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平成26年度ひろしまの森づくり事業の取組実績

印刷用ページを表示する掲載日2015年8月24日

 「ひろしまの森づくり県民税」を使って,森を守り育てる「ひろしまの森づくり事業」が県内各地で取り組まれました。

 平成26年度の成果

平成26年度は,

  • 環境貢献林整備を1,040ha
  • 里山林整備を196ha
  • 延べ25,165人の森林保全活動への支援等

に取り組み,「県民参加の森づくり」を推進しました。

(実施内容の詳細については,ページ下部の【ダウンロード】から確認できます。)

モーリーからのメッセージ

取組実績

補助金事業

1 事業内容

事業名事業内容

環境貢献林整備事業

間伐による人工林(スギ・ヒノキ)の健全化や,風雪被害木の伐倒整理など

県産材消費拡大支援事業県産材を使用した住宅の新築を支援
木質バイオマス等利用促進事業木質バイオマスの利用促進を図るため,木材チップの運搬経費を助成

 森林病害虫被害対策事業

松くい虫被害を予防するための薬剤地上散布の実施

2 主な取組内容

環境貢献林整備事業【実績額 309,600千円】 17市町 1,040ha

  • 主要道路沿いや集落周辺のスギ・ヒノキの人工林の間伐
  • 災害の危険性の高い渓流付近,河川やダム周辺でのスギ・ヒノキの人工林の間伐
  • 風雪被害を受けた森林の被害木の伐倒整理

 森林の機能が低下した人工林を間伐して,森林を元気にしています。

北広島町環境貢献林

  

県産材消費拡大支援事業【実績額 110,801千円】 400戸7施設

 県産材を使用した住宅の新築に対して助成を行うことで,県産材の利用を促進しました。

住宅以外の建築物の内装木質化等へ助成しました。

住宅木造化県産材消費内装木質化県産材拡大

 木質バイオマス等利用促進事業【実績額 4,000千円】 2,000㎥

 次世代エネルギーとして注目される,木質バイオマスの利用促進を図るため,発電・燃料に使用する木材チップの運搬経費を助成しました。

森林病害虫被害対策事業【実績額 24,080千円】 8市町 27ha

松くい虫の被害が広がらないように,薬剤散布の地上散布を行いました。

交付金事業

 1 事業内容

事業名

事業内容

里山林整備事業

里山林や都市近郊林等を対象に,土砂災害防止,鳥獣被害防止,自然とのふれあい等を目的とした森林整備

里山保全活用支援事業

住民団体や企業等による里山林の保全活動等への支援

森林・林業体験活動支援事業

森林や林業について学ぶ森林・林業体験活動への支援

県産材利用対策事業

公共施設や学校施設への県産材製品の設置の支援

環境緑化支援事業

身近な生活環境の緑化の推進

2 主な取組内容

(1)里山林整備事業【実績額 167,415千円】 23市町 196ha

  • 集落周辺の放置された里山林を整備し,集落・自治会が継続的に管理
  • 主要道路沿いにある松くい虫被害の激甚な区域での被害木の処理
  • 集落周辺で拡大する竹林の伐採・整備
  • 野生鳥獣による農作物被害が発生している地域において,里山林等の除伐等を行い,イノシシなどが出てこないようバッファゾーンを整備
世羅町

里山林

(2)里山保全活用支援事業【実績額 8,696千円】 12市町

 住民団体等の企画・取組みによる里山林の保全

広島市f

(3)森林・林業体験活動支援事業【実績額 14,227千円】 16市町

小学生等を対象に,森林・林業についての現地体験型の学習会等を実施
呉市林業体験

(4)県産材利用対策事業【実績額 48,224千円】 15市町 

公共施設に県産材を使用した木製ベンチ等の設置
尾道市sd

(5)環境緑化支援事業【実績額 514千円】 1市町

地域住民と協働し公共施設の緑化活動を実施
東広島市s

(6)事業推進費等【実績額 10,924千円】 20市町

事業の透明性を確保するために設置する市町協議会運営費等

特認事業(交付金事業)

1 事業内容

事業名事業内容

地域資源保全活用事業

森林を地域の重要な構成要素ととらえ,住民団体等による自主的・継続的な森林保全活動を複数年にわたり支援

その他特認事業

市町域を超えた広域交流による森林・林業体験活動を行う場合や,市町への当初交付額を超えて県産材利用対策事業を行う場合など,特に必要と認められる事業

2 取組内容

(1)地域資源保全活用事業【実績額 100,320千円】 17市町

市町名

地区名

取組内容

竹原市大谷

住民グループが中心となって,大谷地区の里山林を整備することで景観保全を図り,環境学習の場としても活用します。
計画期間H25~26(2年間)

尾道市

高見山地域住民の方たちが主体になって,高見山周辺の荒れた森林を整備することで,山頂からの眺望と周辺景観の保全活用を行います。
計画期間 H24~H27(4年間)
福山市一乗山城跡地

史跡周辺の里山林を,地域の憩いの森として再生するため,森林を整備するとともに,学習会などを行います。
計画期間H25~27(3年間)

府中市亀ヶ岳住民団体が中心となって,継続的に森林保全活動を行うことで,森林機能の回復を図るとともに,林業体験活動や啓発活動を行います。
計画期間H25~27(3年間)

三次市

酒屋

地元自治会が主体となって,運動公園や美術館,保育園などの公共施設周辺の森林を整備して,森林散策や森林・林業体験が気軽にできる場を市民に提供できるようにします。
計画期間 H24~H26(3年間)

三次市品の滝

地元住民が中心となって,品の滝周辺の森林整備や利用促進施設等の整備などを行い,訪れる人々が安全・快適に森林散策や自然体験等ができるようにする。計画期間H26~H27(2年間)

庄原市田森地元自治会が中心となって,山頂付近の森林整備を行うことで,山頂からの眺望・森林利用者の安全を確保するほか,体験登山や森林体験など行い,郷土を大切にする意識の醸成を図る。 計画期間H26~H28(3年間)
大竹市大栗林地元自治会等が中心となって,継続的に森林保全に取り組んでいくことで,住民の方々に森林の持つ機能を学習してもらう場として提供する。 計画期間H26~H28(3年間)
東広島市小田地元自治組織等が中心となって,歴史遺産である小田城址の森林を整備し,自然と触れ合える環境を整備するほか,体験学習会などを開催し住民参加による森づくり活動を行います。
計画期間H25~28(4年間)
東広島市寺家一般財団法人が中心となり,保全活動を行うことで地元住民が安全に利用ができる場として提供するほか,植樹体験を行うことで森林と触れ合う機会を増やす。計画期間H26~H28(3年間)
廿日市市浅原地元住民及び沿岸部の住民が一体となり,「漁民の森づくり運動」をさらに発展させるため様々な保全活動を行います。
計画期間H25~27(3年間)
安芸高田市桑田地元団体が中心となって,倒木の整理や密集した森林の除間伐を実施することで,景観の保全や森林利用者の安全を確保する。計画期間H26~H28(3年間)
江田島市三高山

地元NPO法人が中心となって,山頂からの眺めの妨げになっている三高山(砲台山)周辺の荒れた森林を整備することで,地域の景観保全を行います。
計画期間 H24~H26(3年間)

江田島市陀峯山地元自治会が中心となって,陀峯山の山頂を森林整備を行うことで地元住民に瀬戸内の絶景を提供できる。 計画期間H26~H27(2年間)
熊野町土岐の城山住民団体と自治会等が連携し,町のシンボルである史跡周辺の山林を整備を整備し,地域一体となった保全活動を図ります。
計画期間H25~26(2年間)
安芸太田町上田吹

住民団体が主体となって,棚田を活かした景観の保全や野生生物との共生に配慮した森林整備を行います。
計画期間 H24~H26(3年間)

安芸太田町龍頭峡地元団体が中心となって,龍頭峡と悠久の森を結ぶ歩道の整備を行うことで,天上山付近に広がる自然環境を地元住民に提供できる。計画期間H26~H27(2年間)
北広島町有田地元住民が中心となって,有田城跡までの遊歩道整備及び山頂における景観維持のための除間伐などを行い,地域の宝である有田城跡の保全を行う。 計画期間H26~H28(3年間)
大崎上島町古江地元ボランティア団体が中心となって,作業道の新設や森林保全事業を実施することで,神社からの景観や地元住民の憩いの場として提供する。計画期間H26~H27(2年間)

世羅町

黒渕

地元NPO法人が中心となって,せら夢公園周辺の森林を整備して,町内外の参加者による林業体験イベント等を開催することで,地域の観光資源の活用を図ります。
 計画期間H24~H26(3年間)

神石高原町古川地元自治会が中心となって,歩道整備や滝周辺の森林整備を行うことで,地域住民の自然散策や児童等の学習の場として提供する。計画期間H26~H28(3年間)
大崎上島町特認竹原市特認

(2)その他特認事業【実績額 9,207千円】 3市町

 
事業区分市町名取組内容
その他廿日市市

新たな木材利用を推進するため,市内産県産材を使用した牡蠣イカダの製作を支援しました。

県産材府中町県産材利用を促進するため,トイレの新築に助成しました。
その他安芸太田町県産材利用を促進するため,牡蠣イカダ用の県産材使用に助成を行いました。
森林・林業安芸太田町第13回ひろしま「山の日」県民の集いを支援しました。
安芸太田町

筏

府中町特認(その他)

県民意識の醸成(広報活動等)

1 事業内容

県民の方々に対する森林・林業に関する意識啓発や事業内容等の情報提供など 

2 取組内容

啓発・広報活動等【実績額 17,544千円】

  • 街頭大型ビジョンでの事業紹介,バス停等でのポスター掲示,大型ショッピングモールにおける事業PR,ホームページによる事業PRなど
街頭大型ビジョン

 モーリー

a

街頭大型ビジョンでのPR

大型ショッピングモールでのPR

バス停等でのポスター掲示

ひろしまの森づくり基金の状況

 「ひろしまの森づくり県民税」は,ひろしまの森づくりのために使われます。使い道を明確にするために,税収相当額を「ひろしま
 の森づくり基金」に積み立て,毎年度所要額を取り崩して「ひろしまの森づくり事業」を実施しています。

H25年度末基金残高

基金積立額

基金取崩額

H26年度末基金残高

17,340千円

839,182千円

 825,415千円

31,108千円

関連情報

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