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7月28日は「世界肝炎デー」

印刷用ページを表示する掲載日2024年1月17日
世界保健機関(WHO)は、平成22(2010)年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を“World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。

これにより、平成24(2012)年度から日本でも7月28日を“日本肝炎デー”と定めました。
また、毎年7月28日を含む月曜日から日曜日までの1週間を“肝臓週間”とし、全ての方に対して、肝炎に関する正しい知識の普及啓発に取り組むこととしています。

一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けましょう

肝臓は、「沈黙の臓器」といわれ、肝炎ウイルスに感染していても、最初のうちはほとんど症状がありません。
日本国内には、肝炎ウイルスに感染していてもそれに気づいていない方は、少なくとも、B型肝炎で約110万人、C型肝炎で約90万人いると推計されています。
広島県内には、B型肝炎で約33,500人、C型肝炎で約12,300人いると推計されています。
治療しないままでいると、肝がんなど重篤な病に進行する可能性があります。
実際に、日本の肝がん死亡者の半数以上はB型・C型肝炎ウイルスが原因です。
重症化を防ぐためにも、早期発見・早期治療が重要です。

肝炎ウイルス検査を受けるには?

職場の健康診断(オプションで追加が必要な場合が多い)、地域の住民健診、保健所や医療機関で受けることができます。
検査は採血のみで、採血後1~2週間後には検査結果を知ることができます。
詳細は次のリンク先から確認してください。
血液検査
健康診断などを受けた時によく聞くAST(GOT)やALT(GPT)は、肝炎を発症しているかどうか調べる検査で、肝炎ウイルスに感染しているかどうかは分かりません。
肝炎ウイルス検査は、HBs抗原やHCV抗体などの検査項目になり、オプションとして追加して受けることが多い項目になります。
健康診断(血液検査)
基本的な検査(肝臓の状態を見る検査)

AST
ALT

オプション検査(肝炎ウイルス検査)
※ご自身で追加する必要あり

HBs抗原(B型)
HCV抗体(C型)

 

肝炎ウイルスについて学んでみませんか?

健康への第一歩は、まず「知ること」です。
みなさまの肝炎への理解を深める一助とするために、広島県ではクイズ形式のページを作成しました。
この機会に、少しでも多くの人に肝炎ウイルスについての知識を深めていただけると幸いです。

令和5(2023)年度 肝臓週間

令和5(2023)年7月24日(月)から令和5年(2023)年7月30日(日)

肝炎デー関連イベント実施報告2023

街頭啓発活動

正しい知識の普及啓発のため、肝炎クイズの開催や肝炎ウイルス検査の受検促進を目的に啓発資材を配布しました。
駅の街頭啓発では、特任肝疾患コーディネーターや広島大学等の皆様にご協力いただきました。

日時:マツダスタジアム球場
場所:5月25日

マツダスタジアム啓発①   マツダスタジアム啓発②

日時:福山駅
場所:7月27日

福山駅集合 福山駅配布

日時:広島駅
場所:7月28日

広島駅集合  配布

特任肝疾患ひろしまコーディネーターの活動

各所属先でリーフレット配布や特設会場の設置、肝炎ウイルス検査の実施をするなど様々な活動が実施されました。また、広島大学病院で丸うちわを作成し、各特任肝疾患コーディネーターやひろしま肝疾患コーディネーターに配布され、啓発活動に取り組みました。

特任肝疾患コーディネーター

広島西医療センター 東広島医療センター 
(左:広島西医療センター、右:東広島医療センター)

土谷総合病院 福山市民病院 マツダ病院
(左:土谷総合病院、中央:福山市民病院、右:マツダ病院)

安佐市民病院 広大 中電前
(左:安佐市民病院、中央:広島大学病院、右:中電病院)

ひろしま肝疾患コーディネーター

JR広島病院 緑風会薬局 町内会イベント
(左:JR広島病院、中央:緑風会薬局、右:B型肝炎訴訟広島原告団)

その他

その他に取り組んだ啓発活動についてまとめています。

令和5年度第1回肝炎対策協議会資料3-1:肝臓週間を中心とした普及啓発活動 (PDFファイル)
資料3-2:自治体での普及啓発活動 (PDFファイル)

肝炎デー関連イベント実施報告2022​

啓発ポスター「肝炎ウイルス検査 説明しましょう 聞きましょう」作成

肝臓週間に合わせて,特任肝疾患コーディネーター連絡協議会と広島県が協同で啓発ポスターを作成しました。
肝炎ウイルス検査結果の説明と受診勧奨は医療機関にとって義務であること及び
患者自身にも肝炎ウイルス検査結果を聞いていただきたいという思いが込められています。
2022年度 肝炎デー啓発ポスター (PDFファイル)

肝炎ウイルス検査説明しましょう聞きましょう.jpg

令和4年度の特任肝疾患コーディネーターの取り組みについて
「啓発活動を実施したいが何をしたら良いか?」迷われている方がおられましたら,
ぜひとも参考にしてください。
R4日本肝炎デー特任肝疾患Co活動事例紹介について (PDFファイル)
特任肝疾患Co活動事例紹介①特任肝疾患Co活動事例紹介②
R4日本肝炎デー特任肝疾患Co活動内容について(詳細) (PDFファイル)

街頭啓発活動

​​肝炎ウイルス検査で早期発見,早期治療により肝がんになるリスクを下げられることを伝え,
県民に肝炎ウイルス検査を受けてもらうこと及び差別・偏見を解消するべく,正しい知識を普及することを目的に,啓発資材を配布しました。

  • 日時 6/28 15:00~
  • 場所 マツダスタジアム球場
    マツダスタジアム球場での配布の様子
    他課と合同で啓発資材を1500部配布しました。
  • 日時 7/28 9:30~
  • 場所 広島駅北口ペデストリアンデッキ 
    集合写真配布している様子
    広島大学の学生さんやB型肝炎訴訟広島原告団の方など,1000部の啓発資材配布にご協力をいただきました。
    新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めながら実施しました。

その他

その他に取り組んだ啓発活動についてまとめています。
令和4年度第2回肝炎対策協議会資料3:肝炎デーの啓発活動について (PDFファイル)

肝炎デー関連イベント実施報告2021

啓発動画の放映

マツダスタジアム・広島銀行・広島産業会館・ふくやま産業交流館にて次の動画を放映しました。
厚生労働省ホームページ「健康家族 知って,肝炎 15秒バージョン」
〈放映期間〉7月~8月

啓発ポスター「肝炎デー 検査いつでも 受けれるでー」の作成

肝臓週間に合わせて,特任肝疾患コーディネーター連絡協議会と広島県が協同で啓発ポスターを作成しました。
また,ひろしま肝疾患コーディネーター※が在籍する各医療機関などにおいて,肝炎ウイルス検査受検を促進する取組が実施されました。
主な取組内容は次のとおりです。
・院内での肝炎ウイルス検査受検勧奨(ポスター掲示,リーフレット配布)
・啓発資材の着用(マスク,Tシャツ)
各機関でのとり取組の詳細はこちら
R3日本肝炎デー啓発活動実施結果(特任Co所属機関) (PDFファイル)
肝炎ウイルス検査受検啓発ポスター (PDFファイル)
肝炎ウイルス検査受検啓発ポスター

啓発活動3
※ひろしま肝疾患コーディネーターについて
広島県ホームページ「ひろしま肝疾患コーディネーターとは」

肝炎デー関連イベントの実施報告2020

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため,大規模なイベントは行いませんでした。
 医療機関に所属する肝疾患コーディネーターなどが個別に医療機関内で啓発を行いました。ソーシャルディスタンスを確保した上で啓発資材を配布したり「肝炎ウイルス検査の記録」カードを配布したり,積極的な活動が行われました。
 肝炎デーの啓発資材

肝炎デー関連イベントの実施報告2019

【資料展示】 B型・C型肝炎を知ろう

 広島県立図書館と連携して,肝炎に関する資料展示を行いました。
 世界・日本・広島の肝炎に関する出来事をまとめた年表や資料の展示のほか,肝炎に関する図書館の本の展示・貸出を行いました。

 資料展示の様子 図書の貸し出しも行いました 肝炎デーで使用しているグッズの展示
 県内で使用しているグッズやチラシなども展示しました。

街頭啓発活動

  • 日時 7/26 10:00~
  • 場所 広島駅南口広場

 肝炎デー集合写真 駅前での啓発の様子 ニュースでもとりあげられました。
 広島大学の学生さんや特任肝疾患コーディネーターの方など約20名で啓発を行いました。
 テレビの取材があり,お昼のニュースで取り上げていただきました。

 また,7月中はマツダスタジアム内アストロビジョンで肝炎に関するムービーを試合前の時間に流しました。

県内医療機関での啓発活動

 広島県内の様々な医療機関でも肝炎デーにあわせて啓発活動が行われました。

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