の県の活性化、観光面にどのように生かしていきたいと考えていらっしゃるかお考えをお願いいたします。

(答)
 〔広島〕駅前の開発は、今の駅ビルもありますし、駅の北側も、引き続き、病院の話もあるし、今のJRの施設が、駅前に残っているので、さらに再開発していくことも含めて、広島市がいわゆる楕円の中心ということで、広島駅、紙屋町・八丁堀地区の再開発で、この中枢拠点性を高めるというところに力を入れてやっておられるので、そういった構想に大きく寄与してくれるものだと、駅ビルの完成も〔寄与する〕と考えています。駅なので、広域な集客ということが期待できるわけでありまして、また、駅から流れて、紙屋町・八丁堀地区に来て、そこでまた時間を使っていただく、賑わいをつくっていく、そういう流れになるとよいなと考えています。

(山陽新聞)
 ありがとうございます。今、広島県はG7〔サミット〕によっても、インバウンドが好調で〔ある〕時期でもあると思うのですけれども、県として、具体的に今後、こういったことに取り組んでいきたいとか、今取り組んでいることでもよいのですけれども、具体的に何か言っていただければと思います。

(答)
 それは〔広島〕駅ビルに関してですか。

(山陽新聞)
 そうです。〔広島〕駅ビルが来年〔開業〕というのはすごく大きなチャンスになると思うのですけれども、そういった部分に合わせて、来年もしくは、来年以降に向けて、具体的にどういったことをしていきたいかというのが、もしあればお願いします。

(答)
 まず、観光面においては、大阪・関西万博、それから、福山バラ会議がありますので、そういったことを一つの契機にして、広島県あるいは瀬戸内エリアに、誘客するような取組は、〔せとうち〕DMOや観光連盟などと連携して進めていきたいと思っていますし、既にそれは始まっているところです。それから、さらに長期的に考えた場合に、最近、ホテルは、かなり増えてはきているのですが、まだまだ、いわゆるラグジュアリー層と言われるようなホテルは足りてませんし、〔宿泊〕キャパも、今後のコロナが終わってからの稼働率の状況を見ていかなければいけませんけれども、一般的には、まだホテルも、足りないのではないかと言われていますから、そういったところの整備も、我々として、どうしていくかということがあると思うのです。その上で、そういった観光プロモーション、その他にも、いろいろなアクティビティをつくっていくなど、いろんな〔課題〕があります。他方で、広島のまちの魅力づくりは、今、広島市とビジョンを作ってやって、それにまた呼応する形で、都心会議〔において〕、まちづくりの議論をして、さらに、エリアマネジメントについても活性化するように、連携しながら取り組んでいるところなので、大きな枠組みの中で、今いろいろ出ている再開発がしっかり進んだり、あるいは、今後のさらに再開発も拡大していくことをやって、まちの魅力を高めていくと〔いうことです〕。それによって、インバウンドのお客さんも平和公園に来ていただいて、それから割と、早めに〔他県などに〕帰ってしまう人もいるわけですけれども、まちに流れてきてもらって、さらに滞在時間が伸びるような取組にも取り組んでいきたいと思うし、ただ単にインバウンドのためだけではなくて、我々住んでる人間にとって、魅力的なまちという、我々自身が楽しめる、わくわくするようなまちをつくっていくことが、中期的な取組として必要なことだと考えてます。

日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地活用について

(幹事社:日刊工業新聞)
 多分、最後の質問になると思うので、質問されてない社にお願いします。

(中国新聞)
 中国新聞の和多と言います。何度もすみません。日〔本製〕鉄跡地の問題で確認したいのですけれど、先日、県として、呉市が委託される跡地の検討業務の事業者がプロポーザルで決まったかと思うのですが、こちらの検討業務については、改めての確認なのですけれど、防衛省が一括購入するという案とは、切り離して、産業用地としての可能性・利活用を検討されるのか、それとも、防衛省の整備案を踏まえた形での検討もしてもらうのか、現時点で知事のお考えをお聞かせください。

(答)
 ごめんなさい。〔防衛省の案を〕踏まえた形というのはどんなイメージでしょうか。

(中国新聞)
 防衛省は今、一括購入したいという提案をされてます。それを踏まえながら、事業者に、跡地の利活用を検討してもらうのか、それとも全くそれとは切り離して、当初からおっしゃっている産業用地としての可能性と利活用を検討されていかれるのか〔教えてください〕。

(答)
 切り離すとか、踏まえてということではなく、そもそも、どんな利活用策があるかということを検討するものなので、「防衛省案は知らない」というわけでは、もちろんないし、ただ、防衛省案は防衛省案なので、防衛省が具体的に作ってこられるので、それを検討すればよいと思うのです。なので、それ以外のどんな案があるのか、考えていくということになるかと思います。

(中国新聞)
 プロポーザルが出されたときから状況が変わっていまして、その後に、防衛省からの提案があったかと思うのですけれど、あくまで、防衛省の提案は置いておいて、当初の予定どおり、産業用地としての利活用策を検討してもらうという理解でよろしいですか。

(答)
 防衛省の案をここで検討してもしょうがないです。「防衛省がどんな提案をするのだろう」と当事者ではない我々が考えてもしょうがないので、防衛省の案は防衛省にしっかりつくってもらって、それを基に考えていくことになるわけです。

(中国新聞)
 質問の仕方が悪くてすみません。当初と状況が変わっていまして、土地を防衛省は一括等購入したいとおっしゃっていまして、跡地を防衛省が購入した場合の利活用と、そうではない場合の利活用で全く話が変わってくると思うのですけれど、防衛省が一括購入した場合の跡地の検討はされないということでしょうか。

(答)
 それは調査の中ではしないです、もちろん。

(中国新聞)
 わかりました。ありがとうございます。

(答)
 ごめんなさい。何かちょっと〔質問の〕趣旨〔について〕よく私が理解できてないかもしれない〔です〕。

紅麹を含む健康食品の取扱いについて

(読売新聞)
 重ねて紅麹のサプリ〔メント〕の件で、お伺いしたいことがありまして、重複する質問でもあるのですけれども、主に国であったり、保健所が中心となって、これから対応していくことになると思うのですけれど、県として、改めて、この問題についてどう対応していくのかというところと、実際に不安に思っていらっしゃる県民の皆さん〔に対して〕、風評被害もあったりされると思うのですけれど、そうした県民に対し、メッセージ、知事の思い、健康問題に関する考えがあればお伺いしたいです。

(答)
 今、保健所を中心に〔相談を〕受け付けていますので、不安に感じるようなことがあれば、遠慮なく保健所にご相談いただきたいと思っていますし、まず、回収命令の対象になったサプリメントがありますから、それを使っている方は、直ちに摂取を中止していただきたいと思います。また、県民の皆さまには、今とにかく、三つ〔のサプリメントのみ〕が対象になっているということで、過度に不安になることがないように冷静に受け止めていただきたいと思いますし、当該製品を購入された方で、体調に異常がある場合には、医療機関をしっかりと受診していただければと思います。繰り返しになりますけれども、ご不安なこと、医療機関に行けば、〔医療機関から〕また情報が来るわけですけれども、ご不安なことがあれば、これは別に、特定の三つの製品を摂ったというだけでなくて、いろんな不安がある方は、保健所にご相談いただければと思います。

(読売新聞)
 ありがとうございます。

(幹事社:日刊工業新聞)
 それでは、時間がまいりましたので、これで、定例会見を終わりたいと思います。次回の定例会見は、4月9日火曜日の10時30分からとなります。どうもありがとうございます。

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(資料)「広島県脳卒中・心臓病等総合支援センター」について (PDFファイル)(1.65MB)

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