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知事記者会見(平成23年3月8日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年11月1日更新

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はYoutubeのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)

 会見日:平成23年3月8日(火曜日)

 動画は次のリンクからご覧になれます。なお,動画の収録内容は下の発表項目及び質疑のとおりです。

【動画リンク】 1/3 2/3 3/3

発表項目

○「第2音戸大橋(仮称)」大ブロックの一括架設について
○宮島口の港湾区域指定について
  
   ※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/3」をご覧ください。

質問項目

○広島西飛行場について
○平成23年度当初予算の成立について
○広島版「産業革新機構」について  
  
  ※上記項目の動画は上の動画リンクの「2/3]をご覧ください。

○鞆地区地域振興住民協議会について 
  ※上記項目の動画は上の動画リンクの「3/3]をご覧ください。

 

会見録

(幹事社:ホームテレビ)
 それでは記者会見を始めたいと思います。
 まず最初に,知事の方から2点発表項目があると伺ってますのでそちらの方からまずお願いします。

○ 「第2音戸大橋(仮称)」大ブロックの一括仮設について

(知事)
 はい,分かりました。まず私のほうから第2音戸大橋の一括架設についてであります。平成7年度から,警固屋音戸バイパスの一環として第2音戸大橋の整備を進めておりますけども,その大ブロックの一括架設を,4月24日朝5時半から14時30分頃まで,約9時間かけて行います。
 この工事の目玉は,橋そのものをですね,陸上部にアーチ部材がある訳ですが,それと直接接続をさせます。これは日本初の工法で行うという事だそうであります。
 通る橋そのものだとお考えいただけばいいと思うんですけども,これは重量が3,500トンほどあるということでありまして,3,500トンてどれくらいかというとですね,,ジャンボジェット機20機分だそうであります。長さが190メートルこれはジャンボジェット2.7機分ということらしいんですけども,相当な大きさであります。架設については,大和ミュージアムの隣にあります「てつのくじら館」の潜水艦ですね,これは2,000トンだそうですけども,これを陸に上げる際に使われた,大型クレーン船があります。「武蔵」というクレーン船ですが,それを使うという事でございます。
 県としてはですね,本当に100年に一度の話かなと思っておりますので,この壮大なですね,ある意味でいうと産業イベントを,県内外の多くの方々に見ていただきたいと思っております。当日,呉市などと連携をして,見学会や見学ツアーを開催をしたいと思っております。
 この見学会には是非,県外からもたくさんの方々に来ていただきたいと思っております。本県の造船技術を始めとするいろんな魅力がこの中で見れるのかなというふうに考えております。
 なお,第2音戸大橋そのものの完成はですね,平成25年春ということを目指しております。
 是非,県内外でのPRにご協力をいただければと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

○ 宮島口の港湾区域指定について

(知事)
 それから次にですね,宮島口の港湾区域指定についてでございます。厳島港の港湾区域を変更いたしまして,宮島口を港湾区域に指定することについて,国土交通大臣に申請をいたしましたところ認可をされましたので,3月10日の県報で告示をいたします。
 今後はですね,関係機関それから地元の商店街等のご意見を聞きながら,新しい桟橋や旅客ターミナル,そして緑地などを整備をして,宮島の玄関口にふさわしい雰囲気をもった街づくりを行いたいと考えております。
 宮島口全体の最適化に渋滞・駐車場不足対策というのが不可欠と考えておりますけども,これについては引き続き廿日市市が中心に進めていってもらうことになります。そういったなかで,国道2号から港湾までの道路,あるいは,ターミナル前に観光バスの乗り降りする場所ですね,この整備を行いたいと考えております。
 宮島は日本を代表する観光地でありますし,「海の道構想」にとっても非常に重要な拠点であるというふうに考えております。この宮島口の回遊性あるいは利便性を高めることによって,宮島の魅力,そして集客力の強化を図りたいと思っておりますし,さらには瀬戸内海地域全体のブランド力の向上につなげてまいりたいと考えておるところでございます。
 私からは,以上であります。

○ 広島西飛行場について 

(幹事社:ホームテレビ)
 ありがとうございます。
 それでは,何かこの件につきましてご質問はありますでしょうか。
 ないようですので,それでは幹事社,ホームの井上と申します。よろしくお願いします。
 1件,ご質問したいんですけれども,西飛行場の問題です。今日,広島市議会の予特委員会〔予算特別委員会〕採決で事業計画費が削除されたと,シティ空港の条例案も否決されたという結果になりました。明日にも議決になろうかと思うんですが,改めてですね,知事,すぐにもヘリポートとかに着手をされるという意向であるのか,新市長が決まってからというような待つ余地があるのかどうなのか,その辺を改めてお聞かせください。(答)
 はい。これはもちろん明日,最終的に本会議にかかると思いますので,その結果を見守るという事が基本だと考えておりますけども,その場合,否決されたときにはですね,どうするかという事は先般,予算特別委員会でもお答えしましたとおり,ヘリポート整備に向けた準備を進めていきたいと考えております。

(幹事社:ホームテレビ)
 直後にもという事ですね。

(答)
 そうですね。はい。

(幹事社:ホームテレビ)
 分かりました。ありがとうございます。
 このほか何か,各社さん,ありますでしょうか。

(中国新聞)
 中国新聞の藤村といいますけども,先ほどのお答えに関連してなんですけれども,市議会の否決のですね,議員さんたちの多くの理由としてはですね,新市長が判断すべき問題であるというような事で,本質的に市営化そのものに反対しているというよりも,現在の1月に退任表明を秋葉市長がしたという事でですね,そういうような意見が大勢を占めていて本質的に反対をしてるというふうには見えない部分もあるんですけども,それでもその知事の今のお考えには変わりはないんでしょうか。

(答)
 本質的に反対されてるかどうかは分かりませんけれども,スケジュール的に南道路との関係で,早急にこれはヘリポートにするんであればヘリポート化に着手をしないと間に合わないという事は再三申し上げてきたところでありまして,それを踏まえた上でですね,否決をされるという事は,それは十分にご理解をされた上でのことだというふうに我々としては受け止めておりますので,そこはそういうふうに進めたいというふうに思っております。

(中国新聞)
 スケジュールを考えるとやはり今判断してもらわないとリミットであると,そういう事ですか。

(答)
 そうですね。もともと県としてはですね,ヘリポート化というのをご提案申し上げたところで市からの依頼に基づいて,市営飛行場というのをですね,検討させてほしいということで進めてきた話ですので,県として市営飛行場をすごく進めたいと申し上げてる話でもありませんので,そこはですね,我々としては我々のスケジュールで進まざるを得ないのかなというふうに考えているところです。

(中国新聞)
 分かりました。ありがとうございます。

(中国新聞)
 すみません。関連で中国新聞の加納です。
 ヘリポート,すぐにでも着手する,否決された場合は着手するというお話でしたけれども,実際にその着手,設計から入ることになるかと思うんですが,その後にですね新しい市長がやっぱり市営化にしたいというようなことを言った場合,それでもやっぱりヘリポート化は引き続きするということでよろしいでしょうか。

(答)
 我々の基本スタンスは変わらないです。はい。

(中国新聞)
 ごめんなさい。中国新聞が続きますが,中国新聞村田と申します。
 改めて関連ですれけども,県議会の中でもですね,広島市に空港を残してほしい,そういう前提で今回の議案に賛成をしたんだということをおっしゃる方もいらっしゃいます。そういう方の中には新市長誕生後にですね,いわゆるトップ会談で改めてどうするかっていうのを考えるべきじゃないかということおっしゃる方がいらっしゃいますが,トップ会談でテーマになりうるかというのが1点と,それから以前の会見でですね,知事ご自身がタイムリミットとしていったん4月10日の市長選の直後だという言い方をされていたというふうに伺っておりますが,その考えとその予特〔予算特別委員会〕でのですね,すぐにヘリポート化するという部分に少しタイムスケジュールにズレがあるような気がするんですが,改めてそこは今はどちらのお考えかというのを確認させてください。

(答)
 ちょっとスケジュール,もう1回ですね,詳細に聞き直してみないと分かりませんけどという前提付きだったと思いますけども,スケジュール検討したらですね,そもそも4月に決定しても6月にですね,議会はどうなるのかということも分からないわけであります。
 新市長が判断をしたら市議会がそれを可決しますというふうにおっしゃってるわけでもありませんので,そうなんであればですねそもそも今回可決をされればいいのではないかと思いますし,ただ,あまり言うと市議会に対する干渉になるんで,あまり我々が言うべきではないと思うんですけども,実際には6月市議会で可決をされてその上でまた県の判断ということになっていくのでそれではもう間に合わないということですね。

(中国新聞)
 トップ会談でのテーマ設定というのは・・・

(答)
 今のところは想定しませんし,これはもう前もトップ会談の話で議会でも議題になりましたけども,トップ会談というのは,別にトップだけでこうしましょうと話してるわけではありませんので,それなりの,本件,西飛行場に関しては1年にわたる議論を重ねたうえでの結論になっておりますのでそこは十分に市議会もご理解をいただいていると思うんですね。これは機関決定だと我々は受け止めておりますので,市役所のですね,これも秋葉市長がひとりで決めたというわけではなくて,検討委員会等含めてですね,検討を進めたうえで出された結論だと受け止めていますのでそれを市議会が否決されるということはですね,そういう重大な意思決定だというふうに我々としては受け止めています。

(RCC)
 すみません,RCCの福原です。西飛行場に関連してなんですけれども,今日・明日の市議会の判断によってですね,県にとっては本郷に機能集約するという長年のというか積年の思いがいよいよ現実になってくるという,そのこと自体については今現在どのようにお考えでしょうか。

(答)
 もともとの我々としては計画に戻ったということで淡々とそれを進めたいというふうに考えているところです。

(RCC)
 何か県の将来像というかですね,空港を中心とした将来像が飛躍的に,停滞していたものが前に進められるとかですね,整理されたことによって県の立場や思いがどう変わっていくのかという。

(答)
 それは,先般もご質問があったかもしれないなという記憶があるんですが,あ,これは議会での質問ですね。その市営空港については,仮に東京便が来るとしてもですね,そのキャパシティ等を考えるとあくまでも補完的な位置づけにしかならないと考えておりましたので,それによってドラスチックにですね,広島空港そのものがものすごく影響を受けるものではないというふうに認識しておりました。市としてもそう認識だったと思うんですけれども。むしろ岩国空港の開港のほうが影響が大きいのではないかという位に受け止めておりますんで,先ほど申し上げたようにヘリポートか市営空港かというところで,我々はヘリポートというご提案申し上げているところに戻ってくるということで淡々と進めていきたいというふうに考えているところです。

(中国新聞)
 すみません度々。もう1件。県議会の中でですね,広島シティ空港を存続してほしいという方々の共通する話としてですね,やはり広島都市圏の玄関口として広島市内に空港が欲しいというのが,道州制を睨んでですね,よく出てくると思います。その意味で広島都市圏の空港機能というのは当然本郷で担うということになるとは思うんですけれども,改めて広島都市圏の空港機能とその本郷との位置づけと解決すべき課題というかそういう点についてはどういうところだとお考えかと。

(答)
 ごめんなさい。もう1回質問を。

(中国新聞)
 アクセス面なのか本郷を広島の空港と位置づけていく中で,何を解決していくべき課題がこれからあるというふうにお考えでしょうかという。

(答)
 解決すべき課題というかですね,アクセス面については,今,渋滞の問題とか積雪の影響ですね。あるいは通行止めの影響があるということで,これについてはアクセスの検討について先般から深めていただいておりまして,これは強化していかなければならないということは論を待たないと思うんで,それは引き続き行いたいと思っておりますし,路線の拡充ですね。特に海外路線の拡充というものは引き続き取り組んでいきたいと考えております。

○ 平成23年度当初予算の成立について


(中国新聞)
 すみません,度々。
話は変わるんですけれども,今日の県議会の本会議で新年度予算が成立しましたが,改めてですが産業革新機構を盛り込んだ予算が成立したということですけれども,知事のご感想をいただけたらと。

(答)
 はい。今回私2年目。2回目の予算編成になるわけですけれども,昨年,ひろしま未来チャレンジビジョンを含めて連動する各種計画を作って,23年度,初年度となりますので,これは力を入れて進めたいなと思っております。新たな県政の実行の年と位置づけているわけですけれども,ほんとにね,実行が始まりますので,頑張っていきたいと思っております。
 内容的にはこれもご存じの通り,人づくり,これは国際的な視野を持ったグローバル人材の育成であるとか,あるいは産業人材の育成,確保に取り組んでいくということ。あるいは,今ご指摘のありました産業革新機構の設立や「瀬戸内 海の道構想」の実現に向けた施策等ですね。こういった関連する経済成長関連の施策。この2分野。人づくりと新たな経済成長の2分野に重点的な予算配分を行ったところですが,今般こうやって様々な議論をいただいた上でですね,可決をしていただきましてありがたく思っておりますし,繰り返しになりますが,これからしっかりと頑張っていきたいという風に考えているところであります。

(幹事社:ホームテレビ)
 ほかいかがでしょうか。

○ 広島版「産業革新機構」について


(広島テレビ)
 広島テレビです。今日ですね,投資ファンド事業に関する条例案が反対多数で否決,否定されたという結果になったんですけれども,改めて知事がその結果に対してどのように受け止めたかというか,そういったところをちょっと教えていただけますか。

(答)
 えっと,出資に関する・・・

(広島テレビ)
 そうですね。はい。出資に関する条例案の結果,反対多数で否決されたことに対する知事のお考えというか。

(答)
 出資に対して議会が議決を要するという条例案に対する反対多数での否決ということですね。それについてどう考えるかということですね。
 これについては,議会のほうでご議論をいただいて,ご提案も議会でしたし,その議論も議会の中でいただいて,まさに議会のガバナンスに関する取組の一環だというふうに理解しております。それについてはまたおそらく引き続き議論をされると思うんですね。適切なガバナンスが何か。いろんな論点が議会の中の討論でも出ておりましたけれども,そういった点も詰めて今後議会としても適切な判断をされていくというふうに理解をしております。

(RCC)
 すみません,産業革新機構のことですけれども,予算特別委員会に続いて本会議でも,賛成多数とはいえ反対側の人数もそれなりに多かったと。ということは,県民の代表でございますから,県民の理解というのが,単純にあの比率で言えるのかどうかということはありますけれども,おそらく湯崎さんの思い程には届いていないという感じじゃないかなと。最終日までなかなか思いがかみ合ってないところもございましたから,そういった意味では今後設立運営していくに当たって,特に理解されなかった県民に対してどういうことをやることが,理解されなかった方が理解される方に回るように,どういう運営をしていくべきだと・・・

(答)
 それはまず,しっかりと仕組みを作って成果を出していく以外にないと思いますけれども。

(RCC)
 なかなか,投資先,出資先が決まるのって,他の例を見ればですね,すぐに決まるってわけではないので,その間は宙ぶらりんになるわけですけれども。

(答)
 宙ぶらりんというかですね,どういったことを進めていくかっていうのは,これから出資先の開拓というのも具体的に進めていかなければいけないわけですけれども,それはとりもなおさず企業に対するPRということになると思うんですね。そういったことも含めて,この仕組みについてはご説明をしなければいけないと思ってますし,引き続きいろいろ誤解がある点もまだあろうかと思いますので,そういったことについてはご説明をする必要があるというふうに思ってます。

(朝日新聞社)
 すみません,朝日新聞なんですが,先ほどの出資法人の関係の件なんですが,改めて。今日は条例案は否決ということになったんですが,今後,こういう議会としての出資法人に対する監視体制というものが,知事の予算執行権を阻害するものではないというようなご説明もありましたけど,こういうものは本来,議会としてもそういう機能を持つべきであるかどうかということについては知事はどういうふうにお考えになってらっしゃるんでしょうか。

(答)
 そこは議会のご判断だというふうに考えてます。

(朝日新聞社)
 それと,HAVの問題も,今日も話が出てましたが,出資法人に対する過去には損失を出したというような事案もあったわけですけど,そういう教訓も踏まえてですね,改めてですがそういう監視体制,二重のチェック機能と言いますか,そういうものができるということは知事としてはどういうふうにお考えなのか。

(答)
 ですから,何が適切な議会による監視か,というのは,私からあまり申し上げることではなくて,そこは議会として適切にご判断をされることだと思うんですね。
 当然に,じゃあどういうことがいいのか,というのは今日,色々議論が,皆さん議会の中で,全般的には,これは考え方自体は不適切とは言えないと言うかですね,賛意をしめされている討論だったと思うんですね。ただ,色々,細かい点で,正に知事の執行権との関係であるとか,どこまでを対象にするのがいいとか,そういった議論が,全く捨象された形での今回のご提案だったので,議会の議決というか,条例をつくるというのは,私はそれなりに非常に重大な議決だと思うわけですよ。それが余りにも,昨日提案されて今日,本会議にかけて議決,というのは,早すぎたということで,これから議論がされていくんだというふうに理解しておりますので,その議会のご判断を我々としては見守っていきたいと思ってますし,個別の論点について,意見を求められればですね,意見を申し上げることもあるかもしれませんけども,そういう形で対応していきたいなと思ってます。

(中国新聞)
 私の認識が間違っていたらごめんなさい。知事がご就任されて,知事提案で出された議案でですね,ここまで反対された方が多かった議案っていうのはなかったのではないかと思うのですけれども,この議会を乗り切ってですね,改めて,可決という結果を得て,何か得られた教訓と言うような言い方は変ですけれども,経験というか,何かそういったものがお有りかというのが一つと,こうやって賛成反対がある程度分かれる中で,今後の予算執行に向けて,改めて心に命じてらっしゃるものがあれば教えていただきたいと思うんですけれども。

(答)
 まず,賛否について言えばですね,既に去年の12月議会で同じ感じのはありましたよね。なので,必ずしも初めてではありませんけども,いずれにしても,今回は予算に関する議決ですので,それは我々が,執行部がですね,これから1年間活動していくための,ある意味で言うと兵糧なわけで,それについてはいつも私は重要なものだと受け止めていますので,ご提案申し上げたいろんな事業について,しっかりと充実した中身にして,成果を出していくということをやらないといけないなというふうに,改めて思っているところです。

(中国新聞)
 議会から,いろんな意見,注文が賛成者会派含めて色々出てきたと思うんですけども,それに対しての取組っていうのはどのようにされていくという。

(答)
 注文というのは何に対して。

(中国新聞)
 例えば,情報公開きちんとしながらやっていってというような,そういう,そのご意見と言った方がいいですかね,そういったものに対しての取組と言うか,対応と言いますか。

(答)
 それはもちろん,しっかりやっていかなければいけないと思っております。

○ 鞆地区地域振興住民協議会について


(RCC)
 すみません,全然別件で。昨日,鞆の浦の計画の推進派の方々が,知事に対する申入れで来られましたけども,つまりはそろそろ,住民協議会続けてきたけれども,どういう結論なのか,そろそろめどを示して欲しい,というような趣旨もございましたが,年度が終わって,新年度を迎えるわけですし,5月から住民協議会を始めてもうすぐ1年ということにもなってきますけども,そういう,結論はともかくですね,いつごろまでにめどを出したいというところはですね,いつも先延ばしと言うか,明快な回答を得られないままですけども,どうしていきたいと思ってますか,現時点で。改めて。

(答)
 そうですか,私はいつも明快に答えていると思うんですけど。
 十分な話し合いがなされるということがまずもって一番大事なことであると。もちろん,そのプロセスについては,なるべく早く進めていくということが重要であるというふうに考えております。したがって,まず,十分な議論がなされるということが必要なのかなというふうに思っております。
 先般の,2月27日に開催された協議会におきましても,仲介者から,まだ議論が深まってない部分があるのではないか,と。意見の擦り合せをして欲しい,という住民の皆さまに対するご発言と言うか,ご提案と言うかですね,があったというふうに理解をしてますし。
 これから引き続き,その意見の擦り合せということを通じて,本質的な議論というのが深まっていくということを私としては期待をしてます。

(RCC)
 ということは,今のご発言を裏返せば,まだまだ議論を深める余地がまだ残っているのではないか,ということでしょうか。

(答)
 そうですね,端的に言いますと,元々,私はこの協議会の目的について,今は亀裂はないというふうにおっしゃってますけども,将来に禍根を残さないようにしなければいけないというかですね,それが最も大事なのではないかというふうには申し上げているわけですけども,そのために協議会というものをやりましょう,というふうに申し上げているつもりであります。
 仮に,今,とにかく議論を終了してですね,とにかく県が決めてください,ということで,じゃあ架橋をします,という結論を出したらですね,今,反対をされているグループの方々が,分かりました,と。色々ありましたけど致し方ないですね,というふうにおっしゃっていただけるのか,あるいは,じゃあ,橋を架けませんというふうに言ったらですね,今,架橋を推進されている方々が,分かりました,色々あるけれども,致し方ないですね,というふうにおっしゃられるかというと,いずれも違うと思うんですね。
 そういう意味では,開始をした当初からの,距離の縮まり方というのは,必ずしも,まだそこまでいってないというふうに思いますので,もちろん,最終的に,何かどういう結論であれ,出た時に,それに対して皆さんが納得するわけではないと思いますけれども,現状において,どういうふうに感じられるかというと,まだそこまで議論が進んでないのではないかなと言うか,そこまで議論が深まってないのではないかなというのが私の率直な印象であります。それは,逆に言うと,仲介者の方々もそういうふうにお感じになっていると思いますし,何よりも,住民の方々が,ご自身でそういうふうにお感じになっているのではないかと思うんですね。
 そこに,変化が生まれなければ,将来にやはり禍根が残っていく恐れが強いんではないかなと思うわけであります。

(RCC)
 この話,最後にひとつ確認なんですけども,時期なり結論なりはまだこの時点ではおっしゃられないとは思いますけれども,結論の出し方なんですが,仲介者,昨日も推進派の方々が,仲介者にどれ程の権限が,今後与えられるのかよく分からない,ということもおっしゃってますし,結論の導き方というのは,先ほどはゼロか100かというような一方が折れて,ということはないということも含まれてましたけども,となると,どうやってこう,いざ,どっちかに,あるいは第3のということも含めてですね,結論の出し方ですね。

(答)
 ですから,それが,もう少し意見の擦り合わせというのが進んでいったら自然と見えてくるものだと思うんですね。そこがもし,全く見えてないというふうに感じられるとしたら,そういうこと自体がやはり大きな課題なのではないかなというふうに思います。

(RCC)
 湯崎さんが知事として,こうしましょうという政治判断をする局面というよりも・・・

(答)
 ですからね,繰り返しになりますけども,私は判断をしようと思えばいつでもできます。それはある意味で言うと,こうです,というふうに決めればいいだけですから。ただ,それだと,過去の歴史の繰り返しになるんだと思うんですね,ということだと思うんですね。それはどっちにします,というふうに言ったとしても,過去の歴史の繰り返しに現状ではなりかねないと思うわけであります。なので,まだ,現時点では機が熟してない,ただ,これも繰り返し申し上げてますけども,段々と今,議論は深まってないと言いつつですね,1年前と今とを比べると,やっぱり随分進んでいると思うんですね。いろんなご意見出てますし,相違点,一致点というのが明らかになってきつつありますので。ただ,今,まだ仲介者がおっしゃっているのはですね,今はまだそれが相違点が明らかになったというだけで,相違点なら相違点とか,共通点なら共通点について意見を深め合うということがまだされてないということだと思うんです。そういったプロセスは,やっぱり経る必要があると思いますし,それについてはしっかりと議論を,両者の立場でしていただければですね,私は比較的早く,結論を得られるというか,議論が進むのではないかという期待は持ってます。

(朝日新聞)
 すみません。それに関連してですけれども,昨日の申し入れの中で,有岡副知事のほうからも,これからのプロセスとしては,擦り合わせ作業,その後,技術的な検討,その後,福山市長との協議等が想定されるのではないかというご発言もあったと思うんですが,今の知事のご説明をお聞きしていますと,住民協議会での話し合いそのものが当分これからも何回か必要であるというご認識なんでしょうか。

(答)
 当分というか,まず次回,総括的な意見のやりとりというのがあるわけでありまして,そこの中で,どれだけ今申し上げたような意見の交換ができるかということにもよるのかなと思ってます。

(朝日新聞)
 次回の〔3月〕20日が,協議会としての話し合いとしての区切りとなる段階ではないというご認識なんでしょうか。

(答)
 その中で,どれだけどういう姿勢で話し合いがされるのかによるのだと思います。
 ただ,物理的に時間的にそんな長い時間ではないので,次回だけで終わるか,もう少しかかるというのは,次回だけではちょっと難しいのではないかという気はいたしますけれども,ただそこは住民の皆さまがどういうふうに持っていかれたいかということに依存する部分がかなりあるんじゃないかと思います。

(朝日新聞)
 すりあわせというのは,私の認識の中では,仲介人の方が論点を整理するという作業が,住民の方を交えてということではなくて,協議が終わった後で仲介人の方が一定の時間を要して,必要な部分,必要でない部分というのを抽出するというかそういうまとめの作業をする時間と認識していたんですけれども・・・・

(答)
 皆さん,ちょっと何かこのプロセスについて,意図的に理解を拒絶されているのかどうか分かりませんけれども,ずっと私最初から申し上げているのは,さっきもご説明申しあげましたけれども,将来にわたって禍根を残さないということですね。つまり,自分のそれぞれの立場をそれぞれ表明して終わりということであれば,まさに立場が別れたままでどちらかに結論が無理やり決まって,自分と好ましくない結論になったら,無理やりと感じるわけですよね。
 自分がこんなに言ったのに,違う方になったとなるわけですよね。それが,将来の禍根の元ではないかと,今,申し上げているわけであって,意見を述べて,それはそれぞれの立場の意見を述べてそれを整理すれば終わりということであれば,あんまり進歩してないということになるんじゃないかと思うんですね。だからそうならないように,どうして違うのか,相手が言うことが理解できるのかと,どこが理解できないのかということまでも含めて議論して,最後は合わないかもしれませんけれども,そういう議論をして,初めてある程度の納得性というものが出てくるのではないかと思うわけですね。
 ですから,少なくともそのプロセスは経る必要があるんだと思うんです。

(朝日新聞)
 そうしますと,まだ,かなり時間がかかるというような印象を受けるんですが・・・

(答)
 いや,それは分かりません。最終局面で詰めていくことであって,本音のところで,立場をいうということではなくって,なぜこうなのかということを,しっかりと双方の議論を深めていくことが重要だと思いますし,それをやることが解決に向けての最も早道だと,私は思ってます。
 つまり,住民の皆様にいろんなお気持ちがあると思うんですね。それは何かというと,やはりこれまで20年間,それぞれ立場で,ずっとあったわけじゃないですか。それについては,全く歩み寄りがなかったわけですよね。20年間やってきたわけですよ。今,1年なわけですよ。これは,私はかなり加速したプロセスだと思ってますし,この1年の間でも後半に向けて加速している印象を持っておりますので,ある程度,議論が進んできましたので,それぞれの論点なりについて,しっかりとお互いの理解を深めるような努力というかそういう運用を,仲介の人にお願いしたいと思ってますけれども。

(朝日新聞)
 すみません。あと1つだけ。最終判断を知事がされる際に,福山市長と,トップ会談という形になるのかどうかは分かりませんけれども,何か意見調整を事前にされるようなお考えはあるんでしょうか。

(答)
 それは当然,福山市のまちづくりないしは福山市の中の道路の話ですから,県が一方的に決めるということはないと思ってます。

(幹事社:ホームテレビ)
 それでは,あと1問ほど,どちらかありますでしょうか。

(テレビ新広島)
 テレビ新広島の黒川です。よろしくお願いします。今の鞆の件に関連しまして,もうひとつ,推進派の方が昨日おっしゃられてたのが,協議会とは別に裁判の方は裁判で切り離して進めてもらいたいという話をされてたんですが,次回,24日に進行協議もあろうかと思うんですが,反対派の方が出されてる解決案と言いますか,バーター案のようなものですね,について県が何らかの回答をするのではないかというような話が出ているんですが,今の知事のお話を聞く限り,協議会を見守りたいので,裁判の方はこのまま審議をストップさせたままが望ましい,というようにも受け取れるんですが,その辺りいかがでしょうか。

(答)
 これは24日の進行協議に向けて,県として検討しておりますので,その時点で,最終的にどうするか,という判断をしたいと思ってます。

(テレビ新広島)
 それは反対派の住民が訴えを引き下げる代わりに,県の免許申請を取り下げてもらいたい,という解決案に対して,何らかの回答を,ということですか。

(答)
 そうですね。

(幹事社:ホームテレビ)
 いかがでしょうか。

(中国新聞)
 すみません,関連で1点だけ。昨日,計画の推進派の方が来られた時に,知事が以前の会見で,回答は3種類があると考えている,ということをおっしゃったと思います。そのうちの最後の1つが保留するといったようなことを挙げられたと思うんですが,それに関して,推進派の方は,それはもう選択肢としてはあり得ないというふうに強硬に反対されるようなお考えを示されたわけですが,これに関して知事はどういうふうにお答えになりますか。

(答)
 そのご意見は理解をしておりますので,それも踏まえて検討したいと思っております。

(幹事社:ホームテレビ)
 ありがとうございました。それでは時間も過ぎておりますので,これで記者会見を終わりたいと思います。ありがとうございました。

(知事)
 ありがとうございました。


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