9月1日(インターン6日目)
午前中は保健環境センターへ見学に行きました。
保健環境センターは総務企画部,保健研究部,環境研究部の3つがあります。今回は主に環境研究部での業務の説明と研究施設の見学をしました。
行政支援として,大気・水環境の常時監視,瀬戸内海の水質調査,アスベストのモニタリング調査などを行っていました。
研究開発として,県内の自動車関連製造業へのLCA(ライフサイクルアセスメント)導入に向けての研究,環境中の有害化学物質の包括的迅速探索システムの開発などを行っていました。
技術支援として,依頼検査,共同研究,競争的資金応募研究を行っていました。
アスベストの観察もさせてもらいました。基準の大きさのものを見つけ出す,地道な作業でした。
学校の実験で使ったことのある器具から初めてみる機器までたくさんあり,似たような機器の中で必要に応じて使い分けることが重要であること,
センターの方々の研究によって私たちの安心・安全が得られていることを知りました。
9月2日(インターン7日目)
午前中は竹原市にある広島県栽培漁業センターへ行きました。
カキ,ヒラメ,オニオコゼなど9魚介類の種苗生産を行っていて,栽培漁業の定着と発展のために活動されていました。
写真はホタテ貝の殻にカキの幼生をくっつけたものです。黒い点々が幼生です。
また,このセンターに隣接しているメガソーラー発電も見学しました。メガソーラーとは出力が1,000 kW以上の大規模な太陽光発電のことです。
午後からは三原市にある宮浦浄水場へ見学に行きました。
宮浦浄水場にはマイクロ水力発電設備があります。
マイクロ水力発電は出力が100 kW程度以下の小規模な水力発電設備のことで,水が高いところから低いところへ流れ落ちる自然エネルギーを利用しています。
メガソーラー発電やマイクロ水力発電など再生可能エネルギーを利用した発電設備がもっと普及するべきだなと感じました。