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「ひろしま『ひと・夢』未来塾」のはじめの一歩コース第5回講座(平成27年11月22日)を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年12月2日更新

シンボルマーク
 「ひろしま『ひと・夢』未来塾」のはじめの一歩コースの第5回講座を開催しました。
 

講義

・「地域資源を活かした仕事づくり」 講師 友廣裕一氏(一般社団法人つむぎや 代表)

友廣氏

友廣氏は,大学卒業後,「ムラアカリをゆく」と題して日本一周の旅を行い,全国70以上の農山漁村を訪ね,地域の暮らしに触れる中で,現地のさまざまな仕事を体験されました。その後は,水産物の直販に向けた仕組みづくり,地域の暮らしに触れるツアーなどを企画されていました。今回は,東日本大震災後に手がけられた牡鹿半島での取組について,説明していただきました。


東日本大震災の発生後,三陸沿岸地域の方とも関わりのあった友廣氏は速やかに宮城県に入り,緊急支援に奔走される中で,牡鹿漁協女性部の方々と出会います。漁業再開の目途が立たない中,彼女たちから「何か手仕事をつくれないか」という相談を受け,地域の人と一緒になって,漁網の補修糸でミサンガを作り,その販売に取り組みました。

 ミサンガづくり

また,牡蠣の養殖業が盛んだった牡鹿半島の牧浜地区では,牡蠣むきに携わる女性たちがいましたが,牡蠣処理場が被災し,仮説住宅等で暮らす単身の高齢者は孤立した状態になっていました。「震災前のように皆で集まって作業できるような仕事がしたい」という想いを聞いた友廣氏達は,地域資源を活かして何か取組ができないかと考えました。

牡鹿半島はその名のとおり鹿が群生している地域で,捕獲された鹿の角は特に利用されることもなく,保管されていました。これを活用できないかと友廣氏が検討を進める中で,地元の鯨歯の加工技術を持った方に出会い,いろいろな加工を試みます。その後デザイナーとの出会いもあり,地域の女性達が主体となって,輪切りにした鹿の角を利用したアクセサリーの制作を始めました。

 アクセサリー制作1 アクセサリーの制作2

アクセサリーのパッケージには地元の米袋を使い,制作した方の家の屋号の印を付け,つくり手のぬくもりが感じられる商品に仕上げました。雑誌「ソトコト」に取り上げられたことをきっかけに,OCICAブランドとして定着し,現在は国内外30以上の店舗で販売されています。
この取組により,「仕事」と「生きがい」,「コミュニケーション」をもたらす地域の女性たちにとって大切な作業場が維持されています。

 家の屋号入り 米袋のパッケージ

当日はこれらのアクセサリーを一部持参してくださいました。それぞれ,色や形,大きさが異なっており,塾生たちはじっくり見比べていました。

講義後,メイン講師の尾野氏から,「友廣氏は自然体に地域の人とつながって取組を始めていくことができるすごい人」とのコメントがありました。その言葉どおり,塾生たちは友廣氏から地域の方と自然体でつながり,「困りごと」,「やりたいこと」を引き出し,一緒になって取組を始めていく方法を学んだようです。

ワーク

今回は友廣氏も加わってワークに取り組みました。次回のプラン発表会に向け,実際のプレゼンテーションを想定し,資料をスクリーンなどに投影して説明を行ってみました。この結果,発表に当たっての資料の体裁や説明の時間配分を再考することとなった塾生も出てきました。
また,友廣氏から「うまく発表しようとすることよりも,具体的なコトを起こすことが大事」とのアドバイスがあり,発表会まで残り時間が少なくなりましたが,少しでも取組を進展させてみようという気持ちになった塾生もいたようです。

ワーク1 ワーク2


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