平成27年5月30日(土曜日),尾道市因島大浜町で磯の生き物調査講習会・観察会を開催しました。
前日まで晴れ予報だったものの,当日の朝は曇りのち雨予報に・・。開催できるか心配しましたが,何とか雨も降らなかったので,曇り空の涼しい中で観察することができました。
当日は,事前に申し込みをいただいた約40名の方にご参加いただきました。
まずは,福山大学内海生物資源研究所(マリンバイオセンター)に集まって講義。
福山大学生命工学部の南教授から磯の生き物や観察する時の注意点について説明を受けました。
その後,近くの磯に移動し,生き物の見分け方などを学ぶ「調査講習会コース」と磯の生き物に親しむ「観察会コース」に分かれて調査・観察を行いました。
調査講習会コースは南教授,観察会コースは同じく福山大学の阪本准教授指導の下,皆さん熱心に質問しながら生き物を探していました。
現地には様々な生き物が棲んでいました。その一部をご紹介します。
(→カメノテ)
(→ウノアシガイ)
「瀬戸内海の海岸生物調査マニュアル」を使った調査の結果,この磯の水質の評価は「B きれいな海」であり,生物環境の評価は「A 大変豊か」という結果になりました。
アンケート結果では,楽しかったというご意見を多くいただくことができました!
7月末には,宮島で同様の調査講習会・観察会を計画していますので,いただいたご意見を参考に,更によいものにしたいと考えています!
最後に,ご参加いただいた皆様,南先生,阪本先生,ご協力いただいた皆様,どうもありがとうございました。