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2014年9月30日 将来の必須アイテム?CO2見える化ソフトウェアを開発中です。

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年9月30日更新

地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量が増えています。
広島県では地球温暖化を防ぎ,低炭素社会を構築することを目標として
掲げて,様々な取組をしています。
その一環として中小企業向けに,CO2排出量の見える化を容易にする
簡易的なLCAソフトウェアの開発を行っています。

LCA(ライフサイクルアセスメント)とは

「原材料の採掘→製造→廃棄」といった製品の一生涯において,
環境への影響(例:CO2, NOx, 廃棄物など)を定量的に評価する手法のことです。
例えば,電気自動車は走行時にはCO2を排出しませんが,電気自動車を工場で
作るときにはどうでしょうか。また,廃車になり解体されるときにはどうでしょうか。
それらを評価するツールがLCAです。各段階での環境影響を明らかにすることで,
環境側面の改善点を明らかにすることができます。
LCA概要

国際動向

世界的に見てみるとLCAを活用した様々な規格が整備されてきています。
代表的なものとしては,温室効果ガスの排出量をCO2に換算して「見える化」する
CFP(カーボンフットプリント)があります。
これは日本でもラベル化されているため,添付されている商品を見たことがある方も
いらっしゃるかもしれません。CFPは国によりラベルが異なるため,海外
例えばタイ,台湾,韓国などに行かれた際は探してみてください。
ご参考までに各国のラベルのURLを記載しておきます。

タイ :http://thaicarbonlabel.tgo.or.th/carbonfootprint/ (現在閉鎖中)
台湾:https://cfp.epa.gov.tw/CARBON/DEFAULTPAGE.ASPX
韓国:https://www.cfp-japan.jp/ministry/korea.html

CFPの表示マークの例

近年では欧州を中心に,水の使用量などCO2以外の項目も含めたEFP(環境フットプリント)
なども整備されつつあります。また,製品レベルではなく企業活動全体の組織レベルでの
評価手法の規格化も検討されています。

環境情報開示の分類

このように,現時点で法制化までは至っていないものの,LCAを活用した環境影響の
評価を求める動きは強くなってきており,また,EFPは将来的な義務化も検討されているため,
海外に製品を輸出する企業,その企業に納品している企業にとっては対応が非常に
重要となってくると考えられています。

1) 出典:「一般社団法人産業環境管理協会 JEMAI-LCA研修」資料

LCAソフトウェア

LCAを実施する市販のソフトウェアはいくつかありますが,
高度で専門的な知識が必要であるため,金銭的および人員的に
負担が大きく中小企業では実施が困難となっています。
そのため私たちは,専門的な知識がなくても容易に導入できる,
簡易的なLCAソフトウェアの開発を行っています。
広島県では産業部門からのCO2排出量が7割を占め
全国平均よりも高い状況にあるため,このLCAソフトウェアを
使用してもらいCO2排出量を削減することができれば,
県全体のCO2排出量削減対策として大変有効であると考えています。
興味をお持ちの方は,ぜひ下記問い合わせ先までご連絡ください。

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